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AQUOS R compactレビュー!シャープのAQUOS史上最強 “プレミアムコンパクトモデル”
昨年末、2017年の最後を飾る形で送り出されたAQUOS R compactはシャープのフラッグシップAQUOS Rのプレミアムコンパクトモデルです。今回はこのAQUOS R compactの実力を実際のカメラの作例などを交えながらチェックしていきます。

SHARP
AQUOS シリーズ
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目次:
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AQUOS R compactのデザイン・外観
AQUOS R compactは4.9インチフリーフォームディスプレイを採用する事によりボディサイズを小型に抑えつつも、画面サイズを確保した機種となっています。今回はソフトバンクから販売されているダイヤモンドイエローの実機で外観を紹介します。







注目したいのがEDGEST fitディスプレイ。画面縁に沿った丸角と画面上部にカメラを配置する事でコンパクトながらに4.9インチの大画面を実現しています。
AQUOS R compactのスペック
AQUOS R compactのスペックを確認していきましょう。
カラー | ムーンホワイト、トルマリンブラック、ダイヤモンドイエロー、アメジストパープル |
---|---|
サイズ | 約66×約132×約9.6mm(突起部を除く) |
重量 | 約140g |
OS | Android 8.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 660(SDM660) 2.2GHz(クアッドコア)+1.8GHz(クアッドコア) オクタコア |
内蔵メモリ | ROM 32GB/RAM 3GB(LPDDR4X) |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC(最大400GB) |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
ディスプレイ | 約4.9インチ フリーフォームディスプレイ ハイスピードIGZO 120Hz駆動 2,032×1,080ドット フルHD+ |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) |
メインカメラ | 約1,640万画素 |
サブカメラ | 約800万画素 |
AQUOS R compactはSDM(Snapdragon) 660を採用し、3GBのRAMを確保したハイエンド寄りのミドルレンジモデル。価格は一括払いの場合ソフトバンク版が76,320円、au版が77,760円。お値段的にもミドルレンジ以上、ハイエンド未満といった価格帯に収まっています。

4.9インチ、解像度2,032×1,080のフルHD+のディスプレイは、ハイスピードIGZOによる120Hz駆動のものを採用。
先述したとおりEDGEST fitと呼ばれるフリーフォームディスプレイによりコンパクトな筐体に4.9インチディスプレイを収めつつ、通常のスマートフォンディスプレイの2倍にあたる120HzのハイスピードIGZOディスプレイで残像感の無いなめらかな表示を実現しています。


画面サイズはナビゲーションバーを指紋センサーで代用する設定や、インカメラ部分の干渉防止のためデフォルトではオフになっている上部を広く使う設定をオンにする事によって更に広く使う事が可能です。
●AQUOS R compactの快適なパフォーマンスを動画で見る

フラッグシップのAQUOS R譲りの放熱管理も盛り込まれており、端末の温度上昇を上手く制御する事で発熱によるCPUの速度低下を抑えています。
AQUOS R compactのカメラ性能
AQUOS R compactは約1,640万画素のCMOS裏面照射積層型カメラを搭載。画素数としてはフラッグシップのAQUOS Rの2,260万画素と比べると控えめな数字となっていますが、ハイスピードAFなどの新機能が詰め込まれています。
AQUOS R compactのカメラの実力
実際にAQUOS R compactを使用し、撮影してみました。
今回は、全てオートで撮影した作例を取り上げていきます。画像をクリックorタップすると大きいサイズで表示することができます。

江ノ島から見える夕暮れの富士山を撮影。肉眼での印象よりやや彩度が低めな絵に見えました。

江ノ島にて撮影したものをもう一枚。色は先程より鮮やかに撮れていますが、ノイズは気になるところ。

静岡名物のハンバーグチェーンにて。やや露出オーバー気味でしょうか。

公園にて撮影した一枚は。比較的ナチュラルな仕上がりです。

空をバックに花を撮影。オートHDRは搭載されているものの、明暗差が強いシーンは苦手なようです。

モツ鍋を撮影しました。白飛び感はあるものの、中央部のディテールと背景のボケのコントラストが感じられます。
全体的に彩度はそこまで上げず、逆に明るさはやや明るめで撮るという味付けになっています。2017年発売のスマートフォンの多くはフォトジェニックにいわゆる「インスタ映え」するチューニングになっている機種が多かった中で、AQUOS R compactの写真はそういった方向性には走らず、控えめな絵に仕上がっています。
また、搭載している手ブレ補正は電子式手ブレ補正のみ。多くのフラッグシップモデルに搭載されている光学式手ブレ補正が搭載されていないため、光量の足りないシーンではしっかり端末を固定して撮らなければ手ブレが発生してしまうため注意が必要です。
ハイスピードAFで一瞬を切り取る
●AQUOS R compactのオートフォーカスを動画で見る

AQUOS R compactには位相差AFとコントラストAFによるハイスピードAFがメインカメラに搭載されており、被写体に素早くピントを合わせる事が可能。上記の動画では奥の被写体と手前の被写体に交互にオートフォーカスする様子を撮影してみました。
「おすすめプラス」機能

AQUOS R compactのカメラには「おすすめプラス」という、目的別に設定項目を絞って調整しながら撮影できるモードが搭載されています。今回はいくつかピックアップして作例を撮影してみました。

「ふんわり」モードで撮影すれば、明瞭度とコントラストを調整することでやわらかい写真が撮影できます。

「残像を」モードで撮影すると、ISOやシャッタースピードを調整して残像感のある写真が撮影できます。このように夜の高速道路などで撮影する場合は三脚などでスマートフォンを固定する事が必須になりますが、印象的な写真を撮影することができます。
おすすめプラスは言うなれば「目的別マニュアルモード」で、初心者でもわかりやすく設定を調整して凝った写真を撮れるモードとなっています。
800万画素の広角サブカメラ

AQUOS R compactは800万画素の広角サブカメラを搭載。自撮りに嬉しい機能が盛り込まれています。
●サブカメラの機能
・複数人での自撮りに役立つ広角レンズ
・画面全体を白く表示する事でフラッシュとして活用するセルフィーフラッシュ
・目線をカメラに誘導するアイキャッチセルフィー
従来のAQUOSのEDGESTデザインは、本体下部にカメラが配置されていたため自撮りがしづらいのが難点でした。しかし、今回のAQUOS R compactは画面上部の画面内にインカメラを配置する事により、これを解決しています。
従来機で自撮りがしづらいと感じていた方には嬉しいアップデートとなっています。
使い勝手とおすすめポイントは?

AQUOS R compactはそのボディのコンパクトさだけでなく、下り最大428Mbpsの高速通信、みちびき対応による正確な位置情報、高音質なVoLTE(HD+)による通話など、最新の性能がその小さなボディに詰め込まれています。
機能面では就寝時間が近づくと色温度を調整して目に優しくしてくれるリラックスオート機能、役立つ情報を教えてくれる人工知能アシスタントのエモパーなど、SHARPのAQUOSシリーズならではの機能もしっかり搭載されています。


ディスプレイはロック画面を表示させるたびに変わる壁紙をデフォルトで搭載。AQUOSの目玉のハイスピードIGZOもしっかりと盛り込まれています。コンパクトサイズながら、しっかりAQUOSのスマートフォンとなっています。
評価まとめ

コンパクトなスマートフォンの選択肢がかなり限られている現行スマートフォン。その狭いカテゴリの中で、約幅66mmの手に収まるサイズ感のボディにトレンドの上ベゼルを削った狭額縁デザインを取り込んだスマートフォンとしてAQUOS R compactは異色の存在。
CPUやカメラ性能こそはフラッグシップには届かないものの、流行りの上下ベゼルを削ったスマートフォンを見て「この狭額縁のままコンパクトサイズで出してほしいのに」と思っていた方には願ったり叶ったりのコンセプトの機種となっています。
小さなサイズを最大限活用したフルHD+ディスプレイに前面指紋センサーを搭載した筐体デザインは、大きなサイズのスマートフォンに抵抗のある方にはうってつけの一台です。
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