WiMAX 2+ルーター「WX04」レビュー。より安心・安定して使える1台ヘ

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: ガイド

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WiMAX 2+ルーター「WX04」レビュー。より安心・安定して使える1台ヘ

UQコミュニケーションズより2017年11月に発売された、WiMAX 2+対応のモバイルルーター「WX04」。

4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)とキャリアアグリゲーション(以下、CA)による下り最大440Mbpsの高速通信に加え、今作では念願のau 4G LTEが使える「ハイスピードプラスエリアモード」にも対応。

またNECプラットフォームズ製のWiMAXモバイルルーター(WXシリーズ)の特徴である大型バッテリーも、容量がさらに大きくなりました。

今回はUQコミュニケーションズ「WX04」の外観デザイン、通信機能、モバイルルーターとしての扱いやすさを中心に、同機種の特徴・魅力を紹介します。

目次:

シンプルかつ要所を押さえたうれしいデザイン

WX04はNECプラットフォームズ製のモバイルルーター。

搭載するバッテリーは前作よりさらに容量が増え3,200mAhに。しかしサイズアップは最小限に押さえたコンパクトなサイズを維持。シンプルなデザインも見た目における特徴です。本体カラーはアクアブルーとクリアホワイトの2色展開。

今回はクリアホワイトを用い、まず外観デザインから見ていきましょう。

前面:画面は2.4型でタッチ操作対応の液晶ディスプレイ
前面:画面は2.4型でタッチ操作対応の液晶ディスプレイ
背面:リアカバーはメタリックカラー
背面:リアカバーはメタリックカラー
上面:電源ボタンとストラップホールを配置
上面:電源ボタンとストラップホールを配置
右面:リアカバー取り外し用の溝が確認できる
右面:リアカバー取り外し用の溝が確認できる
下面:デバイスとの有線接続や充電に使う端子はUSB Type-C規格
下面:デバイスとの有線接続や充電に使う端子はUSB Type-C規格
左面:こちらには何もない
左面:こちらには何もない

クリアホワイトは前面から側面にかけての色が白、背面(リアカバー)がメタリックカラーのツートンデザイン。リアカバーはつや消しが施され、落ち着きもありシンプルな質感です。

WX04(左)とiPhone 8(右)
WX04(左)とiPhone 8(右)

3,200mAhのバッテリーを搭載することで、本体重量は前作から18g重くなりました。ただ手にしても気になるような“ずっしり感”はナシ。モバイルルーターとして、気軽に持ち歩けます。

リアカバーを外したところ
リアカバーを外したところ
バッテリーの下にSIMカードスロットがある
バッテリーの下にSIMカードスロットがある

リアカバーを開閉でき、バッテリーの着脱(交換)に対応。SIMカードもリアカバーとバッテリーを外して差し込みます。ただでさえ大きな容量のバッテリーを備えますが、予備バッテリーも準備しておけば、長時間外出する際にも安心です。

前作より大きくなった点にはストラップホール活用で対処したい
前作より大きくなった点にはストラップホール活用で対処したい

上面の右上にあるストラップホールも便利に活用したいところ。操作時に手から落とさないように。あるいは長いストラップを付けて首から下げれば紛失予防にもつながります。サイズや重量だけでなく、設計にも扱いやすさへの意識が感じられますよ。

モバイルルーターとしての使いやすさをチェック

モバイルルーターとしての使いやすさをチェック

安定した速度・広がった通信エリアで通信品質はストレスなし

WX04は4対のアンテナで同時にデータを受信する4×4 MIMO、複数の帯域(電波)を束ねて一度に受信できるデータ量を増やすCAなど、通信の高速化につながる技術を複数サポート。

WiMAX 2+のみを使う「ハイスピードモード」では下り最大440Mbpsの通信が可能です。

また(国産メーカー製WiMAXルーターとして)初めて、WiMAX 2+とau 4G LTEを併用する「ハイスピードプラスエリアモード」にも対応。こちらも下り最大440Mbpsの高速通信が可能です。

通信回線の契約を考える際、まず気になるポイントといえば「通信速度」「通信エリア」「通信の安定性」などの「通信品質」。そこで早速スピードテストで通信速度を測定してみることに。

ハイスピードモードで測定した通信速度
ハイスピードモードで測定した通信速度
ハイスピードプラスエリアモードで測定した通信速度
ハイスピードプラスエリアモードで測定した通信速度

各通信モードにおけるスピードテストの実施結果は上の写真のとおり。今回筆者が試した環境(宮城県仙台市内)では、ハイスピードモードでの下り速度が40~60Mbps。ハイスピードプラスエリアモードでの下り速度が30~40Mbps程度となりました。

ちなみに朝・昼・夕・夜と時間帯を変えてみたり、日をあらためてみたり、異なるシーンで試してみましたが、速度自体に大きな違いは感じず。日時を問わず、上記速度で安定して使うことができました。

最大速度としてアピールされる「下り最大440Mbps」を強く意識すると、実行速度との差は大きいためガッカリしてしまう可能性は高いかもしれませんね。ただ実際にスマホやパソコンを接続して使ってみると、体感で通信品質にストレスを感じることはありませんでした。

今作での大きなポイントはやはり、前作では非対応の「ハイスピードプラスエリアモード」に対応したことでしょう。

とくにWiMAX 2+で使われる電波は周波数の特性上、障害物に遮蔽されやすい“弱点”を持っています。この点を、障害物も回り込んでつながりやすい特性を持つauのプラチナバンドで補助できることは、間違いなく使い勝手の向上をもたらします。

加えてWX04にはWiMAX 2+モバイルルーター全体の中でも初搭載となる新機能「ワンタイムHS+Aポタン(ワンタイムハイスピードプラスエリアボタン)」も。

ロック画面のボタン長押しで、一時的にハイスピードプラスエリアモードへ
ロック画面のボタン長押しで、一時的にハイスピードプラスエリアモードへ
ロック画面のボタン長押しで、一時的にハイスピードプラスエリアモードへ
ロック画面のボタン長押しで、一時的にハイスピードプラスエリアモードへ

WiMAX 2+だけでは繋がりにくい場合に活用したいハイスピードプラスエリアモードですが、ハイスピードプラスエリアモードでの通信量が7GBを超えると、通信モードを問わず、月末まで送受信最大速度が128kbpsとなる速度制限が設けられています。

この速度制限にひっかかることを防ぐために搭載されたのが「ワンタイムHS+Aボタン」です。WX04本体が「休止状態」「電源オフ」「再起動」「ワンタイムHS+A起動後に約10時間経過」のいずれかの条件を満たすと、自動で「ハイスピードモード」に切り替わる仕組みになっています。

“うっかり”ハイスピードモードへの変更を忘れてしまい、月半ばにして速度制限に。こんな辛い場面に遭遇する機会を大きく減らす、とても魅力ある機能です。

またWX04では他に「ビームフォーミング」と呼ばれる通信技術にも対応。接続しているデバイスとの距離、位置を判断し、電波を集中的に発射。通信の効率を高める工夫も取り入れられています。

1日しっかり使える大容量バッテリーがイイ

モバイルバッテリー選びにおいて「通信品質」とともに欠かせないポイントが「バッテリー保ち」でしょう。どんなに広いエリアで使えても、どんなに高速で通信できても、一度の充電で使える時間が短ければ使う人にとって大きなストレスになります。

WX04では3,200mAhの大容量バッテリーを搭載。製品ページで仕様を確認してみると、性能を最大限引き出す動作モード「ハイパフォーマンスモード」利用時の連続通信時間はハイスピードモードで約490分(8時間10分)。ハイスピードプラスエリアモードでも約480分(8時間)と記載されています。また休止状態での連続待受時間はウェイティング状態で50時間(約2日)です。

この公表値に対して実際のところはどうなのか。以下の条件で数日使い、バッテリー保ちを確認してみました。

  • 動作モードは「ハイパフォーマンスモード」で固定
  • 通信モードは「ハイスピードプラスエリアモード」で固定
  • スマートフォン2台を常時、またパソコン1台を作業時に接続

毎日自宅を出るタイミングで、バッテリーを100%充電したWX04にスマートフォンを2台接続。また外出中には6時間のPC作業をおこなっています。

自宅を出発~帰宅までは約10時間。これを数日繰り返してみましたが、この使い方だと帰宅時のバッテリー残量が10%未満という結果になりました。

ギリギリ……と感じるかもしれませんが、ルーターの電源を付けたまま、かつスマホを接続したままで10時間使えると考えると、バッテリー保ちのよさは十分です。

万が一これで物足りないという場合には、予備のバッテリーを用意しておいて交換する方法、またパソコンで作業する時はUSBケーブルで接続し充電しながら使う方法、など使い方も複数考えられます。

遠隔でWX04を操作できる専用アプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」もスマホ向けに用意されているので、アプリを使ってこまめにWX04を休止させ、バッテリーを延命させることも可能です。

専用アプリは各アプリストアからダウンロード・インストールできる
専用アプリは各アプリストアからダウンロード・インストールできる

単体でもモバイルルーターとしてストレスなく使えるバッテリー保ちを備え、必要に応じてさらに一工夫できる仕組みやアプリも揃っている。場所を問わず使えることが魅力のモバイルルーターを、より安心・安定して使える設計であると感じることができます。

最大速度や画面の視認性はさらなる進化に期待

利用できる通信モードが増え、バッテリー保ちも良好。魅力が多いWX04ですが、使ってみる中では「今後の課題」も見つかります。

ひとつは最大通信速度が先行して発売中の他機種より劣ること。

Huawei Technologies(華為技術/ファーウェイ)製WiMAX 2+モバイルルーター「W04」では新たに「256QAM変調方式」と呼ばれる通信の高速化技術に対応。WiMAX 2+単体での下り最大速度が580Mbpsまで引き上げられています。

しかしWX04ではこの256AM変調方式には対応していません。W04が2017年2月に発売された機種であることを考えると「WX04も256QAM変調方式に対応してほしかった」というのが正直なところ。

また屋外使用時における画面の視認性にも今後の課題を感じます。

画面のあかるさを最大にしても、日差しが強い場合には見づらく感じた
画面のあかるさを最大にしても、日差しが強い場合には見づらく感じた

スマートフォンに比べると本体サイズが小さく、画面照度調整も3段階とシンプル。視認性の課題はWX04だけに限らず、過去にレビューしてきたWX03やW04でも感じていたポイントですが、“モバイル”して使うモバイルルーターの場合の特性を考えると今後のさらなる進化を期待したくなります。

まとめ:WiMAX 2+をより安心・安定して使える1台

前作同様、4×4 MIMOとCAを組み合わせ、下り最大440Mbpsの通信に対応。加えてau 4G LTEが使える「ハイスピードプラスエリアモード」も使えるようになり、利用できるエリアが広がったWX04。

最大通信速度はW04に劣るものの、高い通信品質とロングバッテリー性を備えることで「WiMAX 2+をより安心・安定して使える」WiMAX 2+モバイルルーターに仕上がっています。

シーンを問わず、とにかく日々安定してWiMAX 2+を使いたい。そんな人にはまさに、WX04はオススメ間違いナシの1台です。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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