「HUAWEI nova lite 2」と「HUAWEI Mate 10 lite」を徹底比較!コスパ最強スマホと安定のミドルスペックスマホ

書いた人: とくめい

カテゴリ: HUAWEI

「HUAWEI nova lite 2」と「HUAWEI Mate 10 lite」を徹底比較!コスパ最強スマホと安定のミドルスペックスマホ

格安SIMの普及に伴いSIMフリー端末の需要が高まっています。様々なメーカーが端末を販売する中でも、HUAWEIの主力とするミドルレンジのスマートフォンは低価格でも操作性や端末の質感が良く口コミを通じて注目を集めています。

2018年2月に発売された「HUAWEI nova lite 2」は、縦長液晶やデュアルカメラなどのトレンドを抑えつつ、2万円台で購入できるコスパの良さが魅力的な端末です

一足早く昨年末に発売された「HUAWEI Mate 10 lite」は、フラグシップモデルの「Mate 10 Pro」の廉価版となる位置づけ。半額以下で買える製品ながら縦長液晶やフロント・インカメラどちらもデュアルレンズ仕様で、アルミ製の背面が美しい端末です。

性能が近い2台で迷っている方も多いため、この記事ではnova lite 2とMate 10 liteの特徴や使い勝手、カメラ性能を中心に比較しておすすめポイントをまとめます。

目次:

外観・デザインを比較

前面:左「Mate 10 lite」、右「nova lite 2」
前面:左「Mate 10 lite」、右「nova lite 2」
背面:左「Mate 10 lite」、右「nova lite 2」
背面:左「Mate 10 lite」、右「nova lite 2」

両者を比較すると、画像右のnova lite 2はパールのような輝きを放つ質感が特徴。画像左のMate 10 liteは重厚感のあるブルーのグラデーションが美しいデザインです。

背面にアルミ素材を使用しているため、電波の受信感度を向上させるためにアンテナラインや樹脂パーツが使用されています。

Mate 10 liteはインカメラもダブルレンズ
Mate 10 liteはインカメラもダブルレンズ

Mate 10 liteではインカメラにもダブルレンズを採用しており、撮影後でもピントの位置や背景ボケを調整できる「ワイドアパーチャ機能」に対応しました。自撮りを良くする方には嬉しい機能です。

HUAWEI nova lite 2を片手持ちしてみたHUAWEI nova lite 2を片手持ちしてみた
HUAWEI nova lite 2を片手持ちしてみた
Mate 10 liteを片手持ちしてみたMate 10 liteを片手持ちしてみた
Mate 10 liteを片手持ちしてみた

本体サイズはMate 10 liteのほうが一回り大きく、手に持ったときの感触はnova lite 2のほうが滑りにくく持ちやすいです。スペック上、画面サイズが大きく見えますが、背面のラウンド形状と縦長液晶により横幅が抑えられているため男性なら片手操作も行えます。

カメラレンズの並びが異なるカメラレンズの並びが異なる
カメラレンズの並びが異なる

背面デザインはそれぞれ異なり、HUAWEI nova lite 2はカメラレンズと指紋認証センサーが左上に2つ並びます。Mate 10 liteは縦に並ぶ形状となっています。

レンズはどちらも出っ張っているレンズはどちらも出っ張っている
レンズはどちらも出っ張っている

カメラレンズはどちらも数ミリ出っ張っています。レンズへの傷が気になる方はケースを使って段差を埋めると気にならなくなります。

充電端子はどちらもmicroUSB
充電端子はどちらもmicroUSB

ボトム部分にはスピーカーや充電端子、3.5mmイヤホンジャックを搭載。充電端子は従来のmicroUSBを採用しているため、裏表のないType-Cに慣れていると少々不便に感じるかもしれません。

右側面に電源ボタンとスリープボタン
右側面に電源ボタンとスリープボタン
左側面にSIMスロットとmicroSDスロット
左側面にSIMスロットとmicroSDスロット

右側面には電源ボタンとスリープボタン、左側面にはnanoSIMとmicroSDスロットが付いています。デザインや配置はほぼ同じです。

nova lite 2のカラーラインナップ
nova lite 2のカラーラインナップ

nova lite 2のカラーラインナップはブルー、ブラック、ゴールドの3種類。今回のレビューで使用したのはゴールドカラーです。

Mate 10 liteのカラーラインナップ
Mate 10 liteのカラーラインナップ

Mate 10 liteのカラーラインナップはグラファイトブラック、オーロラブルーの2種類。今回のレビューで使用したのはオーロラブルーです。グローバル版にはゴールドカラーがありますが、残念ながら国内では未発売です。

スペックを比較

続いては両端末のスペックを比較してみます。スペック情報は各公式サイトを元に作成しています。(OSバージョンは執筆時点の情報)

参照(メーカー公式サイト):HUAWEI nova lite 2 / HUAWEI Mate 10 lite

HUAWEI nova lite 2 HUAWEI Mate 10 lite
本体カラー ブルー、ブラック、ゴールド グラファイトブラック、オーロラブルー
本体サイズ 約72.05 (W) x 150.1 (H) x 7.45 (D) mm 約75.2 (W) x 156.2 (H) x 7.5 (D) mm
重量 約143g 約164g
ディスプレイ 5.65インチ 18:9 TFT, 2160 x 1080ピクセル 5.9インチ 18:9 IPS, 2160 x 1080ピクセル
対応OS Android™ 8.0 Oreo / EMUI 8.0 Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1
CPU HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz) HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 x 2.36 GHz A53 + 4 x 1.7 GHz A53)
メモリ(RAM) 3GB 4GB
内蔵ストレージ(ROM) 32GB 64GB
バッテリー容量 3,000mAh 3,340mAh
充電端子 microUSB microUSB
メインカメラ 1,300万画素 + 200万画素,LEDフラッシュ,像面位相差 + コントラスト AF
(ダブルレンズ)
1,600万画素 + 200万画素,LEDフラッシュ,像面位相差 + コントラスト AF
(ダブルレンズ)
インカメラ 800万画素 ,FF 1,300万画素 + 200万画素
(ダブルレンズ)
通信方式 FDD LTE:B1/3/5/7/8/19/20,
WCDMA:B1/2/5/6/8/19,
GSM:850/900/1800/1900MHz,
セカンダリーSIM:GSMの上記周波数(音声通話のみ)
FDD LTE: B1/3/5/7/8/19/28
TDD LTE: B38/40/41
WCDMA: B1/5/6/8/19
GSM: 850/900/1800/1900MHz
セカンダリーSIM: GSMの上記周波数(音声通話のみ)
SIMスロット nano SIM×2 nano SIM×2
最大通信速度 下り : 最大150Mbps
上り : 最大50Mbps
下り : 最大150Mbps
上り : 最大50Mbps

スペックを比較してみると、Mate 10 liteのほうがメモリや内蔵ストレージ、バッテリー容量が大きくなっています。また、カメラ性能もメインカメラとインカメラどちらも画素数が高く、価格なりに性能差が現れています。

nova lite 2もCPU(SoC)は同じKirin 659を使用しており、背面のダブルレンズカメラ縦長液晶を採用しています。Mate 10 liteと1万円近くの価格差があり、nova lite 2はコストパフォーマンスの高い端末となっています。

基本性能の違いを分かりやすくするために、パフォーマンスや性能をベンチマークアプリを使ってスコアを計測してみました。

Antutu Benchmark結果Antutu Benchmark結果
Antutu Benchmark結果

結果はnova lite 2が「88,369点」、Mate 10 lite が「74,595点」を記録しました。メモリに余裕があるので後者がいい結果になると思ったら、OSが新しいnova lite 2のほうがスコアが高くなりました

処理速度の差も少なく、実際に使ってみても動作のはっきりとした違いはあまり感じませんでした。重たいアプリを複数立ち上げた時の挙動は、メモリが1GB多いMate 10 liteのほうがスムーズに動作していました。

カメラ性能を比較

nova lite 2のメインカメラは1,300万画素 + 200万画素、Mate 10 liteは1,600万画素 + 200万画素のダブルレンズを搭載しています。同社の上位機種にある2倍ハイブリッドズーム(画質を落とすこと無く2倍までズームできる機能)には対応していません。

インカメラはnova lite 2 が800万画素に対し、Mate 10 liteでは1,300万画素 + 200万画素のダブルレンズ仕様。2つのカメラの位置の差により、被写体との位置を測定し、距離に応じた背景ぼかしを掛けることが可能です。

今回はメインカメラのオート撮影でどこまで綺麗に撮れるのか、実際の作例を元に比較してみました。左の写真がnova lite 2、右の写真がMate 10 liteで撮影した写真です。タップまたはクリックすると大きな画像で表示できます。

カメラ作例 nova lite 2:新宿御苑の木々カメラ作例 Mate 10 lite:新宿御苑の木々
新宿御苑の木々
カメラ作例 nova lite 2:木々を接写で撮影カメラ作例 Mate 10 lite:木々を接写で撮影
木々を接写で撮影

緑豊かな新宿御苑の木々を撮影してきました。nova lite 2のほうが彩度が高くなる傾向があり、実物よりも緑が濃くはっきりと出ているように見えます。接写した写真ではnova lite 2が明るく写っていますが、Mate 10 liteのほうが目で見た色味に近いです。

カメラ作例 nova lite 2:公園のお花カメラ作例 Mate 10 lite:公園のお花
公園のお花

日中の公園で満開に咲いた花を撮影。nova lite 2ではアプリでフィルター加工をしたような黄色っぽい色味になり、Mate 10 liteでは真っ白に写っています。

カメラ作例 nova lite 2:ケーキの食品サンプルカメラ作例 Mate 10 lite:ケーキの食品サンプル
ケーキの食品サンプル
カメラ作例 nova lite 2:中華料理の盛り合わせカメラ作例 Mate 10 lite:中華料理の盛り合わせ
中華料理の盛り合わせ
カメラ作例 nova lite 2:暗い場所で撮影した例カメラ作例 Mate 10 lite:暗い場所で撮影した例
暗い場所で撮影した例

食べ物の写真では色味に大きく差が出ており、nova lite 2は周辺の明るさや色味に大きく左右されやすいです。一方Mate10 liteでは暖色寄りの色味でどれも美味しそうに撮れていました。同じダブルレンズでも価格なりの差が出ています。

カメラ作例 nova lite 2:橋の上から夜景を撮るカメラ作例 Mate 10 lite:橋の上から夜景を撮る
橋の上から夜景を撮る

夜景の写真はノイズが乗っていたり手ブレが発生しており、両者ともに綺麗に撮れませんでした。このような撮影の難しいシーンを撮る場合は上位機種のほうがオススメです。

シーンに応じて様々なモードが選べる

nova lite 2とMate 10 liteは手軽なオート撮影以外にも、HDR撮影ナイスフードモードなどシーンに応じた様々な撮影モードを搭載しています。

豊富な撮影モード

・HDR
・パノラマ
・ライトペインティング
・コマ抜き
・スロー
・全フォーカス
・フィルタ
・ウォーターマーク
・音声写真
・文書スキャン
・ナイスフード

ナイスフードモードOFFナイスフードモードON
ナイスフードモード:左がOFF、右がON

ナイスフードモードで撮影すると、明るさやコントラストを上げてより美味しそうに撮れます。ただし、撮影する被写体によっては白飛びや黒つぶれが目立つこともあるため、オート撮影でイマイチ良くなかったときに使うと良いでしょう。

nova lite 2とMate 10 liteのおすすめポイント

共通の特徴も多い両端末
共通の特徴も多い両端末

まずはnova lite 2とMate 10 liteの共通のおすすめポイントです。

共通のおすすめポイント

・アルミボディ、メタルフレームを採用
・縦長18:9ディスプレイ
・ダブルレンズカメラ
・顔認証機能

業界のトレンドを取り入れつつ、安っぽさを感じさせないアルミボディやメタルフレームなど外観にも拘っています。

nova lite 2のおすすめポイント

nova lite 2は2万円台で手に入るSIMフリースマホの中でも、軍を抜いて性能が高いため快適に利用できます。5.65インチの大画面を搭載しつつ横幅や重量を抑えて女性でも扱いやすいサイズにまとまっています。

指紋認証・顔認証などの認証スピードや動作も快適。価格以上の性能でコストパフォーマンスが抜群に高い端末です

nova lite 2のおすすめポイント

・低価格でも基本を抑えたハイコスパモデル
・デュアルブルートゥースでBluetoothの同時接続可能
・薄型軽量コンパクト設計で女性でも持ちやすい

Mate 10 liteのおすすめポイント

Mate 10 liteも18:9の縦長ディスプレイ、デュアルカメラやCPUなどスペック上は同じ性能ですが、RAMや内蔵ストレージの容量をはじめ、カメラ性能を比較するとnova lite 2よりも一歩上を行くミドルハイ性能のスマホだと感じました。

この価格帯のスマホにしてはメインカメラ・インカメラともに高画質に撮れており、色味や明るさも忠実に再現していました。nova lite 2に比べて1万円程価格は高くなりますが、カメラ性能を重視したい方はMate 10 liteのほうがオススメです。

Mate 10 liteのおすすめポイント

・インカメラもダブルレンズ搭載で自撮りも綺麗に撮れる
・ミドルレンジの中でもカメラの画質が良い
・高性能な4GB RAMと64GB内蔵ストレージ

比較まとめ

価格差と性能差が判断材料になる
価格差と性能差が判断材料になる

「HUAWEI nova lite 2」と「HUAWEI Mate 10 lite」を1週間程度実際に使用してみて、操作性や基本性能に大きな違いはないものの、本体の質感やカメラ性能などでnova lite 2とMate 10 liteで価格相応の差を感じました。

nova lite 2は価格を考えると十分満足の行くクオリティに仕上がっている端末ですが、写真の手ブレや色被りなどが目立っていました。サッと撮影してそのままSNSに上げる用途ならアプリで補正する手間が増えてしまいます。

コンパクトなサイズやコスパを重視する方はnova lite 2、大画面や性能を重視する方はMate 10 liteがオススメです。約1万円の価格差と性能差をどう感じるかによって、どちらにすればいいか判断材料になると思います。

何を重視するかによって欲しい端末が決まってくるはずです。自分自身の使い方と、端末の特徴を照らし合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

とくめい

とくめい

(自称)格安SIMアドバイザー・LCCトラベラー

プロフィール

沖縄在住の(自称)かわいい鹿。スマホやタブレットなどのモバイルガジェットをはじめ、格安SIMの料金や速度比較、初心者向けのハウツー記事などを執筆しています。格安SIMを20枚以上契約しており、様々な利用用途から最適な料金プランを提案します。

LCCや高速バスを使って安く・お得に全国各地へ旅をするのが趣味。個人ブログ「Creator Clip」や、モバレコ以外の外部メディアには旅行やお出かけ情報に関する記事も書いています。

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スマホレビュー・格安SIM・初心者向け記事など

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  • 沖縄ローカル番組「こきざみプラス」にゲスト出演(2016/12/04)



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