HTC U11 ソーラーレッドはオススメ!? “SIMフリーモデル”で使うメリットをチェック

書いた人: agar

カテゴリ: SIMフリースマホのレビュー, レビュー ,

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
HTC U11 ソーラーレッドはオススメ!? SIMフリーモデルで使うメリットをチェック

世界初のAndroidスマートフォン「T-mobile G1」などを手がけ、Android初期からの高い実績を持つ台湾のスマートフォンメーカーHTC。その最新フラッグシップモデルが「HTC U11」です。

日本では昨年、auとソフトバンクから発売されましたが、2018年3月16日に待望のSIMフリー版が登場。キャリア版にはない限定色「ソーラーレッド」に包まれたSIMフリー版HTC U11を早速使ってみました。

目次:

キャリアモデルがSIMフリーモデルで発売!?

HTC U11(ソフトバンク版)
HTC U11(ソフトバンク版)

キャリアから発売された機種と同等のものがSIMフリーでも発売されるというケースは少しずつ増えてきていますが、高性能なハイエンドモデルとなると稀です。

SIMフリー版U11の発売にあたっては、事前にTwitterでキャンペーンが行われました。内容としては、HTCの日本法人の公式Twitter(@HTCJapan)のフォロワー数がキャンペーン期間中に2万人を超えたら発売決定というもので、キャンペーン開始時点でのフォロワー数は1万人少々であったことから、SIMフリー版の発売を望む声が大きかったのを受けて発売に至ったと言えるでしょう。

HTCのSIMフリーモデルが国内で発売されるのは、2015年発売の「HTC Desire EYE」「HTC Desire 626」以来となり約2年半ぶり。HTCファンはもちろん、高性能なSIMフリースマホを求めるヘビーユーザーにとっても注目の機種です。

待望のカラー「ソーラーレッド」はSIMフリー版のみ

キャリアモデルは4色展開
キャリアモデルは4色展開

HTC U11のキャリアモデルは、au版が サファイアブルー・ブリリアントブラック の2色、ソフトバンク版が アメイジングシルバー・アイスホワイト・ブリリアントブラック の3色が発売されています。

海外モデルは5色展開
海外モデルは5色展開

一方、海外モデルにはこの4色に「ソーラーレッド」を加えた5色展開となっていて、これまでに日本で発売されたHTCのスマートフォンに赤をイメージカラーとした機種が多かったことや、開発サイドからも日本での需要に応えたカラーだという話が出ていたことから、発売を期待する声が多く上がっていました。

今回のSIMフリー版は待望の「ソーラーレッド」1色で発売。ただの赤ではなく一工夫された美しい仕上げが1つの魅力となっています。実際の写真でデザインをチェックしてみましょう。

HTC U11 ソーラーレッド 前面
前面
HTC U11 ソーラーレッド 背面
背面
HTC U11 ソーラーレッド 右側面には電源キーと音量キー
右側面には電源キーと音量キー
HTC U11 ソーラーレッド 左側面
左側面
HTC U11 ソーラーレッド 上部にはnano SIM・microSDカードスロット
上部にはnano SIM・microSDカードスロット
HTC U11 ソーラーレッド 底面にはUSB Type-C端子とスピーカー
底面にはUSB Type-C端子とスピーカー

全体のデザインはキャリア版と同様で、前面・背面に3Dガラスを用いた滑らかなフォルムの「リキッド・サーフェイスデザイン」を採用しています。

ここまでの写真でお気付きの方もいるかと思いますが、見る角度によって背面ガラスの色が変化する特殊な加工が施されていることもこのデザインの特徴です。

HTC U11 ソーラーレッド 見る角度によって背面の色が変わる
HTC U11 ソーラーレッド 見る角度によって背面の色が変わる
HTC U11 ソーラーレッド 見る角度によって背面の色が変わる
見る角度によって背面の色が変わる

真上から見ると鮮やかなレッド、向きを変えるとゴールドに近くなっていく不思議な仕上げ。他の4色にも同様の加工は施されているのですが、ソーラーレッドは特に変化が大きく眺めていて飽きません

「HTC U11 ソーラーレッド」SIMフリーモデルで使うメリットとは?

「HTC U11 ソーラーレッド」SIMフリーモデルのメリットとは
「HTC U11 ソーラーレッド」SIMフリーモデルのメリットとは

先述のように、HTC U11はキャリアからも発売されています。SIMフリーモデルならではの追加機能や大きな仕様変更はありませんが、裏を返せばキャリアのハイエンド機種とまったく同等のものをSIMフリーで入手できるのは大きなメリットと言えるでしょう。防水やおサイフケータイなど、SIMフリースマホでは対応機種の少ない機能ももちろん変わらず利用できます。

料金・機能の面からSIMフリーモデルで使うメリットをチェックしてみましょう。

キャリアモデルと価格を比較

HTC U11の端末価格
au版 ソフトバンク版 SIMフリー版
86,400円(税込) 92,640円(税込) 74,520円(税込)

SIMフリー版の端末価格は、au版・ソフトバンク版のどちらよりも1万円以上安く設定されています。SIMフリースマホ全体としては高めの部類にはなりますが、キャリア版と同等の性能・機能を持った端末であることを考えるとお得感があるかと思います

月額料金も含めて、キャリア版を購入した場合とSIMフリー版+格安SIMの場合でかかる2年間の合計費用を比較してみましょう。ここでは、ソフトバンクとmineoの料金を一例として計算しました。

端末代金 月額料金 合計(2年間)
ソフトバンク 92,640円 4,150円×24 192,240円
mineo 74,520円 2,280円×24 129,240円
差額 63,000円

※ソフトバンクのプランは「スマ放題ライト+ウェブ使用料+データ定額 5GBー毎月割」、mineoのプランは「Dプラン(ドコモ回線)+デュアルタイプ(音声SIM)+6GB」をそれぞれ想定。
※表中の金額は税込。通話料・オプション利用料・ユニバーサルサービス料は別途発生します。

データ容量の近いプラン同士で比較した結果、SIMフリー版の方が2年間で約6万円お得という試算結果が出ました。2年間快適に使い続けられるハイエンド機種を使いながら、近い条件でこれだけの節約になるのはかなり大きいのではないでしょうか。

SIMフリーでおサイフケータイ対応

おサイフケータイに対応
おサイフケータイに対応

SIMフリー版のHTC U11は、キャリア版と同様におサイフケータイに対応していることも見逃せないポイントです。

キャリアから発売されている機種では広く普及しているおサイフケータイですが、SIMフリー機では国内メーカーの機種を中心にごく少数に留まっています。特にU11のような高性能な機種でおサイフケータイ対応というものはほとんどなく、貴重な選択肢と言えます。

防水機能搭載

ハードの仕様はキャリア版と共通のため、防水仕様も健在。IP67相当の防水・防塵性能を持ち、水回りでの使用や急な雨の日でも安心です。

実際に使ってみてわかったHTC U11 の魅力

HTC U11の魅力とは?
HTC U11の魅力とは?

HTC U11には、フラッグシップ機ならではの高い基本性能はもちろん、HTC独自の機能など様々な魅力があります。実際に使ってみて見えてきたHTC U11の長所をお伝えします。

HTC U11のスペック情報(参照:製品ページ
OS Android 8.0
SoC Snapdragon 835
RAM 4GB
ROM 64GB
外部メモリ microSDXC
サイズ 約154×76×8.3mm(突起部を除く)
重さ 約170g
ディスプレイ 5.5インチ 2,560×1,440(WQHD)
バッテリー 3,000mAh
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0
SIMカード nano SIM ×1
カメラ アウトカメラ:約1,200万画素 F1.7
インカメラ:約1,600万画素 F2.0
カラー ソーラーレッド
価格 74,520円(税込)
Antutu Benchmarkでのベンチマークスコア
Antutu Benchmarkでのベンチマークスコア
Geekbench 4でのベンチマークスコア
Geekbench 4でのベンチマークスコア

CPU・GPUともにトップクラスの処理能力を持つハイエンドSoC「Snapdragon 835」に、4GBの潤沢なRAM、高速な「UFS 2.1」規格のROMとどこを取っても高性能なパーツで構成され、スペックに関しては文句無し。日常的に利用するSNSやWebブラウジングに加え要求性能の高いゲームなどにも使ってみましたが、レスポンス良く動作し快適に利用できました。

端末の側面を握って操作する「エッジ・センス」
端末の側面を握って操作する「エッジ・センス」

特徴的な機能がいくつかあり、1つはこの「エッジ・センス」。端末を握ると側面のセンサーが反応し、予め割り当てておいた機能をタッチ操作無しで起動できるというものです。

エッジ・センスの機能の1つ「Edge Launcher」
エッジ・センスの機能の1つ「Edge Launcher」

エッジ・センスには、カメラの起動やスクリーンショットの撮影などいくつかの機能を割り当てられ、中でも「Edge Launcher」は役立つ場面も多く、エッジ・センスに何を設定しておくか迷ったらぜひオススメしたい機能です。

こちらはキャリア版の発売当初にはなくアップデートで追加された機能なのですが、アプリや設定のショートカット、カレンダーなどが並んだランチャーが端末の側面を握るだけでいつでも表示できます

HTC センス・コンパニオン
HTC センス・コンパニオン

エッジ・センス以外の機能では、ユーザーの使用状況を学習・分析して、天気予報やカレンダー内の予定、おすすめのレストランなど様々な情報をお知らせしてくれる「HTC センス・コンパニオン」も便利です。

同種の機能は他機種でも見かけますがセンス・コンパニオンは競合製品よりもう一歩踏み込んでいる印象で、例えばカレンダーに翌日の早朝からの予定が入っていたらアラームの時間を変更するよう提案したり、旅行の予定に応じて観光名所やその日の天気を確認したりと、先読みした情報をくれるのが役立ちます

HTC U11といえば、カメラ性能の高さも魅力。以下の写真は、HTC U11のカメラを使用してオートで撮影した作例です。

HTC U11 SIMフリーモデル カメラ作例:晴れた屋外で花を撮影
晴れた屋外で花を撮影。画素数は低めですが解像感は申し分ありません
HTC U11 SIMフリーモデル カメラ作例:被写体の質感がよく出ています
色合いは大人しめですが、被写体の質感がよく出ています
HTC U11 SIMフリーモデル カメラ作例:奥行きのある写真が撮れます
明るいレンズのおかげで適度にボケも出るので、奥行きのある写真が撮れます
HTC U11 SIMフリーモデル カメラ作例:日が沈みかけた難しい時間帯でも正確な色合いに
日が沈みかけた難しい時間帯でも正確な色合いに
HTC U11 SIMフリーモデル カメラ作例:夜景撮影には特におすすめ
夜景撮影には特におすすめ

約1,200万画素のセンサーにF1.7の明るいレンズを組み合わせたメインカメラは、海外版の発表時点では様々なカメラ・レンズの性能をテストしている評価機関「DxOMark」のモバイル部門で1位となるスコアを獲得しました。その後、新機種の登場や採点方式の変更などによって順位が変動しましたが、2018年3月現在でも上位10機種に入る高い評価を受けています

シャープな描写と適度なボケ味でテーブルフォトにも強いですが、やや発色が大人しめで通好みな面もあるので、SNSでの”映え”を狙うならプロモードに切り替えてホワイトバランスだけでも調整してみると良いかもしれません。素性は良いので格段に良い写真になります。

シーンを問わずよく撮れるカメラですが特に暗所でのノイズの少なさは優秀。光学式手ぶれ補正が付いているということもあって、設定を練ったり三脚などで固定したりといった工夫をせずとも綺麗に撮れるので、夜景を撮りたい方にはイチ押しです

まとめ:HTC U11 ソーラーレッドはおすすめ

HTC U11 ソーラーレッドはおすすめ

キャリア版や海外版の発売からある程度の期間を空けての登場ではありますが、今でも一線級のスペックやカメラ性能は十分に惹かれるものがあります

加えて、国内では未発売だった待望のカラー「ソーラーレッド」が手に入ることはもちろん、HTC独自の機能「エッジ・センス」にもEdge Launcherなどの新要素が追加されていますし、今後の予定としてはAmazonの音声アシスタント「Alexa」への対応も予定されています。今だからこその新たな魅力もあるのではないでしょうか。

SIMフリーでの発売ということで、HTCファンのみならず、ゲームなども快適に遊べるハイスペックなスマホが欲しい方や「おサイフケータイは手放せない」という方など、SIMフリースマホではなかなか条件に合う機種の無かった方にもおすすめのスマホです

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特集コンテンツ

d-card

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやPC、カメラなどのデジタルガジェットを主に扱ったブログ「GeekDays」を運営。 元携帯ショップ店員で、現在はブロガー兼ライターとして活動中です。モバイル機器全般が好きですが、特にAndroidスマートフォンに興味あり。Twitter:@__agar