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ワイモバイルはガラケーも使える!料金プランとオススメ機種をチェック
ソフトバンクグループの元、イー・モバイルとウィルコムが合体して2014年に誕生した新しいケータイキャリア「Y!mobile(ワイモバイル)」。メインブランドのソフトバンクに対してワイモバイルはサブブランドという位置づけですが、独自の端末やプランも充実していて、第4のケータイキャリアとしての地位を確立しつつあります。
またワイモバイルではスマホ意外にケータイとケータイ専用プランも用意されていて、スマホが苦手なビギナーやご高齢者、また通話しやすい専用端末を求めているユーザーのニーズもバッチリとカバーしています。
今回の記事では、そんなワイモバイルのケータイとケータイ専用プランについて詳しく掘り下げて解説させていただきます。
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目次
盛りだくさん!Y!mobileの選べる特典

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ワイモバイルではケータイも使える

ワイモバイルではiPhoneやNexus・Android Oneなどのスマートフォンのほかに、折りたたみタイプやストレートバータイプのケータイもラインアップされています。しかもケータイ専用の安価なプランも用意されていて、使い方によってはスマホよりも安価に運用することができるんです。
またケータイの機種によってはAndroid OS搭載で、更にワイモバイルのスマホ用プラン「スマホプランS/M」でも契約ができるので、ワイモバイルであればケータイをスマホと同じように運用することも可能。ディスプレイをタッチして操作するスマホが苦手なユーザーでも、ワイモバイルならガラケーのテンキー操作でケータイをスマホっぽく利用することもできてしまうんです。
このほかワイモバイルの最新ケータイはLTE通信を利用する高音質通話の「VoLTE」まで利用することができるので、よく通話をするユーザーにも嬉しい仕様となっています。

ちなみにワイモバイルではスマホやケータイの販売のほかにも、ポケットWi-Fi、SIMスロット搭載タブレット、SIMのみ、の販売も行われています。特にタブレットでは安価で高性能な「Lenovo Tab」シリーズが定期的に刷新されるので、ニッチなファンのニーズをしっかりとサポートしてくれている点もワイモバイルの強みです。
ワイモバイルのケータイ専用プラン

ワイモバイルのケータイをご紹介する前に、先にケータイ専用のプランやオプションを理解しておきましょう。
ワイモバイルのケータイ専用プランは「ケータイプランSS」と「ケータイプラン」の2つです。ただしケータイプランはガラケーの中でもPHS専用プランとなっていて、更には2018年3月31日をもって受付が終了することが決まっています。
ちなみに現在ケータイプランを契約している既存ユーザーは、2018年3月31日以降もケータイプランを継続利用することが可能です。
ケータイプランSS

ケータイプランSSは対象の相手に対する無料通話サービスが内包された基本利用料です。料金は、2年契約の場合が月額934円、契約期間なしの場合が月額2,434円です。また契約なしの場合はケータイプランSSではなく「ケータイベーシックプランSS」という名前に変わります。
ケータイプランSSは2年契約となるため、2年未満で解約すると9,500円の契約解除料が発生します。
無料通話サービスは、ワイモバイルやディズニーモバイルを含む、ソフトバンクグループのケータイキャリア宛の通話が、1~21時の間で通話し放題となるサービスです。要はソフトバンクの「ホワイトプラン」に似たサービス内容となっています。

ケータイプランSS | 2年契約 | 月額934円 |
---|---|---|
ケータイベーシックプランSS | 契約期間なし | 月額2,434円 |
ケータイプランSSまたはケータイベーシックプランSSは通話の基本利用料となるため、データ(パケット)通信を利用する場合は月額300円の「ベーシックパック」と、2.5GBまでのデータ容量が使った分だけ請求される「パケット定額」のオプション契約が必須となります。
また、このベーシックパックとパケット定額は、オプションにもかかわらず機種と基本利用料の組み合わせによっては契約が必須となる場合も出てきます。
ここで注意しなければいけないのは、パケット定額のデータ容量上限が2.5GBとあまり多くないことと、それにもかかわらず最大で月額4,500円とわりと高くなる点です。
しかも2.5GB使い切った時点で4,500円となるわけではなく、たった110MBを使った段階で上限額の4,500円となります。つまり110MBまでは使った分だけ請求され、110MB〜2.5GBの間は一律で4,500円となるということです。
このあたりは特に注意しないと、スマホ用プランよりも高値となってしまいます。

ベーシックパック | 月額300円 |
---|---|
パケット定額 | 月額0〜4,500円 |
2.5GBを使い切った場合でもデータ通信ができなくなるわけではなく、月内は最大速度128kbpsの低速で利用することは可能です。
ケータイプラン

ケータイプランはワイモバイルのPHS用に用意されているプランです。基本は3年契約となりますが、サービス内容は同じまま契約期間のない「ケータイベーシックプラン」も用意されています。料金はケータイプランが月額1,381円、ケータイベーシックプランが月額2,881円です。
ケータイプランおよびケータイベーシックプランは、2018年3月31日で受付が終了することとなっているので、残り数カ月で契約できなくなります。
ケータイプランSS | 3年契約 | 月額1,381円 |
---|---|---|
ケータイベーシックプランSS | 契約期間なし | 月額2,881円 |
ケータイプランはケータイプランSSと同じく、対象の相手に対する無料通話サービスが内包された基本利用料なのですが、時間帯の制限がなく24時間いつでも通話し放題となる上に、ワイモバイルのEメールのデータ通信量がカウントされないカウントフリーサービスがまで付いた特殊なプランとなっています。
ただ無料通話サービスの対象はケータイプランSSとは異なり、通話相手がワイモバイル回線の場合のみとなります。また悪用防止のため、2時間45分を超える通話の場合は30秒ごとに20円の通話料が発生するようになっているので、完全な通話し放題というわけではありません。


このほかEメール以外のデータ通信使用量が128KBごとに0.1円で加算されていき、約3.35GB(2.6万パケット)までは使った分が請求され、それ以降は2,667円の定額で利用できるパケット定額も内包されています。このあたりもケータイプランSSと異なる点です。

スマホプランS/M
ワイモバイルのケータイは機種によって、ワイモバイルのスマホ用プラン「スマホプランS(1GB)」もしくは「スマホプランM(3GB)」でも契約することが可能です。この場合はデータ容量が内包されたプランとなるため、ベーシックパックの契約は必要なくなります。
またデータ容量が2倍になる「データ2倍オプション」を付けることが可能ですし、10分以内の国内通話の通話料が回数無制限で無料となる「10分かけ放題」も内包されています。更には1年間基本利用料から1,000円引きとなる「ワンキュッパ割」の割引対象プランでもあるんです。
つまりスマホプランS/Mの場合はワイモバイルのスマホプランと同じ料金携・オプション・サービスで利用することができるわけです。
スマホプランS | 月額2,980円 | 月額1,980円 |
---|---|---|
スマホプランM | 月額3,980円 | 月額2,980円 |
通話定額オプション「スーパー誰とでも定額」

ワイモバイルのケータイ専用プランでも、国内通話の通話料が時間と回数無制限で無料となるワイモバイルの通話定額オプション「スーパー誰とでも定額」を契約することができます。もちろん料金は同じく月額1,000円です。
例えばケータイプランSSにスーパー誰とでも定額を付けた場合、月2,000円程度の運用費で無制限の定額通話が利用できてしまうということになります。
ただしPHS用のケータイプランにスーパー誰とでも定額を付ける場合は、データ通信が完全定額制の使い放題となる特別サービスを利用できる一方で、オプション料金が月額1,500円となるので注意が必要。
このほかケータイプランにスーパー誰とでも定額をつけると、2時間45分の壁が撤廃され、完全な通話し放題となります。
スーパー誰とでも定額料金
ケータイプランS・スマホプラン | 月額1,000円 |
---|---|
ケータイプラン | 月額1,500円 |
キャンペーン情報
元々安価なワイモバイルのケータイプランですが、更にお得に利用できる素晴らしいキャンペーンも実施されています。2018年2月現在、ワイモバイルのケータイ関連キャンペーンは「ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーン」と「家族割引サービス」の2つです。
ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーン

ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーンは、ワイモバイルのPHSからスマホかケータイに契約変更すると適用されるキャンペーンです。
ワイモバイルのPHSからケータイかスマホに乗り換えるだけで、スーパー誰とでも定額のオプション料金(月額1,000円)が、次回機種変更をするまでずっと無料になる素晴らしいキャンペーンとなっています。
家族割引サービス

ワイモバイルではスマホ・ケータイ・SIMのみなどにかかわらず、家族や同一名義で複数回線を契約している場合に、最大9回線までの子回線が割引対象となる家族割引サービスがあります。
この割引サービスは基本的に子回線が月額500円割引となるお得なサービスなのですが、なんとケータイプランの場合のみ、基本利用料(月額1,381円)がそっくりそのまま無料となるという、他では考えられない大盤振る舞いなサービスとなっているんです。

家族割引サービスは2回線目以降がケータイプランSSの場合は対象外となるので注意が必要ですが、ケータイプランであれば基本利用料が0円となるのでかなりお得。これにスーパーだれとでも定額を付ければ月額1,500円で通話とデータ通信し放題回線を保有できることになります。
ワイモバイルのおすすめケータイ

ここからはワイモバイルのケータイ機種のご紹介です。2018年2月現在、ワイモバイルが販売しているケータイは、京セラ製「DIGNO ケータイ」と「DIGNO ケータイ2」、シャープ製「AQUOS ケータイ」と「AQUOS ケータイ2」、そしてセイコーソリューションズ製「Simply」の5機種がラインアップされています。
その中でも比較的新しい「DIGNO ケータイ2」「AQUOS ケータイ「Simply」の3機種をピックアップしてご紹介します。
DIGNO ケータイ2

DIGNO ケータイ2は京セラ製の折り畳み式ケータイです。その特徴は、防水防塵と耐衝撃性能といった京セラらしい強固な造りとなっている点。バッテリー容量は1,700mAhと大容量で、バッテリー消費を抑えるエコモードを搭載していることはもちろん、バッテリーの充電上限を85%に抑えてバッテリーの劣化を防ぐ独自機能「バッテリーケアモード」まで搭載しています。
バッテリーケアモードは事前設定が必要となりますが、通話専用機種として末永く利用することを考慮する場合は是非設定しておきたい機能ですね。
またWi-Fi通信やテザリング機能、下り最大速度112.5MbpsのLTE通信と高音質通話のVoLTE、Bluetooth、ワンセグ、赤外線通信などの基本機能もしっかり搭載しています。ただしおサイフケータイは非対応です。
このほかDIGNO ケータイ2をケータイプランSSで契約する場合、ベーシックパックとパケット定額の契約が必須となります。
サイズ | 約W51×H113×D17.1mm |
---|---|
重さ | 約137g |
ディスプレイ | 3.4インチ 854×480ドット フルワイドVGA |
プロセッサ | Snapdragon 210 MSM8909 クアッドコア1.1GHz |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB(microSD 32GB) |
カメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 1,700mAh |
Wi-Fi | b/g/n |
Bluetooth | 4.1 |
テザリング | 最大10台 |
防水防塵 | 防水 IPX5・IPX7/防塵 IP5X |
その他 | ワンセグ・赤外線通信・VoLTE |
AQUOS ケータイ2

AQUOS ケータイ2もDIGNO ケータイ2と同じく防水防塵・耐衝撃性能を搭載した折り畳み式ケータイです。基本機能や主要なスペックはDIGNO ケータイ2とかなり似ていますが、折り畳み状態から開くときに便利なワンプッシュボタンを搭載し、完全な片手操作がしやすい昔ながらのケータイ性能を搭載しているハードウェアが特徴となっています。
ただAQUOS ケータイ2はテザリングには対応しているものの、Wi-Fi通信には対応していないという少し特殊な仕様となっています。
下り最大速度112.5MbpsのLTE通信と高音質通話のVoLTE、Bluetooth、ワンセグ、赤外線通信などを搭載する点と、おサイフケータイは非対応となる点、そしてケータイプランSSの場合はベーシックパックとパケット定額の契約が必須となる点はDIGNO ケータイ2と同じです。
サイズ | 約W51×H113×D16.7mm |
---|---|
重さ | 約132g |
ディスプレイ | 3.4インチ 960×540ドット クォーターHD |
プロセッサ | Snapdragon 210 MSM8909 クアッドコア1.1GHz |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB(microSD 32GB) |
カメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 1,800mAh |
Wi-Fi | – |
Bluetooth | 4.1 |
テザリング | 最大10台 |
防水防塵 | 防水 IPX5・IPX7/防塵 IP5X |
その他 | ワンセグ・赤外線通信・VoLTE |
Simply

Simplyはセイコーソリューションズ製のストレートバーデザインを採用したケータイです。機能満載なDIGNO ケータイ2・AQUOS ケータイ2とは異なり、「The 電話」をコンセプトに持ちやすさと使いやすさを追求して必要な機能のみを搭載した仕様で、デザインから機能面まで、その名の通りのシンプル仕様なケータイとなる点が最大の特徴です。
とはいえ下り最大速度112.5MbpsのLTE通信と高音質通話のVoLTEはしっかりと対応しています。テザリングは非対応です。
またSimplyはDIGNO ケータイ2・AQUOS ケータイ2とは異なり、ベーシックパックとパケット定額の契約を必須としないケータイプランSSのみでの契約が可能。つまり月額基本利用料934円で通話専用としての運用が可能となっています。
サイズ | W50×H132×D13.8mm |
---|---|
重さ | 約115g |
ディスプレイ | 2.4インチ 320×240ドット TFT |
プロセッサ | 非公開 |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB(microSD 32GB) |
カメラ | 約200万画素 |
バッテリー | 1,770mAh |
Wi-Fi | – |
Bluetooth | – |
テザリング | – |
防水防塵 | – |
その他 | 赤外線通信・VoLTE |
まとめ
今回はワイモバイルのケータイに関するプランと機種について解説させていただきましたが、そのお得なプランと魅力的なオプション、そしてSimplyを筆頭とした個性的な機種のラインアップをおわかりいただけたかと思います。
筆者がワイモバイルのケータイをオススメしたいユーザーは大きく分けて2通り。まずはタッチディスプレイタイプのスマホが苦手でガラケーのテンキー操作が安心するビギナーや高齢者、そしてアプリやブラウジングなどはスマホ(またはタブレット)で行いつつ通話専用のケータイをできるだけ安価に別で持ちたい2台持ちユーザーです。
特にワイモバイルでスマホかタブレットと、スマホプラン対応のワイモバイルPHSの2台持ちをすれば、ケータイの基本利用料はタダ。凄いですよね。
またワイモバイルでは格安SIMと同等の安価なプランが用意されているだけでなく、格安SIMではまだほとんど用意されていない無制限の通話定額オプション「スーパー誰とでも定額」を付けることも可能。ワイモバイル通しであればVoLTEの高音質通話も利用できるので最高です。
是非ケータイはワイモバイルで契約することをオススメいたします。
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