格安SIMの申し込み方法ってどうやるの?乗り換え前にもチェックしておきたい注意点・ポイントを徹底ガイド

書いた人: agar

カテゴリ: 格安SIM

格安SIMの申し込み方法ってどうやるの?乗り換え前にもチェックしておきたい注意点・ポイントを徹底ガイド

急速に普及が進む格安SIM、最近ではMVNO全体でのシェアが1割を超えたという調査結果も出ています(2018年2月・MMD研究所調べ)。10人に1人が格安SIMを使っているともなると、そろそろ身の周りで使っている人の話を聞いたことがある、自分も気になっているという方も多いのではないでしょうか。

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを考えている方が戸惑いやすいポイントの1つに、格安SIMの申し込みはオンラインでの手続きが主流ということが挙げられます。「携帯をネットで買う」という経験の無い場合ですと不安に思われるかもしれませんが、決して難しいものではありません。店舗での購入よりも時間や場所に縛られないメリットもあります。

この記事では、格安SIM全般の申し込みの流れや申し込む際に必要な物、注意点などを解説します。

目次:

格安SIMに申し込む前に準備、確認したいこと

格安SIMを申し込む前に、必要なものや確認しておきたいことがいくつかあります。条件によってはどの格安SIMを使うかの選択にも影響してくるので、格安SIMに乗り換えると決めたらまずはこちらからチェックしてみても良いかもしれません。

対応端末か確認する

IIJmioの動作確認済み端末一覧
IIJmioの動作確認済み端末一覧

まずは、使いたい端末が契約予定の格安SIMに対応しているか確認しましょう。大手キャリアから発売されている機種などこれまで使っていた端末を引き続き使う場合、新たにSIMフリー端末を購入する場合のどちらでも同様の手順で確認できます。

各MVNOの公式サイトに、動作確認の取れている端末をまとめたページが用意されているので、そちらを参照するのが確実です。例えば、IIJmioの場合は以下のページに掲載されています。

参照: 動作確認端末 | IIJmio

本人名義のクレジットカード

支払い方法はクレジットカードが主流
支払い方法はクレジットカードが主流

月額料金の支払い方法はクレジットカードのみの場合がほとんどです。大手キャリアでは各社ともに銀行口座から料金を引き落とす「口座振替」も選択できますが、格安SIMでこちらに対応している事業者はごく少数となっています。

また、OCN モバイル ONEなど一部の例外を除き、契約者とカードの名義が一致している必要があるので、家族分の料金をまとめて支払いたい場合などは要注意です。

クレジットカードを持っていない場合は、デビットカードや口座振替に対応しているMVNOに候補を絞って探してみると良いでしょう。それぞれ、以下のようなものがあります。

デビットカード・口座振替対応のMVNO一覧

デビットカード 口座振替
OCN モバイル ONE
楽天モバイル
DTI SIM ×
UQ mobile ×
@モバイルくん × ※1
BIGLOBEモバイル × ※2

※1:「@モバイルくん」の口座振替はデータSIMを申し込む場合のみ可能。
※2:「BIGLOBEモバイル」の口座振替は、データSIMでの申し込みやBIGLOBEの他サービスを利用中の場合のみ可能。

なお、デビットカードに関しては各MVNOによって使用できるカードが異なります。デビットカード・口座振替が使えるMVNOについては、詳しくは以下の記事をご覧ください。

本人確認書類

本人確認書類について
本人確認書類について

データSIMでは不要な場合が多いですが、音声通話対応のSIMを申し込むためには本人確認書類が必要です。運転免許証住民基本台帳カードパスポートなどが利用できます。

細かい条件は各社で異なりますが、健康保険証などの顔写真がついていない本人確認書類や、転居などで書類に記載されている住所と現住所が異なる場合には、補助書類として住民票公共料金領収書をセットで提示する必要が出てくることもあります。

概ね各社ともに条件は似ているものの運用が異なる部分もあり、例えばマイナンバーカードの利用可否や健康保険証を利用する場合の補助書類の有無などは各社でルールが異なります。各MVNOの公式サイトで確認しておくのが確実でしょう。一例として、b-mobileの場合は以下のページに本人確認書類の一覧が掲載されています。

参照: 本人確認書類についてについて | My b-mobile

MNP予約番号(キャリアから乗り換える場合)

音声通話対応のSIMを申し込む場合は、現在お使いの携帯電話番号を引き継いで契約できる「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」という仕組みがあります。MNPを利用して申し込むには「MNP予約番号」が必要です。

MNP予約番号は移転元の携帯会社で取得でき、予約番号には発行日を含めて15日間の有効期限があります。各キャリアのMNP予約番号の取得方法は以下の通りです。

●ドコモ

・店頭:ドコモショップ
・電話:151(携帯電話から)・0120-800-800(固定電話から)
・Web:My docomo

●au

・店頭:auショップ・PiPit
・電話:0077-75470

●ソフトバンク

・店頭:ソフトバンクショップ
・電話:*5533(携帯電話から)・0800-100-5533(固定電話から)

予約番号を発行したタイミングでは費用は発生しませんが、乗り換えが完了すると「MNP転出手数料」がかかります。ドコモの場合は2,000円(税別、以下同)、auは3,000円。ソフトバンクは原則として3,000円一部契約内容によっては5,000円です。

MNPでの申し込むが成立した段階で元の携帯会社は解約となるので、2年契約のプランを利用している場合や、現在お使いの機種の購入時に「端末購入サポート」などの一定期間の利用を条件とした割引を受けている場合はこれらの解除料が発生するケースもあります。手数料を含めて最後の月の請求は通常よりも高くなるのでご注意ください。

格安SIMに申し込む

格安SIMの申し込みは、Web上での手続きがメインです。一部のMVNOでは店頭窓口での申し込みが可能なところもあるので、オンラインでの手続きが不安な方やすぐにSIMを受け取りたい方は店舗を探してみるのも1つの手でしょう。

もっとも、オンラインでの申し込みもそう難しいものではなく、基本的には画面の指示に従ってプランを選んだり必要事項を入力していくだけなので10分~15分程度で完了します。忙しい方でも夜など空いている時間にいつでも申し込めますし、使い始めるタイミングもある程度自由が利くというメリットもあるので、まずは一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

申し込みの流れは各MVNOにより多少の違いがありますが、NifMoの実際の申し込み画面を例に解説します。

会員登録が必要な場合が多い
会員登録が必要な場合が多い

多くのMVNOで、申し込みに前後して会員登録が必要です。NifMoの場合は「@nifty ID」を使用するといったように、プロバイダなど格安SIM以外のサービスも行っているMVNOでは共通のアカウントを使っている場合もあります。

会員登録をする理由としては、MVNOの場合は申し込みだけでなく利用開始後のプランの変更やオプションサービスの追加など、大半の手続きを会員ページから各自で行うようになっています。今後使っていくために必要なものなので、登録が必須の場合が多いというわけですね。

端末の購入有無を選ぶ
端末の購入有無を選ぶ

端末のセット販売を行っているMVNOであれば、「SIMカードのみを申し込む」のか、「SIMカードと本体をセットで購入する」のかを初めに聞かれる場合が多いです。お持ちの端末を使う場合は「SIMカードのみ」を選択しましょう。

プラン(データ容量)を選ぶ
プラン(データ容量)を選ぶ
SIMカードのサイズを選ぶ
SIMカードのサイズを選ぶ
オプションサービスを選ぶ
オプションサービスを選ぶ

申し込み時に選択・入力する内容としては、大きく分けて契約内容契約者情報の2つがあります。

契約内容について見ていくと、まずはプランの選択。音声SIMかデータSIMか、データ容量はどれくらい使うのかなどを考えつつ選びましょう。オプションサービスは後から加入できるものが多いですが、端末の故障などに備えた補償関連のサービスは購入時にしか加入できない場合がほとんどなので、必要な場合はお忘れなく。

氏名・性別・生年月日を入力
氏名・性別・生年月日を入力
住所・連絡先電話番号を入力
住所・連絡先電話番号を入力

続いて契約者情報について見ると、まず契約者の氏名・生年月日・住所といった個人情報の登録が必要なのは各社ともに共通しています。

メールアドレスを入力
メールアドレスを入力

メールアドレスは大手キャリアの契約時にはオンラインショップでの購入などを除いて登録することがないので疑問に思われるかもしれませんが、申込後の進捗状況や、MVNOによっては毎月の請求金額のお知らせなどの連絡に使われるので、確実に受け取れるメールアドレスを入力しておきましょう。

カード情報を入力
カード情報を入力

支払いに使うクレジットカードの情報を入力します。次に、ここまでの入力内容の確認や本人確認書類のアップロードをして、申し込み手続きは完了です。

SIMカードが届いたらすること

申し込み完了後、確認が取れ次第いよいよSIMカードが送られてきます。端末もセットで購入した場合などはすぐに使い始められることもありますが、基本的には最後にもう2つ、「開通手続き」と「APN設定」が必要です。

開通手続き

データSIMの場合など例外はあるものの、輸送中の紛失などでのリスクを避けるためやMNPの場合であれば不通期間を無くすために、手元に届いたままの状態では通信できるようになっていないことも多いです。この場合は、新しいSIMカードを利用開始するための「開通手続き」をまず行います。

開通手続きは電話またはWebで可能
開通手続きは電話またはWebで可能

開通手続きの方法は各社で異なりますが、専用ダイヤルへの電話または契約者向けサイトからの手続きとなります。どちらの場合も24時間の対応ではなく、翌日以降の開通となる時間帯がある場合が多いので余裕を持って申し込みましょう。

開通を依頼してから、営業時間内であれば数分~数十分で新しいSIMカードが開通し、通話可能な状態になります。データ通信をするには端末側の設定も必要なので、次のAPN設定へと進んでください。

APN設定

APN設定とは?
APN設定とは?

「APN設定」とはデータ通信をするための接続先の設定です。各社で接続先は異なるので、「このSIMの接続先はここだよ」ということを端末に教えてあげる作業となります。

端末をセットで購入した場合にはMVNOによっては設定が済んでいることもありますが、基本的には必ず行う設定です。

Androidスマートフォンの場合は設定画面内にあるAPNの一覧から当てはまるを選択、またはリストにお使いのSIMのためのAPNが収録されていない場合は手動で入力します。iPhoneの場合は、各MVNOが提供している「APN構成プロファイル」と呼ばれる設定用のファイルをダウンロードするとAPN設定が完了します。

APN設定の方法については、詳しくは以下の記事をご覧ください。

申し込む際の注意点

申し込む際の注意点は?
申し込む際の注意点は?

申し込む際の注意点として、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@i.softbank.jp」などで終わる各キャリアのメールアドレスおサイフケータイの一部機能などキャリアのサービスに依存するものはこれまでと同じ端末を使う場合でも利用できなくなる機能があるのでよく使うサービスがあれば事前にチェックしておきましょう。

また、au・ソフトバンク回線のMVNOでiPhoneを使う場合や一部のドコモ端末を使う場合など、テザリング機能が使えないことがあるのでご注意ください。こちらはMVNOによっては動作確認済み端末一覧のページで利用可否が確認できます。

またMNPで申し込む場合の移転元の各キャリアでの最終月の料金は、一部プランを除いて日割りにはならず、乗り換えのタイミングに関係なく1ヶ月分かかります。初月無料のMVNOも多いので二重に料金を払わなければならない月が発生するケースは少ないですが、こちらも注意が必要です。

まとめ

格安SIMの申し込み方法、必要なものや注意点について解説してきました。大手キャリアで契約する場合と比べると自分でする作業は多いですが、事前にしっかり準備・確認してから申し込めば慌てることはなく、難しい作業もありません。

もし申し込みで困ったことがあっても、メールやチャット、電話でのサポートをしているMVNOがほとんどなので、まずは気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

編集部おすすめの格安SIM情報

UQ mobile:快適な通信速度を誇るau系MVNO

UQ mobile
UQ mobile

UQコミュニケーションズが提供するau系MVNOの「UQ mobile」は、当サイトで毎週実施している格安SIM速度ランキングにおいて優秀な成績を誇っています。計測を開始して以来ずっとトップを走り、更に細かい計測を行ったモバレコ独自の「通信快適さランキング」においても快適な結果を出しています。

au系MVNOとあってまだまだ利用端末が少ない印象ですが対応する端末も徐々に増えてきました。

mineo:ドコモ・au系プランを選択できるマルチキャリア

mineo
mineo

ドコモ回線、au回線を選んで使えるマルチキャリアの「mineo(マイネオ)」もおすすめ。毎週更新の格安SIM速度ランキングでも好成績を叩き出す実用的なSIMで、こちらも多くのユーザーに支持されています。

マルチキャリアも立派な特徴ですが、ユーザーコミュニティの「マイネ王」や独自のサービス「パケットギフト」や「フリータンク」もmineoならではの特徴。家族・友人間でパケットを分け合ったり、mineoユーザー同士で分け合うこともできます。

ドコモ・au回線を選べるので、端末の選択肢が多いのも嬉しいポイント。
>>mineoの詳しい申し込み方法はこちら

BIGLOBEモバイル:エンタメフリーオプションでYouTubeが見放題!

BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル

老舗プロバイダとしても知名度の高いビッグローブが提供する格安SIM「BIGLOBEモバイル」。同等の料金でも他社より多くデータ通信ができる6ギガプラン(6GB/月)や12ギガプラン(12GB/月)が人気のプランです。

なんといっても最大の特徴は特定の動画・音楽コンテンツが使い放題となる「エンタメフリーオプション」です。YouTubeやAbema TV、Google Play Musicといった人気コンテンツが対象で、音声通話プランの場合480円/月で加入できます。対象プランは6GB以上のプランとなっています。

>>BIGLOBEモバイルの詳しい申し込み方法はこちら

モバレコ経由での申し込み限定!3,000円相当のポイント進呈!

IIJmio:高い通信品質で信頼度No.1の格安SIM

IIJmio
IIJmio

高い通信品質とその技術力から多くのユーザーから熱い支持を受ける老舗ブランド「IIJmio」。格安SIM利用者のシェアも高く、定期的に行われるIIJmeetingでは多くのユーザーが参加するほどの熱狂ぶり。格安SIMを初めて利用する際、まず選ばれることが多い格安SIMです。

料金プランはシンプルながら、ドコモ回線・au回線を選べるマルチキャリアであるのも嬉しいポイント。それだけ多くのスマホに対応しているため幅広いユーザーに選ばれています。
>>IIJmioの詳しい申し込み方法はこちら

U-mobile:豊富なプランから自分に合ったものを選べるドコモ回線

U-mobile
U-mobile

U-NEXTが提供するドコモ回線を使用した格安SIM「U-mobile」。基本のデータ定額プランに加え、「LTE使い放題プラン」や「音楽聴き放題SIM」、「月25GBの大容量プラン」に「ソフトバンク回線の格安SIM」など、豊富な料金プランを揃えています。
格安SIMにはまだまだ数少ない実店舗も構えており、実際の端末に触れたり料金の相談から契約まで専門スタッフが対応してくれます。
>>U-mobileの詳しい申し込み方法はこちら

OCN モバイル ONE:NTTグループが運営するドコモ回線の格安SIM

OCNモバイルONE
OCNモバイルONE

「OCN モバイル ONE」はインターネットプロバイダの「OCN」ブランドを展開する、NTTコミュニケーションズが運営しているドコモ回線のMVNOです。
高速・低速、月単位・日単位でプランを選べるのが特徴。最大262.5Mbpsと最大500kbpsの高速・低速プランに分かれていて、通信速度が遅いかわりに月ごとに15GBまでの大容量プランを割安で利用することが可能。
また、国内通話料が半額になる「OCNでんわ」は申込不要で利用することができます。

b-mobile:ソフトバンク回線とドコモ回線、日本通信が提供している老舗のMVNO

b-mobile
b-mobile

b-mobile」は日本通信が提供している老舗のMVNO事業者。
ドコモ回線と格安SIMでは珍しいソフトバンク回線を利用したプランを提供しています。1GBのデータ通信量を使い切るごとに5GBまでの間で1GBずつ自動で追加される仕組みの「b-mobile おかわりSIM 5段階定額」などユニークなプランを提供しています。
>>b-mobileの詳しい申し込み方法はこちら

nuroモバイル:深夜割プランなど、ユニークなプランが多いドコモ回線

nuroモバイル
nuroモバイル

So-netが新たなブランドとして提供をスタートしたのがこのnuroモバイル。月2GB~10GBまで1GBごとに細かくプランを選択できます。
さらに、独自プランとして「5時間/日プラン」を提供。1日あたり5時間までLTE回線が使い放題となるプランで、その間は通信量の上限なく高速回線を楽しむことができます。
>>nuroモバイルの詳しい申し込み方法はこちら

「nuroモバイル エントリーコード」ご購入はこちら

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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爆買いスマホマニア

プロフィール

携帯ショップ店員、スマホ専門ニュースサイトの記者などを経て、フリーライターとして活動中。2010年頃からAndroidスマホにハマり、通算100機種以上を購入して使ってきました。端末の魅力から難しい料金プランの選び方まで、知識・経験を活かして分かりやすくお伝えします。

休日はバイクや自転車で旅に出たり、カメラを持って散歩するのが好きです。モバレコ以外のメディアではクルマ・バイク・鉄道など乗り物に関する記事も書いています。

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スマホ・料金プラン・カメラ など

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