Galaxy S10のカメラ性能・機能を徹底検証! いつも持ち歩きたくなるカメラがここにあった

書いた人: Yusuke Sakakura

カテゴリ: Galaxy

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これから本格的な夏に向かい、海や夏祭り、旅行などスマートフォンのカメラが活躍する季節になります。

この夏、キレイに写真や動画を撮影したいからスマホを買い換えようかなという人も多いでしょう。今夏モデルもカメラをウリにしたスマホがたくさん登場しました。

シリーズ初のトリプルカメラを搭載した「Xperia 1」、同じくトリプルカメラで撮影シーンの自動認識機能が向上した「Galaxy S10」シリーズ、4つのレンズを搭載するクアッドカメラを搭載した「HUAWEI P30 Pro」などなど。

※残念ながら「HUAWEI P30 Pro」は2019年7月の現在も発売されていません。

この記事では機種全体レビューで使ってみたときに短い期間ながらも“お、これはいいんじゃないの!?”と感じた「Galaxy S10」のカメラを中心にレビューします。夏を先取りして沖縄で撮影してきた26枚の作例とともにどうぞ。

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目次:

Galaxy S10のカメラ仕様

Galaxy S10はトリプルカメラを搭載
Galaxy S10はトリプルカメラを搭載

Galaxy S10のカメラの特徴はなんと言っても3つのレンズが搭載されていること。

通常撮影で利用する広角レンズ、劣化しない2倍ズームで撮影できる望遠レンズ、風景をダイナミックに撮影できるだけでなく、広い室内や多くの人数を1枚に収めたいときにも活躍する超広角レンズをワンタップで切り替えられます。

超広角レンズの視野角は123°でGoProほど広角ではありませんが、朝日や夕日、虹、曇り空から差し込む光など風景はすぐに姿を変えるため、ポケットからサッと取り出して撮影できるのがとても便利。普通の広角レンズや望遠レンズでは撮影できない構図や雰囲気で撮れるのでなぜか写真を撮る腕前が上がった気になれます

動画は720p / 30fpsに加えて、フレームレート(1秒間に表示されるコマ数)が2倍の60fpsかつ4K UHDの撮影に対応。スマホの画面だけでなく、4Kに対応した大画面のテレビで再生しても高精細かつなめらかな映像が楽しめます。

  メインカメラ フロントカメラ
レンズ数 トリプル シングル
画素数 望遠レンズ: 12メガピクセル
広角レンズ: 12メガピクセル
超広角レンズ: 16メガピクセル
10メガピクセル
ƒ値 望遠レンズ: 2.4
広角レンズ: 1.5 / 2.4
超広角レンズ: 2.2
1.9
視野角 望遠レンズ: 45°
広角レンズ: 77°
超広角レンズ: 123°
80°
焦点距離 望遠レンズ: 52mm
広角レンズ: 26mm
超広角レンズ: 12mm
25mm
動画記録サイズ 4K UHD / 60 fps (3840×2160)
1080p FHD / 60 fps (1920×1080)
720p HD / 30 fps (1280×720)

Galaxy S10のカメラ機能の特徴をピックアップ

Galaxy S10のカメラ機能の特徴をピックアップ
Galaxy S10のカメラ機能の特徴をピックアップ

Galaxy S10はカメラの性能だけでなく各機能も優れています。

デュアルアパチャーカメラ

デュアルアパチャーカメラ

デュアルアパチャーはレンズが光を取り込む量を自動で調整してくれる機能です

一般的なカメラでは「絞り」を調整してセンサーが取り込む光の量をコントロールできますが、コンパクトかつスリムに作らなければいけないスマホではスペースが限られるため実現が難しいです。

そのため、スマホカメラではレンズごとにƒ値が固定されていることがほとんどで、明るい場所をディテールの表現力が乏しくなるƒ値の低いレンズで撮影しなければいけなかったり、暗い場所を明るく撮れないƒ値の高いレンズでの撮影を強制されます。

それを解決してくれるのがGalaxy S10で利用できるデュアルアパチャー。明るいところではƒ値を上げてディテールをくっきり再現し、暗いところではƒ値を下げて明るい写真が撮影できます

シーン判別機能

シーン判別機能シーン判別機能
食べ物、夜景など様々なシーンをAIが判別しベストショットをサポートしてくれる

Galaxy S10にはAIに特化したプロセッサNPUを搭載することで、人間の顔・赤ちゃん・人・犬・猫・食べ物・人々・ビーチ・空・山・日没・日の出・都市・雪・滝・水辺・風景・ステージ・車・飲み物・花・木・緑・動物・靴・逆光・屋内・テキスト・服・夜景といった約30種類のシーンと被写体を判別可能になりました。

何を撮影しようとしているのか判別されると、数千枚の画像解析データから最適な設定を見つけ出し、カメラに自動で反映。あとはシャッターボタンを押すだけでベストショットが撮影できます。

実際に使ってみるとシーンを間違ったり判別にもたつくことがありましたが、その場合はカメラを構え直すとシーンを再認識してくれます。このシーン判別機能と設定の最適化は非常に優れていますが、加工感が強いと感じる人もいるかもしれません。目で見たものをそのまま記録したい場合はオフにすることもできます。

Machine Learning

最適な構図をガイドしてくれる
最適な構図をガイドしてくれる

インスタなどで話題のスポットに行って同じものを撮影したのに全然うまく撮れないということはよくあるかもしれません。ほとんどの原因は構図です

例えば、パンケーキであれば真横から撮影して高さと奥行きの立体感を出したり、真上から撮って生クリームやフルーツを使ったかわいい盛り付けを強調する人もいるはず。

こういう構図は何枚もの写真を見て蓄積されていくものですが、Galaxy S10はプロの写真家が活用している撮影ルールと1億以上の高品質な写真を分析したマシンラーニングによって最適な構図をガイドしてくれます

さすがに、パンケーキを認識して真横から撮って!パンケーキの位置は中心から少しずらして!といったガイドは受けられませんが、撮影対象の位置や角度をおすすめしてくれます

動画撮影もすごい(高画質な4K映像撮影)

写真だけで動画もキレイに撮影できるのがGalaxy S10のカメラです。

解像度は最大4K UHDに対応。メインカメラだけでなくフロントカメラでも4K UHDで撮影ができます。さらに、メインカメラはHDR10+での動画撮影にも対応。より鮮やかで、実際に見ているような正確な色合いで撮影ができます。

9つのシーン別に撮影写真を徹底検証

実際にGalaxy S10を持って撮影をしました。7つのシーン別に撮影しています。写真はタップ or クリックすると大きなサイズで表示できます。ぜひ参考にしてみてください。

・1. 風景(晴れ)- 梅雨明け直後の竹富島で撮影

空の青いグラデーションがきれいに再現されている
空の青いグラデーションがきれいに再現されている

空の濃い青と薄い青のグラデーションが鮮やかに再現されています。浮かぶ雲の模様、空との境界線などディテールもシャープ。太陽の光を捉えても過度に白飛びせず、フレアがキレイに出ています。

・2. HDR

明るい、暗い場所が混在しているところでもきれいに撮影できる
明るい、暗い場所が混在しているところでもきれいに撮影できる

明暗が同居してHDRがオンになる環境で撮影。白つぶれも黒つぶれも起きてはいますが、非常に満足できるHDRの効果が出ています。

・3. サンセット

沈みゆく夕日
沈みゆく夕日

山に沈んでいく太陽とゴールドに照らされる雲の表現が素晴らしい。特に太陽光の伸び方は実際に目にしたものと変わらない出来栄え。海面の波状もリアル。

・4. 夜景(ライティング)

暗い空間での撮影にも強い暗い空間での撮影にも強い
暗い空間での撮影にも強い

日が沈んだあとでもƒ/1.5のレンズで明るく撮影できますが、日が半落ちの状態だとディテールが怪しくなります。

・5. ポートレート – 猫

被写体の周りのボケ感を表現でき印象的な写真が撮影できる被写体の周りのボケ感を表現でき印象的な写真が撮影できる
被写体の周りのボケ感を表現でき印象的な写真が撮影できる

ポートレートでは人間以外の顔を認識しないスマートフォンもありますが、Galaxy S10のカメラは猫でも有効でした。耳のディテールが怪しい感じもしますが、いたずらにズームしない限りわからないでしょう。

・6. 料理

料理
料理料理
料理料理

風景は文句なしの高品質で撮れるのに対してかなり苦労したのが料理の写真。ほぼ料理モードで撮影していますが、デフォルトでボケ加工がかかるため、ボケの調整までしてようやくシャッターを押す工程ににストレスを感じました。

料理は撮影に時間をかけていると痛い視線をくらうことも多いので、サッと撮ってあとでアプリで編集するのもありです。暗い店内での食事などは、明るく撮影できるので美味しそうに撮影できます。

・7. 接写

Galaxy S10での接写iPhone XSでの接写
左がGalaxy S10、右がiPhone XS

接写は優秀でした。HUAWEI P30 Pro相手には分が悪いですが、iPhone XSよりももう一歩近づいてもピントが合い鮮やかに撮影できます。

・8. ズーム

超広角
超広角
広角→望遠光学2倍
広角→望遠/光学2倍
デジタル5倍ズームデジタル10倍ズーム
デジタル5倍ズーム→デジタル10倍ズーム

上から超広角→広角→望遠/光学2倍→(ここまで劣化なし)→デジタル5倍ズーム→デジタル10倍ズームの順番で、船にフォーカスしてズーム機能の検証をしてみました。

Galaxy S10では最大10倍のデジタルズームが可能です。画像を拡大して切り取るデジタルズームではやはり画質の劣化が激しいようです。

・9. 超広角レンズ

広角超広角
左:広角、右:超広角

Galaxy S10のトリプルカメラですが、3つの目レンズとして追加された超広角レンズが旅行で大活躍しました。

上記の写真は同じ位置から広角レンズ(写真左)と超広角レンズ(写真右)で撮影したものです。構図は多少変えていますが、雰囲気がまったく違います。超広角レンズがこれだけ楽しいとは思いませんでした

どんなシーンの撮影が得意? iPhoneと比較

少しですがiPhone XSとも比べてみました。左がGalaxy S10、右がiPhone XSです

・ポートレート

Galaxy S10iPhone XS
左:Galaxy S10、右:iPhone XS

コントラストや明るさなどもiPhone XSの方が段違いに良い写真に見えます。ですが、ポートレートの比較なのでボケ具合をチェックしましょう。顔やひげ、身体付近のボケ具合はほぼ同じクオリティだと思いますが、Galaxy S10の方は後ろの茂みに一部だけボケが消えているところがあります。

これはこの写真だけではなく他のポートレート写真にも見られました。ポートレートに関してはiPhone XSが上回っていますね。

・暗所 – ライティング

Galaxy S10iPhone XS
左:Galaxy S10、右:iPhone XS

Galaxy S10のナイトモードで撮影してみました。明るさ、彩度、ノイズすべてにおいてGalaxy S10がiPhone XSを上回っています。発売後に話題になったPixel 3などもそうですが、夜景に関してはナイトモードを搭載しているスマートフォンが圧倒的に強いですね。

・超広角レンズ

Galaxy S10iPhone XS
左:Galaxy S10、右:iPhone XS

すでに何度も絶賛している超広角レンズ。搭載していないiPhone XSと比べてみましょう。迫力は段違い。Galaxy S10の自動加工も相まってアートのような仕上がりです。加工感が苦手な人もいると思いますが、こうやって比べてしまうと欲しくなるのはGalaxy S10ではないでしょうか。

まとめ

ということで26枚の写真とともにGalaxy S10のカメラをレビューしました。ポイントはこんな感じでしょうか。

・3つ目の新しい超広角カメラが超楽しい
・シーン判別機能で風景写真はアートの仕上がりに
・高精細かつなめらかな映像を残せる4K UHD / 60fpsの動画撮影
・ポートレートが弱点?

この夏、スマートフォンの買い替えを検討していてカメラを最重要視している人には超広角レンズ付きの機種をオススメします。これまでのスマホでカメラでは撮影できなかった写真が撮れてとにかく楽しいです。写真を撮るのが楽しいと旅行も楽しくなるはずです!

超広角レンズを搭載している今夏のハイエンドモデルはGalaxy S10のほかにXperia 1やHUAWEI P30 Pro、AQUOS R3がありますが、P30 Proは予約停止中。AQUOS R3は動画に強いカメラとなっています。

つまり、Galaxy S10とXperia 1の一騎打ちになるわけですが、個人的にはXperia 1はバッテリーの容量が少ないため、消費電力量が多いカメラを多用する旅行などでは電池持ちが心配ですね。もし迷った場合はXperia 1のレビュー記事でカメラの作例もアップしているので比較して検討してみてください。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!