これぞ“カメラフォン”OPPO R11sをレビュー!高精細なデュアルカメラとバッテリー性能に驚愕

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これぞ“カメラフォン”OPPO R11sをレビュー!高精細なデュアルカメラとバッテリー性能に驚愕

昨年、日本国内のSIMフリースマホ市場でトップになったファーウェイを筆頭に日本国内でも存在感を示すアジアメーカー。中国ではそのファーウェイを抑えてトップに立つOPPOがついに日本に上陸しました。

OPPOが日本に投入する最初のモデルは、世界で最も売れているAndroidスマートフォンの1つRシリーズの最新モデル「OPPO R11s」で一眼レフのような自然な背景ぼかしを実現するデュアルカメラ、ベゼルレスデザインの縦長ディスプレイが大きな特徴。

若い世代を中心に世界中で支持される“カメラフォン”「OPPO R11s」のレビュー記事をお届けします

目次:

クレッセントアークデザインで持ちやすく美しい外観をチェック

三日月型のクレッセントアークデザイン
三日月型のクレッセントアークデザイン

クレッセントアークデザイン」が採用されたOPPO R11s。サラサラな質感の高級感あるアルミを7.1mmまで削り出すことでスリムで軽く、クレッセントアーク(三日月型)の形状が手にフィットします。

ウルトラフルスクリーンを謳うディスプレイとフロントカメラのモジュールサイズを約23%に小型化することで画面比率は約86%を実現。6.01インチのディスプレイを5.5インチ用のボディに収めています。また、ディスプレイを囲うベゼルにはグラデーションを施す独自の工夫も見られ、数値以上の画面比率に感じます。

画面比率は数値以上に感じる
画面比率は数値以上に感じる
ベゼルにグラデーションが施されたウルトラフルスクリーン
ベゼルにグラデーションが施されたウルトラフルスクリーン

こういった細かな工夫が随所に見られるOPPO R11s。底面に配置されるスピーカーを凹型にすることで、ゲームや動画視聴時にスピーカーを指で塞いでも音が極端に小さくならないように設計されています。樹脂製のアンテナもボディと同色にすることで目立たないアンテナデザインになっています。

指で塞いでも音が小さく鳴らない工夫も
指で塞いでも音が小さく鳴らない工夫も
アンテナもボディと同系色にすることで目立たせない細かいデザイン仕様
アンテナもボディと同系色にすることで目立たせない細かいデザイン仕様

背面にはボディから飛び出す形状のデュアルカメラと、最も認証する機会が多い人差し指にフィットする指紋認証センサーが配置。カメラやセンサー、ディスプレイとボディのつなぎ目など凹凸部には光沢のある加工を施すことで高級感を演出しています。

カラーはシャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色展開。メインカラーの今回レビューするレッドには目がさめるような鮮やかな赤となっています。

ひときわ存在感を放つレッドカラー
ひときわ存在感を放つレッドカラー

OPPO R11sのスペック性能・パフォーマンスを確認

OPPO R11s:スペック情報
OS ColorOS 3.2(Android 7.1.1 Nougat)
サイズ 高さ:約155.1mm × 幅:約75.5mm × 厚さ:約7.1mm
重さ 約153g
ディスプレイ 約6.01インチ
フルHD+(2,160×1,080ピクセル)
有機EL 1,600万色
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 660
オクタコア
2.2GHz×4 Kryo 260 + 1.8GHz×4 Kryo 260
メモリ / ストレージ 4GB / 64GB
microSD 最大256GB
メインカメラ デュアルレンズ
2,000万画素+1,600万画素
ƒ/1.7
フロントカメラ 2,000万画素
ƒ/2.0
バッテリー 3,205mAh
充電 microUSB
急速充電:VOOCフラッシュチャージ
SIM スロット数:2
スロット:nanoSIM
DSDS
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
VoLTE
対応バンド FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TD-LTE:Band 38/39/40/41
3G:Band1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
防水、防じん ×
おサイフケータイ ×
ワンセグ/フルセグ ×
指紋認証
カラー レッド / シャンパーニュ / ブラック

OPPO R11sにはミドル向けのSnapdragon 660シリーズのプロセッサを搭載。約10日ほど使ってみましたが負荷の高いアプリからアプリへの切り替え、ゲームやマップアプリの使用時も重たいと感じることはほとんどありません。

性能を数値化するベンチマークスコアを計測したところシングルコアではSamsungのGalaxy S7を超え、マルチコアでは昨年夏に発売されたフラグシップモデルのHuawei P10 Plusと同等のスコアを記録しました。パフォーマンスに不満を感じる場面はかなり限られると思います

バッテリーは3,000mAhを超える大容量を搭載。バックライトが不要で省電力に優れる有機ELディスプレイを搭載することで、画面の明るさを最大にしてYouTubeで動画を再生したところ約9時間15分の連続視聴時間を記録。これまでいくつものスマートフォンで同じ検証を行ってきましたが9時間を超えるモデルはおそらく初めて。動画視聴に関しては驚異的な電池持ちと言えます。

大容量のバッテリーは電池持ちと共に充電時間が長くなりますが、OPPO独自の急速充電技術「VOOCフラッシュチャージ」に対応することで5分の充電で2時間の音声通話が可能。残念ながらパッケージに同梱される専用の充電器が必要で、microUSBを使って通常のスピードで充電する場合は結構時間がかかります。

急速充電には専用の充電器が必要
急速充電には専用の充電器が必要

有機ELディスプレイは省電力だけでなく発色の良さも特徴。約86%の画面比率を誇る「ウルトラフルスクリーン」の没入感も相まって映画やドラマなど動画視聴はもちろん、後述するデュアルカメラで撮影した写真も鮮やかに映し出します。

ベゼルレスディスプレイ
ベゼルレスディスプレイ

OSはAndroid 7.1 NougatをベースにOPPOがカスタマイズした「ColorOS 3.2」。標準のAndroidでは利用できない便利な機能も多数収録。残念ながら防水・防じん、おサイフケータイには対応しません

OPPO R11sの特徴をピックアップ

OPPO R11sにはAndroid 7.1をベースにしたオリジナルの「ColorOS 3.2」が搭載されていますが、カスタマイズの多くがAndroidをiOSに似せたものになっています。

画面を下から中央に向かってスワイプアップするとディスプレイの明るさ変更や懐中電灯、電卓へのショートカット、Wi-Fiのオン/オフなどができる「コントロールセンター」や画面を上から中央に向かってスワイプダウンすると表示される通知センター。

サムネイルが横並びに表示されるAppスイッチャー、ダウンロードしたアプリが一覧で表示される「ドロワー」のないホーム画面、就寝中に通知をオフにする「おやすみモード」など名前までそのまま実装されている機能もあります。

iOSによく似たColorOS
iOSによく似たColorOSiOSによく似たColorOS
iOSによく似たColorOS

一方、夜間のスマホ利用で目が疲れないようにするブルーライトカットや白黒表示、ダークモードに自動で切り替える「夜間シールド」やシステムリソースの最適化とバックグラウンド通信を制限することで処理の重たいゲームアプリの動作を改善したり、ゲーム中に表示される邪魔な通知をブロックできる「ゲームの高速化」、課金防止やシステム変更の禁止、アプリの利用を制限することで子どもに安心してスマホを渡せる「キッズスペース」などAndroidやiOSにはない機能も多く利用できます

縦長・ベゼルレスの「ウルトラフルスクリーン」は約6.01インチの大画面ですが、最近のAndroidでは画面下に戻る/ホーム/Appスイッチャーのボタンを表示するモデルがほとんど。表示領域が小さくなってしまうデメリットがありますが、OPPO R11sはツールバーを一時的に非表示にできる専用ボタンを追加でき、非表示にした時にはジェスチャー操作によって前の画面に戻ったり、ホームに戻ることもできます。

ナビゲーションバーを非表示にする機能も
ナビゲーションバーを非表示にする機能も

さらに便利なディスプレイの機能として持ち上げるだけで画面をオンにしたり、3本指をスワイプダウンすると撮影できるスクリーンショットのショートカット機能、画面オフ時に特定の文字を描いてカメラや懐中電灯を使用したり、お気に入りのアプリをショートカット起動できる機能を収録しています。

次で紹介するデュアルカメラと並んで驚きだったのがAIを使った「顔認証」。フロントカメラを使って128ポイントで顔の特徴を認識することで0.08秒の高速認証を実現し、持ち上げるだけで画面オンとの併用によって持ち上げるだけでスムーズかつ安全に画面ロックを解除できます。

顔認証で先行しているAppleの「iPhone X」は、なかなかロックが解除されないことも多いですが、OPPO R11sの顔認証は比べ物にならないぐらいスムーズでした。もちろん顔の凹凸まで認識して本人を見分ける「iPhone X」の顔認証にはセキュリティで遠く及びませんが、Apple Payやおサイフケータイのような決済機能に対応していないOPPO R11sではセキュリティでガチガチの顔認証は不要でしょう。

なお、顔認証の天敵とも言えるマスクですが、iPhone Xと同じようにOPPO R11sでもマスク装着時は顔認証を解除できません。その時は指紋認証が役に立ちます。

顔認証と指紋認証を併用できる
顔認証と指紋認証を併用できる

“カメラフォン”OPPO R11sのカメラ性能はいかに

“カメラフォン”OPPO R11sのカメラ性能をチェック
“カメラフォン”OPPO R11sのカメラ性能をチェック

OPPO R11sは“カメラフォン”と謳われるように「カメラ」が最大の特徴です。デュアルカメラで距離を計測し、ソフトウェア上で自然な被写界深度を作り出することで一眼レフのような美しいボケ効果を実現

昼間は逆光でも低照度でもポートレートを際立たせる1,600万画素のカメラで撮影し、夜間は暗い場所でのポートレート撮影に特別設計された2,000万画素のカメラを使用するなど撮影環境に応じてレンズを切り替える機能をもっています
※以下、作例はタップorクリックすると大きいサイズで表示できます。


晴れの日に風景を撮影
晴れの日に風景を撮影

左から中央に向かって強く影が伸びているがHDRを使うとかなり明るく撮影できる。下の画像比較でもわかるとおりHDRの効果は非常に高いことが分かります

HDRオン
HDRオン
HDRオフ
HDRオフ
自然なボケ感を生み出すポートレート撮影(左)自然なボケ感を生み出すポートレート撮影(左)
自然なボケ感を生み出すポートレート撮影(左)
焦点距離が短いためiPhoneのポートレートよりも被写体や撮影シーンを選ばずかなり使いやすい
焦点距離が短いためiPhoneのポートレートよりも被写体や撮影シーンを選ばずかなり使いやすい
上のステーキの写真と共に暗い店内で撮影
上のステーキの写真と共に暗い店内で撮影

料理の撮影にデジカメはもういらないと思わせるほど、f/1.7レンズでかなり明るく撮影できます。


夜景を撮影
夜景を撮影

暗所では自動でカメラが切り替わるようですがこれは昼用のカメラで撮影されていました。それでもノイズが目立たず、日が落ちてからも雲が写るほど明るく、輪郭もシャープに記録できています

“カメラフォン”とハードルを上げたOPPO R11sですが、名前負けすることなくかなり高く評価できます。特にポートレートのクオリティと使い勝手は「iPhone X」の完全に上をいってます。弱点をあげるとすれば光学式手ブレ補正の非対応です。手ブレが発生しやすい夜景の撮影機会が多い人にとっては不満を感じるかもしれません。

なお、カメラのインターフェースはiPhoneそのものといってもいいほどの酷似っぷり。パッと見で区別することが難しいほどです。デザインや操作性だけでなくタイムラプス/ポートレート/ポートレート/パノラマといった収録する撮影モードも非常によく似ていますが、残念ながらスローモーション撮影が利用できません。

評価まとめ:OPPO R11sはこんな人におすすめ

OPPO R11s
OPPO R11s

OPPO R11sのおすすめポイント

・ミドルレンジのスマホとしてトップクラスのカメラ品質
・SIMフリースマホでも安っぽくないデザイン
・電池持ち最優先、優れた省電力&大容量バッテリーは外せない人
・iPhoneからAndroidに買い換える人

“カメラフォン”の名に違わぬカメラのクオリティを始めとしてトレンドの縦長・ベゼルレス・有機ELディスプレイ、3,000mAhオーバーの大容量バッテリー、質感・美しさ・操作感を兼ね備えたボディデザインなど非常にバランスの良いモデルになっています。日本初投入のモデルながらOSのカスタマイズも良くできています。

残念ながら防水・防じん、おサイフケータイは非対応。OPPO R11sはヨドバシカメラとビックカメラで販売中。販売価格は税込み62,510円です。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!