ウチの子は大丈夫!? キッズスマホに潜むトラブルの回避法

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ウチの子は大丈夫! キッズスマホに潜むトラブルの回避法

キッズスマホを導入してみても、「トラブルに巻き込まれたらどうしよう?」と心配事は尽きません。

トラブルの元凶となるサイトにアクセスできる可能性が増えたり、ともだち同士でいじめに発展したり。これは、子供の判断力だけでは対処できないことが多くあります。
実際にそういう場面に遭遇した場合、どんな対処が考えられるか。そもそもどんな予防法があるのか。そうした対象にこちらから近づかない、などの対処法を準備しておく必要があります。

子供の安全のために持たせたスマホが、トラブルを呼ばないために対策を立てておきましょう。大人がうろたえないように学習することも必要です。

目次:

スマホを持たせたらトラブルは覚悟しなければならない?

我が子の安全を守るために持たせたキッズスマホ。しかし、その端末が原因でトラブルに巻き込まれてしまう危険性も秘めています。

また親御さんは「どんなケースが考えられるだろうか?」と、悩みながらも普段の安全には代えられない、と購入しているはずです。

今回はキッズスマホを持つことによって考えられるトラブルについて説明していきます。

「スマホ=モバイルデータ通信=インターネットにアクセス可能」ですから、本来は大人と同じ意識を持って手に取らなければならないものです。
キッズ用にチューニングされた端末ではありますが、私達大人が巻き込まれるトラブルと同じだけの危険が潜んでいます。

代表的なトラブル事例を知る

代表的なトラブル事例を知る

まず、どのような種類のトラブルがあるのでしょうか?

(1) オンラインゲームでの高額課金・ワンクリック詐欺
(2) SNSでの誹謗中傷
(3) 個人情報流出
(4) 動画の長時間視聴

まず、(1)ですが、アプリのダウンロードに関するアカウント設定を、大人と同様に(支払い先情報を共有化していたり)すると、子供は意図せずタップしてしまい、ゲーム内で自分のほしいアイテムを、どんどんタップ(購入)していってしまう可能性があります。これに関しては、大人がパスワードを管理するといった対策が必要です。

メールや、無料ゲームに表示される広告に似せたワンクリック詐欺ですが、子供の興味を惹くバナーであったりしますので、それを静止するのは難しいところ。無料ゲームではなくて、広告なしの有料ゲームの方がトラブルに巻き込まれる可能性は低いでしょう。

対策:実は有料ゲームを最初に購入(家庭ルールにおいて)しておくのが不要なコストを生まない可能性が。お金の概念がない子どもに「買うな」「押すな」というのは酷な話。お金について、日頃から家庭で指導することが大事。

(2)についてですが、友人同士だけでつながっているつもりでも、実は他者からも見られています。中々意識しづらいのも確かです。
それは大人も同様です。傍目を意識せずにネガティブなことばかりつぶやいてしまう人もいますよね。親が「これを知らない人が見たら、どう思うかな?」と、一緒にシステムの説明と共に答えを導いていくことが大事です。

誹謗中傷についてですが、「文字だけ」ではニュアンスが伝わらなく、誤解を生みがちというのも覚えておきましょう。肯定的に「いいんじゃない?」と書き手が書いたつもりでも、受け取り側は「なんかなげやりな態度だな」と、勝手に受け止めてしまいがちです。

「察してほしい文化」の日本では、大人でさえ、キチンと日本語を操るのは難しいです。これについては、もう少し詳しく後述します。

対策:インターネットの広さを教えること、文字だけで伝わらないことは直接やりとりすること。

代表的なトラブル事例を知る

(3)は、スマホならではの機能として、登録情報の提供機能からくる問題ですが、なんでもかんでも端末に個人情報を入力しておく、というのは危険です。
特に、アプリをダウンロードする際、電話帳などの各項目の使用許可画面が表示されます。そもそも子供用の端末に重要な個人情報を入力しておくのは危険度が高まるといえます。最悪、個人情報が悪用されるアプリを誤ってインストールしてしまったとしても、盗まれる情報は最低限に、すなわち「被害を最小限に食い止める」ようにしておきたいものです。

対策:アカウント設定などの情報入力は、必要最低限にしておく。

(4)は、今までと少し違いますが、手軽に様々な情報を得られるスマホならではの問題です。長時間視聴をするとどうなるかというと、寝不足・疲労、そしてパケット使用量の増大など、ソフト・ハード両面のダメージが増えます。「布団の中でこっそり使っている」などの状況にもっていかないようにルールを作りましょう。

対策:家ルールを徹底すること! 日頃からスマホ以外の楽しみを作っておく、低速な格安SIMの導入を検討する。

見知らぬところからの誹謗中傷は、心的ショックが大きいと大人が意識する

いきなり、ありもしない噂や罵詈雑言をぶつけられると、信じたりショックを受けてしまったりというのは大人でもあるのではないでしょうか? 鳥の雛が、はじめて見たものを親と思うのと同じ様に、人は一次情報を信じてしまいがちな面があります。

私たち大人でさえ、確かな情報なのかわからないまま噂を、さも事実であるかのように拡散してしまうことがあります。

さらに、小さな子どもの未発達な心に、外的ショックが加わるとどうなるでしょうか? 子供同士、その場にいればコミニュケーションによって解決していけることでも、相手が見えずに「画面内の文字だけ」で、恐怖心は大きくなります。この「見えない」ということが、子どもの不安を増大させる一因となります。

見知らぬところからの誹謗中傷は、心的ショックが大きいと大人が意識する

予防することが大事ですが、先ほどの余計な個人情報を入力しないということと同時に、「もし自分に悪気がなくても相手の気分を害してしまったらどうなるか?」という、話し合いの機会をもっておくことも必要です。

大人が意識しなくてはならないのは、我が子に「こういうときはこう思いなさい」「へんなことを言われても気にしないようにしなさい」と、教えるのは間違いではないですが「順序が違う」ということです。これは、10歳にも満たない子どもに向かって「さあ今すぐ25歳になれ」と言っているのと同じことです。

心の成長には時間がかかります。子どもの興味がどこにあるか、を見極めながらの導き方が大事になってきます。
それは、外遊びから卒業するタイミングでスマホなどのガジェットに出会うことであったり、親がPCでインターネットを見ているタイミングであったり、きっかけは様々で、興味が離れていくのも同様に「きまぐれ」だったりします。

便利なスマホですが、キッズスマホには制限するモードも用意されていますので、最低限トラブルを呼ばない設定をしておくことが必須です。

まとめ:大人と同じ知識が必要だが……

大人と同じ知識が必要だが……

以上のように、キッズスマホのトラブル事例を挙げて対策法などを書き出してみましたが、大人も同様のトラブルに巻き込まれる可能性(すでに問題化していますが・・・)が十分にあります。
それを我が子に教える、というのも実は相当ハードルの高いことです。通う学校でも対策や考え方は様々ですので、総合的な判断も迫られます。

頭ごなしに、子どもの世界を「そんなもの気にするな」という指導も、危険をはらみます。

子ども時代は友人との関わり方がすべてと言ってもいいくらい。
そこにスマホが入ってきたのですから複雑化していくのは、自然な流れといえます。しかし、あやふやな画面上だけのやりとりから発生する誤解やいじめを学校や先生だけに任せるというのは、無責任な話です。

どうして、◯◯ちゃんとケンカになったのか? じっくりとそのメカニズムを紐解きながら、「こうだよね」と解決できるようにありたいものです。

逆説的になりますが、スマホが登場したことによって、無かった時代は親が「知ることを放棄」しがちだった子どもたちの世界や心情を知れる時代になったと思えば、幾分トラブルにも余裕をもって対処できるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

福岡市在住のフリーランス。編集プロダクションを経て独立。主なジャンルは、自動車やデジタルガジェットなどホビー系のメディア。紙・Webサイト媒体を問わず取材・執筆を行う。自身のブログ( タイチアカサカ.com )にて活動実績や、物欲日記を更新中。