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iPhoneのテザリング設定と3つの接続方法を解説!【ドコモ・au・ソフトバンク】
テザリングはわざわざWiFiルーターを持ち歩かなくても、ちょっと出先でネットを使いたい!という時に便利なサービスです。
今回はテザリングの使い方や設定がよくわからない!という方のために、iPhoneでテザリングする方法や料金をご紹介します。
docomoでもauでもSoftBankでもやり方は同じです。サクッと設定を終わらせて活用してください!

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目次:
iPhoneのテザリングの基本

iPhoneを親機にしてテザリングをするには、「USB」、「Wi-Fi」、「Bluetooth」の3つの接続手段があります。それぞれの違いは以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
USB | ・通信速度が一番速い ・常に給電状態 ・設定がカンタン |
・USBを持ち歩く必要がある ・1台しかテザリングできない |
Wi-Fi | ・ケーブル不要 ・同時に5台まで接続できる |
・電池が消費しやすい |
Bluetooth | ・電池の消耗が少ない ・同時に5台まで接続できる |
・通信速度が一番遅い |
一番通信速度が速いのがUSBでのテザリング。次に速いのが、Wi-Fiで行うテザリングです。
通信速度が最も遅いのがBluetoothでのテザリングです。しかし、電池の消耗が少なくバッテリーに優しいというメリットがあります。親機側も子機側も電池消費を抑えてネット接続が可能になるというのがいいですね。
料金や申し込みは?
テザリングは契約している回線によって料金が異なります。
★ポイント
ドコモ・・・spモード加入でテザリング無料、申し込み不要
au・ソフトバンク・・・テザリング料金はプランによって異なる、申し込み必要
格安SIM・・・テザリング無料、申し込み不要で使えるものが多いが、iPhoneのシリーズにより対応の可否がわかれる
ドコモはspモード加入していればテザリングが無料で申し込みも不要で使えます。auとソフトバンクは契約中にプランによって利用料金が変わり、無料の場合と月額550円(税込)が必要な場合があります。また、事前の申し込みが必ず必要です。
また、ほとんどの格安SIMでも利用料無料でテザリングを利用できます。ただし、プランや端末によっては利用できない場合があります。とくに使用するiPhoneのシリーズによって対応の可否が分かれます。
おおよそiPhone 5s以降のiPhoneは格安SIMでもテザリングが使えますが、各MVNOの「動作確認済み端末」から持っているiPhoneがテザリングに対応しているのか確認してください。
ドコモ
ドコモの場合はspモードへの加入が必須です。spモードを契約していると「@docomo.ne.jp」というメールアドレスが使えるので、このアドレスを持っている人はテザリングが利用できます。
利用は月額330円(税込)。未加入の場合はドコモへ申し込む必要がありますので、詳細は公式サイトをご覧ください。
参照:
au
auではテザリングオプションの申し込みが必要です。通常月額550円ですが、下記のプランに契約している場合は無料で利用することができます(2019年9月時点)。
- 新auピタットプラン
- auピタットプラン(s)
- auフラットプラン7プラス
- auデータMAXプラン
- データ定額1/2/3/5
- ジュニアスマートフォンプラン
- カケホ(ケータイ)
- スーパーカケホ(ケータイ)
- VKプラン
- VKプランS
- VKプランM
- LTEプランS
- VKプラン
- シニアプラン
- データ定額1cp/3cp/5cp
- データ定額1cp(auスマホはじめるプログラム専用プラン)
- データ定額8/10/13
- データ定額cp(0.8GB)
※現在受付終了しているプランもあります。
参照:
ソフトバンク
ソフトバンクはテザリングオプションの加入が必要になります(「スマ放題 データ定額パック」の場合は自動適用)。
なお、契約プランに応じたテザリングの利用料金は以下の通りです(2019年9月時点)
契約プラン | 月額利用料 |
---|---|
データ定額 50GBプラス ミニモンスター データ定額 20GB/30GB/50GB データ定額スマホデビュー 家族データシェア 50GB/100GB 法人データシェアギガパック(50)/(100) |
550円 |
データ定額ミニ 1GB/2GB データ定額(おてがるプラン専用) データ定額 5GB データ定額S(4Gケータイ) |
無料 |
上記以外のプラン | 550円/月 (加入から2年間は無料) |
参照:
テザリングの設定方法
テザリングの違いを踏まえた上で設定方法をご紹介します。まずは「USB」、「Wi-Fi」、「Bluetooth」で共通する基本設定をおこないます。
iPhoneの初期設定ではテザリングはオフになっているので、必要なときにオンへ切り替えて利用しましょう。
ホーム画面の「設定」>「モバイルデータ通信」を選択します。

「モバイルデータ通信」をタップしてオンにします。

「設定」>「インターネット共有」を選択します。

「USB」のテザリング設定
「USB」でテザリングするには、USBケーブルをiPhoneとテザリングしたいデバイスに接続しましょう。
USBケーブルを接続したら「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されるので「信頼」をタップし、iPhoneのパスコードを入力する。


テザリング先の「ネットワーク環境の設定」から「iPhoneの名前」を探して選択すると接続が完了します。
iPhoneのテザリングでWindowsパソコンを利用するときは事前に「iTunes」をインストールしておく必要があるので注意が必要です。
「Wi-Fi」のテザリング設定
「Wi-Fi」のテザリングは無線LANルーターなどの接続と同じような方法で行えます。
まずはテザリング先のWi-Fiをオンにします。Wi-Fiアクセスポイントで「iPhoneの名前」を選択し、パスワードを入力します。
パスワードはテザリングするiPhoneの設定の「インターネット共有」>「“Wi-Fi”パスワード」から確認できます。


「Bluetooth」のテザリング設定
「Bluetooth」で接続するときは、iPhoneとテザリング先のBluetoothをオンにします。


iPhoneとテザリング先どちらにも数字が表示されるので、一致していれば「ペアリング」を選択します。



iPhoneのデバイスが「接続されました」になればOKです。
PCの設定(Bluetoothの場合)
Windows8.1で接続
Bluetoothで接続するには、パソコンとiPhoneのペアリングを行う必要があります。その代わり、Wi-Fi接続で使用するようなパスワードの入力はありません。
また、iPhoneの場合は、インターネット共有をオンにしておけば、Bluetoothテザリングも利用できます。

Windowsの画面右下にある、▲をクリックしてメニューを出し、Bluetoothマークをクリックします。表示されたメニューで「Bluetooth デバイスの追加」をクリックします。

「Bluetoothデバイスの管理」画面が現れるので、iPhoneのホスト名を選択し「ペアリング」をクリックします。

するとWindowsパソコンとiPhoneでペアリング番号が表示されます。コードが同じことを確認して、Windows側では「はい」をクリックし、iPhone側では「ペアリング」をタップします。

コントロールパネルの「デバイスとプリンター」の中に、iPhoneが携帯電話のアイコンで表示されます。

アイコンを右クリックをして、「接続方法」→「アクセスポイント」と選択すると接続が完了です。
Mac OS X 10.10で接続
MacでBluetoothテザリングを利用する方法を説明します。
ペアリングが必要といった基本的な手順はWindowsパソコンで利用する場合と同じです。あらかじめMac側のBluetoothをオンにしておきましょう。

画面上部にあるメニューバーのBluetoothのアイコンをクリックし、「”Bluetooth”環境設定を開く」をクリックします。

環境設定が開きiPhoneのホスト名を確認したら、「ペアリング」をクリックします。

MacとiPhoneの両方でペアリング番号が表示されます。コードが同じことを確認して、iPhone側で「ペアリング」をタップします。

最後に、Mac側の「”Bluetooth”環境設定」でiPhoneを選択し、「ネットワークへ接続」を選びます。
テザリングが繋がらないときには?
接続の設定をおこなってもテザリングができない場合は何点か確認してみましょう。
・接続機器のテザリングの対応有無を確認する
・テザリングのオン/オフをしてみる
・スマホの再起動をしてみよう
・モバイルデータ通信をオンにする
・接続上限の5台以上つなげていないか確認する
それでも繋がらない場合は詳しく解説している以下の記事をチェックしてみてください!
まとめ
自宅や職場などiPhoneを充電できる環境にいる場合は、USBやWi-Fiでのテザリングでも大丈夫ですが、外出先での接続は基本Bluetoothの方がいいと思います!
やはり消費電力を抑えられるという点が大きいですね。電池切れでiPhoneを使えなくなってしまったら元も子もありませんからね。
ただ、「容量の大きいデータを急ぎで送らなければならない」等、Wi-Fiでのペアリングを活用した方がいい場面に備えてスムーズにペアリングができるよう、あらかじめ一度でもテザリング接続を行っておくのが良いと思います。