実はけっこう便利!iPhoneのアクセシビリティ機能をご紹介

書いた人: 吉澤亨史

カテゴリ: iPhone, iPhoneの標準機能, ライフハック ,

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実はけっこう便利!iPhoneのアクセシビリティ機能をご紹介

アクセシビリティ機能というと、視覚の弱いユーザー向けに画面の色調を変更したり、聴覚の弱いユーザー向けに音質を変更するといった機能を連想すると思います。しかし、iOSのアクセシビリティには普段から使用しても便利な機能が数多く搭載されているのです(実は当たり前のように使っている「変換予測機能」もアクセシビリティ機能のひとつ!)。

アクセシビリティ機能は、「設定」の「一般」にあります。iOSのアクセシビリティ機能は、「視覚サポート」「聴覚サポート」「メディア」「学習サポート」「操作」。当記事ではそれぞれについてご紹介いたします。

目次:

拡大/縮小、色調など思いのままの「視覚サポート」

視覚サポートには、ほかの項目に比べて最も多くの機能が用意されています。たとえば「VoiceOver」を有効にすると、画面上の項目をiPhoneが読み上げてくれます。タップで項目を選択し、ダブルタップで読み上げ、画面をスクロールしたいときには3本指でスワイプします。読み上げの速度は変更可能です。

画面上のテキストを読み上げてくれる「VoiceOver」
画面上のテキストを読み上げてくれる「VoiceOver」

また、ズーム機能を有効にすると、画面上に拡大表示するエリアが現れます。拡大は3本指でダブルタップ、画面内の移動は3本指でドラッグします。なお、「コントローラを表示」を有効にすると、より簡単にズーム操作が行えるようになります。

画面上に拡大表示するエリアが現れます
画面上に拡大表示するエリアが現れます
ズームのコントローラーを表示することもできます
ズームのコントローラーを表示することもできます

このほか、画面の色を反転させたり、グレースケールにすることも可能です。また、文字を大きくしたりボタンの範囲を明確にする「ボタンの形」は普段から使っても便利です。

画面の色調を変更できます
画面の色調を変更できます

補聴器にも対応する「聴覚サポート」

聴覚に関するアクセシビリティでは、iPhone対応の補聴器をBluetooth接続して音声を最適化できる「補聴器モード」や、LEDを活用する「LEDフラッシュ通知」、ステレオオーディオの左右の音量バランスを調整できる機能などがあります。通話しているときに周囲のノイズを低減する「電話ノイズキャンセリング」はデフォルトで有効になっています。

聴覚に関するアクセシビリティ機能
聴覚に関するアクセシビリティ機能

カスタマイズ可能な字幕を表示できる「メディア」

「メディア」の項目には、「字幕とキャプション」「ビデオ説明サービス」が用意されています。これらは動画コンテンツなどを視聴する際の機能で、コンテンツ側がこれらの機能に対応している必要があります。対応コンテンツでは、字幕やクローズドキャプションの表示が可能で、その表示スタイルも細かくカスタマイズすることができます。

字幕などは表示スタイルをカスタマイズできます
字幕などは表示スタイルをカスタマイズできます

ホームボタンを画面に表示できる「AssistiveTouch」

アクセシビリティ機能にはこのほか、使用するアプリをひとつだけにする「アクセスガイド」や、画面上の項目を順番にハイライト表示し、ハイライトされているタイミングで項目を操作できる「スイッチコントロール」などがありますが、特に活用できる機能が「AssistiveTouch」です。

「AssistiveTouch」は、画面上に多機能なボタンを表示することで、さまざまな機能をワンタッチで行える機能です。この機能を起動すると、画面上に「通知センター」「デバイス」「コントロールセンター」「ホーム」「Siri」「よく使う項目」のボタンが表示され、それぞれの機能を簡単に呼び出せます。

「AssistiveTouch」の起動画面
「AssistiveTouch」の起動画面

「デバイス」ボタンは階層になっており、一度タップすると「音量を上げる」「音量を下げる」「画面をロック」「画面を回転」「消音を解除」「その他」に切り替わります。さらに「その他」をタップすると、「ジェスチャ」「スクリーンショット」「マルチタスク」「シェイク」のボタンが表示されます。「ジェスチャ」をタップすると、2本指から5本指までのボタンが表示され、タップするとその指の数でのタップができます。満員電車など、両手の操作が難しい場面で重宝できそうです。

「AssistiveTouch」で「デバイス」をタップした画面
「AssistiveTouch」で「デバイス」をタップした画面
2本指から5本指までのタップが行える
2本指から5本指までのタップが行える

「AssistiveTouch」で「よく使う項目」をタップすると、初期状態で「ピンチ」が登録されています。これをタップすると画面に2つのマーカーが表示され、位置を調節した上でピンチ操作を行えます。「+」をタップすると、新規のジェスチャを登録できます。新規ジェスチャの画面で、操作したいジェスチャを指でなぞることで、その操作に名前を付けて保存できます。

新規ジェスチャの登録画面
新規ジェスチャの登録画面

まとめ

アクセシビリティ機能を活用することで、さまざまな操作をより簡単に行うことができます。たとえば、画面が思うように反応してくれない場合には、よく使う操作をジェスチャとして登録すれば、より簡単で確実な操作が可能になります。一度、アクセシビリティの項目をチェックしてみてはいかがでしょうか。上手に活用することで、自分だけの使いやすいiPhoneにすることができます。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

IT全般を中心に活動しているライター。ここ10年ほどの得意分野はITセキュリティです。しかし、もともとは自動車整備士、ガソリンスタンド所長代理などをやっていました。