WiMAXの無制限プランにも速度制限あり!プランの実態や快適に使う方法を解説

書いた人: モバレコ編集部

カテゴリ: WiFi

WiMAX 無制限

無制限プラン「ギガ放題」で人気を集めているWiMAXですが、実は完全な無制限・使い放題ではないのをご存じでしょうか。

ギガ放題でも、短期間でデータ量を使いすぎると速度制限がかかります。無制限なのはあくまで「月間のデータ利用量」であって、速度制限がないという意味での無制限ではないので注意が必要です。とはいえ、使い方に少し気をつけていれば、ほとんど使い放題の感覚で快適にインターネット接続ができます。

この記事では、WiMAXを無制限で利用する上でのルールや注意事項、おすすめのWiMAXの紹介をしています。ぜひ参考にしてみてください。

※本記事ではWiMAXは2020年3月31日をもってサービスを終了する為、WiMAX 2+のことをWiMAXとして紹介しています。

目次:

WiMAXは「無制限感覚」で使えるが、「完全無制限」ではない

WiMAX
「完全無制限」ではない

WiMAXにはギガ放題プランと7GBプランという2種類のプランがあり、ギガ放題プランでは月間データ使用量が無制限、7GBプランでは月間データ使用量が7GBまでと定められています。

ギガ放題プランは月間データ使用量を気にせず思い切り利用できますが、実は速度制限が一切ない完全なる使い放題というわけではありません

WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」の内容

WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」の内容
WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」の内容

先ほど解説したとおり、WiMAXのギガ放題プランは月間データ使用量が無制限で、7GBプランとの月額料金との差は数百円程度です。そのため、WiMAX利用者のほとんどは、ギガ放題プランを契約しています。

ここでは、ギガ放題プランの詳しい内容について、詳しく解説していきます。

無制限になるのは「月間データ使用量」

ギガ放題プランでは、月間データ使用量が無制限に設定されています。そのため、決められた月間データ量を超えると月末まで低速化するという、速度制限は発生しません。

ギガ放題にも速度制限が存在する

ただし、ギガ放題プランにも、以下のような2つの速度制限があります。

ギガ放題プランの速度制限

①3日間で10GB以上使うとかかる軽い制限
②ハイスピードプラスエリアモードを月間7GB以上使うとかかる厳しい制限

次の項目で詳しく紹介していきます。

速度制限にかかるケースは?

スマホとWiMAX1
速度制限にかかるケースは?

先ほど紹介した2つの速度制限の種類について詳しく紹介していきます。

①3日間で10GB以上使うとかかる軽い制限

WiMAXのギガ放題プランには、以下のような3日間で10GBの制限があります。

3日間で10GBの制限

制限がかかるデータ量 直近3日間で10GB以上
制限される時間 上記データ量を超えた翌日の18時~26時頃まで
制限中の速度 1Mbps
制限を予告するサービス データ量通知サービス
専用受付ページからの事前登録で、速度制限がかかる日の13時以降にメールでお知らせ

夜間にWiMAXの速度が遅いと感じる場合は、まずこの3日間で10GBの制限にひっかかっていないか、確認してみましょう。速度制限がかかるのは、具体的に以下のようなケースです。

 速度制限がかからないケース

速度制限がかからないケース
速度制限がかからないケース(引用元:UQ WiMAX

あくまでも「直近」3日間のデータ量が10GBを超えた場合の制限なので、1日だけ多めに使ってしまった日があったとしても、他の日の使用量が抑えられていれば問題ありません。

 速度制限がかかるケース

速度制限がかからないケース
速度制限がかかるケース(引用元:UQ WiMAX

上のような直近3日間で10GBを超えたケースでは、翌日18時~26時頃まで速度制限がかかります。データ量を多く使った「当日」ではなく、「翌日」に制限がかかる点にご注意ください。

 10GBってどのくらい?

サービスごとの10GBの目安は、以下のとおりです。

10GBの目安

・ウェブ閲覧:約34,900ページ
・LINEトーク:1回500文字として約520万回
・LINE通話:約560時間
・LINEビデオ通話:約33時間30分
・YouTube(標準画質):約47時間
・YouTube(超高画質):約7時間

ウェブ閲覧やSNS利用はさほどでもありませんが、動画視聴には気を配る必要がありそうです。

 最大1Mbpsでできることは?

WiMAXの3日間で10GBの制限にひっかかると、速度が1Mbpsに低速化します。1Mbpsでできることの目安は、以下のとおりです。

1Mbpsでできること

・Web閲覧
・SNS
・地図アプリ
・音楽アプリ
・低画質~標準画質の動画視聴

反対に、高画質の動画視聴やゲームプレイ、アプリのダウンロードなどは、1Mbpsでは困難です。

②ハイスピードプラスエリアモードを月間7GB以上使うとかかる厳しい制限

WiMAXのギガ放題プランでは、ハイスピードプラスエリアモードを月間7GB以上使ってしまうと、月末まで速度が制限されます

ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAX2+だけでなく、auの4G LTEを利用して通信するモードをさします。オンにすればauとほぼ同じエリアを利用できますが、「月間データ使用量が無制限」というWiMAXのメリットは失われてしまいます。

プロバイダによっては、そもそもハイスピードプラスエリアモードが有料のケースも少なくありません。WiMAXを利用する際は、原則としてハイスピードプラスエリアモードは使わないほうがいいといえます。

【補足】ギガ放題なら、端末画面の「7GB」の表示は気にしなくていい

WiMAXを利用していると、ギガ放題プランで申し込んだにも関わらず、端末本体の画面に「7GBまでのカウント」や「通信料が上限に達しました」というメッセージが表示される場合があります。

結論からお伝えすると、ギガ放題なのに7GBと表示されていても、気にする必要はありません。これはWiFiルーター本体の「通信量カウンター」という機能であり、7GBプランのユーザーに月間データ使用量の上限を知らせるためのものです。

工場出荷時にあらかじめオンに設定されているため、ギガ放題のユーザーにも同じように表示されますが、実際には速度は制限されません。

また、ハイスピードプラスエリアモードだけでなく通常モードのデータ使用量もカウントされているので、ハイスピードプラスエリアモードの7GB制限とも無関係です。表示が気になってしまう方は、本体設定から通信量カウンターをオフにしておきましょう。

WiMAXを速度制限なし・無制限で使う方法は?

スマホとWiMAX2
WiMAXを速度制限なし・無制限で使う方法

WiMAXは無制限感覚で利用できるものの、いくつかの速度制限があります。速度制限にかからず無制限で利用するためには、以下の3つを守るようにしてください。

・プランは必ず「ギガ放題」で申し込む
・ハイスピードプラスエリアモードを使わない
・3日間で10GB以上いかないように調整する

それぞれの内容について、詳しく解説していきます。

プランは必ず「ギガ放題」で申し込む

WiMAXにはギガ放題プランと7GBプランの2種類があり、7GBプランを選択すると月間7GBを利用した時点で制限がかかってしまいます。

そのため、プランを申し込む際は必ずギガ放題プランを選び、まずは月間データ使用量の制限を回避しましょう。

ハイスピードプラスエリアモードを使わない

利用エリアを広げられるハイスピードプラスエリアモードですが、7GB以上利用すると月末まで速度制限がかかります。

本体設定をオフにしておき、ハイスピードプラスエリアモードを安易に使わないようにしましょう。

3日間で10GB以上いかないように調整する

WiMAXのギガ放題プランで唯一避けられないのが、3日間で10GB以上の制限です。この速度制限を避けるためには、利用量を調節するほかありません。

「自宅では固定回線のWiFiを利用する」「街中のフリーWiFiを利用する」など、モバイルWiFiのデータ量が節約するように心がけてみましょう。とくに高画質の動画視聴やゲームプレイをする方は、注意する必要があります。

他社無制限WiFiと比較してもWiMAXはおすすめ!

WiMAX おすすめ
他社無制限Wi-Fiと比較してもWiMAXはおすすめ(引用元:UQ WiMAX

WiMAXには3日間で10GBの速度制限がありますが、いくつかのモバイルWi-Fiは完全無制限で利用できます。しかしながら、完全無制限の他社がWiMAXよりも優れているかというと、実際のところはそうともいい切れません。

他社無制限Wi-FiとWiMAXの内容を、以下の表にまとめました。

3日間で10GBの制限

※横にスクロールできます。

月額料金 最高速度 使用回線 キャンペーン 実質月額料金
WiMAX
(GMOとくとくBB)
1〜2ヶ月:3,609円
3〜36ヶ月:4,263円
下り:1.2Gbps(Wi-Fi接続時867Mbps)
上り;75Mbps
au
WiMAX
27,600円キャッシュバック(W06) 3年間:3,425円
ワイモバイル 4,380円 下り:866Mbps
上り:46Mbps
Softbank 2年間:4,773円
ゼウスWiFi 1〜6ヶ月:2,980円
7ヶ月目~:3,280円
下り:150Mbps
上り:50Mbps
au
docomo
Softbank
2年間:3,193円
どこよりもWiFi 3,380円 下り:150Mbps
上り:50Mbps
au
docomo
Softbank
2年間:3,024円
クラウドWiFi 3,380円 下り:150Mbps
上り:50Mbps
au
docomo
Softbank
2年間:3,405円
めっちゃWiFi 3,480円 下り:150Mbps
上り:50Mbps
au
docomo
Softbank
2年間:3,460円
THE WiFi 1~3ヶ月:3,480円
4ヶ月~:3,842円
下り:150Mbps
上り:50Mbps
au
docomo
Softbank
2年間:3,637円
縛りなしWiFi
(2GB/日まで)
2,800円 下り:112.5~612Mbps Softbank 3年間:2,806円

※表示はすべて税抜き

一見しただけでは高くも見えるWiMAXの月額料金ですが、割引やキャッシュバックのキャンペーンが充実しているため、実質の月額料金は他社と同程度に抑えられます。

さらに、最高速度も今回比較した中でもっとも早く、新型コロナウイルスが流行している現在でも安定してサービスを提供しています。

無制限プランが申し込めるWiMAXのおすすめプロバイダ3選

WiMAXとPC
WiMAXのおすすめプロバイダ(引用元:BIGLOBE WiMAX

WiMAXには多くのプロバイダがあり、通信品質や端末こそ同じであるものの、キャンペーンや月額料金に差が出ます。

今回はケース別に3つ、おすすめのWiMAXプロバイダをご紹介します。

価格重視なら「GMOとくとくBB」

価格重視で選ぶならば、実質月額料金がもっともお得な「GMOとくとくBB」がおすすめです。

GMOとくとくBBの概要

キャッシュバック
月額料金 1~2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目~:4,263円
端末代 0円
契約事務手数料 3,000円
契約期間 3年間
キャンペーン内容 キャッシュバック
HOME L02:30,500円
W06:27,600円
適用条件 ・クレジットカード支払いのみ
・過去に適用履歴がないこと
・振込完了まで解約しないこと
キャッシュバック受け取り時期 ・端末発送月を含む11ヶ月目に送信されるメールから振込口座を登録
キャッシュバック受け取り手続き 最短12ヶ月目末日
契約期間内の実質総額料金 HOME L02:120,397円
W06:123,297円
実質月額料金 HOME L02:3,344円
W06:3,425円

※表示はすべて税抜き

GMOとくとくBBではキャッシュバック・月額割引から好きなキャンペーン内容を選択でき、どちらを選んでもWiMAXプロバイダの中で最安級の実質月額料金で利用できます。

実質月額料金はキャッシュバックの方が安いので、受け取り手続きが苦でない方はキャッシュバックを選択するのがおすすめです。

他社からの乗り換えなら「Broad WiMAX」

他社からWiMAXに乗り換えるならば、他社の違約金を負担してくれる唯一のプロバイダ「Broad WiMAX」がおすすめです。

Broad WiMAXの概要

月額料金 1~2ヶ月目:2,726円
3~24ヶ月目:3,411円
25ヶ月目~:4,011円
端末代 0円
契約事務手数料 3,000円
契約期間 3年間
キャンペーン内容 ・割引:15,770円
・違約金負担キャンペーン
適用条件 ・Webフォームから月額最安プランで申し込み
・クレジットカード支払いのみ
・指定オプション(安心サポートプラス・MyBroadサポート)への加入
契約期間内の実質総額料金 127,615円
実質月額料金 3,545円

※表示はすべて税抜き

Broad WiMAXでは違約金負担キャンペーンを実施しており、他社モバイルWiFiや光回線などの違約金を最大19,000円までキャッシュバックしてくれます。さらに、手続き不要の割引キャンペーンが充実しており、実質月額料金も比較的安めです。

1年未満の短期利用なら「BIGLOBE WiMAX」

WiMAXを短期間だけ利用したいならば、解約金が安い「BIGLOBE WiMAX」がおすすめです。

BIGLOBE WiMAXの概要

月額料金 サービス開始月:0円
それ以降:3,980円
端末代 19,200円
契約事務手数料 3,000円
契約期間 1年間
キャンペーン内容 キャッシュバック:15,000円
適用条件 SIMカードと端末の同時申し込み
キャッシュバック受け取り時期 最短サービス開始翌月
キャッシュバック受け取り手続き サービス開始翌月の翌日(月初2日目)から45日間以内にメール(マイページ)から口座情報を登録
契約期間内の実質総額料金 54,960円
実質月額料金 4,580円

※表示はすべて税抜き

実質月額料金はWiMAXの中でも高めなBIGLOBE WiMAXですが、最低利用期間は1年間と際立って短く、たとえ1年以内に解約しても1,000円の違約金しかとられません。さらに、キャッシュバックの受け取り時期も最短サービス開始の翌月と、比較的スピーディーです。

WiMAXの申し込み開通までの流れ

GMOとくとくBBの申し込み画面
WiMAXの申し込み開通までの流れ(引用元:GMOとくとくBB

最後に、WiMAXの申し込み~開通までの流れを、GMOとくとくBBをモデルに解説します。

①プロバイダのWebサイトにアクセスする

まずは、GMOとくとくBBのWebサイトにアクセスしましょう。

店舗で申し込みを受け付けているプロバイダもありますが、Webサイトならばいつでも好きなタイミングで申し込める上、キャッシュバック・割引などのキャンペーンも充実しています。

②プランは「ギガ放題」、機種は最新の「W06」「HOME L02」を選ぶ

WiMAXにはギガ放題と7GBという2つのプランがあります。月間データ使用量無制限で使うためには、ギガ放題プランを選択してください。

機種は最新の「W06」「HOME L02」を選ぶ
機種は最新の「W06」「HOME L02」がおすすめ

また、機種が選べる場合は、モバイルWiFiルーターならばW06、ホームルーターならばHOME L02がおすすめです。双方とも最新機種であり、WiMAXの端末の中でもトップクラスの最高速度が期待できます。

③必要項目を入力して申し込み完了

プラン・機種を確認し、間違いなければ必要事項を入力しましょう。

必要項目を入力画面
必要項目を入力

とくに、GMOとくとくBBのメールアドレス・会員パスワードは、今後の手続きで入力が求められる場合があります。どのような内容に設定したか、しっかりと控えておき、忘れないようにしましょう。

④端末が届いたら初期設定をして利用開始

GMOとくとくBBは、最短で即日の発送です。

端末が届いたら、SIMカードを端末に差しこみ、パソコンやスマホにSSIDとパスワードを入力すれば、すぐにインターネットを利用できます。

⑤キャッシュバックの受け取り手続きも忘れずに

GMOとくとくBBでは、キャッシュバックキャンペーンを選んだ場合には機種によって27,600~30,500円の、月額割引キャンペーンを選んだ場合には3,000円の現金がキャッシュバックされます。

どちらの場合も、11ヶ月後に届くメールから、振込先口座の情報登録が必要です。手続きを忘れるとキャッシュバックをもらい損ねてしまうので、早めの対応を心がけましょう。

まとめ

WiMAXにはギガ放題と7GBという2つのプランがあり、ギガ放題プランには月間データ使用量の上限がありません。しかしながら、ギガ放題プランも完全に無制限で使えるわけではなく、以下のような2つの速度制限があります。

・3日で10GB以上使った場合、翌18時~26時頃までの制限
・ハイスピードプラスエリアモードを7GB以上使った場合、月末までの制限

無制限感覚で快適に使用するためには、必ずギガ放題プランで申し込み、ハイスピードプラスエリアモードを使わないようオフにしましょう。とくに高画質の映像やゲームを利用する方は、自宅や街中のWiFiを併用するなど、3日で10GBの制限を避ける努力も大切です。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

モバレコ編集部

モバレコ編集部

スマホ、ケータイ、docomo、au、ソフトバンク、格安SIMに関する総合情報メディア「Mobareco-モバレコ」の記事コンテンツの制作を監修。スマホのレビュー、サービス解説、ライフハックからトラブルシューティングガイドなどの幅広いジャンルのコンテンツディレクションを手掛ける。『スマホをもっとわかりやすく。もっと便利に。』ユーザー目線に沿ったコンテンツを発信中。Twitter:@mobareco_jp

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