ドコモ「arrows Be F-04K」レビュー! docomo with対象でコスパ良しな国産スマホ

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ドコモ「arrows Be F-04K」レビュー! docomo with対象でコスパ良しな国産スマホ

2018年5月にドコモから発売された富士通の「arrows Be F-04K」。特定の端末を選ぶことで、月額1,500円の割引が永続するNTTドコモの料金割引プラン「docomo with」の対象となっている本機は、安く購入できることも大きな魅力の一つです。

近年のスマホの特徴として、安くても確かな操作性と機能性を備えている端末が増えてきていますが、「arrows Be F-04K」の性能は実際どうなのでしょうか。

今回はドコモの「arrows Be F-04K」(以下arrows Be)について、スペックや基本的な性能をはじめ、デザインやカメラ機能などにもフォーカスし、実際に使ってみた感想・特徴を含めレビューします。

目次:

【外観・デザイン】誰の手にも馴染むシンプルで飽きのこないデザイン

まずは、arrows Beのデザインを見てみましょう。ディスプレイは720×1,280のHD表示に対応する約5.0インチ液晶を搭載しています。

昨今のスマホにしては低解像度ディスプレイになってしまいますが、その分消費電力も小さく電池持ちの良さにも一役買うことになっています。高解像度を求めていない人にとってはむしろメリットといえる点といえるかもしれません。

ドコモ「arrows Be F-04K」レビュー
約5.0インチのディスプレイ、背面はシンプルなデザインにarrowsのロゴがあります
約5.0インチのディスプレイ、背面はシンプルなデザインにarrowsのロゴがあります

また、スマホの画面は落下などの衝撃により割れてしまうリスクがつきものですが、arrows Beについては、高さ1.5mから26方向でコンクリートに落とす落下テストで画面が割れないことが確認されており衝撃にも強い仕様となっています。

落下からの画面割れに備えてフチがある仕様になっている
落下からの画面割れに備えてフチがある仕様になっている
左サイドにはSIMスロットが搭載
左サイドにはSIMスロットが搭載
右サイドには音量ボタンと電源ボタン(指紋センサー)
右サイドには音量ボタンと電源ボタン(指紋センサー)
上部にはイヤホンジャックとアンテナが搭載
上部にはイヤホンジャックとアンテナが搭載
下部にはストラップホール、充電端子、スピーカーが設置されている
下部にはストラップホール、充電端子、スピーカーが設置されている

背面のアウトカメラを確認するとレンズがくぼんでいる構造となっています。レンズが飛び出ているデザインのスマホも多くなってきていますが、くぼんでいることで机などにフラットに置くことができ、レンズに傷がつくことも防止できるため非常に良いデザインだと感じました。

レンズがくぼみんでいるデザインのため傷防止にもなっている
レンズがくぼみんでいるデザインのため傷防止にもなっている

ボディのサイドには「Exlider(エクスライダー)」と呼ばれるボタンが搭載されており、「なぞる」、「ダブルタップ」、「タップ」などの動作をすることで、片手でスクロールができたり、拡大モードに切り替えたりと簡単に様々な機能を使うことが出来ます。使いこなせば手放せない機能になりそうです。

便利なショートカット機能が多数用意されている
便利なショートカット機能が多数用意されている

ボディ上部には、現在廃止されてしまっている機種も多くなってきている「3.5mmイヤホンジャック」を搭載。

お手軽に音楽が楽しめるのは嬉しいポイント
お手軽に音楽が楽しめるのは嬉しいポイント

また、本機にはワンセグ機能が備わっており、アンテナが上部に設置されています。

引っ張り出すことでワンセグアンテナとして機能する
引っ張り出すことでワンセグアンテナとして機能する

下部にはUSB Type-C端子と、あると嬉しいストラップホールがしっかりと完備されています。落下防止ストラップなども簡単に取り付けることができます。

細かいポイントだが、あると嬉しいポイントがしっかりと抑えられている
細かいポイントだが、あると嬉しいポイントがしっかりと抑えられている

arrows Beのボディサイズは、約72(幅)×144(高さ)×8.3(厚さ)mmで、重量は約146gとなっています。実際に端末を持ってみると、このサイズ感・重量感が片手で操作するのに絶妙にちょうどいいと感じました。

軽めの重量感が良く、小さめな筆者の手にもフィット
軽めの重量感が良く、小さめな筆者の手にもフィット

片手でも持ちやすいボディサイズと、ちょうどいい重量感により長時間片手で操作しても腕が疲れにくく、非常に扱いやすい端末だと感じました。またフレーム部分には金属素材を用いることで高級感を演出するとともに、持っていても手から滑り落ちにくいといった優れたデザインになっています。

iPhone 8との大きさ比較

iPhone 8との大きさ比較をしてみました。大きさはarrows Beの方がやや大きく、この点が持ちにくさに影響するかと思いましたが、片手操作も問題ないサイズ感で特別デメリットに感じることはなく、arrows Beを長時間使っていても疲れにくかったです。

ややiPhone 8より一回りほど大きい
ややiPhone 8より一回りほど大きい
重ねてみるとサイズ感の違いがよくわかる
重ねてみるとサイズ感の違いがよくわかる

カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、ブラックの3色展開で、老若男女問わず、幅広い人達に馴染むバリエーションとなっています。今回のレビューではピンクを使用しています。

老若男女問わず、万人受けするカラーバリエーション
老若男女問わず、万人受けするカラーバリエーション

【スペック・パフォーマンス】電池持ちが良く価格にあった性能が◎

docomo withで安価に購入できるarrows Beですが、性能とパフォーマンス性能はどうなのでしょうか。ここでは、スペック表から見ていきます。

製品ページ(arrows Be F-04K
OS AndroidTM 8.1
サイズ 高さ:約144mm
幅:約72mm
厚さ:約8.3mm
重さ 約146g
ディスプレイ 約5.0インチ
HD(720×1,280ピクセル)
プロセッサ Snarpdragon 450
1.8GHz
オクタコア
メモリ / ストレージ 3GB / 32GB
microSD microSD:2GB
microSDHC(UHS-I):32GB
microSDXC(UHS-I):400GB
メインカメラ 裏面照射積層型CMOS/約 1220万画素
フロントカメラ 裏面照射型CMOS/約 500万画素
バッテリー 2580mAh
充電 USB Type-C
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
防水、防じん 防水:IPX5/IPX8
防塵:IP6X
おサイフケータイ
ワンセグ/フルセグ ○ / ×
生体認証 指紋認証 / 顔認証
カラー White、Black、Pink

メモリが3GB、ストレージが32GB(microSDカードによる拡張も可能)とミドルレンジモデルとして遜色ない仕様になっており、且つワンセグ、おサイフケータイ、防水仕様といったあたりも対応しています。

CPUはSnarpdragon 450を搭載。ネットサーフィンやSNS、動画視聴などを中心とした使い方なら問題なく使うことができます。省エネ性能はかなり高いため、電池持ちはかなり良いものになっています。

AnTuTu Benchmarkで測定したベンチマークスコアは7万点台
AnTuTu Benchmarkで測定したベンチマークスコアは7万点台

3Dゲームなど処理の重い動作には厳しいスペック

3Dゲームの動作検証として、「白猫プロジェクト」をプレイしてみました。

敵の数が少ないときなど、画像処理の要素が少ないときには、特にストレスなくスムーズな動作が確認されましたが、敵の数が多くなると動きがカクカクし始め、操作のやりにくさを感じました。3Dゲームを中心にスマホを使いたいという人には向いてないでしょう。

本機での白猫プロジェクト操作画面
本機での白猫プロジェクト操作画面

【カメラ性能】シンプルな表示で簡単にきれいな写真撮影が可能

arrows Beのメインカメラは約1,220万画素、フロントカメラは約500万画素。メインカメラはF1.9レンズを採用しています。

カメラの撮影モードはとてもシンプルな画面で構成されています。スマホの操作になれない人でも簡単に撮影できます。モード調整などの難しい操作なく、シーンに最適な写真を簡単に撮影することができます。

シンプルで直感的に操作可能なカメラメニュー
シンプルで直感的に操作可能なカメラメニュー

東京ビッグサイト周辺の風景を撮影してみました。複雑なモード調整が不要ということが売りの本機ですので、特に調整は行わずに素の状態で撮影しています。

やや逆光だったにもかかわらず、細部に渡りきれいに撮影ができ、手軽にきれいな一枚を撮影できるといったコンセプトが確認できた一枚となりました。

昼間の東京ビッグサイトの様子
昼間の東京ビッグサイトの様子

次に東京ビッグサイトの脇にある、赤いモニュメントを撮影。赤の発色もきれいに出ていて、現物の再現度が非常に高いです。

鮮やかな色の再現率も高い
鮮やかな色の再現率も高い

ビルを撮影。ビルの立体感や緑の発色の良さがしっかりと表現され、奥行き感のあるきれいな写真を撮影することができました。

奥行き感のある写真が撮ることができた
奥行き感のある写真が撮ることができた

次にスマホで写真を撮ることが多い料理の写真を撮影してみました。色とりどりの野菜が使われているピクルスです。パプリカの赤ときゅうりの緑も艷やかに表現され、とても美味しそうです。

多彩な色にも適応した1枚となった
多彩な色にも適応し、美味しそうな写真となった

こちらはお昼の町並みを撮影した写真になります。道路を走る車にご注目いただきたいのですが、ブレなくくっきり撮影できていることがおわかり頂けますでしょうか?

arrows Beには一眼レフにも搭載されるオートフォーカス技術が搭載されていて、動きのある写真の撮影を得意としています。水族館での魚の撮影や運動会の場でも活躍しそうですね。

走行中の車もそこまでブレずにしっかりとピントが合っている走行中の車もそこまでブレずにしっかりとピントが合っている
走行中の車もそこまでブレずにしっかりとピントが合っている

カメラの検証をしていて驚いたのが夜景を撮影したときです。難しい設定やモード変更なしで素早くきれいな夜景を撮影可能。全体的に光のバランスを調整をしてくれます。細かい白飛びはありますが、ハイスペックモデルを求めないのであれば十分に感じました。

LEDの光もしっかりと撮影することができた
LEDの光もしっかりと撮影することができた

続いて静かな町並みの中に営業するラーメン屋さんを撮影しました。暗い空間で光を放つ物に対しても、少し粗くなりますが周りとのバランスを調整し、看板の色合いもしっかりと表現できています。

周りが暗くても光とのバランスが絶妙に調整される
周りが暗くても光とのバランスが絶妙に調整される

続いてマクロ撮影の検証です。シンプルなカメラメニューが売りの本機ですが、残念ながら専用のマクロモードなどはありません。では実際の性能はどのくらいなのか。性能検証のため今回は植え込みの撮影してみました。

性能検証を行った植え込み。緑の葉っぱがとてもきれい
性能検証を行った植え込み。緑の葉っぱがとてもきれい

葉っぱに徐々に寄っていきながらフォーカスを合わせていった所、この位置を境に、葉っぱにピントが合わなくなりました。ミドルレンジの端末ということもありマクロの性能はまずまずといったところでした。

これ以上近づくとピントがずれてしまう。マクロ撮影性能はそこまで高くない
これ以上近づくとピントがずれてしまう。マクロ撮影性能はそこまで高くない

さらに拡大して撮影したいときの対策としてどうすれば良いか検討した所、ズーム機能を使うことで上等に撮影することができました。ピントが合う限界の位置で本機を固定し、その位置でズーム機能を使い、葉っぱにズームを掛けたところ、ここまで寄ることができました。

本機のズーム機能は8倍まで対応しているためかなり寄ることができます。このようにマクロ撮影はズーム機能と併用することで撮影の幅が広がりそうです。

ズーム機能との合わせ技で大きくはっきりと撮影することに成功
ズーム機能との合わせ技で大きくはっきりと撮影することに成功

【特徴】arrows Beの使ってみて良かったポイント

ここまでarrows Beの基本的なスペック、そして特徴を取り上げて紹介しました。筆者が実際に使ってみてよかったと感じたポイントをさらに細かくピックアップしていきます。

docomo with対象

arrows Be F-04Kはdocomo with対象機種
arrows Be F-04Kはdocomo with対象機種

機能・性能ともに優秀で幅広いユーザーのニーズに応えられる本機ですが、なんといってもdocomo with対象の端末であるということも大きな魅力の一つとなっています。

docomo withは、対象の端末を購入すると毎月1,500円(税込1,620円)の割引が「永続的」に適用されるドコモの料金プランです。通常の月々サポートは2年で割引が無くなりますが、docomo withの場合2年経過後も割引が続きます。

同じスマホを長く使えば使うほど、お得になるという仕組みになっているプランです。本機のスペックであれば、長期的な使用にも充分耐えられるものになっているため、docomo withとの相性もばっちりです。

画面割れに強く・タフネス仕様

docomo withの特性上、2年以上端末を使用することでよりお得になりますが、人によってはスマホを落として画面が割れてしまい2年持たずに機種変更を迫られ無駄な出費がかさんでしまうというのはよくある話です。arrows Beの耐久性はどうなのでしょうか?

落としたときの破損のリスクが少ないという嬉しい仕様
落としたときの破損のリスクが少ないという嬉しい仕様

arrows Beは高さ1.5mから26方向でコンクリートに落とす落下テストでも画面が割れない構造になっており衝撃に非常に強い仕様となっています。

また、ディスプレイ面には米国国防総省の調達基準であるMIL規格23項目に準拠 ・耐傷性・耐久性に優れたCorning® Gorilla® Glass 5を採用しており、耐久性はお墨付きです。長期運用が求められるdocomo withとの相性も抜群の安心設計となっています。

安心の国産機能

お手頃な価格の本機ですが、国内のユーザーの多くの人が求める機能はしっかりと備えています。

急速なキャッシュレス化に伴い、近年さらに需要が高まっているおサイフケータイや、水場や砂埃の多い野外などでの使用にも安心な防水・防塵機能も完備、さらには泡タイプのハンドソープで丸洗いすることも可能です。

そして外出先や移動中、お風呂などでもリアルタイムでテレビ放送が視聴できるワンセグにまで対応しています(フルセグは未対応)。

使いこなすと手放せない!便利機能「Exliderエクスライダー」

独自のUIとしてExlider(エクスライダー)という機能があります。これはサイドボタンを「なぞる」「タップ」「ダブルタップ」の動作を駆使することで、ズームや画面のスクロールなど様々な機能を利用することができる機能です。

設定画面から操作の詳細を設定できる
設定画面から操作の詳細を設定できる
体験モードもあるので、慣れるまではこれで練習をしてみると良い
体験モードもあるので、慣れるまではこれで練習をしてみると良い

特に筆者が便利だと感じた動作は「なぞる」で、どんな画面においても画面に映し出されている情報を拡大表示することができる機能です。ブラウザなどをピンチアウトで拡大表示することはよく聞く機能ですが、ホーム画面をはじめ、すべての画面を拡大表示できる機能はなかなかありません。この拡大機能は老眼が進むお年寄りの方にも非常に使える機能です。

ホーム画面も拡大することができる
ホーム画面も拡大することができる
最大の5倍だとiコンシェルのキャラもこんなに大きくなる
最大の5倍だとiコンシェルのキャラもこんなに大きくなる

バッテリーの持ちが良い

ドコモ「arrows Be F-04K」レビュー

arrows Beは、省バッテリー仕様でバッテリー持ちがいい点は大きなポイントの一つです。今回検証のため常にarrows Beを数日間持ち歩き活用しましたが、バッテリーの持ちが本当に良かったです。

筆者が普段使用しているiPhone 8の場合、朝フル充電しても夜には10%以下になってしまうのですが、本機についてはまだ70%ほど残っており、充電切れのリスクが少ない端末だと感じました。おサイフケータイは電池切れになると機能しなくなってしまいますが、これだけバッテリーが持つなら安心です。

評価まとめ

シンプルでスタンダードなデザインでありながら、必要な機能は全て盛り込まれており、なおかつdocomo with対象機種でコスパも良いとなると多くの人の選択肢に入ってくるスマホと言えるでしょう。

極端に高いスペックを求めない人なら、幅広いユーザー層にご満足頂ける仕上がりです。具体的にはついついスマホの扱いが雑になってしまいがちな中高生や、台所など水場での使用が多くなる主婦層の方や野外などで使用が多い人、お年寄りの人などに適していると感じました。

ミドルレンジモデルは数多くありますが、安心して長く使える機種だと感じました。ゲームをガッツリやる人には正直向きませんが、主にSNSやネットサーフィン中心で、できれば写真もそこそこにきれいに撮りたい! そんな人の願いを叶える一台になっています。

コスパのいい機種をお探しの人、ぜひ次の一台にご検討されてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

埼玉県在住、東京都勤務のサラリーマンライター。スマホやガジェットが大好きで、昼休みに秋葉原を散策するのが趣味。ライブに行くのも好きで関東近郊のライブハウスに出没することもしばしば。Twitter:@minamikawa56