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iPhone Xへの機種変更前に気をつけておくべき8つのポイント・お得に機種変更をする方法を解説!
※Appleオンラインストア、キャリアの公式オンラインショップでの販売は終了しています。
この記事ではiPhone Xへの機種変更前に気をつけておくべき8つのポイントから、お得に機種変更をする方法を解説します。
iPhone Xより前のシリーズを現在使用しているiPhoneユーザーにも、前モデルからどういった点が変化したのかを踏まえて解説していきます。
iPhone Xへの機種変更を検討中の方は必見です。
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予約開始日:2022年3月11日(金)
22:00~
発売開始日:2022年3月18日(金)
目次:
iPhone Xはいくら?キャリアの機種変更価格をチェック

まずは、少しでもお得に機種変更をする為にも、ドコモ・au・ソフトバンクでの販売価格を比較します。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
64GB | 64GB | 64GB | |
端末価格 | 116,640円 | 128,160円 | 109,440円 |
割引適用時 | ▲38,880円 ※スマホおかえしプログラム適用時 |
▲64,080円 ※アップグレードプログラムEX適用時 |
▲54,720円 ※半額サポート適用時 |
実質負担額 | 77,760円 (3,240円×24回) |
64,680円 (2,670円×24回) |
54,720円 (2,280円×24回) |
結果的に、ソフトバンクで最もお得にiPhone Xへの機種変更が可能であることが分かりました。
ただし、現状Apple Store(SIMフリー版)を含め、各キャリアでもオンラインショップでのiPhone Xの取り扱いは終了しています。
どうしてもiPhone Xへの機種変更を希望する場合は、ショップや代理店、中古でのSIMフリー版の購入が必要となります。
お得に機種変更をするには?
まずは、端末割引を適用させましょう。今では、これまでの機種代金とプラン料金の合算から月々割が適用されるという形態から、機種代金とプラン料金は完全に分離しました。
これにより、プラン料金が大幅に値引きされた一方で、端末代金が重くのしかかってくる傾向に。
ところが各キャリアは、機種を36回、もしくは48回分割で契約し、24ヵ月後に端末を返却することで残りの残債を免除するというサービスを提供しています。
それが上記で記載した、スマホおかえしプログラム(ドコモ)・アップグレードEX(au)・半額サポート(ソフトバンク)です。
今後2台目スマホとしての利用を継続するなどの明確な目処がなければ、こういった端末割引は積極的に活用することで、次回以降もお得に機種変更が可能です。
あとは、機種変更に伴って適用できる各種キャンペーンがあります。代表的な所で言えば「下取り」です。
例えばiPhone 7から機種変更だとすれば、状態さえ良ければそのiPhone 7を20,000円近い値段で買い取ってくれます。今後使い道が無いようであれば、その下取りによって得た分を機種変更時に、新機種の代金に充当することができるのです。
これらの割引を適用させることでお得に機種変更が可能なので、積極的に活用しましょう。
iPhone Xへ機種変更するときの気をつけておくべき8つポイント
iPhone Xは前モデルのiPhoneと比べるとちょっぴり毛色が違う端末。機種変更後に戸惑わない為にも気をつけねばならない事もあります。しっかりと以下ポイントを覚えておきましょう。
①:画面が割れてしまった時のリスクが高い

ずばり31,800円です。iPhone Xの画面が割れるとこれだけかかります。iPhone 7では16,800円、iPhone 7 Plusでは19,800円と言えば、その高さが伝わりますでしょうか? さらに打ちどころが悪くてフレームに歪みが出ようものなら、62,400円になります……。
こうなると、いざという時に修理金額が安くなり、保証も手厚くなるAppleCare+に入りたくなりますね。
もしAppleCare+に入っておけば、最大2回まで画面割れは3,400円、その他の修理も11,800円と格安になりますよ。AppleCare+の値段は月々約600円程度。修理代金も高いく、保険も高いので、破損に対してはかなりシビアに扱う必要があります。
②:ホームボタンが無くなった

iPhone Xの変更点の中でこれが一番大きいのではないでしょうか。iPhoneの象徴とも呼べるスマートフォン最大の発明である「ホームボタン」がiPhone Xから無くなったのです。前面有機ELディスプレイで、ボタンと呼べるものは画面には存在しません。
ホームボタンの代わりとして、画面下部からスワイプアップするというジェスチャーが「ホーム」の挙動になります。1週間も使えば慣れると思いますけど、旧来のiPhoneの使い勝手を変えたくない人は、iPhone 8シリーズにしておいた方がいいかもしれません。
③:コントロールセンターや通知センターの場所が異なる

個人的に一番困っているのが、通知センターとコントロールセンターの呼び出し方。特にコントロールセンターは多用していたのですが、右上部からスワイプダウンという操作になって、片手では瞬時に呼び出せなくなりました。
もう少し良い呼び出し方がきっとあるはずなので、iOS12あたりで改善されることを説に願っています。画面下部を押し込む……とか。
④:カラーバリエーションが少ない

カラーはシルバー(背面ホワイト)と、スペースグレイ(背面黒)という2種類しかありません。どちらともガジェット感が高い配色で、iPhone Xらしいといえばらしいカラーですね。iPhone 8のゴールドが良い色味だったので、人によっては少し寂しく感じるかもしれません。
⑤:イヤホン端子が無い

なぜ無くしてしまったのか! と困る人は本当に困っているのが、ヘッドホン端子の廃止です。ミュージックプレーヤーとしての役割も強いスマホからは、一生無くならないものだろうと思っていたヘッドホン端子を、Appleは見事に投げ捨てました。
一応「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が付属していますけど、充電しながら音楽を聴くことが難しくなりました(充電とヘッドホンを両立したいなら、別売りの「Belkin 3.5mm Audio + Charge Rockstar」が必要です)。
現実的な対応策として、もう素直にBluetoothヘッドホンを買いましょう。充電もワイヤレスに対応しましたし、もう線は繋ぐな!というAppleからのメッセージです。
⑥:ケースはiPhone 7/8のものは使えない

iPhone 7とiPhone 8は背面ガラスになった以外は大きなデザイン変更はありません。ケースによっては使い回しもできました。でも、iPhone Xは厚みも変われば、カメラの配置も異なっています。そのため、iPhone X専用ケースが必要となり、他のシリーズのケースを使いまわすことはできません。
iPhone Xケースは、まだレパートリーは少ないものの、安いケースもありますし、そこまで大きな障害ではありませんけどね。でも、今使っているお気にいりケースを使い続けたいという人は注意しましょう。リニューアル必須です。
⑦:ワイヤレス充電機は別途購入が必要

iPhone 8シリーズ以降はワイヤレス充電に対応しています。でも、ワイヤレス充電器は別売り。基本的に「Qi」規格に対応した充電器であれば、Android用だとしても利用できるので、Amazonなどで、物色してみましょう。およそ2,000円くらいで購入できますよ。
ただし、充電速度はLightningケーブル接続時の約半分程度だと思っておきましょう。
⑧:「LINE」は機種変更前に引き継ぎ準備を

機種変するとしたら、必ずやっておきたいのがLINEの引き継ぎです。LINEの端末変更は、機種変前の端末で事前にやっておくことがあるので注意しましょう。ザックリとした手順は以下のようになります。
■旧機種
1.メールアドレスとパスワードを登録
2.トークをiCloudにバックアップ
3.「アカウントを引き継ぐ」を有効にする
■新端末
1.メールアドレスとパスワードでログインと本人確認
2.電話番号で認証
3.トーク履歴の復元
まとめ
やはり一番のハードルは金額。今回解説した割引を使って、少しでも安く機種変更を行いましょう。
また、新しい機能や操作など、今までのiPhoneと比べると異なることが多々ありますが、操作に関しては使っているうちに慣れると思いますよ。操作が違うという点を不安視しているのであれば、要らぬ心配でしょう。
ただし、端末価格の高さはどうにもなりませんね……。機種変更を狙っている方は、使い勝手の変化と同時に、今からどのくらい出費が増えるのか? もしっかりと確認しておきましょう。
最後に機種変更時のポイント番外編として、もうひとつ。iPhone Xを実際に利用していて困ったことを紹介しておきます。

最大の敵は間違いなくマスクです。
顔認証機能「Face ID」での認証ができないため、パスコード入力が必須になります。冬場、花粉の時期は指紋認証の無いiPhone 5に戻ったかのような、タイムトラベラー気分味わちゃうんですよ。半ば強制的に。ハハハ……。