OPPO Reno 10x Zoomを購入したら確認しておきたい設定・使い方10選

2019年7月発売の「OPPO Reno 10x Zoom」はカメラ機能に特化したフラグシップモデルです。OPPOといえば近年のSIMフリー市場の中でも特に注目を集めており、ミドルレンジモデルからハイエンドモデルまで取り揃えています。
従来のAndroidと比べてメーカー独自のカスタマイズが施されており、最初は操作性に戸惑うこともあると思います。本記事では初めてOPPO製品を使う方に向けて、OPPO Reno 10x Zoomの初期設定やオススメの便利機能・使い方をご紹介します。
目次:
目次:
1. SIMカードを差し込んでAPN設定をする
まずはじめに、SIMカードで通信ができるようにする「APN設定」から行っていきます。

OPPO Reno 10x ZoomのSIMトレイは本体底面にあります。SIMトレイの横にある穴にSIMピンを挿してトレイを取り外します。

SIMカードの向きと裏表を確認しながらトレイに載せたらトレイを元に戻します。
APNの設定方法は【デュアルSIMとモバイルネットワーク】から、使用するSIMカードを選択し、アクセスポイント名を選ぶだけで完了します。




もしも利用したい会社がリストにない場合、手動でアクセスポイント情報を入力する必要があります。右上の【+】ボタンをタップして必要な情報を入力します。


■必須項目
・アクセスポイント名
・APN
・ユーザー名
・パスワード
・認証タイプ
APN情報は会社によって異なるため、各社公式サイトやSIMカードに付いている説明書や台紙をご確認下さい。
2. DSDVの設定方法
OPPO Reno 10x Zoomは、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
DSDVとはSIMカードを2枚使用して同時に待受状態にすることができる機能です。仕事用とプライベートの回線を分けたり、音声通話用とデータ専用SIMを組み合わせて使用することが可能です。





3. セキュリティの設定方法
OPPO Reno 10x Zoomは指紋認証と顔認証に対応しており、併用して組み合わせて使用することができます。
指紋認証はディスプレイ内に埋め込まれたセンサーを使い、画面上のアイコンに指を乗せて認証を爆速で行えるのが特徴です。
生体認証を登録することでセキュリティ強化につながるため、購入したらなるべく早めに設定しておくことをオススメします。生体認証の登録にはパスコードまたはパターンロックの設定が必要のため、事前に設定しておきましょう。



パスコードは「パターンコード」「4桁の数字のパスコード」「4~16桁の数字のパスコード」「4~16文字の英数字のパスコード」から選べます。
3-1. 指紋認証の設定方法
指紋認証を登録すると、画面上に出てくる指紋認証センサーに指を乗せるだけでロック解除が可能です。解除するときのアニメーションも3種類から選ぶことができます。









3-2. 顔認証の設定方法
インカメラを使った顔認証は、ロックされていることを意識させないほどスムーズにロック解除できて便利です。




顔情報の登録は端末を顔から20~50cm離して、周囲が明るすぎたり暗すぎない場所で行います。画面内に表示される円のフレームに合わせて顔を収めると登録が完了します。

顔情報が登録完了すると上記の画面になります。
ロック解除方法を「画面がオンの時に上にスワイプ」「電源ボタンを押してロック解除」から選ぶことができ、前者はロック画面で時刻や通知を確認する場合にオススメです。
4. 画面スリープの設定
ディスプレイが消灯(スリープ)するまでの時間を調整できます。



画面がスリープするまでの時間はデフォルトは30秒に設定されており、任意の長さ(15秒〜30分)をタップして変更します。
5. 文字サイズ・表示サイズを変更する
OPPO Reno 10x Zoomの大画面を活かして、文字サイズや各種メニューの表示サイズを大きくして見やすくしたり、小さくして1画面の情報量を増やすことができます。




小(左)・デフォルト(右)








左から小・標準・大
6. ブルーライトカットの設定方法(夜間シールド)
夜間シールドをオンにすると、画面のブルーライトをカットして目の負担を軽減してくれます。手動でオンにすることはもちろん、スケジュールを指定して夜の寝る前に自動的にオンにすることも可能です。




画面の色味をスライダーを使って調整できます。右にスライドするにつれて画面が黄色くなっていくので、周囲の環境に合わせて調整してみてください。

ディスプレイ効果は【ディスプレイ色付き表示】【白黒ディスプレイ】【夜間時の快適な画面閲覧】から選べます。
ディスプレイ色付き表示と白黒ディスプレイは画面が黄色みがかった表示になり、夜間時の快適な画面閲覧は背景が黒いダークモードに切り替わります。
7. 省エネモードの設定
バッテリー残量を節約したいときは「省エネモード」の利用が効果的です。バックグラウンドで処理している使っていないアプリを停止し、スリープ状態のときは低電力モードに自動的に切り替えます。




省エネボタンをタップすると、バッテリーを消費しやすい項目を見直してワンタップで最適化できて便利です。バックグラウンドで動いているアプリやGPSなどをオフにすると節電に繋がる反面、アプリが正常に動作しないこともあるため注意して下さい。
8. ナビゲーションキーの変更
画面下部に表示されたナビゲーションキーはデフォルトだと「タスク」「ホーム」「バック」の3ボタン式になっています。設定からスワイプジェスチャーに変更することができます。



バーチャルキーは従来のAndroidに近い3ボタン式と、ホームボタンとバックボタンのみの2ボタン式から選べます。バーチャルキーを非表示にした場合、画面下からのスワイプアップでボタンを再表示して操作します。


スワイプによる操作は、画面下スワイプのみと両端からのスワイプから選べます。OPPO Reno 10x Zoomは本体サイズが大きめなので、後者のほうが片手操作がやりやすく感じました。使い比べてみてベストな操作方法を見つけてみて下さい。
9. スマートサイドバーを有効にする
スマートサイドバーは、アプリや設定のショートカットを画面端のスワイプで呼び出せる機能です。



スマートサイドバーをオンにすると、画面の右上に薄く表示される白いバーを左にスワイプしてショートカットを起動できます。


右下の「追加」ボタンをタップすると、任意のアプリに変更することができます。変更し終えたら「完了」ボタンを押すと完了です。
10. ジェスチャーとモーション
ジェスチャーとモーションを有効にすると、画面がオフの状態で文字を書くようにディスプレイをなぞってアプリを起動できます。




画面がオフのときのジェスチャは「ダブルタップして画面をオン」「Oの文字を描いてカメラを起動」「Vの文字を描いてLEDフラッシュを起動」「音楽操作」が行えます。


追加ジェスチャでは、上下左右のスワイプや記号などを画面に描くとロック解除や発信、アプリの起動などが行なえます。
使い方まとめ

OPPO Reno 10x Zoomの初期設定や基本機能、生体認証や便利機能をご紹介しました。細かい部分までカスタマイズできるのが使いやすく、設定を見直すことでさらに愛着が湧いてきます。
OPPO Reno 10x Zoomには痒いところに手が届く便利機能が多数搭載されています。細かい設定まで見直すとより使いやすく活用できるのでぜひ試してみてください。
全部を参考にするのは大変なので、APN設定とセキュリティの設定を済ませてから徐々に取り入れていくのがオススメです。本記事を参考にして自分好みのスマホに仕上げてみてください。