WiMAX2+対応ルーター「WX03」を快適に使うために押さえておきたい9のこと

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: ガイド

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WiMAX2+対応ルーター「WX03」を快適に使うために押さえておきたい9のこと

UQコミュニケーションズから発売中のWiMAX2+対応モバイルルーター「WX03」。4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)およびキャリアグリゲーションを使い、下り最大440Mbpsの高速通信に対応。また大型バッテリー搭載で長時間の使用にも耐えるモデルです。

この記事ではWX03を快適に使うことを目的として、購入後にぜひ押さえておきたい操作方法や設定項目を9つ、厳選して紹介します。これだけ覚えればほぼ困ることはないはずなので、ぜひともチェックしてみてください。

目次:

WiMAX WX03の設定01:Wi-Fi情報を確認する

まずはいちばん基本となる、WX03にスマホやPCといったデバイスを接続するためのSSIDやパスワード、すなわち“Wi-Fi情報”の確認方法。

WX03では必要に応じて2つのSSID(プライマリーSSID/セカンダリーSSID)が使えますが、ここではもっとも使用頻度が高い1つ目のSSID(プライマリーSSID)を例に紹介していきます。

Wi-Fi接続時に必要なSSIDとパスワードは、WX03に初めて電源を入れ、初期設定を進めていく中で、画面にて確認できます。

初期設定の途中で画面に表示される

初期設定の途中で画面に表示される

また初期設定が済んだ後は、【メイン画面】→【情報】→【Wi-Fi情報】の順に開くと、こちらでも確認が可能です。

【Wi-Fi情報】の画面

【Wi-Fi情報】の画面

新しく接続するデバイスを設定する場合は基本的にSSIDとパスワードの手入力・設定が必要となります。SSIDとパスワードを暗記までしなくとも、どこから確認できるかはしっかり覚えておきましょう。

スマホならQRコードを読み取るだけで設定できる

デバイスをWX03にWi-Fi接続する場合、SSIDとパスワードは手入力・設定が基本となります。しかし接続するデバイスがAndroid OSやiOSを搭載するスマホ・タブレットであれば、専用アプリを使ってQRコード読み取るだけで簡単に設定がおこなえます。

ここではAndroid OSを搭載したスマホを例として說明します。

まずはGoogle PlayからWX03のWi-Fi設定専用アプリ「AtermらくらくQRスタート for Android」をダウンロード・インストール。

設定専用アプリ「AtermらくらくQRスタート for Android」

設定専用アプリ「AtermらくらくQRスタート for Android」

続いてWX03のメイン画面から【設定】→【簡単無線設定】→【らくらくQR】の順に進みます。あとは画面にQRコードが表示されるので、それをスマホにインストールした専用アプリで読み取りましょう。

WX03の画面にQRコードを表示させる

WX03の画面にQRコードを表示させる
専用アプリで読み取るとWi-Fi情報が表示される。【設定適用】を選べばOK

専用アプリで読み取るとWi-Fi情報が表示される。【設定適用】を選べばOK

これでスマホにWi-Fi情報が保存され、以降は簡単に接続が可能になりました。

WiMAX WX03の設定02:クイック設定ウェブで初期設定をおこなう

この後に説明する項目も含め、WX03の設定を細かくいじる際に使うのが「クイック設定ウェブ」。このページを使うためには初期設定が必要です。

まずは「WX03」にWi-Fi接続したスマホを用意。スマホのブラウザを開き、クイック設定ウェブ(http://192.168.179.1/)のページへアクセスします。

クイック設定ウェブの初期画面

クイック設定ウェブの初期画面
スクロールして下へ進み【詳細設定TOPへ】を選ぶ

スクロールして下へ進み【詳細設定TOPへ】を選ぶ

詳細設定のTOPページへ進もうとすると、管理者パスワードの設定を求められます。これが初期設定ですね。使用するパスワード(任意)を確認も含めて2回入力します。

管理者パスワードの設定を求められる。任意で設定しましょう管理者パスワードの設定を求められる。任意で設定しましょう

管理者パスワードの設定を求められる。任意で設定しましょう

【設定】をタップすると、さきほども見た初期画面に戻ります。同じ流れで【詳細TOPへ】を選ぶと、今度は管理者アカウントのユーザー名とパスワードを求められます。ちなみにユーザー名は「admin」で共通。パスワードは先ほど設定した内容ですね。

クイック設定ウェブで初期設定クイック設定ウェブで初期設定

先ほども見た画面。再び【詳細設定TOPへ】を選ぶと……
クイック設定ウェブで初期設定

今度はユーザー名とパスワードを求められるので入力

ユーザー名とパスワードを間違わずに入力できれば、認証がおこなわれ、クイック設定ウェブのメイン画面が開きます。

WiMAX WX03の設定03:SSIDとパスワードを変更する

WX03を使う際、Wi-Fi情報として使うSSID(Wi-Fiスポット名)は初期状態だと適当な文字の羅列になっています。これを覚えて使うのもアリですが、覚えるのは大変なはず。もしそう感じるならば、Wi-Fi接続時に使うSSIDとパスワードも任意のものに変更してみましょう。

クイック設定ウェブにログインしたら、メイン画面から【無線LAN設定】→【無線LAN設定】の順に選択。するとSSIDとパスワードの管理画面が開きます。

ややこしいが【無線LAN設定】の中の【無線LAN設定】を選ぶ

ややこしいが【無線LAN設定】の中の【無線LAN設定】を選ぶ
SSIDとパスワードの管理画面

SSIDとパスワードの管理画面

画面をスクロールして下へと進むと、SSIDとパスワードの欄が変更できるはず。ここで必要に応じて、それぞれを自分が覚えられる任意のものに変更してみましょう。変更ができたら【設定】を選ぶことも忘れずに。

ネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)を変更し【設定】を選ぶ

ネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)を変更し【設定】を選ぶ
「変更はすぐに反映される」旨のメッセージが出る。問題なければ【OK】を選択

「変更はすぐに反映される」旨のメッセージが出る。問題なければ【OK】を選択

するとWX03へのWi-Fi接続に使っていたSSIDとパスワードが変わったため、スマホが一度WX03から締め出されます。慌てずスマホのWi-Fi設定画面を開き、今任意で指定したSSIDとパスワードを使ってWX03に再接続しましょう

SSIDとパスワードを変更

【OK】を押すとすぐに変更は反映。WX03から締め出されるが、慌てず新しい情報で再接続する
SSIDとパスワードを変更

無事スマホをWX03に再接続したら、先ほどの画面を再表示して更新。もとの画面に戻った

元の画面に戻れたら、あとはネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)の欄が任意で指定した内容に変わっていることを再確認。【設定】を選びましょう。

SSIDとパスワードを変更

任意で入力した内容に変わっているか再確認。問題なければ【設定】を選ぶ

すると次の画面にて「設定を保存するか」尋ねられます。あとは【保存】を選べばSSIDとパスワードの変更は完了です。

次の画面で【保存】を選べば設定の変更が完了

次の画面で【保存】を選べば設定の変更が完了
保存後はクイック設定ウェブのメイン画面に戻る

保存後はクイック設定ウェブのメイン画面に戻る

WiMAX WX03の設定04:本体を初期化する

一つ前に説明したSSIDやパスワードの変更など、設定を変更していく中で変なところを触ってしまい、動作がおかしくなるケースもあるかもしれません。またパスワードを誤って設定したり、忘れてしまったり、ログイン自体ができなくなるケースも考えられなくはありませんよね。

そこで最終手段として覚えておきたいのがWX03を初期化する方法

手順はとくに難しくなく、WX03のメイン画面から【設定】→【メンテナンス】→【初期化】と選ぶだけです。

これでWX03本体も、クイック設定ウェブで触った内容も、すべてきれいさっぱり初期化できますよ。

WiMAX WX03の設定05:Bluetoothで接続する

WX03に接続する方法してルーターとして使用する方法には、「Wi-Fi接続」、「Bluetooth接続」が用意されています。一般的に通信速度はWi-Fi接続のほうが速いですが、バッテリーの消費が緩やかなのはBluetooth接続。

速度はそこまで求めないけど、1度の充電で使える時間はなるべく長くしたい。そういった場合はBluetooth接続の方法を確認しておきましょう。

まずはWX03のメイン画面から【情報】→【Bluetooth情報】を選び、Bluetooth接続を行なう際に探すWX03に割り当てられた名前を確認。

スマホからBluetoothでWX03を探す場合はこの名前を目印にする

スマホからBluetoothでWX03を探す場合はこの名前を目印にする

次にWX03のメイン画面から【設定】→【LAN側設定】→【LAN側無線選択】の順に選択。【Bluetooth】にチェックを付けます。これでWX03のBluetooth機能が有効化されます。

【Bluetooth】の項目にチェックをつける

【Bluetooth】の項目にチェックをつける
少しの待ち時間の後、WX03のBluetooth機能が有効に

少しの待ち時間の後、WX03のBluetooth機能が有効に

続いて三度WX03のメイン画面を開き【設定】→【Bluetooth設定】→【Bluetoothペアリング】と進みます。これでWX03はBluetoothのペアリング待機状態に。

【Bluetoothペアリング】を選ぶとペアリング待機状態に

【Bluetoothペアリング】を選ぶとペアリング待機状態に

あとはスマホのBluetooth設定画面からWX03を探し、ペアリングを始めましょう。

スマホのBluetooth設定画面からWX03を探す

スマホのBluetooth設定画面からWX03を探す
Bluetoothで接続する
Bluetoothで接続する

無事見つかるとスマホとWX03の両方に確認コードが表示される。内容が同じであれば両方の端末で【OK】あるいは【はい】を選択
この画面がでればペアリング完了

この画面がでればペアリング完了

ひとつ注意点としてBluetoothを使ってWX03をネットに接続する場合、Wi-Fi接続機能は無効化されます。「スマホはBluetooth接続でいいけど、パソコンはWi-Fiで!」といったことを同時にすることはできない、ということですね。

Bluetoothのペアリング情報はスマホに一度保存すれば、削除しなければ基本は残り続けますので、使う可能性があればまず設定だけ済ませておくと、とっさの場面でもよりスームズに切り替えできることでしょう。

WiMAX WX03の設定06:動作モード(省電力モード)を変更する

通信モード(Wi-Fi接続 or Bluetooth接続)と同様、WX03のバッテリー保ちに影響を及ぼすのが動作モード(省電力モード)。WX03では「通信速度重視」「バランスよく」「動作時間重視」を3つのモードで選べます。

WX03のメイン画面から【設定】→【ECO設定】→【省電力モード】と進みましょう。ここでモードが3つから選択できますよ。

通信速度重視の「ハイパフォーマンス」、バランス重視の「ノーマル」、省電力重視の「エコ」

通信速度重視の「ハイパフォーマンス」、バランス重視の「ノーマル」、省電力重視の「エコ」

例えばWi-Fi接続時の連続通信時間(メーカー公表値)で見ると、ハイパフォーマンスモードとノーマルモードでは160分(2時間40分)の差、ノーマルモードとエコモードでは140分(2時間20分)の差があると記載されています。つまりハイパフォーマンスモードとエコモードだと使用できる時間には300分(5時間!)の差があるということ。

高速通信に対応する点はWiMAX2+の大きな魅力ですが、日常においてストレスなく使うためにも、自分の用途に適したモードを設定したいものですね。

WiMAX WX03の設定07:画面の明るさを調整する

WX03本体で情報確認や設定変更をおこなう場合、シーンによっては画面の照度が足らず、見づらく感じる可能性も。そこで画面の明るさを変更する方法も確認しておきましょう。

WX03のメイン画面から【設定】→【ディスプレイ設定】→【輝度調整】と進むと、画面の明るさを3段階から選べます。

明るさは「明るい」「普通」「暗い」の3段階から選ぶ

明るさは「明るい」「普通」「暗い」の3段階から選ぶ

ほかにも画面表示に感する設定として、画面点灯時間も好みに応じて調整しておくとよいかもしれません。こちらは【設定】→【ディスプレイ設定】→【点灯時間】にて、15秒~120秒(4段階)から選択できますよ。

WiMAX WX03の設定08:メイン画面にデータ使用量を表示する

WX03のメイン画面にはデータ通信量を表示できる機能が備わっていますが、初期状態ではこの機能が無効化されています。

データ通信量が表示されない

データ通信量が表示されない

パッと手軽に確認したい場合は、こちらも忘れず設定を。

WX03のメイン画面から【設定】→【データ通信量設定】→【データ通信量表示機能】と進み、あとは「どの周期でカウントした情報を表示するか」を選びます。

集計は「3日」と「1ヶ月」のいずれかから

集計は「3日」と「1ヶ月」のいずれかから
「1ヶ月」で設定してみると、通信量が表示された

「1ヶ月」で設定してみると、通信量が表示された

WX03を使う際、どちらかといえば気になるのは、速度制限が設けられている直近3日間での通信量でしょうね。1ヶ月の通信量を把握するといった明確な目的がなければ、まずは「3日」で設定しての使用がオススメです。

WiMAX WX03の設定09:専用アプリを設定する

最後は製品レビュー時にも紹介した、WX03をより便利に使うためには欠かせない存在・専用アプリの設定方法と使い方をかんたんに解説します。

専用アプリにログインする

アプリはGoogle Playなどの公式アプリストアにて「NEC WiMAX 2+ Tool」と検索すれば見つかるはず。

Android OS用のアプリダウンロードページ

Android OS用のアプリダウンロードページ

アプリをスマホへダウンロード・インストールしたら、まずはスマホをWX03に接続。WX03の画面が消灯していることを確認して、アプリを起動しましょう。ちなみにWX03の画面が点灯している状態では、アプリ側からの操作はできません。意外と「あれ?」となりやすいポイントなので、覚えておいてくださいね。

アプリを起動すると管理者アカウントのユーザーIDおよびパスワードの入力を求められます。この記事の2番目の項(クイック設定ウェブで初期設定をおこなう)で設定した情報をそのまま入力すればOKです。

アプリ初回起動時(あるいはアプリログアウト後)はユーザーIDとパスワードを求められる

アプリ初回起動時(あるいはアプリログアウト後)はユーザーIDとパスワードを求められる
ユーザーIDとパスワードを入力後、画面右上の【保存】を選ぶ

ユーザーIDとパスワードを入力後、画面右上の【保存】を選ぶ
専用アプリのメイン画面

無事ログインできれば、専用アプリのメイン画面が表示される

専用アプリに無事ログインできました。

専用アプリでの操作方法

専用アプリではWX03の状態(電波状況/接続中のデバイス数/バッテリー残量など)を確認できるほか、アプリからリモートでWX03の設定を変更することも可能です。

設定を変更する場合は、メイン画面の右エリアで変更内容を選び、左エリアのボタンを押して適用します。

ここでは参考までに、Wi-Fi接続時に使用する周波数を2.4GHz帯から5GHz帯に変更する際の流れを載せておきますね。

専用アプリでの操作方法

変更内容を選択(①)し、適用する(②)
専用アプリでの操作方法専用アプリでの操作方法

5GHz帯の使用が法的に認められているのは屋内のみ。注意書きをよく読み、先に進む
専用アプリでの操作方法

5GHz帯へ変更。WX03側でも設定を変更するため、一度スマホとの接続が切れる
専用アプリでの操作方法

少し待つとスマホが自動でWX03に再接続。画面上のメッセージも変わったので表示を更新してみると……
専用アプリでの操作方法

無事5GHz帯に変更できた

通信に使用する周波数帯などを変更する場合は、変更時に一度スマホとWX03の接続が切断され、設定変更後に再接続という流れになります。

「設定変更を試すと毎回接続が切れるけど、故障?」とならないよう、設定をいじる際は慌てず、少し気長に待ってみてくださいね。

まとめ

普段からスマホを使い慣れている人でも、Wi-Fiルーターの設定となると、意外と不安は多く感じるもの。そのため今回もかなり細かく書いたつもりです。

高速で通信でき、バッテリー保ちにも優れる、魅力あふれるWiMAX2+ルーター「WX03」。その魅力を存分に味わうためにも、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。