BIGLOBEモバイルでタブレットを使って楽しもう!おすすめのプランと利用方法をチェック

カテゴリ: BIGLOBEモバイル

インターネットサービスの老舗「ビッグローブ」が2012年より展開しているMVNO(格安SIM)サービスの「BIGLOBEモバイル」は、ドコモ回線を使用する「タイプD」とau回線を使用する「タイプA」からなるマルチキャリア対応の格安SIMサービスです。

そしてBIGLOBEモバイルといえば、YouTubeやAppleミュージックといった特定のエンターテイメントサービスのデータ通信料がカウントされないカウントフリーオプション「エンタメフリー・オプション」が用意されている点が最大の特徴。

また主回線を基に、最大4枚の副回線を追加契約できるシェアプランの「シェアSIM」も用意されています。シェアSIMではタイプDとタイプAを跨いだ契約も可能。マルチキャリア対応のBIGLOBEモバイルならではの特徴です。

つまりエンターテイメントを楽しみたいユーザーも、複数機種をマルチキャリアでできるだけ安く運用したいユーザーも、更には両方実現したいユーザーまで、BIGLOBEモバイルであれば可能なんです。

今回はそんな特徴盛沢山なBIGLOBEモバイルを、タブレットで運用する方法とメリット、そして最適なプランまで詳しく解説していきます。

BIGLOBEモバイルでもタブレットは使える

BIGLOBEモバイルはドコモやauのタブレットで使えます
BIGLOBEモバイルはドコモやauのタブレットで使えます

BIGLOBEモバイルは、SIMスロットが搭載されているセルラー機能をサポートしたタブレットに挿して運用することも当然できます。この点は他の格安SIMと同様です。

実際に運用できるタブレットはSIMフリーモデルはもちろんのこと、タイプDはドコモのタブレット、タイプAはauのタブレットでSIMロックの解除なしに運用することが可能です。

もちろんSIMフリータブレットや、SIMロックを解除したキャリアで販売されているタブレットでも、タイプDとタイプA関係なく運用することができます。

BIGLOBEモバイルで利用できるタブレット

BIGLOBEモバイルで利用できるタブレットは何種類?
BIGLOBEモバイルで利用できるタブレットは何種類?

BIGLOBEモバイルで利用できるセルラー機能をサポートしたタブレットは、大きく分けで4種類です。

ココがポイント

・auやドコモが販売しているキャリアのタブレット
・中古ショップなどで販売されているauやドコモのキャリアの白ロムタブレット
・HuaweiやASUSなどのメーカーが国内で販売しているSIMフリータブレット
・BIGLOBEモバイルがSIMとセットで販売しているタブレット(HUAWEI MediaPad M3 Lite)

auやドコモが販売しているタブレットと中古ショップなどで販売されている白ロムタブレットは、ドコモならタイプD、auならタイプAのSIMでSIMロックを解除せずに運用することができます。

そしてSIMロックを解除したりもともと解除されていれば、タイプDとタイプAの好きなほうで運用することが可能です。これはSIMフリータブレットも同様です。

ちなみにドコモのモバイルネットワークをサポートしているタブレットで音声通話機能まで搭載しているモデルであれば、タイプDの音声通話SIMを挿して音声通話を利用することもで可能です。

Wi-Fi専用タブレットはそのまま利用できない

Wi-Fi専用タブレットはテザリングなどを活用しましょう
Wi-Fi専用タブレットはテザリングなどを活用しましょう

SIMスロットを搭載していないWi-Fi専用タブレットは、BIGLOBEモバイルのSIMを挿して運用することはできません。

ただしこの場合は、スマートフォンにBIGLOBEモバイルのSIMを挿してテザリングを行えば、その電波を利用してWi-Fi専用タブレットを運用することができます。要は使いようです。

またスマートフォンに挿したBIGLOBEモバイルのSIMにエンタメフリー・オプションを付けていれば、テザリングで運用するWi-Fiタブレットもエンタメフリー・オプションのカウントフリーの恩恵を受けることができます。こういった運用方法もBIGLOBEモバイルの賢い使い方です。

ちなみにタイプAの場合はiPhoneやiPadでテザリングを利用することができないので、この点は注意してください。

BIGLOBEモバイルでタブレットを使うメリットとは?

エンタメフリー・オプション
BIGLOBEモバイルといえばYouTubeなどがカウントフリーとなるオプションサービス

BIGLOBEモバイルはエンタメフリー・オプションとシェアSIMが特徴のマルチキャリア格安SIMサービスです。なのでこの特徴を最大限に活用することこそ最大のメリットと言えます。

特にエンタメフリー・オプションはYouTubeや AbemaTVといった動画サービスがカウントフリーとなるので、タブレットの大画面で通信料を気にせずに動画を楽しむができるわけです。

エンタメフリー・オプションは有料オプションですが、BIGLOBEモバイルを契約するのであれば使わないと損と言えるほど素晴らしいサービスです。

タブレットで動画を見たい人にもBIGLOBEモバイルはおすすめ

BIGLOBEモバイルの魅力「エンタメフリー・オプション」
BIGLOBEモバイルの魅力「エンタメフリー・オプション」

前途の通りBIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは是非利用すべきオプションサービスです。ただしBIGLOBEモバイルであればどのプランでも加入して利用できるわけではなく、3GB以上のプランでないと加入できません

エンタメフリー・オプションでカウントフリーとなるサービス
料金 音声通話SIM:月額528円(税込)
データSIM:月額1,078円(税込)
利用可能プラン 3GB以上
カウントフリー対象のサービス YouTube・Google Play Music・Apple Music・ AbemaTV・Spotify・AWA・radiko.jp・Amazon Music・U-NEXT・YouTube Kids

注意点

・シェアSIMの場合はエンタメフリー・オプションに加入しているSIMのみ適用
・カウントフリー対象のサービスでもカウントフリーとならない場合がある
・U-NEXTなどサービス利用に加入が必須なサービスの月額利用料は含まれない

エンタメフリー・オプションで注意しなければいけない点は音声通話SIMとデータSIMで月額料金が異なる点と、3GB以上のプランでないと利用できない点、そしてカウントフリーサービスでもカウントフリーとならない場合がある点です。

音声通話SIMでは月額のオプション料金が安くはなりますが、音声通話SIM自体に契約月の翌月から計算して12ヶ月間の最低利用期間が設けられているので、途中解約は当然違約金が発生します。

またカウントフリーとならない場合は、動画や音楽のアップロード、テザリング運用時の複数端末による同時利用、VPNやプロキシサーバーを介しての運用の場合です。

つまりYouTubeライブなどの動画配信やエンタメフリー・オプションを付けたBIGLOBEモバイルSIMでのテザリング運用における複数端末での利用、そしてVPNなどの暗号化通信ではカウントフリーとならない場合があるので十分注意してください。

この他、カウントフリーサービス内における対象外サービスの利用もカウントフリーとなりません。例えば再生しているYouTubeをTwitterやFacebookで共有する場合のTwitterやFacebookなどで使用する通信量はカウントフリーとなりません。

ほぼリアルタイムにデータ使用量を確認できるBIGLOBEモバイル公式アプリ
ほぼリアルタイムにデータ使用量を確認できるBIGLOBEモバイル公式アプリ

ちなみにAndroidとiOS用に提供されているBIGLOBEモバイル専用アプリから、ほぼリアルタイムに通信量を確認することができます。アプリで表示される通信量はカウントフリーが除外されるので、通信量が減っていなければカウントフリーが適用されているということになるわけです。

スマホともう1台タブレットを使いたい人にもおすすめ

シェアSIMで賢く運用
シェアSIMで賢く運用

BIGLOBEモバイルのシェアSIMは、主回線で契約しているプランの通信容量を副回線にシェアできるオプションサービスです。副回線の運用料金も200円~と安価なので、例えばスマートフォン用回線を主回線としてタブレット用に副回線を契約して安価に運用することができます

シェアSIM運用料金
タイプD タイプA
音声通話SIM 月額990円
データSIM(SMS) 月額352円
データSIM 月額220円 ※提供なし

※全て税込み

ちなみに音声通話SIMの副回線を利用する場合、主回線が音声通話SIMでないと利用することはできません。主回線がデータSIMだと音声通話SIMの副回線を利用することができないということです。

このほか音声通話SIMにのみ用意されているデータ容量1GBの音声通話スタートプランでも、シェアSIMは利用不可。BIGLOBEモバイルでは音声通話スタートプランのほかに3GB・6GB・12GB・20GB・30GBの5プランが用意されているので、この5プランでシェアSIMを利用することができるわけです。

20GB・30GBの大容量プランでシェアSIMを利用すれば、個人でのスマートフォンとタブレットの複数端末・複数回線運用だけでなく、家族丸ごと安価に運用することができるので良いですね。

BIGLOBEモバイルでタブレットを使うおすすめのプラン

運用パターンごとのオススメプランは?
運用パターンごとのオススメプランは?

それでは最後に、BIGLOBEモバイルのSIMをタブレットに挿して「YouTubeなどのエンターテイメント専用端末として使う場合」「WEBブラウジングやマップアプリのナビゲーションなど複合で利用する場合」「シェアプランで複数台運用する場合」の3パターンのオススメプランを解説させていただきます。

まずはBIGLOBEモバイルのプランのおさらいです。月額料金はタイプDとタイプAは共通していますが、タイプAはSMSなしのデータSIMの用意はありません。

BIGLOBEモバイルプラン(タイプD・A共通)
音声通話SIM データSIM(SMS) データSIM
※タイプDのみ
1ギガプラン 1,078円
3ギガプラン 1,320円 1,122円 990円
6ギガプラン 1,870円 1,727円 1,595円
12ギガプラン 3,740円 3,102円 2,970円
20ギガプラン 5,720円 5,082円 4,950円
30ギガプラン 8,195円 7,557円 7,425円

※全て税込み

YouTubeなどのエンターテイメント専用端末として使う場合

YouTubeなどのエンターテイメント専用端末として使う場合

エンタメフリー・オプションをフル活用してタブレットをエンターテイメント専用端末として利用する場合は、エンタメフリー・オプションに加入できる最低限プランの3ギガプランで十分です。SMSもいらないかと思うので単なるデータSIMで良いでしょう。

ただしSMSなしのデータSIMはタイプDしか用意されていないのでその点は注意してください。タイプAではSMS付のデータSIMとなります。実際の月額運用料金は以下の通りです。

タイプD タイプA
データSIM 3ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
データSIM(SMS)3ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
990円+1,078円
=
2,068円
1,122円+1,078円
=
2,200円

※価格は全て税込

WEBブラウジングやマップアプリのナビゲーションなど複合で利用する場合

WEBブラウジングやマップアプリのナビゲーションなど複合で利用する場合

WEBブラウジングやマップアプリのナビゲーションなど、いろいろと複合的に使う場合は6ギガプランか12ギガプランがオススメです

もしエンターテイメントも楽しみたい場合はエンタメフリーオプションを付けるといいでしょう。このほか音声通話まで利用してスマートフォンと同じように運用する場合は、音声通話SIMにするという手もあります。

ただしタブレットの音声通話は現状ドコモのネットワークをサポートしている機種しか出ていないので、自動的にタイプDのみとなります。

実際の月額運用料金は以下の通りです。

◆エンタメフリーオプションなし

タイプD タイプA
データSIM 6ギガプラン データSIM 12ギガプラン データSIM(SMS)6ギガプラン データSIM(SMS)12ギガプラン
1,595円 2,970円 1,727円 3,102円

※全て税込み

◆エンタメフリーオプションあり

タイプD タイプA
データSIM 6ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
データSIM 12ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
データSIM(SMS)6ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
データSIM(SMS)12ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
1,595円+1,078円
=
2,673円
2,970円+1,078円
=
4,048円
1,727円+1,078円
=
2,805円
3,102円+1,078円
=
4,180円

※全て税込み

◆音声通話SIM

タイプD/A
音声通話SIM 6ギガプラン 音声通話SIM 6ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
音声通話SIM 12ギガプラン 音声通話SIM 12ギガプラン
+
エンタメフリーオプション
1,870円 1,870円+528円
=
2,398円
3,740円 3,740円+528円
=
4,268円

※全て税込み

音声通話SIMではエンタメフリーオプションが月額528円に下がる点がポイントです

シェアSIMで複数台運用する場合

シェアSIMで複数台運用する場合

シェアSIMを活用してSIMを挿すそれぞれの機種でデータ通信を利用する場合は、20ギガプランか30ギガプランがオススメです。これだけ大容量であればデータ通信を使い切ってしまうことはまずないでしょう。

例えば、主回線を20ギガプランのデータSIMにして副回線を最大の4枚運用する場合の実際の月額運用料金は以下の通りです。

タイプD タイプA
データSIM 20ギガプラン
+
データSIM×4枚
データSIM(SMS)20ギガプラン
+
データSIM(SMS)×4枚
データSIM(SMS)20ギガプラン
+
データSIM(SMS)×4枚
4,950円+220円×4
=
5,830円
5,082円+352円×4
=
6,490円
4,950円+352円×4
=
6,358円

※全て税込み

合計5回線運用してもこの価格です。かなり安価ですね。

シェアSIMで注意すべき点は、音声通話SIMの副回線を利用する場合は主回線も音声通話SIMでないといけない点と、エンタメフリー・オプションを主回線に付けたとしてもそれはシェアされない点です。エンタメフリー・オプションはSIMごとの契約となります。

まとめ

タイプDとタイプAのマルチキャリア、エンタメフリー・オプションによるエンターテイメントフルサポート、シェアSIMによる複数回線運用、この特徴をフルに活かすことがBIGLOBEモバイルを賢く運用するコツです。

スマートフォンとタブレットなど複数台運用してる方は特にBIGLOBEモバイルがオススメ。また例えばauのスマートフォンとドコモのタブレットを運用している場合、シェアSIMでまとめてしまえば月の運用費も相当下がるかと思います。

こういった運用ができるのもマルチキャリアとシェアSIM対応のBIGLOBEモバイルならではです。キャリア機種複数台運用による毎月の運用費が高いと悩んでいるユーザーは、BIGLOBEモバイルを検討すべきかと思います。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

Jetstream

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国内外のガジェット情報や、移住して住んでいる沖縄での出来事を発信する個人ブログ「Jetstream BLOG」を運営している石井です。Twitter:@j_jetstream

この記事の監修者

モバレコ編集部

モバレコ編集部

スマホ、ケータイ、docomo、au、ソフトバンク、格安SIMに関する総合情報メディア「Mobareco-モバレコ」の記事コンテンツの制作を監修。スマホのレビュー、サービス解説、ライフハックからトラブルシューティングガイドなどの幅広いジャンルのコンテンツディレクションを手掛ける。『スマホをもっとわかりやすく。もっと便利に。』ユーザー目線に沿ったコンテンツを発信中。Twitter:@mobareco_jp

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