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Galaxy Note10+を徹底レビュー Sペンだけではない最高級スマホの完成形か?
2019年10月にau・NTTドコモから発売された、Galaxy Noteシリーズの最新作「Galaxy Note10+」。
専用のスタイラスペン(Sペン)を内蔵し、手書き入力をサポートしたハイエンドモデルです。
今回のモデルでは、より大きくなった有機ELディスプレイや4つの背面カメラ、新機能が追加されたSペン、Galaxyスマホならではの優れたスペックなど、注目すべきポイントが多数用意されています。
本記事では、au版の「オーラグローカラー」を用いて、気になるGalaxy Noteシリーズ最新作を徹底レビュー。
高級スマホの完成形とも言えるGalaxy Note10+の特徴や魅力、実際に使ってみた感想をお届けします!

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Galaxy Note10+の【外観・デザイン】周りをレビュー
まずはじめに、Galaxy Note10+の外観・デザインを様々な角度からチェックしていきましょう。


これまでのGalaxy Noteシリーズとは異なり、前面の画面上部にインカメラを搭載し、ベゼルも超極細なので、非常にスッキリとしたデザインです。
前作「Galaxy Note9」より更に大きくなった 1440×3040ピクセルの有機ELディスプレイを搭載。外観フォルムは大きく変わっておらず、今作でも側面に設けられたエッジが持ちやすさに貢献しています。
なお、Galaxy Note9では背面に指紋認証センサーを搭載していましたが、Galaxy Note10+では廃止され、新たに画面内指紋認証が搭載されています。


背面は光沢仕上げで、光の当たり方や見る角度によって見え方が変わります。指紋汚れが目立つので、気になる方は付属のクリアケースやサードパーティ製のケースなどの使用がおすすめです。





上部にはマイクとSIMカード・メモリカードスロット、左面には音量キー(+・−)と電源ボタン、底面には、USB Type-C端子、マイク、スピーカー、Sペンスロットがそれぞれ配置されています。
3.5mmオーディオ端子を搭載していない点は注意です。

Sペンは一度本体側に軽く「カチッ」と押し込むと取り出せます。

背面カメラにはクアッドカメラを搭載。これに伴いカメラの位置も、前作の横並びから縦並びに変更されています。

「Galaxy Note10+」は、auでは「Galaxy S10+ SCV42」、NTTドコモでは「Galaxy Note10+ SC-01M」という型番で発売中。背面ロゴの配置など若干の違いがあります。
「Galaxy Note10+」のカラーバリエーションはキャリアによって異なります。ドコモは「オーラホワイト(限定カラー)」「オーラブラック」、auは「オーラグロー(限定カラー)」「オーラブラック」のそれぞれ2色展開です。
Galaxy Note10+の【スペック】をレビュー
Galaxy Note9 | Galaxy Note10+ | |
サイズ | (縦)約162mm×(幅)約76mm×(厚さ)約8.8mm | (縦)162.3mm ×(幅)77.2mm×(厚さ)7.9mm |
重さ | 約201g | 197g |
ディスプレイ | 6.4インチ | 約6.8インチ |
ディスプレイ解像度 | QHD+(2960×1440ドット) | Quad HD+(3040 x 1440ドット) |
背面カメラ | 1,220万画素×2(広角 / 望遠) | 1,600万画素(超広角) 1,200万画素(広角) 1,200万画素(望遠) 深度測位カメラ(TOF) |
前面カメラ | 800万画素 | 1,000万画素 |
バッテリー | 4,000mAh | 4,300mAh |
プロセッサ | SDM845 | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB | 12GB |
ROM | 128GB | 256GB |
外部ストレージ | 最大512GB | 最大1TB |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
Wi-Fi規格 | a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) | a/b/g/n/ac((2.4/5GHz) |
防水 | IP68 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP65 | IP6X |
前作Galaxy Note9と比較してみると、Galaxy Note10+は全体的にスペックが向上しています。
まず最初に押さえておきたいポイントは「本体サイズ」と「重量」です。
Galaxy Note9とGalaxy Note10+の本体サイズと重量は殆ど変わりません。しかし、Galaxy Note10+はベゼルの面積を切り詰めることで、画面サイズが0.4インチほど大きくなっています。
また、Galaxy Note9よりもGalaxy Note10+の方が本体の厚みが薄いにも関わらず、バッテリー容量が300mAh増加しており、着実に進化したといえるでしょう。




プロセッサやメモリ/ストレージ容量も完全にハイエンド仕様。CPUにはQualcomm(クアルコム)のSnapdragon 855を搭載し、大容量の12GBメモリや256GBのストレージを備えています。
なお、au版(SCV42)もNTTドコモ版(SC-01M)のいずれもテレビ視聴(フルセグ/ワンセグ)に対応していない点は注意が必要です。
Galaxy Note10+の【カメラ性能】をレビュー

「Galaxy Note10+」のメインカメラは、背面に4機搭載したクアッドカメラ仕様。それぞれのカメラは「超広角設計」「広角設計」「望遠設計」「深度測位カメラ」といった異なる特徴を持っています。
デュアルピクセルAFと、周囲の明るさを検知して光を取り込む量を自動で調節する「デュアルアパチャー」に対応しているので、暗い場所でも美しい写真を撮影することが可能。
また、深度を測るToFカメラも搭載しているので、奥行きの把握も正確に行うことが出来ます。
それでは背面のメインカメラにフォーカスを当て、実際に撮影した作例を基にカメラ性能をチェックしていきましょう。
以下の作例画像は、タップ or クリックで大きなサイズで見られます。
超広角・広角・望遠それぞれの画角の違いをチェック

Galaxy Note10+は、シチュエーションごとに3つの画角から選んで撮影することが出来ます。上の写真は左から超広角、広角、望遠で同じ場所から撮影しました。
超広角で撮影する場合、魚眼レンズのような歪みが確認できますが、設定で超広角形状補正 をオンにすることにより、歪みを抑えた写真も撮影することが出来るので実用的です。
望遠は画質の劣化なしに、約2倍ズームして撮影することが出来るので、被写体をもう少し大きく撮影したい時に大変便利だと感じました。
夜でも高画質で撮影できる

Galaxy Note10+には夜間撮影に最適な「ナイトモード」が搭載されています。ナイトモードで撮影すると、暗所でもノイズの少ない美しい写真を撮影することが可能。
しかし、シャッターボタンを押してから撮影が完了するまで本体をそのまま保持し続けなければいけないので、繁華街や観光地など、人が多く立ち止まって撮影出来ない場所ではやや使いにくいかもしれません。
料理の撮影はややコツがいる


料理にカメラを向けるとAIが自動で認識し撮影することが出来ます。
また、料理撮影に最適な専用の「食事モード」も用意されているのですが、ピントの合う範囲が分かりづらかったり、色味がやや不自然な印象を受けました。
自然な背景ボケが楽しめるポートレートモード

ポートレートモードで撮影すると、背景を自然にボカした写真が撮影可能です。
ポートレート撮影が可能なスマホでも、機種によっては背景ボケが不自然なものもありますが、Galaxy Note10+は自然な背景ボケで撮影することが出来ました。
また、「ライブフォーカス」機能を搭載しているので、背景ボケの量(ボケ具合)を調整することも出来ます。
Galaxy Note10+を使った感想・特徴まとめ

続いて、Galaxy Note10+を実際にしばらく使ってみた感想を、「バッテリー」「ゲーム性能」「持ちやすさ」「Sペン」「生体認証」の5つの項目に分けて解説していきます。
バッテリー持ちは比較的良好

TwitterやLINEなどのSNSを合計1時間、You Tubeで動画鑑賞を1時間、Web閲覧2時間程度であれば、1日使ってもバッテリーは40%程残っていました。
使い方によると思いますが、ゲームや動画鑑賞といった重い作業をあまりしなければ、バッテリー持ちは悪くないスマホだと思います。
ゲームプレイ時の発熱はやや気になるが処理性能は高い

Galaxy Note10+は非常にハイスペックなスマホということもあり、3Dゲームもサクサク快適にプレイすることが出来ました。
やはりゲームなど重い作業をしている時はそれなりに発熱しますが、SNSやWeb閲覧程度であれば、殆ど発熱を感じないレベルです。
大画面で快適にゲームを遊びたいという人に、Galaxy Note10+は向いています。
長時間の片手持ちは厳しい

ディスプレイのサイズが6.8インチと大画面で、本体重量が197gあるので、長時間片手持ちで操作するのはあまり向いていないと感じました。
前作Galaxy Note9より本体重量は4g程軽量化されていますが、それでも手に持った時ずっしりとした重さがありました。
フィルムやケースを装着すると更に重量が増えるので、女性や手の小さい方は、他のスマホを選んだ方が使いやすいはずです。
進化して実用性が上がったSペン

ロックを解除していない状態でも、本体に内蔵されたSペンを引き出すだけでメモを取ることが出来る「画面オフメモ」の使い勝手が非常によかったです。
Galaxy Note10+を持っていれば、小さなメモ帳とペンを持ち運ぶ必要がなくなるので、荷物を減らすことが出来て便利です。

また、手書きの文字をテキストデータ化出来る新機能も便利でした。
文字を雑に書くと上手くテキスト化してくれなかったり、変換精度はそれなりではあるものの、実用的な機能という印象です。
ディスプレイ内蔵式の指紋認証は微妙

Galaxy Note10+は、顔認証とディスプレイ内蔵式指紋認証の2種類を使うことが出来ます。しかし、残念ながらディスプレイ内蔵式指紋認証の精度は今ひとつでした。
顔認証の精度は高く、指紋認証と併用することも出来ますが、指紋認証メインという人は、ロック解除のたびにストレスを感じるはずです。
Galaxy Note10+の販売価格
最後に、Galaxy Note10+ ドコモ版・au版それぞれの販売価格を比較します。
ドコモ版 SC-01M |
au版 SCV45 |
|
---|---|---|
本体価格 | 121,176円 | 118,800円 |
スマホおかえしプログラム | 80,784円 | – |
アップグレードプログラムDX | – | 59,400円 |
本体価格を比較してみると、au版の方がドコモ版より2,376円安く設定されています。
ドコモ版は「スマホおかえしプログラム」、au版は「アップグレードプログラムDX」を利用することで本体代金を安くすることが可能です。
しかし、どちらも最終的にGalaxy Note10+本体の返却や、別途月額プラン利用料が発生するので注意が必要です。
評価まとめ

約6.8インチ(Quad HD+)の大画面と、3種類の画角を選べて夜でもキレイに撮影が可能な背面カメラ、着実に進化を遂げている使い勝手の良いSペンなど、Galaxy Note10+は現時点で高級スマホの完成形と言っても過言ではない完成度でした。
ハイスペックでサクサク動作する大画面スマホをお探しの方は、ぜひGalaxy Note10+をチェックしてみてください。
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