SIMロック解除の前に!エリカの失敗例から学ぶ「周波数」のこと

書いた人: 後藤あい

カテゴリ: 格安SIM

SIMロック解除の前に!エリカの失敗例から学ぶ「周波数」のこと

こんにちわ、後藤あいです。
シリーズでお送りしておりますSIMロック解除義務化。今日はSIM初心者による、SIM初心者のための「周波数」の話をします。SIMロックの解除を考えているならぜひ抑えておきたいポイントですよ。

SIMロック解除義務特集

そもそも「SIMロック解除義務化」とはどんな制度?なぜSIMロックをかけるのか?
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解除したらいいことあるの?SIMロック解除のメリット、デメリット

失敗例からみる周波数の違い

キャリアから販売されている端末は、そのキャリアで使うことを考えて作られていることが多いため、他のキャリアのSIMに差し替えても、周波数帯や通信方式の違いから、本来の性能が発揮できない場合もあります。

どうやらSIMには、周波数の違いがあって、手元にあるSIMを挿しても、使える端末と使えない端末があるよう。SIMフリーだ!やった!と浮かれていたので、衝撃です。

結構大事なポイントということなので、 私の友人、エリカの失敗例とともに、周波数のことを考えてみます。

失敗例その1:彼へのプレゼント

最近同棲し始めた彼とお揃いで2台。ケータイショップにいってSIMロック解除して、念願のSIMフリースマホを手に入れたエリカ。

(彼には「お揃いにしたかったのー。」と可愛らしいことを言っているが、本当の理由は、彼が風呂に入っている時の携帯チェックがスムーズにできるから。お揃いの端末なら操作方法が同じだもの。)

が、いざ彼が持っていたSIMを挿しても反応せず、使えなかった。

自分も同じものを持っているので代わりに使う必要もなく、結局一度電源を入れただけで売ることになった。(同時に携帯チェック作戦も失敗。)あーあ。結構高かったのに。

これが起きた原因は、彼が持っていたSIMの周波数と、端末が対応している(拾える)周波数が一致しなかったから。例えばドコモの端末をロック解除しても、端末によっては「au」系のSIMが使えなかったり。auはdocomoやSoftBankと違う周波数を採用しているため、注意が必要。

失敗例その2:海外旅行に行って

学生特有の長ーい休みと、会社員時代の貯金を使って1週間タイ旅行へ行ったエリカ。

わざわざ端末を借りるのも面倒なので、海外で使えるSIMだけを現地の空港で契約して、自分の端末に挿したが、反応しない。

結果、契約したSIMはただの小さい板と化し、彼との連絡はわざわざネットカフェに行くことに。持っていったスマホはただのデジカメとなったのだった・・・。

これも例1と同じで、エリカが日本で使っていた端末では、空港で買ったSIMの周波数を拾えなかったことが原因。海外にも対応周波数が違うSIMが存在するため、買う前に店員さんに確認すべきだった。さらに、特にタイはSIMによって「対応エリア」も大きく変わるため、これも店員さんに相談した方が安全。

ちなみに、ネットカフェにあるPCは、大抵日本語入力ができないため、エリカはアルファベットで「samishiiyo-」と送らざるを得なくなった。日本にいる彼は「そこまでして連絡くれなくていいのに」と頭を抱えることに。

買う前に確認しておきたいこと

「SIMロックフリー義務化!」といっても、存在する全ての端末が自由に使えるようになるわけではなく、「周波数」によって、使えない端末も存在するということです。

上のエリカのように、買ってから「あれ?」となるより、買う前にしっかり確認しておく必要がありますね。いやー。知らなかった!

どこで確認すればいいの?

各キャリアの周波数帯は以下のページから確認ができます。

参照:

SIMの周波数に合う端末を選ぼう!SIMフリー端末を買う前に知っておきたい「周波数」のこと

一方各端末の周波数帯ですが、端末のスペック情報に「対応周波数」や「Band」という記載がありましたので、これを比較してチェックしておけば良いようです。

例として、2年位前に発売された端末の対応表を書き出してまとめてみました。こんな感じで照らしあわせてみてください。

docomo 2013春モデル:MEDIAS X N-04Eの対応表
機器の対応周波数(LTE) ドコモ系SIMの周波数(LTE) au系SIMの周波数(LTE)
2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1)
1,800MHz(Band3)
1,500MHz(Band11)
800MHz(Band18)
800MHz(Band19)
1,500MHz(Band21) 1,500MHz(Band21)
au 2013夏モデル:AQUOS PHONE SERIE SHL22の対応表
機器の対応周波数(LTE) ドコモ系SIMの周波数(LTE) au系SIMの周波数(LTE)
2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1)
1,800MHz(Band3)
1,500MHz(Band11) 1,500MHz(Band11)
800MHz(Band18) 800MHz(Band18)
800MHz(Band19)
1,500MHz(Band21)
SIMフリースマホ:Ascend G620Sの対応表
機器の対応周波数(LTE) ドコモ系SIMの周波数(LTE) au系SIMの周波数(LTE)
2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1) 2,100MHz(Band1)
1,800MHz(Band3) 1,800MHz(Band3)
2600MHz(Band7)
1,500MHz(Band11)
800MHz(Band18)
800MHz(Band19) 800MHz(Band19)
1,500MHz(Band21)

SIMフリースマホですが、こちらも参考にどうぞ:

そのスマホ、ちゃんと使える?人気SIMフリースマホの対応周波数まとめてみた!

確認できた!その後の罠がもう一つ

「使える/使えない」の他に、その周波数帯の対応エリアと通信速度も合わせて確認する必要があります。使えるんだけど、遅すぎる!とか、実家だとまるで繋がらない!とか、その周波数自体のことも調べておきましょう。

エリアは各キャリアのHPからチェックすることができました。

参照:

サービスエリア | エリア | NTTドコモ
4G LTE、3Gサービスエリアマップ | エリア:スマートフォン・携帯電話 | au
サービスエリア | 通信・エリア | モバイル | ソフトバンク

せっかくSIMとスマホの周波数が合ってたとしても、使う場所がその周波数に対応していなかったら意味が無いですからね。みなさんも私の友達・エリカみたいにならないように注意しましょう。

まとめ

SIMロックフリー義務化だ!やった!携帯着せ替えしたい!と心を踊らせていましたし、実際、選択の幅が広がります。しかし、周波数の違いによる制限があることを気をつけなければならないことに注意する必要がありました。

チェックを忘れないように、この記事を定期的に見返してくれたら嬉しいです(唐突でこじつけ)。

次回はSIMロック解除義務化を受けて、各キャリアがどんな動きをするのか、をご紹介します(別の方が)。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

後藤あい

後藤あい

1990年生まれ東京在住のOLブロガー。テレビ、ラジオ、妄想、ビリヤード、アプリ探しが好きなインドア志向。SIMってなに?状態から勉強中。。。ノンジャンルブログ「Lislog」運営。




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