ワイモバイル Android One X2レビュー!デザインと機能性にHTCの魅力を感じるスマホ

書いた人: agar

カテゴリ: ワイモバイル

ワイモバイル Android One X2レビュー!デザインと機能性にHTCの魅力を感じるスマホ

Android One X2」は、2017年12月7日Y!mobile(ワイモバイル)から発売された、老舗メーカー・HTC製のスマートフォンです。

HTCのフラッグシップモデル「HTC U11」の廉価版として海外で発売された「HTC U11 life」がベースとなっており、シンプルなソフトウェアが特徴のAndroid Oneシリーズの機種でありつつも、本体の側面を握って操作できる「エッジ・センス」など、HTC独自の機能も楽しめます

美しいデザインやAndroid Oneの中では高いスペック、カメラ性能など、Android One X2の魅力をレビューします。

目次

リキッド・サーフェイスデザインが美しい外観をチェック

まずは、Android One X2のデザイン・外観をチェックしてみましょう。

Android One X2:前面は端がラウンドした2.5Dガラスで覆われています
前面は端がラウンドした2.5Dガラスで覆われています
Android One X2:背面にはアクリル素材を使用し、美しい光沢が特徴的です
背面にはアクリル素材を使用し、美しい光沢が特徴的です

リキッド・サーフェイスデザイン」という光沢のある滑らかなデザインとなっていて、見かけはフラッグシップモデル「HTC U11」をそのまま小さくしたような印象です。

端末に入っている刻印は背面の「HTC」「Android One」ロゴ、おサイフケータイのタッチ位置を示すFeliCaマークのみで、キャリアのロゴや型番などは入っておらずシンプルにまとまっています。

Android One X2:光の加減によって反射で表情が変わります
光の加減によって反射で表情が変わります

U11ではこの光沢のある背面をガラスを使って作り出しているのに対して、Android One X2ではアクリルを使っているという違いがあります。しかしながら、アクリルでガラスと同じ輝きを出せるよう苦心して開発されたというこだわりの一品で、樹脂とは思えない高級感のある仕上がりとなっています

Android One X2:右側面には音量キーと電源キー
右側面には音量キーと電源キー
Android One X2:左側面は特になし
左側面は特になし
Android One X2:上面にはSIMカード・microSDカードトレイ
上面にはSIMカード・microSDカードトレイ
Android One X2:下面にはスピーカーとUSB Type-C端子
下面にはスピーカーとUSB Type-C端子

充電端子には裏表関係なく使えるUSB Type-C端子を採用。イヤホンジャックは廃止されており、Bluetoothイヤホンあるいは、USB Type-C接続の付属イヤホンが使えます。

Android One X2:カメラ部分
カメラ部分

背面のカメラ部分はわずかに飛び出していますが段差が低く、机など平らな場所に置いてもさほど気にならない程度でした。

Android One X2:指紋センサーは前面に搭載
指紋センサーは前面に搭載

個人情報の詰まったスマートフォンのセキュリティを保つため、かつパスワード入力などの手間を省いて使い勝手を良くするために欠かせない指紋認証に対応しています。

センサーの位置は前面なので手に持っている時はもちろん、机に置いたままメールやメッセージなどを確認したい時にも操作しやすいです。

Android One X2:手に持ったところ
手に持ったところ

画面サイズは5.2インチで、片手でも持ちやすいサイズです。本体重量は約142gとこのクラスとしては平均的ですが、手に馴染む形状のおかげで体感重量は軽く、扱いやすいと感じました。

スペック・パフォーマンスを確認

Android One X2のスペック情報(参照:製品ページ
OS Android 8.0
SoC Snapdragon 630 2.2GHz+1.8GHz オクタコア
RAM 4GB
ROM 64GB
外部メモリ microSDXC(最大256GB)
サイズ 約149 × 73 × 8.1mm
重さ 約142g
ディスプレイ 5.2インチ 1,920×1,080(FHD)
バッテリー 2,600mAh
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0
SIMカード nano SIM
カメラ アウトカメラ:約1,600万画素
インカメラ:約1,600万画素
カラー サファイアブルー / アイスホワイト
価格 67,932円(税込)

ワイモバイルのAndroid Oneスマートフォンは、実用上十分なスペックを備えつつ価格を抑えたSシリーズと、ワンランク高い性能や付加機能などを持ったXシリーズに分かれています。

Xシリーズに属する本機種は4GBの大容量RAMや高精細なフルHDディスプレイなどを搭載し、他のAndroid Oneスマートフォンよりもスペックの高い機種です。

Antutu Benchmarkのスコア
Antutu Benchmarkのスコア
Geekbench 4のスコア
Geekbench 4のスコア

Snapdragon 400番台のSoCを搭載する機種が多いSシリーズに対し、Android One X2が搭載しているのは1つ上のクラスにあたるSnapdragon 630。処理能力に余裕がある分、アプリの起動や地図アプリでの移動など、負荷のかかる操作をしてもストレスなく利用できます。

より高性能なハイエンド機と比べると3D性能などに差があるので、ゲームなどは厳しいかと試用前は予想していましたが、ミドルクラスとはいえ最新のSoCだけあって思いのほかパワフルです。レーシングゲームの「Assoluto Racing」など、3D描画の伴うゲームをいくつか遊んでみましたが、最高画質の設定にこだわらなければ快適にプレイできました。

スリムな筐体ながら1日十分に使えるだけの電池持ちも確保されており、不自由なく普段使いできるバランスの取れたスペックと言えるでしょう。

Android One X2のココがいい

Y!mobileの端末ラインナップ
Y!mobileの端末ラインナップ

ワイモバイルには、2016-2017冬春モデルに限ってもこの「Android One X2」以外に、京セラ製の「Android One X3」と「Android One S4」、シャープ製の「Android One S3」と多数のAndroid Oneスマートフォンがラインナップされています。

発売から24ヶ月間に最低1回のOSアップデートと、発売から3年間のセキュリティパッチ配信が保証されるというAndroid Oneの基本的なメリットは4機種すべてに共通していて、シンプルなソフトウェアもAndroid Oneの特徴であるだけに、使用感も近いものがあります。

ではその中でAndroid One X2を選ぶメリットは何なのか、という視点で見ると、以下のような点が挙げられます。

他のAndroid Oneシリーズより高い基本性能

Amdroid One X2

Android One X2はワイモバイルのAndroid Oneシリーズの中では高いスペックを持っています

CPU性能だけで言えばAndroid One X3も同等の性能ですが、複数アプリの使用などで影響してくるメモリ(RAM)や、大容量のデータも保存できる内部ストレージ(ROM)なども含めたトータルで考えると、スペックの高さも重視しつつAndroid Oneシリーズを選ぶならAndroid One X2が最適です。

>>>Amdroid One X2のスペックはこちら

防水防塵、そしておサイフケータイに対応

おサイフケータイで買い物もスムーズ
おサイフケータイで買い物もスムーズ

水辺でも安心して使える防水防塵仕様で、モバイルSuica・楽天Edyなどの各種電子マネーに対応したおサイフケータイ機能も搭載しています。

フィーチャーフォン時代から使い慣れている方、あるいはスマートフォンでもこれらの機能を押さえた機種は増えているので、無い機種にはもう戻れないという方も多いのではないでしょうか。

HTC独自の「エッジ・センス」を搭載

HTC独自の「エッジ・センス」を搭載
HTC独自の「エッジ・センス」を搭載

スマートフォンの操作方法としてはタッチ操作や音声入力などが主流ですが、Android One X2の場合はそれだけではありません。

本体側面のセンサーで「端末を握る」操作を検知し、カメラやスクリーンショットなど事前に割り当てた機能を呼び出せる「エッジ・センス」という機能が搭載されています。
タッチ操作のしにくい手袋をしている時や腕を伸ばしての自撮りなど、様々な場面でこれまでは難しかった操作が楽々とできる機能です。

ユーザーの耳に合わせたハイレゾオーディオ機能

1人1人の聴覚に合わせたチューニングが可能なオーディオ機能
1人1人の聴覚に合わせたチューニングが可能なオーディオ機能

Android One X2はハイレゾ音源の再生に対応していて、さらにUSB Type-C接続の専用ハイレゾイヤホンが付属しています。そのまま音楽を聴いてももちろん良いのですが、ユーザーそれぞれの耳の構造を解析し、1人1人の音の聞こえ方に合わせてチューニングしてくれる機能も特徴です。

最適な音で音楽を楽しむことができる、スマートフォンで音楽をよく聴く方にもおすすめの端末となっています

Android One X2の価格・料金情報

Android One X2の価格・料金は?
Android One X2の価格・料金は?

Android One X2の端末価格は67,932円(税込)ですが、実際の購入時には契約内容に応じて基本料金から一定金額が割り引かれる「月額割引」が付くため、実質負担金はこの金額よりも安くなります

基本料金・端末代金を合わせた月額料金の例としては、他社からの乗り換え(MNP)で購入する場合の1年目の料金が、スマホプランS(1GB)で3,434円/月、スマホプランM(3GB)で3,974円/月、スマホプランL(7GB)で6,134円/月です。

カメラ性能をテスト

カメラアプリには様々なモードが用意されている<
カメラアプリには様々なモードが用意されている

Android One X2はアウトカメラ・インカメラともに約1,600万画素の高精細なカメラを搭載しており、機能面でも光跡を捉えた夜景撮影などに活躍するハイパーラプス機能やスローモーション撮影など様々なモードが用意されています。また、動画撮影では4K解像度での記録に対応しています。

ここからは、実際にAndroid One X2のカメラを使用して様々な場面で撮影した作例となります。すべてオートモードでの撮影で、加工・修正などは行っていない状態の写真です。

※写真をクリック・タップすると大きなサイズで表示できます。

Android One X2のカメラ作例:日中の風景を撮影Android One X2のカメラ作例:日中の風景を撮影
日中の風景を撮影

まずは海辺で撮った風景写真を見てみると、細かい部分までシャープに写っているのが分かります。撮影画面には縦横のグリッドを表示させられるので、水平線や建物などまっすぐ撮りたい時にも画面を見ながら構図を合わせやすいです。

Android One X2のカメラ作例:噴水が上がった瞬間も逃さず撮れました
噴水が上がった瞬間も逃さず撮れました

こちらの噴水は音楽に合わせてパターンが変わって少々撮るのが難しい噴水なのですが、Android One X2のカメラはレスポンス良く撮影でき、噴水が勢い良く上がった瞬間を逃さず撮れました。走り回るお子さんなど、動きのある被写体でもシャッターチャンスを逃しにくいでしょう

Android One X2のカメラ作例:HDR撮影も自然な仕上がり
HDR撮影も自然な仕上がり

続いて、あえて逆光の場面で撮ってHDR撮影を試してみました。手前のレンガで出来た門は本来影になっている部分なのですが、黒く潰れることはなくはっきりと撮れています。かと言って明るい空の部分も白飛びしておらず、良いバランスで機能していると思います。

Android One X2のカメラ作例:夜景も明るく撮れていますAndroid One X2のカメラ作例:夜景も明るく撮れています
夜景も明るく撮れています

夜景を撮ってみると、やや暗い部分を中心にノイズが乗ってはいるものの、様々な色の明かりが一画面に写っていても自然な色味で撮れています。撮っている中で明るすぎたり暗すぎたりと露出に迷いのある場面もあまりなく、特に工夫せずとも夜景も撮りやすいでしょう。

Android One X2のカメラ作例:カフェでランチとケーキを撮影Android One X2のカメラ作例:カフェでランチとケーキを撮影
カフェでランチとケーキを撮影

料理の写真も綺麗に撮れました。照明自体がやや控えめだったこともあってやや暗めの写りではあるものの、InstagramやTwitterなどのSNSへの投稿であればフィルターや補正でカバーできる範囲でしょう

「Google フォト」アプリの編集画面
「Google フォト」アプリの編集画面

余談ですが、Android Oneシリーズはできるだけメーカー独自のカスタマイズを減らしてAndroid標準の仕様に近付けたシンプルなソフトウェアが特徴の機種ということもあって、撮影した写真を見る「ギャラリー」アプリはなく、代わりに「Google フォト」アプリから確認するようになっています。

この「Google フォト」アプリの補正機能はかなり優秀で、手動で細かな調整をすることもできますが「自動」を選ぶだけでも一瞬で見栄えをより良くしてくれます。

「Google フォト」で自動補正した写真
「Google フォト」で自動補正した写真

作例として挙げたケーキの写真を元に、「Google フォト」で自動補正だけをかけた写真がこちら。難しいことはしなくても、写真を見る画面から2タップでこれだけイメージチェンジすることができます。撮った写真が少し暗いな、という時は参考にしてみてください。

評価まとめ

Android OneならではのシンプルなソフトウェアはAndroidスマートフォンの扱いに慣れた方はもちろん、これからスマートフォンを使い始める方にとっても操作を覚えやすいメリットがあるでしょう。OSアップデートとセキュリティパッチの配信を保証されているのも特徴で、長く使いたい方にも安心です。

これらのAndroid Oneシリーズ共通の長所に加えて、Android One X2はより快適に使えるスペックや高性能なカメラ・オーディオ機能など+αの魅力も加わった、幅広い層におすすめできる機種です

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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爆買いスマホマニア

プロフィール

携帯ショップ店員、スマホ専門ニュースサイトの記者などを経て、フリーライターとして活動中。2010年頃からAndroidスマホにハマり、通算100機種以上を購入して使ってきました。端末の魅力から難しい料金プランの選び方まで、知識・経験を活かして分かりやすくお伝えします。

休日はバイクや自転車で旅に出たり、カメラを持って散歩するのが好きです。モバレコ以外のメディアではクルマ・バイク・鉄道など乗り物に関する記事も書いています。

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スマホ・料金プラン・カメラ など

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