注目機種「HTC U11」を徹底レビュー!美しいデザインと新しい操作方法を採用した自信作

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注目機種「HTC U11」を徹底レビュー!美しいデザインと新しい操作方法を採用した自信作

HTCのフラッグシップモデル「HTC U11」は7月7日にSoftBankから、7月14日にauから発売されました。光の反射を活かした美しいガラスボディと、本体を握って操作できる新機能が大きな特徴です。HTCの挑戦が随所に見られる面白い機種に仕上がっています。

前モデルの「HTC 10」は完成度が高く、手堅い優等生という印象でした。グローバルモデルをほぼそのまま日本市場に投されたのに対し、「HTC U11」は防水防塵とおサイフケータイに対応しています。それでは詳しく見ていきましょう。

目次:

【外観・デザイン】神秘的な美しさを放つ新しいデザイン

本体デザイン

前面

前面
タッチセンサーのホームボタンに指紋センサーを搭載

タッチセンサーのホームボタンに指紋センサーを搭載
背面

背面
左側面には何もなし

左側面には何もなし
右側面にはボリュームキーと電源ボタン

右側面にはボリュームキーと電源ボタン
上部にはマイクとnanoSIMカード+microSDカードスロット

上部にはマイクとnanoSIMカード+microSDカードスロット
トレイはSIMピンで取り出すタイプ

トレイはSIMピンで取り出すタイプ
下部にはスピーカー・マイク・USB Type-Cポート

下部にはスピーカー・マイク・USB Type-Cポート
手に持ったところ手に持ったところ

手に持ったところ

前面と背面にエッジ部分が丸みを帯びている3Dガラスを採用しており、角がなく滑らかな手触りに仕上がっています。また、全方位対称のフォルムでどの角度から持ってもホールドしやすくなっています

リキッド・サーフェイス デザインとカラーバリエーション

液体のように滑らかで立体感があり、角度によって表情を変えるリキッド・サーフェイス デザイン

液体のように滑らかで立体感があり、角度によって表情を変えるリキッド・サーフェイス デザイン

屈折率の高い素材を重ねることにより、見る角度によって複雑に色が変わるリキッドサーフェス デザインを採用しています。艶やかですが、ただの光沢素材とは一線を画します。この魅力、写真では100%伝えることができません。ぜひ一度実物を、様々な角度から見てほしいです。

日本モデルは4色展開

日本モデルは4色展開

auからはサファイア ブルーとブリリアント ブラック、SoftBankからはアメイジング シルバー・ブリリアント ブラック・アイス ホワイトが発売されています。キャリアによって購入できるカラーが異なる点は注意してください。

グローバルモデルは5色展開

グローバルモデルは5色展開

海外で販売されているモデルは、国内で発売されている4色にソーラー レッドが加わり、5色展開となっています。このソーラー レッドは、もともと日本向けに作られたものらしいのですが、記事執筆時点で国内では未発売です。光を当てると金色に輝く真紅のボディは魅力的なだけに、日本で出ていないのは残念です。

iPhone 7 Plusとサイズ感・質感を比較

HTC U11とiPhone 7

ブリリアント ブラックのHTC U11(左)とジェットブラックのiPhone 7 Plus(右)

どちらもディスプレイサイズは5.5インチです。本体サイズはHTC U11の方がやや縦が短くなっています。iPhone 7 Plusの背面はフラットでHTC U11はカーブしているため、持ちやすさではHTC U11に軍配が上がります

同じ光沢感のある素材ですが、並べて比較してみるとリキッド・サーフェス デザインの特徴がわかると思います。ブリリアント ブラックのHTC U11は、光に当たるとやや黄味がかった色に反射します。

【スペック】さすがフラッグシップモデル!高速なレスポンスが気持ちいい

HTC U11 スペック情報(参照:au 製品ページ / SoftBank 製品ページ
サイズ 高さ 約154 × 幅 約76 × 厚さ 約8.3〜9.7mm
OS Android 7.1 Nougat with HTC Sense
重量 約170g
SoC Qualcomm Snapdragon 835 Octa-core
(2.36~2.45GHz Quad-core+1.9GHz Quad-core)
RAM 4GB
ROM 64GB
外部メモリ microSD™ SDXC
バッテリー容量 3,000mAh
ディスプレイ 約5.5インチ 2,560×1,440(WQHD)
カメラ アウトカメラ 約1,200万画素
インカメラ 約1,600万画素
カラー au版:サファイア ブルー・ブリリアント ブラック
SoftBank版:アメイジング シルバー・ブリリアント ブラック・アイス ホワイト
試供品 SIM取り出しピン・USB-Cハイレゾイヤホン・クリアケース・USB-C to 3.5mmデジタルジャックアダプタ
備考 Quick Charge 3.0・防水・防塵(IP67)・おサイフケータイ

急速充電技術「Quick Charge 3.0」で、充電し忘れていても短時間で回復できます。また、かざすだけで決済や乗車券、ポイントカードなどして使えるおサイフケータイに対応しています。

AnTuTu Benchmark v6.2.7のベンチマークスコアGeekbench 4のベンチマークスコア

AnTuTu Benchmark v6.2.7とGeekbench 4のベンチマークスコア

SoCには現時点で最高の性能を誇るSnapdragon 835を搭載しています。処理速度では従来機種と比較して20%アップしつつ省電力化され、動作時間は延びているとのこと。ベンチマークアプリではハイスコアを出しており、性能はトップレベルです。何をしてもストレスなく快適に使えるでしょう。

【特徴・機能】個性が光る「HTC U11」の特徴と機能をピックアップ

エッジ・センス

握ると画面のサイドが青く反応する

握ると画面のサイドが青く反応する

スマートフォンは手に持って使うものですから、握るのはもっともシンプルで直感的な動作と言えます。本体の側面に感圧式のセンサーが内蔵されており、「短く握る」または「長く握る」動作をトリガーに操作できます。感度は上々で使いやすいです。ただ、端末自体が少し大きいため、手が小さいと操作性が低下すると思います。

エッジ・センスの設定画面

エッジ・センスの設定画面

握った時の動作は7数類から選択できますが、もう一工夫ほしいというのが正直な感想です。例えばカレンダーアプリで握ると予定の作成、Twitterではツイート画面に遷移するなどアプリによって挙動が変わるとさらに便利になるのではないかと思います。

発売記念でエッジ・センスの使い方ネタを募集

発売記念でエッジ・センスの使い方ネタを募集(引用元

エッジ・センスはHTC U11から搭載された新しい機能で、用途に関してはメーカーもまだ手探りな状態だと思います。使い方ネタを募集し、良いアイディアがあれば採用していこうという姿勢は高く評価したいところ。今後エッジ・センスの動作が増えれば、握るという操作が使える場面も増えてくるでしょう。

HTC Uソニック・ハイレゾ

付属イヤホンで利用できる機能が秀逸

付属イヤホンで利用できる機能が秀逸

付属の「HTC USonic ヘッドフォン」を接続すると、HTC Uソニック・ハイレゾが利用できます。これには2つの特徴的な機能があります。まず、周囲の雑音を消すアクティブ・ノイズキャンセレーション機能で音楽に没頭できます。もうひとつは、ソナーのように音の反響で耳の構造を解析する機能個人の耳の中の形合わせて音域と音量を最適化します

上部の受話スピーカーと下部のスピーカーでステレオ感のあるサウンドを楽しめるBoomSound Hi-Fiスピーカーもアップグレードされています。上部のスピーカーは高音・中音領域の表現力がアップし、下部のスピーカーは低音域をクリアに響かせるように構造が刷新されました。

高音質なハイレゾ音源の再生に対応するだけでなく、耳の構造による聴こえ方の違いにアプローチしているのは面白いですね。実際に作成したプロファイルの適用前と適用後で比較してみると、音が鮮明に聴こえるようになりました。

HTC センス・コンパニオン

ユーザーに合わせてAIが様々な候補を提案する

ユーザーに合わせてAIが様々な候補を提案する

HTC センス・コンパニオンでは、バッテリー充電アラート、パフォーマンス・ブースト、天気アラート、フィットネス・パートナー、おすすめスポット、おすすめランチ、おすすめルートが利用できます。筆者は利用期間が短すぎたため、候補はありませんでしたが、予定に合わせて充電を促したり、天気から服装を提案してくれたりします。

モバイルVR端末「LINK」

HTC U11で利用できる革新的なモバイルVR端末

HTC U11で利用できる革新的なモバイルVR端末

簡易的なモバイルVR端末は目の前に大きなスクリーンがあるイメージですが、6DoF(Six degrees of freedom)に対応しているLINKは、VR空間内に入り込んだような感覚で動き回ることができます。これを実現したのはLINKが世界初で、既存のモバイルVR端末とは別次元の没入感が得られます。

HTCはPC向けのVRシステムとしてViveを展開しており、VRの分野では先進的な技術を持っています。それをモバイル向けに転用したのがLINKで、スマートフォンでありながらPCのVRシステムに近い体験ができるというわけです。

auオンラインショップでは42,984 円(税込)、SoftBankオンラインショップでは32,184円(税込)で販売されています。空間認識デバイスやコントローラも含まれているため、妥当な価格ですが、手軽に購入できる価格ではないですね。しかし、他のスマートフォンにおまけで付属しているものなどとは全く違う本格的なVRを楽しめます

【カメラ】世界最高評価のカメラ性能をチェック

HTC U11のカメラについて

1,300万画素のメインカメラ

1,300万画素のメインカメラ

HTC U11のカメラは、世界的なカメラ評価機関「DxOMark」のモバイル端末部門において、世界最高評価の90スコアを獲得しました。新機能の「音声フォーカス」は、4箇所に配置されたマイクで3Dオーディオを録音でき、対象の被写体にズームインしてその音だけを増幅することができます

全てのピクセルを位相差AFに利用する「Uウルトラスピード・オートフォーカス」は、高速で正確なピント合わせを実現。また、シャッターラグなしで複数枚の写真を撮影してテクスチャーと色を強調する「HDRブースト」を搭載しており、このテクノロジーは動画撮影にも応用されています。さらに、3次元ノイズリダクションではノイズを除去してクリアな動画を撮影できます。

様々なテクノロジーで綺麗に撮影できるように工夫されています。その折り紙つきのカメラ性能を、実際に撮影した写真で見ていきましょう。全てオートモードで撮影しました。写真をクリックまたはタップすると大きなサイズで表示されます。

作例で性能をチェック

HTC U11 カメラ作例:植物

ひまわりの筒状花(中央部分)まで緻密に捉えている
HTC U11 カメラ作例:植物

背景のボケが被写体を強調
HTC U11 カメラ作例:接写

蝉の抜け殻を接写

高精細で色鮮やかな写真を撮影できました。ボケ具合もいい感じですね。マクロ撮影では、一発でビシッとピントが合いました

HTC U11 カメラ作例:チキン南蛮

チキン南蛮
HTC U11 カメラ作例:スカイツリーハラミ

スカイツリーハラミ
HTC U11 カメラ作例:原始肉

原始肉

チキン南蛮はバリッとした衣とタルタルソースのもったりした感じが伝わってきます。巨大な肉塊は重厚感と肉々しさをうまく捉えています。そして何より、シズル感があって美味しそう。

HTC U11 カメラ作例:4倍のデジタルズームで鳥を撮影HTC U11 カメラ作例:4倍のデジタルズームで鳥を撮影

4倍のデジタルズームで鳥を撮影

デジタルズームは最大4倍まで。かなり寄れますが、さすがに4倍までズームすると粗さが目立ちますね。2倍程度が実用的だと思います

HTC U11 カメラ作例:暗めの店内で撮影

暗めの店内で撮影

スポット照明のみの暗い店内で撮影しました。水槽はライトアップされていて、かなり明暗差がありましたが、しっかりHDRが効いています。

HTC U11とiPhone 7を比較HTC U11とiPhone 7を比較

HTC U11(左)とiPhone 7 Plus(右)で夜の井の頭公園を撮り比べ

ほぼ真っ暗なシチュエーションではHTC U11の方が明るくて彩度高めになりましたが、少し無理に明るくしようとしているように感じます。こんな時はプロモードで調整するとイメージ通りに撮影できると思います。

評価まとめ

HTC U11

HTCの最新モデルをレビューしました。いかがでしたか? 本体の質感、スペック、オーディオ機能、カメラ性能など全てがハイレベルで満足度の高い1台ですが、ポイントはやはりリキッド・サーフェイス デザインとエッジ・センスです

iPhone 7 PlusXperia XZ PremiumGalaxy S8/S8+など背面が光沢の機種はありますが、リキッド・サーフェス デザインはそれらと違う美しさがあります。新たな操作方法として登場したエッジ・センスの使い勝手は良好で、今後はもっと用途が増えてより便利になると思います。

最後に、個人的に推したいのがLINKです。スマートフォンのVRとしては革新的なので、ぜひHTC U11と一緒に購入して体験して欲しいと思いますが、価格がネックになるでしょうか。auとSoftBankで価格に差がある理由はわかりませんが、SoftBankユーザーでなくでもSoftBankオンラインショップを利用できるので、安価な方で購入するのがおすすめです。

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HTC U11

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

マイナーなガジェットを追いかける変態端末愛好家。変わったものと新しいものはとりあえず買ってみるをモットーに活動中。