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ドコモ「Xperia XZ1 Compact」レビュー!フラグシップ同等の性能を誇る今季最注目のコンパクトモデル
多くのスマートフォンが5インチ〜6インチのディスプレイを搭載していますが、手に収まり、片手で操作しやすい4インチ台の小さなスマートフォンの人気も根強いものがあります。
中でも人気を集めているのがソニーモバイルのXperia Compactシリーズです。特に今季モデルはコンパクトさはそのままに性能はフラグシップモデルの「Xperia XZ1」と同等ということで高い人気に。執筆時点でドコモオンラインショップの売り上げランキングではXperia XZ1に次ぐ2位となっています。
今回は2017-2018冬春モデルで最注目のコンパクトモデル「Xperia XZ1 Compact」のレビューをお届けします!
目次:
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Xperia XZ1 Compactの特徴

毎日、毎時間触るスマートフォン、サイズは非常に重要。ソニーモバイルの調査によれば購入の際に店頭で何を確認しましたか?という質問に対して「スマホの大きさや手に持った感触を試した」と答えた人は59.5%、「画面の大きさを確認した」と答えた人は42.9%で1位、2位にになっています。
コンパクトモデルに位置づけられるXperia XZ1 Compactは横幅65mmで手に心地よくフィットします。片手でも快適に操作できるサイズで男性はもちろん、手の小さい女性も扱いやすい。
一般的に小さなボディサイズのスマートフォンは機能や性能が劣ることがほとんどですが、最新のOS「Android 8.0 Oreo」、プロセッサ(処理性能)、メモリ(RAM)、メインカメラ、そしてバッテリー容量までフラグシップモデルの「Xperia XZ1」とまったく同じ。
特に女性が使うことが多いフロントカメラはXperia XZ1 Compactだけに搭載された「セルフィーカメラ」を謳う画角120度の超広角仕様。5人並んでも自撮り棒を使わず手に持ったままで背景をしっかり入れた写真が撮影できます。
Xperia XZ1 Compactのスペック
Xperia XZ1 Compactのスペックをフラグシップモデルの「Xperia XZ1」と比較しながら紹介します。
Xperia XZ1 Compact | Xperia XZ1 | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 | Android 8.0 |
サイズ | 高さ:約129mm 幅:約65mm 厚さ:約9.3mm |
高さ:約148mm 幅:約73mm 厚さ:約7.4mm |
重さ | 約143g | 約156g |
ディスプレイ | 約4.6インチ HD(1280×720ピクセル) トリルミナスディスプレイ for mobile |
約5.2インチ フルHD(1920×1080ピクセル) トリルミナスディスプレイ for mobile HDR対応 |
プロセッサ | Snapdragon 835 MSM8998 2.45GHz×4+1.9GHz×4 オクタコア |
Snapdragon 835 MSM8998 2.45GHz×4+1.9GHz×4 オクタコア |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 32GB | 64GB |
microSD | 最大256GB | 最大256GB |
メインカメラ | 1,920万画素 Exmor RS for mobile 3Dクリエイター |
1,920万画素 Exmor RS for mobile 3Dクリエイター |
フロントカメラ | 画角約120度 超広角セルフィーカメラ 800万画素 Exmor R for mobile |
1320万画素 Exmor RS for mobile |
バッテリー | 2,700mAh USB Type-C |
2,700mAh USB Type-C |
連続通話時間 | VoLTE:約1290分 VoLTE (HD+):約990分 VoLTE ビデオコール:約340分 3G:約1010分 |
VoLTE:約1170分 VoLTE (HD+):約920分 VoLTE ビデオコール:約280分 3G:約990分 |
連続待受時間 | LTE:約430時間 3G:約460時間 GSM:約350時間 |
LTE:約420時間 3G:約460時間 GSM:約340時間 |
充電時間 | 約160分〜170分 | 約160分〜170分 |
SIM | スロット数:1 スロット:nanoSIM |
スロット数:1 スロット:nanoSIM |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
通信速度 | 受信時最大644Mbps 送信時最大50Mbps |
受信時最大788Mbps 送信時最大50Mbps |
防水、防じん | IPX5/8、IP6X | IPX5/8、IP6X |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
ワンセグ/フルセグ | ○/× | ○/○ |
指紋認証 | ○ | ○ |
カラー | ブラック ホワイトシルバー ホライズンブルー トワイライトピンク |
ブラック ウォームシルバー ムーンリットブルー ヴィーナスピンク |
大きな違いはやはりボディサイズ。手元にXperia XZ1がなかったので4.7インチのiPhone、5.8インチのiPhone Xと比べてみました。
やはりXperia XZ1 Compactは全体的に一回り小さく、片手に収まり操作性も良いです。もし、4.7インチのiPhoneからの買い替えを検討しているのであればサイズ的な問題は何もないでしょう。

先に書いたとおりバッテリー容量は「Xperia XZ1」と同じ2,700mAhですが、画面サイズに違いがあるため、電池持ちに小さくない違いがあります。ドコモが公称している電池持ち時間はXperia XZ1の110時間に対してXperia XZ1 Compactは140時間。画面の明るさを最大にしてYouTubeの動画を再生したところ約7時間で電池残量が0%になりました。
Xperia XZ1 Compactの電池持ちはかなり良く、カメラレビューのため朝から昼にかけて数時間100枚以上の写真撮影を撮影しましたが電池持ちは余裕。この日は充電を忘れたため、外出前の電池残量が40%の状態でしたが0%になることはありませんでした。これから写真を撮影する機会も増えると思いますが、旅行など電池を消費しやすい場面でも安心できるはずです。
そして処理性能。フラグシップモデルと同じプロセッサのため心配はありませんが、性能を数値化するベンチマークスコアを計測したところAnTuTuでは16万2000点を記録。今夏のフラグシップモデルGalaxy S8とほぼ同じ数値を計測。コンパクトモデルながらここまでの性能を叩き出すのは非常に魅力的です。

ベンチマークスコアどおり高い負荷のかかるゲームや地図アプリを使ってみましたが、特にもたつきを感じることがなく非常に快適な操作性を実現しています。ここまで高性能なプロセッサをコンパクトモデルに搭載したひとつの理由として、人の顔やオブジェクトをスマホのカメラでスキャンして3Dデータを作成する「3Dクリエイター」機能をXpera XZ1 Compactにも搭載したことがあげられるかもしれません。
3Dクリエイター自体は頻繁に利用する機能ではありません。まったく使わない人もいると思いますが、高性能なプロセッサが搭載されたことで全体的な操作性が押し上げられたのであればすべての人にとって嬉しいポイントです。
Xperia XZ1 Compactの外観・デザイン
デザインはディスプレイからサイド、バックへとなめらかにつながっていくシームレスで360°どこから見ても同じカラーになるように統一感のある美しい仕上がり。素材にはグラスファイバー強化プラスチックを採用することでコンパクトなボディの強度をアップ。
なお、ディスプレイの上下に配置されたフロントステレオスピーカーは約50%もボリュームアップ。外付けのスピーカーがなくてもみんなで迫力のある音楽が楽しめます。


ベースはマットなプラスチックながらトップとボトムに配置したメタルラインによって高級感を演出しています。
右サイドには電源オン/オフと指紋認証センサーを兼ね備えるボタンを搭載。筆者のような左手でスマートフォンを操作する人にとっては押しづらい、指紋認証が解除されにくいといったデメリットもありますが、スマートフォンを握る自然な動作で画面ロックを解除してスムーズにホーム画面にアクセスできます。
トップにはイヤホン端子、ボトムにはUSB Type-Cを搭載していますが、Xperia XZシリーズから廃止されたストラップホールはXperia XZ1 Compactにもありません。




デザイン性・素材ともに大きな不満はありませんが、物足りないとすれば先進性です。iPhone Xで採用されたベゼルレス、フルディスプレイが今後スマートフォンのトレンドになることは間違いなく、AppleだけでなくSamsungやLG、Xiaomiなどが導入済み。対するXperia XZ1 Compactは太いベゼルを引き続き採用。デザインが古いとは言わないまでも新しいデザインとは言えません。
ベゼルレス、フルディスプレイデザインは見た目だけでなく、コンパクトサイズをさらに推し進めることにも繋がるため、今季モデルでぜひ採用して欲しいところでした。
Xperia XZ1 Compactのカメラ性能

2017年の新語・流行語大賞に年間大賞として「インスタ映え」が選出されるなど、スマートフォンのカメラを利用する機会はますます増えていて画質に妥協することはできません。だからこそXperiaを選びたいという人もいるはず。
ということでXperia XZ1 Compactのカメラを使って様々なシーンを撮影してみました。





コンパクトモデルながら夜景を除けば多くのシーンでキレイに撮影できる。大型イメージセンサーによる明るく撮れるカメラは満足度が高いです。総合的に評価すれば不満が少ないバランスの取れたカメラと言えるが、欲を言えば光学式手ブレ補正とキレイな背景ぼかしとズーム撮影を再現するデュアルレンズが欲しいところ。
なお、今回は触れなかったが960fpsのスーパースローモーションや1枚+3枚の写真を自動記録することで瞬間を撮り逃さない「先読み撮影」、走っているペットや子どもをブレなく連写撮影できる「オートフォーカス連写」も利用できます。
評価まとめ:日本国産ならではの優しい親切な機能。安心サポートも充実

4インチ台のコンパクトモデルとしては12月下旬にauとソフトバンクから発売されるシャープ製の「AQUOS R compact」がXperia XZ1 Compactのライバル機となります。
3辺ベゼルレス・フルHD+・フルディスプレイといったディスプレイ周りでは劣りますが、AQUOS R compactがミドルエンド向けのプロセッサSnapdragon 660を搭載、メモリは3GB、バッテリー容量は2,500mAhのため、処理性能に加え、電池持ちでもディスプレイのサイズや解像度、バッテリー容量を考慮するとXperia XZ1 Compactが優れることになりそうです。ドコモがAQUOS R compactを発売しない理由はここにあるのかもしれません。
コンパクトモデルながら性能・電池持ちを妥協したくない人にXperia XZ1 Compactがオススメです。
●Xperia XZ1 Compactのおすすめポイント、購入をオススメしたい人
・片手でスムーズに操作できるコンパクトモデル
・大容量バッテリーによる優れた電池持ち
・コンパクトモデルでも性能は妥協しなくない人
・カメラの画質は譲れない人
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから発売されている「Xperia XZ1」が気になる人は、こちらもチェックしてみてください。
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