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Moto E5を購入したら設定しておきたい基本設定と覚えておきたい便利機能10選
2018年6月8日に発売された、MOTOROLA製スマホ「Moto E5」。“安価な価格帯ながら高品質”を武器にしたエントリーモデル「Moto Eシリーズ」が日本初上陸ということもあって注目している方も多いのではないでしょうか?
2万円を切る低価格ながら、Moto E5は便利なジェスチャー「Motoアクション」などのMOTOROLA独自の機能に対応。もちろん、OSにAndroid 8.0を搭載しているので最新Androidの機能もフル活用できます。
今回はそんなMoto E5を購入したら設定しておきたいポイントと便利な機能を厳選して紹介します。
目次:
目次:
1. SIMカードの挿入場所を確認する
Moto E5はSIMフリースマホなので、通信を利用するために初期設定が必要になります。まずは、スマホ本体にSIMカードを挿入しましょう。

Moto E5のSIMスロットは本体の左側面に配置されています。小さな穴に付属のSIMピンを挿せば、SIMトレイを取り出すことができます。

Moto E5のSIMトレイは、nanoSIMカード×2枚+MicroSDカード×1枚の計3枚がセットできるトリプルスロット構造を採用しています。そのため、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)で2枚のSIMを使用しながら、同時にMicroSDカードを外部ストレージとして活用することができます。DSDS対応端末は2枚目のnano SIMカードとMicroSDカードが排他構造になっているケースが多いので、ここはMoto E5の長所といえるでしょう。
Moto E5はエントリーモデルということもあり、内蔵ストレージは16GBと若干抑えめになっています。写真や動画を撮影することが多く、MicroSDカードの活用を考えている人はSIMカードと一緒にセットしてしまえば安心です。
2. APN情報を設定する
SIMカードのセットが完了したら、データ通信が利用できるようにAPN設定を行いましょう。


まずは設定画面から、【ネットワークとインターネット】→【モバイルネットワーク】の順に進みます。


【アクセスポイント名】をタップすると、スマホ本体にプリセットされているAPN設定が一覧で表示されます。ご自身が契約している回線事業者のAPNを選択しましょう。
主要なMVNOのAPN設定は大抵網羅されていますが、もしも契約している回線事業者のAPN設定が無い場合は、右上の【+】マークをタップして手動で追加することもできます。

入力する情報は契約したSIMのパッケージや公式のホームページに記載があるの参照してください。また、手動でのAPN設定は下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
3. DSDSの初期設定
Moto E5は、DSDS(デュアルシム・デュアルスタンバイ)に対応しています。つまり、2枚のSIMを挿入することで、仕事用とプライベート用の回線で同時待ち受けしたり、音声通話用のSIMとデータ通信用のSIMを切り替えることができます。
スマホ本体に2枚のSIMを挿すとアラートが表示されるので、そちらから設定画面に進む。または、【設定】→【ネットワークとインターネット】→【モバイルネットワーク】→【SIMカード】の順に進んでください。

【SIMカード】の設定画面にはSIMスロットの情報が表示されており、その下にデュアルSIMの待受のプロファイル設定項目が用意されています。
デュアルSIMの用途は人それぞれだと思いますが、筆者オススメの設定は「スマートSIM」です。「スマートSIM」に設定しておくと、通話履歴から相手に合わせて自動的にSIMを切り替えてくれます。何も気にせずに使っていてもスマホ側で使用するSIMを判断してくれるので、非常に便利です。
今回は「スマートSIM」を例に、設定の手順を解説していきます。

【SIMカード】設定で【スマートSIM】をタップします。注意事項を確認して【次へ】をタップすると【SIM基本設定】に移ります。ここではデータ通信、SMSでそれぞれ使用頻度の高いSIMを選択しましょう。

続いて、【SIMのカスタマイズ】画面に移行するので、SIMスロット1 / 2に挿入したそれぞれのSIMごとに着信音を設定します。



【SIMのカスタマイズ】が終われば、DSDSの設定は完了です。
4. 指紋認証に使う情報を登録する
指紋認証は本体の画面ロック解除が便利になるだけでなく、セキュリティ面でも欠かせない機能です。使い始める前に設定しておきましょう。
【設定】から【セキュリティと現在地情報】→【指紋】の順にタップし、画面の案内に従って登録を進めましょう。




本体背面の「M」のロゴが指紋認証センサーになっています。こちらに登録したい指をつけては離す動作を繰り返します。

複数の指の指紋を登録できるので、左右の人差し指など使用頻度の高い指の情報を登録しておくと便利です。

指紋の登録が完了すると【指紋】設定画面に、「指紋1」「指紋2」のように登録されている指紋情報が並びます。どの指が「指紋1」なのか「指紋2」なのか分からなくなってしまった場合、この画面で指紋センサーに触れると現在認識している指紋情報がどれなのか明示してくれます。
5. システムアップデートの手順を確認
Moto E5にはAndroid8.0が搭載されています。今後、アップデートされる可能性がありますので、システムアップデートの手順を解説しておきましょう。
【設定】→【システム】→【システムアップデート】の順に進みます。
アップデートが配信されている場合、【システムアップデート】画面に情報が表示されます。内容を確認して、アップデートを行いましょう。
アップデートのファイルは大容量になることもあるため、Wi-Fi接続環境で実施するのが最良です。また、充電器に繋いだ状態か、バッテリー残量に余裕のある状態で作業しましょう。


6. オススメの設定を教えてくれる「Motoアプリ」
Moto E5には、ユーザーにオススメの設定を教えてくれる「Motoアプリ」がプリセットされています。ホーム画面から「Motoアプリ」のアイコンをタップすると、項目に分かれてオススメの設定が表示されます。


記事執筆時にはオススメの設定が表示されませんでしたが、実際にMoto E5を使用していくとユーザーの使用状況に合わせてオススメの設定が表示されるので、小まめに確認するようにしましょう。
7. 操作性が向上するジェスチャー機能「Motoアクション」
Moto E5は、MOTOROLA独自の便利な操作機能「Motoアクション」に対応しています。ジェスチャーは4種類ありますので順番に説明していきます。
Motoアクションは【Motoアプリ】の【機能】をタップすると表示されます。

クイックスクリーンショット
通常の操作の場合、スクリーンショットの撮影はボリュームダウンボタンと電源ボタンの同時押しで行うことができます。しかし、【クイックスクリーンショット】をONにすると、指3本で長押しするだけでスクリーンショットが撮影できます。


スワイプして画面縮小
【スワイプして画面縮小】は片手での操作を便利にしてくれる画面縮小機能です。画面を小さく表示することで、指が届きやすくなります。

片手で中央から右、もしくは左下にスワイプすることで、簡単に画面を小さくすることができます。


持ちあげて着信音停止
マナーモードにしていたつもりが急に着信音が鳴り出して慌てた…なんていう経験がある方も多いのではないでしょうか? そんなときに便利なのが、【持あげて着信音停止】機能です。スマホ本体を持ち上げるだけで着信音からバイブレーションに切り替わるので、予期せぬ着信音に瞬時に対応できます。


下向きで無音化
【下向きで無音化】はスマホを下向きに置く(画面側を下にする)ことで、通知と着信音を無音にしてくれます。シーンに合わせてその都度マナーモードに設定しなくても、スマホ本体を裏返しておくだけで済むので便利です。


8. 画面ロック中でも必要な情報を確認できる「Motoディスプレイ」
Motoディスプレイは画面ロック中でも日時や電池残量などの情報を表示してくれる機能です。スマホを時計代わりに活用している人にとっては、とても便利です。

初期状態からONになっていますが、少しでも電池持ちを良くしたいから不要という場合は、設定でOFFにすることもできます。
【motoアプリ】→【機能】→【motoディスプレイ】の順に進んで設定しましょう。


9. ブルーライトをカットしてくれる「夜間表示」機能
Motoディスプレイのもう1つの機能として、ブルーライトをカットしてくれる「夜間表示」機能も用意されているので紹介します。
【motoアプリ】→【機能】→【motoディスプレイ】の順に進み、【夜間表示】をオンにしましょう。


「夜間表示」機能は開始・終了の時間を指定して自動切替の設定をすることもできます。また、フィルターの輝度も細かく設定可能です。
10. 電池残量がピンチのときに活躍する「バッテリーセーバー」
4,000mAの大容量バッテリーを搭載しているMoto E5。かなりヘビーに使っても丸1日は十分に電池持ちしますが、充電を忘れてしまって外出先でバッテリー残量が厳しくなってしまうこともあると思います。そんなときに便利なのがバッテリーセーバー機能です。
【設定】→【電池】の順に進んで、【バッテリーセーバー】をオンにすれば設定は完了です。

ただし、バッテリーセーバーがオンになっている状態では、バックグラウンドで処理していたアプリなどが無効になってしまうので注意が必要。あくまでも緊急時の対応として活用するのがベストでしょう。

バッテリーセーバーが作動しているときは、上の写真のように上下のバーが赤色になるので、ひと目で判別できます。
11. QRコード / バーコードをカメラで読み取る
Moto E5のカメラ機能の1つとして、QRコード、バーコードの読み取り機能が備えられています。スマホのカメラをQRコードに向けるとリンク先にジャンプしたり、バーコードに向けるとそのまま商品の検索ができる便利な機能です。
QRコードについてはなじみがある機能だと思いますので、今回はバーコードの読み取りからダイレクトに商品検索するまでの流れをご紹介します。


操作は簡単でカメラアプリを起動し、バーコードにカメラを向けるだけ。試しに書籍のバーコードを読み取らせてみると、画面上部に製品のバーコード番号が表示されました。この画面で虫眼鏡アイコンを押すとGoogle検索に移動し、書類アイコンを押すとバーコード番号をコピーすることができます。
例えば、店舗で販売している商品のバーコードを読み取って、オンラインストアでの販売価格と比較したいときなどに非常に役立つ機能です。
使い方まとめ:MOTOROLA独自の機能を使いこなそう!

Moto E5 を便利に活用するための設定・機能を紹介してきましたが、いかがでしたか?
Moto E5には「Motoアクション」「Motoディスプレイ」といったMOTOROLA独自の機能が盛り込まれています。使いこなせば確実に便利になる設定ばかりですので、本記事を参考にぜひ試してみてください。
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