白ロムって何!? これであなたも分かる!白ロム徹底解説!

白ロムって何!? これであなたも分かる!白ロム徹底解説!

あなたはスマホをいくつ持っていますか?

筆者はメインでスマホを3台運用しており、それ以外にもタブレット等も使用しています。しかしながら全て新品で購入したのではなく「白ロム」と呼ばれる端末を購入して運用しています。

今回は巷で良く耳にする白ロムについて解説いたします。
今まで分かっているようで分かっていなかった人も、ちんぷんかんぷんだった人もここで理解してお得なスマホ生活を送りましょう。

そもそも白ロムって何?

まず今回のタイトルにもありますが白ロムとはなんなのでしょうか?
白ロム」というのは「SIMカードが入っていない端末」の事を言います。要は電話番号のないスマホやガラホを白ロムと呼びます。
反対にSIMカードが入っている端末、電話番号のある端末を「黒ロム」と呼びますよ! 黒ロムはあんまり言いませんが白ロムと合わせて覚えておくと良いと思います。白か黒かSIMがあるかないかです!

ちなみに「赤ロム」という言葉も存在します。
これは端末を毎月分割で購入している場合で(割賦と言います)分割で支払い中に端末を売却し、更には分割代金を支払わない場合、ケータイキャリアはその端末自身をネットワーク制限をかけ通信出来ないようにします。この状態を赤ロムと呼びます。
赤ロムになるとSIMを入れても通信出来なくなってしまいます。また赤ロムの設定はスマホ1台1台に割り当てられたIMEIという固有の番号を使用して制限をかけているんです!

そもそも白ロムって何?

話を戻しまして、今あなたが持っているスマホのSIMカードを外せば白ロムとなる訳です。
という事は「白ロム」の端末を入手出来れば最新の端末でも古いレアな端末でもいつでも自分のSIMカードを挿して使う事が出来るようになります。

更には格安SIM等を契約して白ロムに挿せば2台持ちも可能となる訳です。これが白ロムの人気の秘密だと筆者は思っています。

白ロム端末はどこで入手すればいい?

白ロムについては理解出来たと思いますが、ではどこで手に入れればよいのでしょうか?
入手にはいくつか方法がありますが、その多くは「中古のスマホショップ」で購入するのが一般的です。

中古のスマホショップ

もしくはオークションサイトやフリマサイトで購入するという方法もあるかと思います。中古スマホ販売店をまとめた記事がありますので是非参考にして下さい。コレ以外ですと家族や知人のお下がりを譲ってもらうという方法もありますね!

白ロム端末の購入の際の注意点は?

白ロム端末を購入する際に注意して欲しい点は、何と言っても「赤ロム」にならないかだと思います。
最近はどこのショップでも赤ロム保証をしてくれるようです。赤ロム保証は購入から無期限で赤ロムになった場合、同じ製品か同等品に交換してくれる保証です。この赤ロム保証は必ずチェックして下さいね。

保証が大事

特にオークションサイトやフリマサイトで購入する際は個人間取引なので赤ロムになった場合はどうすることも出来ませんので注意が必要です。

下記リンクからネットワーク利用制限の確認が出来るので購入前にIMEIをチェックしましょう。

NTTドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
au:ネットワーク利用制限携帯電話機について
ソフトバンク:ネットワーク利用制限携帯電話機について

利用制限が○の場合は支払い済み。利用制限が△の場合は支払い中。
利用制限が✕の場合は通信制限中(赤ロム)状態となります。
△の場合は赤ロムになる危険性があるので注意しましょう。
逆に✕の場合でも、この後に契約者が支払いを済ませば○に変わる事もあります。

白ロムって保証はあるの?

白ロムにはもちろん新品未使用品もありますが、基本中古品が多いです。そこで気になるのが「保証」ですね。
勿論メーカー保証は1年付いておりますので、保証書が付属している場合は中古品の保証書を確認しましょう。iPhoneであればシリアル番号から保証の確認が可能です。

Appleの保証期間確認サイト

メーカー保証以外では中古スマホの販売ショップ独自の保証などがあります。
こちらについても中古スマホ購入店舗記事に載せていますので参考にしてみて下さい。ちなみに白ロム端末でも中古保証は是非加入しておいた方が良いと筆者は思っています。特にメインで使用するなら尚更です。家族に持たせる場合も落下破損等よくあるので加入を是非検討しましょう。

白ロム端末の注意点は?

メリットばかりの「白ロム」ですがデメリットも勿論存在します。まず最初に解説した赤ロムになる可能性があるという点です。こちらは十分に気をつけておかなければなりません。中古購入の際は「赤ロム保証」のチェックをしましょう。

次にSIMロックです。
白ロムと言えどSIMロックはかかっておりますので、例えばNTTドコモの白ロムであればNTTドコモのSIMしか使用出来ません。auの白ロムであればauのSIMもしくはmineoやUQMobile等のSIMしか使えないんです。

SIMロックは大丈夫?

例えばソフトバンクの白ロム端末にNTTドコモやauのSIMは使えません。これはSIMロックがかかっているからです。SIMロックを解除することで使える場合もありますので、詳しくはSIMロック解除の記事を参考にしてみて下さい。

白ロムを売る時の注意点は?

新しいスマホを買った際に古いスマホを売ることも多いと思います。購入だけでなく、白ロムを売る場合の注意点もご紹介します。

まずはスマホの【バックアップ】を取りましょう。
iPhoneであればiCloudやiTunesでPC/Macにバックアップをとります。Androidの場合もGoogleアカウントにバックアップをとりましょう。バックアップが取れましたら【初期化】をします。
次に端末から【SIMカードを抜き取ります】。この時Android端末の場合でMicroSDを挿せる端末の場合は忘れずにMicroSDも抜き出しましょう。
最後に付属品のチェックをして買い取り店に持っていく形です。

白ロムを売るときの注意点

最近はオークションやフリマアプリで自分で売却する人も増えていますが、いずれの場合も付属品は価格を左右するので購入時の付属品はすべてとっておくと良いです。

まとめ

最後に今回の記事のおさらいです。
「白ロム」とはSIMカードが入っていない端末の事を指し白ロムに自分のSIMカードを挿せば使用する事が可能です。
このSIMカードが入り使用できる状態を「黒ロム」と呼びます。
分割代金を支払わずキャリアから通信制限をかけられた端末を「赤ロム」と呼びます。

中古の白ロム端末の入手方法としては中古のケータイショップやオークション、フリマなどがあり、いずれも新品購入するより遥かに安く購入可能です。

購入する際は赤ロム保証があるか、中古保証に入れるかは重要なポイントなので必ず押さえておきましょう!

そして購入する白ロムがどのキャリアのものかきちんと確認しておかなければなりません。
例えばNTTドコモの白ロムにSoftBankのSIMカードを挿しても使用出来ませんからね。
この場合はSoftBankの白ロム端末、もしくはSIMフリー端末が必要になりますよ!

白ロムだと中古で良いものがあったり、国内販売されていない海外端末が使えたり(要技適の確認)、昔使っていた思い出のスマホを再び使用出来たりと実に様々な楽しみ方が出来ます。
また格安SIMを購入して気軽に2台持ちをしたり、子供や両親に初めてのスマホとして持たせる事も出来ますね。白ロムの活用はこれからも増えていくと思います。

今まで白ロムを知らなかった人は是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか?きっとお得なスマホライフが送れると思いますよ!

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

こんち

こんち

未来型ガジェッター・デザインラボ・スマフォトグラファー

プロフィール

2014年からシンプルなガジェットやテクノロジーに関するブログ「コチラボ」を運営中。新しいテクノロジーやデザインの製品に興味があり発信しています。

最近は自作や修理も意欲的に行っており技術記事も発信していこうと思っています。

モバレコでは、2016年から活動しており主にiPhoneの設定記事が最近では多いです。
iPhoneはじめスマホを深く使いこなして欲しいと思っています。
またトラブルシューティング等も得意なので皆さんの「困った」や「これが知りたかった」、「こんな使い方が出来るんだ」と言った部分を紹介していきたいと思います。

モバレコ以外のメディアでも、ちょこちょこ活動しています。

得意カテゴリー

iPhone・アプリ・スマホ・アクセサリ・SIMカード

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