人気SIMフリースマホ対決! HUAWEI P10 liteとAQUOS sense liteを徹底比較

書いた人: とくめい

カテゴリ: スマホ

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人気SIMフリースマホ対決! HUAWEI P10 liteとAQUOS sense liteを徹底比較

最終更新日:2019年09月02日

近年のSIMフリースマホ市場で、特に人気を集めている「HUAWEI P10 lite」と「AQUOS sense lite SH-M05」の2機種。両機種ともに機種代金の価格帯が2~3万円前後と安価で、性能面でも日常使いにちょうどいいと評判です。

筆者も個人的に周りにオススメしているのですが、「機種代金が安いのは魅力的だけど、使いやすいの?」と聞かれるので、実際に1週間使い倒して検証してみました

本記事では、HUAWEI P10 liteとAQUOS sense liteのデザインやスペック、カメラ性能から端末の購入代金まで徹底的に比較しています。どんな人におすすめなのか、それぞれのメリット・デメリットも併せてご紹介します。

目次:

デザインとサイズを比較

まずは本体のデザインや質感をチェックしていきましょう。
2つの端末が並んでいる場合は、左側が「HUAWEIP10 lite」、右側が「AQUOS sense lite」です。

本体を正面から比較
本体を正面から比較
HUAWEI P10 liteを片手で持ってみたところ
HUAWEI P10 liteを片手で持ってみたところ
AQUOS sense liteを片手で持ってみたところ
AQUOS sense liteを片手で持ってみたところ

HUAWEI P10 liteのほうが縦に長く、横幅はどちらもほぼ同じくらいです。どちらも角が丸くカーブした形状で、片手でも持ちやすく感じました。

HUAWEI P10 liteの受話口とインカメラの位置
HUAWEI P10 liteの受話口とインカメラの位置
AQUOS sense liteの受話口とインカメラの位置
AQUOS sense liteの受話口とインカメラの位置
HUAWEI P10 liteの正面下部
HUAWEI P10 liteの正面下部
AQUOS sense liteの正面下部
AQUOS sense liteの正面下部

正面から見た両機種のデザインを比較すると、3D曲面ガラスを使用しているHUAWEI P10 liteに光が反射しているのが目につきました。

3D曲面ガラスにはスワイプ時の引っかかりが無くて使いやすいというメリットがあります。しかし、ガラスフィルムを貼り付けるときに端が浮いてしまうことが多く、画面全体を保護できないことがあるため注意が必要です。

写真では分かりづらい部分なのですが、AQUOS sense liteのガラス表面には薄っすらとラメ加工が施されていて見た目が綺麗です。受話口部分はスピーカーと兼用で、ディスプレイの下に指紋認証センサーを内蔵しています。

背面のデザインの比較
背面のデザインの比較

背面のデザインは大きく異なり、HUAWEI P10 liteは強化ガラス、AQUOS sense liteは樹脂製です。

今回の比較で使用しているHUAWEI P10 liteのサファイアブルーは、光の当たり方によってオーロラのように光が反射しており価格以上の高級感があります。他のカラーでは光の反射は控えめなので、好みに応じて選ぶといいでしょう。

AQUOS sense liteはマットな質感で触り心地が良く、繋ぎ目の無いスッキリとしたデザインが特徴になっています。樹脂製でも安っぽさを感じさせない工夫が感じられます。

背面上部にはカメラレンズなどを内蔵
背面上部にはカメラレンズなどを内蔵

背面左上にカメラレンズとLEDフラッシュを内蔵しています。どちらも出っ張りのないフラットな形状でレンズを傷つける心配がありません。近年発売されているスリムな端末ではレンズだけが出っ張っていることが多かったので、この部分を気にしていた方も多いのではないでしょうか?

背面中央付近に、HUAWEI P10 liteは指紋認証センサーを配置。同じ位置にAQUOS sense liteはおサイフケータイのセンサーを内蔵しています。

共に、上面にイヤホンジャックを配置
共に、上面にイヤホンジャックを配置
共に、底面に充電端子とマイクを配置
共に、底面に充電端子とマイクを配置

両機種共に、上面にはイヤホンジャック、底面には充電端子とマイクを内蔵。HUAWEI P10 liteのみ充電端子の右側にスピーカーが付いています。

充電端子はHUAWEI P10 liteがmicroUSB、AQUOS sense liteはUSB Type-Cです。近年では裏表のないType-Cに移行しつつあるため、microUSBだと少々使いづらく感じてしまうかもしれません。

右側面には、共に電源ボタンと音量ボタンを配置
右側面には、共に電源ボタンと音量ボタンを配置

右側面の電源ボタンの配置位置はほぼ同じです。HUAWEI P10 liteのみ、電源ボタンに押し間違えを防いでくれるギザギザの装飾が施されています。

HUAWEI P10 liteの左側面にあるSIMスロットとmicroSDスロット
HUAWEI P10 liteの左側面にあるSIMスロットとmicroSDスロット
AQUOS sense liteの左側面にSIMスロットとmicroSDスロット
AQUOS sense liteの左側面にSIMスロットとmicroSDスロット

両機種共に、左側面の上部にSIMスロットとmicroSDスロットが設置されています。

HUAWEI P10 liteはSIMピンを使って取り外す形式で、2枚のnanoSIMが挿入できます。SIM2はmicroSDスロットと排他構造のため、同時に使用することはできません。

AQUOS sense liteのSIMスロットは、溝に爪を引っ掛けて取り外すことができます。防水・防塵に対応しているためスロットにはパッキンが付いていました。

HUAWEI P10 lite/AQUOS sense liteのカラーバリエーション

HUAWEI P10 liteのカラーバリエーション
HUAWEI P10 liteのカラーバリエーション

HUAWEI P10 liteのカラーバリエーションは、写真左から「サファイアブル―」「パールホワイト」「ミッドナイトブラック」「プラチナゴールド(SIMフリー限定)」。この他に、UQモバイル限定カラーの「サクラピンク」を加えた全5色展開です。今回の記事で使用しているのは、サファイアブルーになります。

AQUOS sense liteのカラーバリエーション
AQUOS sense liteのカラーバリエーション

AQUOS sense liteのカラーバリエーションは、写真左から「ホワイト」「ブラック」「ゴールド」「ターコイズ」「ピンク」「レッド」「ブルー」の全7色。今回の記事で使用しているのは、ホワイトになります。

スペックや操作性を比較

「HUAWEI P10 lite」と「AQUOS sense lite」のスペック情報
(参照:HUAWEI P10 lite 製品ページAQUOS sense lite 製品ページ)
機種名 HUAWEI P10 lite AQUOS sense lite
本体カラー サファイアブルー/パールホワイト/ミッドナイトブラック/プラチナゴールド(SIMフリー限定)/サクラピンク(UQモバイル限定) ホワイト/ブラック/ゴールド/ターコイズ/ピンク/レッド/ブルー
サイズ 約146.5×72×7.2mm 約144×72×8.5mm
重量 約146g 約147g
ディスプレイ 約5.2インチ フルHD
(1,920×1,080)
IPS (in-cell)
約5.0インチ フルHD
(1,920×1,080)
IGZOディスプレイ
広視野角
リッチカラーテクノロジーモバイル
OS Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 Android™ 7.1 Nougat
CPU(SoC) HUAWEI Kirin658
(オクタコア)2.1GH×4z + 1.7GHz×4
Qualcomm® Snapdragon™ 430(オクタコア)
1.4GHz×4 + 1.1GHz×4
メモリ(RAM) 3GB 3GB
内蔵ストレージ(ROM) 32GB 32GB
外部ストレージ microSD/SDHC/SDXC(最大128GB) microSD/SDHC/SDXC(最大400GB)
バッテリー容量・急速充電 3,000mAh
9V/2A急速充電対応
2,700mAh
Quick Charge 3.0
アウトカメラ 約1.200万画素
F2.2 1.25μmピクセル / 像面位相差AF+コントラストAF / 電子手振れ補正 / BSI
約1,310万画素
CMOS 裏面照射型 F2.2
おススメプラス
インカメラ 約800万画素
F2.0 / FF / BSI / 美肌調整
約500万画素
CMOS 裏面照射型
小顔補正 美肌調整
レンズ補正
アイキャッチセルフィー(タイマー使用時)
セルフィーフラッシュ
最大通信速度 受信最大262.5Mbps
送信最大50Mbps
※CA対応時
受信最大150Mbps
送信最大50Mbps
対応周波数 LTE : B1/3/5/7/8/18/19/26 (au VoLTE対応)/B41
W-CDMA : B1/5/6/8/19
GSM : 850/900/1800/1900MHz
セカンダリーSIM : GSMの上記周波数
LTE:B1/3/5/8/17/19/26/41
3G:B1/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
SIMカード nanoSIM × 2 nanoSIM × 1
防水・防塵 ×
耐衝撃 ×
おサイフケータイ ×

両機種ともに性能は控えめで、グラフィックが凄い3Dゲームのような負荷のかかる使い方をする場合は動作が重くなります。しかし、動きの軽いゲームなどであればスムーズに動くので、ヘビーな使い方をしない方であれば気にならないレベルです。また、ウェブサイトの閲覧やSNSを楽しむといった、日常的な使い方はまったく問題ありません

ハイエンドほどではありませんがメモリが3GBと余裕があるため、アプリの切り換えなどはサクサク動いていました。パワフルに1つのアプリを動かすことよりも、動画を見ながらSNSをチェックするようなマルチタスクに強い製品です。

参考までにAntutu Benchmarkの測定結果を載せておきます。左側が「HUAWEI P10 lite」、右側が「AQUOS sense lite」の数値です。

Antutu Benchmark結果を比較Antutu Benchmark結果を比較
Antutu Benchmark結果を比較

HUAWEI P10 liteは76,765点、AQUOS sense liteは57,136点でした。メモリ容量は同じですが、CPU(SoC)の性能で少し差が付いたようです。

UIの違いを比較UIの違いを比較
UIの違いを比較

UIはHUAWEI P10 liteが独自の「Emotion UI 5.1」を搭載しているのに対して、AQUOS sense liteはAndroid標準に近いシンプルなUIになっています。操作性などは好みが分かれますが、どちらも設定項目や便利機能が豊富なのでメニュー構造が複雑になっています。

バッテリー持ちに関しては、バッテリー容量が2,700mAhと少し劣るAQUOS sense liteの方が持ちが悪くなるかと思いましたが、IGZOディスプレイの省電力設計の効果でほぼ互角の結果となりました。

ブラウジング、SNSの閲覧、YouTubeの再生など、両機種とも日常的な使い方で2日間程度は充電せずに使えました。ずっとカメラを起動した場合は、どうしても電池が減るペースが速くなってしまいますのでお気をつけください。

別規格ですが、どちらも急速充電に対応。急速充電に対応した充電器を使用すると、あっという間に充電が完了します。急速充電は時間がない緊急時に役立つ機能です。

AQUOS sense liteのみが装備している機能に、防水・防塵・耐衝撃性能が挙げられます。さらに、発売から2年の間、最大2回のOSバージョンアップに対応しているため、長期間に渡って安心して使えます。

ディスプレイ性能を比較

両機種のディスプレイを比較してみました
両機種のディスプレイを比較してみました

画面サイズはAQUOS sense liteが5インチ、HUAWEI P10 liteが5.2インチでひと回り大きなサイズになっています。どちらもフルHD(1,920×1,080)解像度で高精細なディスプレイを搭載しています。

AQUOS sense liteに使われるIGZOディスプレイは、テレビの技術を応用した「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載しており、目で見たような実物に近い色彩を表現しています。

また、自分で撮影した動画やYouTubeで視聴する動画をHDR相当に変換する「バーチャルHDR」による色彩豊かな美しい表現力が魅力的です。

HUAWEI P10 liteのIPS液晶も十分に綺麗ですが、画面の明るさや色鮮やかさを比較するとAQUOS sense liteに軍配が上がります。

個人的な意見ですが、AQUOSシリーズのハイエンドモデルに搭載されている「ハイスピードIGZO」を当機種にも搭載してほしかったです。ハイスピードIGZOでは120Hz駆動のコマ数により、映像やスクロールなどが滑らかに動作し、操作の快適さにも直接繋がります。

ナビゲーションキーの使い勝手

HUAWEI P10 liteのナビゲーションバー
HUAWEI P10 liteのナビゲーションバー
AQUOS sense liteのナビゲーションバー
AQUOS sense liteのナビゲーションバー

ホームボタンなどのナビゲーションキーは、どちらの機種も画面上に表示されます。よく見てみるとHUAWEI P10 liteのほうがボタン同士の間隔が狭く、片手で操作するときに届きやすいです。

HUAWEI P10 liteはナビゲーションバーのカスタマイズが可能
HUAWEI P10 liteはナビゲーションバーのカスタマイズが可能

また、HUAWEI P10 liteはナビゲーションバーのカスタマイズができるのも特徴です。その他にも、キー配置を4種類から選べたり、通知領域を1タップで下ろせるキーを配置できたりと自分好みにカスタマイズできるのは高評価

AQUOS sense liteは指紋認証センサーをホームボタン代わりにできる
AQUOS sense liteは指紋認証センサーをホームボタン代わりにできる

AQUOS sense liteはナビゲーションバーのカスタマイズに非対応ですが、ナビゲーション下にある指紋認証センサーをホームボタン代わりに使える点が便利です。

指紋認証の使い勝手

HUAWEI P10 liteの指紋認証センサー
HUAWEI P10 liteの指紋認証センサー
AQUOS sense liteの指紋認証センサー
AQUOS sense liteの指紋認証センサー

指紋認証センサーの位置は、HUAWEI P10 liteが背面中央付近、AQUOS sense liteが正面下部に配置されています。

位置に関しては好みが分かれるところですが、個人的には手に持っていたときは人差し指が届く背面が使いやすい印象で、持ち替えなくても自然に認証できました。
ただし、机上に置いているときやポケットから取り出すときは前面のほうがセンサーを確認しながら認証できるので一長一短といった感じです。

認証精度やスピードに関しては、HUAWEI P10 liteが圧勝でした。
読み取りセンサーのサイズが大きく、多少雑に当てても一瞬で読み取ってホーム画面が表示されます。ロックしていることを意識することなく、セキュリティを高められることにメリットを感じました。

AQUOS sense liteでは読み取りからホーム画面の表示までに“一瞬の間”があります。
また、横長のセンサーのため、少し当てる位置がズレると正しく読み取ってくれません。決して極端に使いずらいということはないですが、何度もロック解除をすることを考えると気になります。

便利機能の種類

SIMフリースマホには珍しく、両機種にはジェスチャーやディスプレイに関する便利機能が盛りだくさん。ざっと紹介するだけでもこれだけの機能が付いています。

■HUAWEI P10 liteの特徴的な機能

機能名 内容
視力保護 目の疲れを軽減するブルーライトカットモード
ナビゲーションキーの入れ替え 左利き、右利き用にキーの配置変更ができる
指紋センサーのジェスチャー機能 指紋センサーを長押し・スライド操作することでカメラのシャッターボタン、受話ボタン、アラーム停止、ステータスバーの表示などができる。
スマートスクリーンショット 指の関節を使用して特定箇所のスクショ、画面全体のスクショ、通常のスクショなど、用途に応じたスクショを使い分けられる。
ナックルジェスチャー 指の関節で画面に文字を書くと特定のアプリをショートカット起動できる(例:Cを描いて「カメラ」アプリを起動など)
画面分割ジェスチャー 指の関節で画面に横線を描くと、複数のアプリを同時に画面に表示できる
ツインアプリ 1つのアプリに対して複数のアカウントでログインできる機能

■AQUOS sense liteの特徴的な機能

機能名 内容
スクロールオート ウェブサイトやTwitter、Instagramといった縦に長いページを自動でスクロールしてくれる
のぞき見ブロック 本体を斜めから見ると画面が見えにくくなり、のぞき見を防止できる機能
Clip Now 画面上部をなぞるだけで、スクリーンショットの撮影ができる
持つと画面ON スマホを持ち上げるだけで画面を自動で点灯する
AQUOS Frosted Cove スマホの画面を曇らせて、プライバシーを守るAQUOS独自のカバー機能。設定中でも指先で曇りをぬぐって、通知の確認や操作ができる
エモパー 天気やニュースなどの情報を教えてくれる、シャープ独自の音声アシスタント機能
Bright Keep 手に持っている間は画面を操作しなくても消灯しない
AQUOSカンタンホーム スマホ初心者やシニアでも使いやすい、シンプルなホーム画面表示

カメラ性能で比較

カメラ機能もスマホ選びの重要な要素
カメラ機能もスマホ選びの重要な要素

スマホに搭載されている機能のなかで、ダントツに使用頻度が高いのがカメラ機能。格安スマホといえども妥協したくないポイントですよね。

Instagramの流行もあってSNSに写真をアップすることが一般的になり、「なるべく画質がいいスマホを選びたい!」という人が増えてきています。

背面にあるメインカメラの画素数はHUAWEI P10 liteが1,200万画素、AQUOS sense liteは1,310万画素。数値の上ではAQUOS sense liteが上回っていますが、あくまでも肝心なのは「撮り比べたときの画質の差」です。同じ被写体をオートで撮影して、どちらが綺麗に撮影できるのかシーン別に比較してみました。

2枚横並びの写真は左側の写真がHUAWEI P10 lite、右側の写真がAQUOS sense liteの作例です。クリックすると大きな写真が見られます。

満開の桜を撮影

HUAWEI P10 lite作例:満開の桜を遠めから撮影AQUOS sense lite作例:満開の桜を遠めから撮影
満開の桜を遠めから撮影
HUAWEI P10 lite作例:桜の花びらを接写AQUOS sense lite作例:桜の花びらを接写
桜の花びらを接写

公園に咲いていた桜を撮影。沖縄の寒緋桜(カンヒザクラ)は本州で咲く桜とは違って濃いピンク色が印象で、インスタ映えにはもってこいの被写体です。

HUAWEI P10 liteの作例は全体的に明るくビビっとな色合いに写っており、AQUOS sense liteの作例は目で見た色に近い自然な色合いになっています。写真が明るいと木の幹が見やすくなるものの、両機種とも花びらのディティールは若干つぶれてしまっています。

逆光のシーンで撮影

HUAWEI P10 lite作例:HDRを使って逆光のシーンを撮影AQUOS sense lite作例:HDRを使って逆光のシーンを撮影
HDRを使って逆光のシーンを撮影

逆光のシーンでHDR機能をONにして撮影すると明暗差を調整してくれます。ヤシの木も葉っぱの緑が黒くつぶれることなく映し出されています。下から見上げて撮影するシーンやセルフィー(自撮り)などでは、あらかじめHDRをオンにしておきましょう。

HUWAWEI P10 liteにはHDR専用モードがあり、AQUOS sense liteの場合は「おすすめプラス」のシーンの中に逆光モードが用意されています。

撮影が難しい夜間の撮影

HUAWEI P10 lite作例:夜の噴水を撮影AQUOS sense lite作例:夜の噴水を撮影
夜の噴水を撮影

スマホで撮影することが難しい夜間の撮影にチャレンジしてみました。ライトの明るさと装飾の明暗差が大きく、両機種とも細かい装飾の模様がつぶれて見えなくなっています。

ハイエンドモデルのGalaxy S8で撮影した場合
ハイエンドモデルのGalaxy S8で撮影した場合

参考までにハイエンドモデルのGalaxy S8でも同条件で撮影してみました。オートHDRの働きで黒くつぶれたり白飛びしてしまうのを防ぎ、手ブレの少ない写真が撮れています。価格差が2倍以上ある機種と比較するのは酷な話ですが、夜間撮影はランクの差が1番現れやすいポイントです。

夜間でも綺麗に撮影したいという人は、妥協せずにフラグシップモデルを購入したほうが満足度は高いと思います。とはいえ、明るいシーンであればここまで大きな差は出にくいので、撮影する頻度などで考えてみて下さい。

HUAWEI P10 lite作例:ライトに近づいたほうがブレが少ないAQUOS sense lite作例:ライトに近づいたほうがブレが少ない
ライトに近づいたほうがブレが少ない

ライトに近づき、ある程度の光量が確保できると手ブレやノイズが軽減しました。噴水の水しぶきに注目すると、HUAWEI P10 liteよりもAQUOS sense liteのほうが水の流れを捉えています。

何でもカッコよくなるモノクロ撮影

HUAWEI P10 lite作例:両機種のモノクロモードを比較AQUOS sense lite作例:両機種のモノクロモードを比較
両機種のモノクロモードを比較

両機種ともにモノクロ撮影用のモードを装備しており、カラー写真よりも味のある印象的な写真が撮影できます。モノクロモードではAQUOS sense liteが明るく写り、HUAWEI P10 liteのほうが実物に近い明るさになっています。

HUAWEIのフラグシップモデルにはダブルレンズカメラが搭載されており、2,000万画素のモノクロセンサーで形状や輪郭を取得し、より質感がリアルな写真が撮影できます。しかし、ミドルレンジのHUAWEI P10 liteは単独レンズなので、おまけの機能として考えたほうがよさそうです。

飯テロ写真は撮れるのか?

最後は、最も撮影するシーンが多い飯テロ(食べ物)写真。「作例を撮るためだから…」と口実を作り、いろいろと食べ歩いてみました。

HUAWEI P10 lite作例:A&WのホットドッグAQUOS sense lite作例:A&Wのホットドッグ
A&Wのホットドッグ

沖縄限定のA&Wでホットドッグ。テーブルが明るいオレンジ色だったので、色味が引っ張られやすいように思いましたが、どちらも暖色寄りのなかなかいい写真が撮れました。HUAWEI P10 liteのほうが、よりソースのシズル感やパンのフワフワ感が表現できています。

HUAWEI P10 lite作例:海鮮丼AQUOS sense lite作例:海鮮丼
海鮮丼

海鮮丼の撮影では、HUAWEI P10 liteが手前のマグロにフォーカスが当たっているのに対し、AQUOS sense liteは丼全体にピントが合っていました。

HUAWEI P10 lite作例:ジュレドレッシングのサラダAQUOS sense lite作例:ジュレドレッシングのサラダ
ジュレドレッシングのサラダ

サラダの作例では、HUAWEI P10 liteのほうが自然な色味を表現できており、ジュレドレッシングのプルプルした質感をうまく描写できています。一方、AQUOS sense liteは照明の色で黄色っぽくなってしまいました。

HUAWEI P10 lite作例:アップル&メイプルソースワッフルAQUOS sense lite作例:アップル&メイプルソースワッフル
アップル&メイプルソースワッフル

喫茶店で注文したワッフルの撮り比べ。HUAWEI P10 liteの作例のほうが彩度とコントラストが高めに写っており、SNS映えしそうな雰囲気があります。AQUOS sense liteでは、左側の生クリームの凸凹やワッフル外側のパリッとした質感まで描写できていました。

同じシーンを両機種それぞれの料理写真向きの機能で撮影してみると・・・

HUAWEI P10 lite作例:両機種の飯テロに向きのモードで撮影AQUOS sense lite作例:両機種の飯テロに向きのモードで撮影
両機種の飯テロに向きのモードで撮影

HUAWEI P10 liteには、料理の写真に適した「ナイスフードモード」が搭載されています。このモードをONにすると彩度とコントラストがさらにはっきりするのですが、今回の作例では少し赤身が強く出てしまい、やや不自然な仕上がりになってしまいました。

最初はオートで撮影してみて、色が薄いと感じたときやインパクトに欠ける写真になってしまったときに使うと、より美味しそうな写真に仕上げられるでしょう。

AQUOS sense liteの作例は、「おすすめプラス」のくっきりモードで撮影してみました。ワッフルのタワー中央にあるアイスクリームにきちんとフォーカスが合い、手前のクリームやリンゴジャムがボケています。

カメラ機能の総評

フラグシップモデルに搭載されているダブルレンズカメラやLeica監修のフィルターなどはHUAWEI P10 liteに付いていませんが、スナップ写真などはキレイに撮れるので2~3万円という価格帯を考えれば十分に満足できる画質です。

接写をすると背景がしっかりとボケて、筆写体に視線がいくような良い写真も撮れました。SNSにアップするには十分な仕上がりでしょう。

AQUOS sense liteは、これまでのAQUOSと比べてより自然な色合いで撮影できる新しい画質エンジンを搭載しており、写真の構図を自動で補正する「インテリジェントフレーミング」が便利です。

豊富な機能や設定こそありませんが、オートで撮影するだけでシーンに応じた最適な画質で撮れるので満足度は高いです。IGZO液晶がキレイ過ぎるため、他のデバイスで撮影した写真を確認するとクオリティが違って見えるのが気になりました。

コスパがいいのはどっち? 販売価格で比較

両機種ともにコスパがいいと評判ですが、いったいどれくらいの金額で購入できるのでしょうか。MVNO回線とセットで端末を提供している通信会社の販売価格で比較してみました。

■HUAWEI P10 liteの販売価格

ワイモバイル UQモバイル mineo
分割:864円×24ヶ月 一括:33,804円
分割:1,512円(初回)
1,404円×23ヶ月
一括:29,808円
分割:1,242円×24ヶ月
IIJmio 楽天モバイル OCN モバイル ONE
販売終了 一括:32,378円
分割:1,351円(初回)
1,349円×23ヶ月
※通話SIM限定価格
販売終了
BIGLOBEモバイル DMM mobile U-mobile
販売終了 一括:32,378円
分割:1,722円×24ヶ月
販売終了
Nifmo イオンモバイル エキサイトモバイル
一括:28、800円
分割:1,201円×24ヶ月
一括:32,378円
分割:1,349円×24ヶ月
一括:30,024円
分割:1,259円(初回)
1,251円×23ヶ月

※価格はすべて税込/執筆時点(2018年4月下旬)の金額で各社の最安値を掲載しています。

HUAWEI P10 liteは上記の12社で展開されていましたが、終売してしまったMVNOもあり、現在取り扱っているのは8社です。日本での発売日はまだ決定していませんが、後継機のP20シリーズが既に発表されているため、今後ますますモデルチェンジの流れが加速していくと予想されます。現在の各MVNOの在庫が無くなってしまうと、新品での購入が難しくなってしまいそうです(2018年4月23日時点)。

■AQUOS sense liteの販売価格

mineo IIJmio 楽天モバイル
一括:35,640円
分割:1,485円×24ヶ月
一括:27,864円
分割:1,188円×24ヶ月
一括:21,384円
分割:891円×24ヶ月
※音声通話SIM限定
OCN モバイル ONE BIGLOBEモバイル DMM mobile
一括:23,544円
分割:1,134円×24ヶ月
※らくらくセット申込時
分割:1,341円×24ヶ月 一括:32,184円
分割:1,711円×24ヶ月
LINEモバイル イオンモバイル NifMo
一括:36,504円
分割:1,577円×24ヶ月
一括:35,424円
分割:1,476円×24ヶ月
一括:33,600円
分割:1,400円×24ヶ月

※価格はすべて税込/執筆時点(2018年4月下旬)の金額で各社の最安値を掲載しています。

AQUOS sense liteを取り扱っている会社は9社。3万円台前半〜中盤が相場になっていますが、IIJmioのみ2万円台と安価になっています。OCN モバイルONE 、楽天モバイルは2万円台前半と破格ですが、I音声通話SIM選択時の金額になりますのでご注意ください(楽天モバイルは2018年5月10日までのキャンペーン価格)。

HUAWEI P10 lite/AQUOS sense liteのおすすめポイントは?

HUAWEI P10 liteとAQUOS sense liteを比較してみた結果、それぞれ良いと感じた部分とイマイチだったところがはっきりと分かれていました。どちらもコストパフォーマンスに優れており、高性能に強いこだわりがなければ十分使える端末です。

両機種のおすすめポイントをまとめてみました。

■HUAWEI P10 lite

HUAWEI P10 lite
HUAWEI P10 lite

HUAWEI P10 lite

発売からロングセラーを記録する高コスパSIMフリースマホの決定版!

販売終了

★HUAWEI P10 liteのここがおすすめ!

・高級感を演出してくれるアルミ&ガラスボディ
・ジェスチャー機能など実用的な機能が盛りだくさん
・豊富なカメラモードが様々なシーンで活躍

■AQUOS sense lite

AQUOS sense lite
AQUOS sense lite

AQUOS sense lite

おサイフケータイ、防水・防塵、耐衝撃と日本のスマホならではの便利機能が◎

一括払い:29,052円
分割払い(24回):1,211円

★AQUOS sense liteのここがおすすめ!

・IGZOディスプレイの優れた色彩表現と省電力設計
・おサイフケータイや防水・防塵・耐衝撃などの国産機能
・2年間保証されたOSバージョンアップで長く使える

まとめ:コスパに優れた2機種はどちらもおすすめ

人気のSIMフリースマホ2機種の比較はいかがでしたか?
人気のSIMフリースマホ2機種の比較はいかがでしたか?

ミドルレンジのスマホは過去にたくさん触ってきましたが、この2機種はどちらも他の機種よりも頭一つ抜けたコスパの良さが最大の魅力。2~3万円台のスマホはどうしても何かしらの妥協点がありますが、致命的な欠点がなく価格と性能のバランスが取れた名機です。

安かろう悪かろうではなく、長期間のOSアップデートに対応していていたりと定期的なセキュリティパッチを適用することで、「お気に入りの1台を長く使ってもらいたい」というメーカーの心遣いを感じさせる製品でした。

春の新生活に向けてスマホを新しくしたい、格安SIMを始めてみたいという方にはベストな選択肢だと思います。手頃な価格で豊富な機能が欲しいあなたにはぴったりなスマホです。

※2018年4月24日追記
日本発売日などの詳細は決まっていませんが、HUAWEI P10シリーズの後継機に当たるP20シリーズが発表されたこともあり、HUAWEI P10 liteはモデルチェンジの流れで各所の在庫が少なくなっています(モバレコでは完売致しました)。
サポート的な観点からも、現在購入される場合は現行モデルとして展開されているAQUOS sense liteをオススメします

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

WEBデザイン・ガジェット・格安SIMなどに興味を示す鹿。大量のモバイル回線を元に沖縄でスピードテストを行っている。各社料金プランを調べたり、Androidのホーム画面をカスタマイズするのが好きです。自身のブログ「Creator Clip」では書きたいことを好きなだけ書いています。Twitter:@tokumewi