BIGLOBEモバイルのWi-Fiスポットは実用的? BIGLOBE Wi-Fiを使って便利に楽しもう!

カテゴリ: BIGLOBEモバイル

MVNO(格安SIM)はキャリアと比べて月額の利用料金がお得に抑えられるのがメリットです。しかし今では格安SIMのブランドも増え、格安SIM選びも複雑化していますよね。

そんな格安SIM選びのポイントの一つとして挙げられるのが、Wi-Fiスポットサービスが付くかどうかという点です。格安SIMのモバイルネッワークの速度はキャリアと比べて遅くなってしまいがちですが、Wi-Fiがスポット利用できるのであればそんな心配もカバーできたります。

今回は、インターネットの老舗「ビッグローブ」が提供する格安SIM「BIGLOBEモバイル」で利用できる「BIGLOBE Wi-Fi」をご紹介します。

BIGLOBEモバイルはエンタメフリー・オプションや子回線を安く運用できるシェアSIMだけがウリじゃないんです。Wi-Fiスポットが利用できると消費するデータ容量を節約することもできるので、ユーザーにとってメリットとなるので、ぜひ参考にしてみてください。

BIGLOBE Wi-Fiとは? 特徴と料金

全国83,000か所で利用できるBIGLOBE Wi-Fi
全国83,000か所で利用できるBIGLOBE Wi-Fi

BIGLOBE Wi-FiはBIGLOBEのインターネットサービス(接続コース)を契約してれば、別途申し込みをして利用できるWi-Fiスポットサービスです。

そのためBIGLBOEモバイルに限って利用できるというわけではなく、接続コースの一部であるBIGLOBEモバイルを契約していれば、自動的にBIGLOBE Wi-Fiを利用できるということになります。

BIGLOBE Wi-Fiはそもそも、全国のカフェ・駅・コンビニ・空港・商業施設など、約83,000箇所でWi-Fiを利用することができます。その仕様はライセンス制で、1ライセンスにつき1台の端末で利用可能です。

BIGLOBE Wi-Fiの主な提供スポット
BIGLOBE Wi-Fiの主な提供スポット

Wi-Fi通信時はもちろんモバイルネットワーク通信の消費カウントはなく、無制限でインターネットを利用することが可能。フリーWi-Fiスポットとは異なりセキュリティが万全な点も特徴です。

ライセンスは基本的には有料で、1ライセンスにつき月額275円(税込)となります。また接続コースの契約に対して最大10ライセンス(月額2,750円)まで申し込むことができます。

6GB以上のプランで1ライセンス無料
6GB以上のプランで1ライセンス無料

そしてBIGLOBEモバイルの場合、6ギガプランプラン(6GB)以上において、1ライセンスが無料で付与されるんです。つまり6ギガプラン以上であればBIGLOBE Wi-Fiを無料で1台利用できます

また音声通話SIMを2年契約前提で一部の機種を割引価格で運用できる「スマホまる得プラン」の場合は「スマホまる得Mプラン(6GB)」以上のプランで、契約月の翌月から12ヶ月間は1ライセンスが無料となります。こちらは期限付となるので注意してください。

BIGLOBE Wi-Fiの利用方法

BIGLOBE Wi-FIは申し込みが必要
BIGLOBE Wi-FIは申し込みが必要

BIGLOBE Wi-Fiはビッグローブの接続コースを契約することで初めて申し込み可能ですが、メールアドレスやインターネットを利用するための基本的な機能を備えた月額220円(税込)の接続コース「ベーシックコース」を契約することでも申し込みが可能です。

またこのベーシックコースの契約はBIGLOBEモバイルを契約するうえでも必須となっているので、結局BIGLOBEモバイルを契約していれば自動的にBIGLOBE Wi-Fiの申し込み権利が付いてくるわけです。

ライセンスの申し込みから利用するまでの流れ
ライセンスの申し込みから利用するまでの流れ

実際の申し込み自体はBIGLOBE Wi-Fi専用ページからアカウントログインしつつ申し込みを進めていくだけなので簡単なのですが、利用するにあたって1点だけややこしい点があります。それはMACアドレスの登録です

BIGLOBE Wi-Fiのライセンスに対して接続する端末のMACアドレスを紐づけておく必要があるため、BIGLOBE Wi-Fi申込み後にライセンス管理画面でMACアドレスの登録を行う必要があります

ライセンスとMACアドレスの紐づけ設定が必要
ライセンスとMACアドレスの紐づけ設定が必要

端末のMACアドレスの確認はAndroidの場合は【設定】→【端末情報】→【端末の状態】から、iOSの場合は【設定】→【一般】→【情報】から【Wi-Fiアドレス】部分で確認することができます。

Androidの場合はWi-Fi MACアドレス、iOSはWi-Fiアドレス
Androidの場合はWi-Fi MACアドレス、iOSはWi-Fiアドレス

ちなみに登録するMACアドレスはいつでも変更可能となるので、1ライセンスのまま接続する端末を変更したい場合はMACアドレスを変更すればいいだけです。わざわざ新しいライセンスを購入する必要はありません。

オートコネクトアプリ
オートコネクトアプリ

このほかBIGLOBE Wi-Fi専用のスマートフォンアプリ「オートコネクト」が、AndroidとiOS用に配信されています。

参考:BIGLOBE 「オートコネクト」:BIGLOBE会員サポート

このオートコネクトの利点は、端末にインストールしているアプリごとにMACアドレスをアプリ内に保持できる点です。端末ごとに同じBIGLOBEアカウントでログインしているとしても、アプリごとにMACアドレスを保持しておくことができます。

BIGLOBE Wi-Fiは1ライセンスごとに1MACアドレス縛りではあるのですが、アプリごとにMACアドレスを事前に登録して保持しておくことにより、BIGLOBE Wi-Fiを利用する端末をアプリから簡単に切り替えることができるわけです。

ちなみにオートコネクトアプリにMACアドレスを登録するにはアプリの設定内にある「BIGLOBE Wi-Fi登録確認」をタッチして行います。

ただし利用する端末を切り替えるには、まずBIGLOBE Wi-Fiのライセンス管理画面から登録されているMACアドレスを削除(クリア)にしてから、改めて利用する端末側で利用登録を行う必要があります。

利用登録で切り替えが可能
利用登録で切り替えが可能

BIGLOBE Wi-Fiは、必ずしもBIGLOBEモバイルのSIMを挿している機種でないと利用できないというわけではありません。そのためこのように応用することで賢くデータを節約することが可能となります。

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実際にBIGLOBE Wi-Fiを使ってみた!はたして結果は?

BIGLOBE Wi-Fiが実用的か検証してみた
BIGLOBE Wi-Fiが実用的か検証してみた

BIGLOBE Wi-Fi、いくらデータを節約できる便利なWi-Fiサービスとはいえ、その接続が面倒だったり肝心な速度が遅ければ意味がないですよね。

そこでAndroidスマートフォンとタブレットを利用して、実際にBIGLOBE Wi-Fiスポットで通信測定を行いつつ、体感的にも実用的かどうかを検証してみました

BIGLOBE Wi-Fiは利用登録さえ行っていればBIGLOBE Wi-Fiが提供されているスポットに入ると自動で接続が開始される仕様となっていますが、アプリからスポットを探して、そこで提供されているSSIDを確認して手動で接続することもできます。スポットに入ってもWi-Fiに自動接続されない場合は、Wi-Fi設定から対象のSSIDを探してタッチしてみてください。

BIGLOBE Wi-Fiが提供されているスポットとSSIDの確認はアプリの「スポット検索」から可能
BIGLOBE Wi-Fiが提供されているスポットとSSIDの確認はアプリの「スポット検索」から可能

まずはAndroidスマートフォンにて検証。今回はコンビニで接続してみます。

コンビニということでいろんなWi-Fiが飛んでいることもあり、手動でSSIDをタッチしてBIGLOBE Wi-Fi(0001_Secured_Wi-Fi)に接続しました。

スピードテストの結果がこちら。下り速度は2Mbps程度、上り速度は10Mbpsです。下りはそこそこ、上りは申し分ない速度と言えるかと思います。

速度はそれなり
速度はそれなり

次にAndroidタブレットで接続してみました。

最初のAndroidスマートフォンのMACアドレスがライセンスに紐づいているので、一旦BIGLOBE Wi-Fiの会員ページからMACアドレスをクリアにして、Androidタブレット側のオートコネクトアプリからあらかじめ登録しておいたMACアドレスで利用登録を行い、ライセンスにAndroidタブレットのMACアドレスを紐づけます。

会員ページからMACアドレスをクリア

オートコネクトアプリで利用登録

スピードテストの結果がこちら。こちらも下り速度は2Mbps程度、上り速度は10Mbps程度です。

タブレットでも速度はそれなり
タブレットでも速度はそれなり

実際にBIGLOBE Wi-Fiに接続してブラウジングしたりYouTube動画を視聴してみたりしましたが、特に速度が遅すぎる、というような印象はありませんでした。とはいえ爆速という印象もなし。通常利用であれば特にストレスなく利用できるということでしょう。

ただ1点だけ、YouTube動画は画質が自動で720pとなっていて、手動で1080pに上げてみたところ、若干動画視聴中に読み込みが行われるなどの挙動がありました。つまり1080p以上の画質で動画を視聴する場合は速度的に不十分だったと言えます。

高画質動画の視聴には向かないかも
高画質動画の視聴には向かないかも

今回の上り速度が速いコンビニなどでは、例えばスマートフォンで撮影した写真をクラウドにバックアップさせておきつつその時間を利用して買い物を行うなど、スポットに応じて有効活用する運用がオススメです

まとめ

格安SIMの中にはWi-Fiサービスを提供していないブランドももちろんあります。その中でBIGLOBE Wi-FiのようなWi-Fiサービスを提供しているBIGLOBEモバイルの存在は頭一つ抜けていますし、ぜひ活用すべきサービスと言えます。

ちなみにBIGLOBE Wi-FiはBIGLOBEモバイルの3ギガプラン以下では有料となりますが、初月は無料で利用することができます。つまりお試しで使ってみてから継続するかどうかを決めることもできます。

3ギガプランから6ギガプランに上がる場合の差額は550円となるので、3ギガプランでデータ容量が足りない場合でも、BIGLOBE Wi-Fiを利用することで意外とデータ通信の節約ができてプラン内で収まることもあり、その場合は1ライセンスの250円で解決します。

まずはお試しで使ってみましょう。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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国内外のガジェット情報や、移住して住んでいる沖縄での出来事を発信する個人ブログ「Jetstream BLOG」を運営している石井です。Twitter:@j_jetstream

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