まるで手の中は画面だけ、妥協のない映像美と一体感。au AQUOS SERIE徹底レビュー

書いた人: 小枝祐基

カテゴリ: au

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まるで手の中は画面だけ、妥協のない映像美と一体感。au AQUOS SERIE SHV32 徹底レビュー

6月5日にauから発売されたSHARP製スマホ「AQUOS SERIE SHV32」を実機レビュー!5インチと大画面ながら、すっきりとデザインされ、ライバルに差をつけるコンパクトさを実現しています。小振りな本体に秘められた性能がどれほどのものなのか、徹底チェックしていきたいと思います。

目次:

AQUOS SERIE SHV32の基本スペック

まずは外観や基本スペックから見ていきたいと思います。
ディスプレイサイズは5インチのフルHDで、SHARP製のスマホでおなじみの省電力性能を誇るIGZO液晶を搭載。
画面の縁は、上方と左右がスリムな狭額縁デザインで、5インチでもコンパクトな設計となっています。
側面は若干ラウンドがかっており、角の面を削ぎ落とすことでデザインの良さと握りやすさを両立、丸みが手によくなじみ、程よい傾斜があるので指先で端末をしっかりホールドできます。

5インチながら狭額縁のEDGESTデザインで片手でも操作可能なサイズ
5インチながら狭額縁のEDGESTデザインで片手でも操作可能なサイズ
丸みある側面と角の傾斜が手になじみホールドしやすい設計
丸みある側面と角の傾斜が手になじみホールドしやすい設計
電源や音量キーの凹凸が少なくすっきりとしたボタン配置
電源や音量キーの凹凸が少なくすっきりとしたボタン配置
iPhone 6より厚みはあるが、本体の縦横サイズは互角。液晶サイズはSHV32が有利だ
iPhone 6より厚みはあるが、本体の縦横サイズは互角。液晶サイズはSHV32が有利だ

OSにはAndroid 5.0 Lollipopを採用し、プロセッサは、今期フラグシップ機の多くに採用されているクアルコム社のMSM8994(Snapdragon 810)を搭載しています。RAM容量が3GB、ROM容量が32GB(microSDカードによる拡張も可能)と最新モデルとして十分な性能を備え、ワンセグ/フルセグ、ハイレゾ音源再生、おサイフケータイ、防水仕様などの機能もひと通り押さえています。

スペック詳細については、以下の表を参照下さい。

サイズ 高さ 約132mm ✕ 幅 約70mm ✕ 厚さ 約9.6mm(最厚部:約9.9mm)
重さ 約134g
バッテリー容量 2,600mAh
ディスプレイ 約5インチ IGZO(フルHD)
OS Android 5.0
内蔵メモリ RAM:3GB/ROM:32GB
プロセッサ MSM8994/オクタコア 2GHz(クアッドコア)+1.5GHz(クアッドコア)
カメラ アウトカメラ:約1,310万画素 裏面照射型CMOS
インカメラ:約210万画素 裏面照射型COMS
その他 microSDカード対応(最大128GBまで)、ワンセグ、フルセグ、
ハイレゾ音源再生、おサイフケータイ、防水機能(IPX5/IPX7)など

安心のスタミナと美しさを両立するIGZO液晶

SHARP製スマホといえば、低消費電力かつ、高精細で明るい表示、タッチパネルの高精度化などに定評のあるIGZO液晶ディスプレイがおなじみですが、本機にも採用されています。

また新開発のバックライトとカラーフィルタ「S-PureLED」により、光の3原色すべての色の再現性を向上させ、従来では表現しきれなかった微妙な色味も表現できるように進化しています。
アプリごとに最適な画質に切り替える「おススメ画質モード」も備え、美しい画面に仕上がっています。

S-PureLEDにより、従来機種に比べ色の再現性が向上している
S-PureLEDにより、従来機種に比べ色の再現性が向上している
写真では伝えきれないが、画面は発色も良く鮮やか。葉の細部まで美しく表現できている
写真では伝えきれないが、画面は発色も良く鮮やか。葉の細部まで美しく表現できている

画面周りの設定では、電話着信中や充電開始時などに画面の内枠に沿って光の動きを演出する「EDGESTエフェクト」という機能もあります。
一瞬ですがイルミネーションのようなきれいな光の効果が感じられるので、街中や職場などでスマホを操作するときにさりげなく設定しておくと、周囲の目を引くかもしれません。

また覗き見防止機能として、左右から画面を見えにくくするベールビュー機能も搭載。
通知パネルからサッと設定ができるので、電車移動時などに横から画面を覗かれる心配もありません。

画面のエッジに沿って光を演出するEDGESTエフェクト。3種類の効果を用意
画面のエッジに沿って光を演出するEDGESTエフェクト。3種類の効果を用意
画面に模様が浮かび上がり、左右からの覗き見を防止するベールビュー機能
画面に模様が浮かび上がり、左右からの覗き見を防止するベールビュー機能

今まで伝わらなかった感動が見える”スーパースロー映像”

本機のウリのひとつが、スーパースローで撮影できる動画機能です。最新のハイスピードCMOSイメージセンサーが搭載されており、フルHDで1秒間に120枚、FWVGAで1秒間に210枚という高速撮影が可能。さらに各コマで最大10倍となるようにフレーム補間を行うことで、最大で通常の1/70のスピードとなるスロー再生を楽しむことができます。

肉眼では視認できない一瞬を捉える、スマホでは世界最高のスーパースロー撮影が可能
肉眼では視認できない一瞬を捉える、スマホでは世界最高のスーパースロー撮影が可能

使い方もシンプルで、動画の撮影時に「スロー録画」を選択するだけで撮影が可能。撮影した動画のなかで動きの大きい部分を自動的に抽出し、スーパースローに変換されるので、特別な操作は必要ありません。

撮影中も通常の動画撮影と同じく、ズームなども利用できるので、遠くの被写体でも撮影可能。
走り回るペットや子どもを撮影しても楽しめます。

編集画面では、動画内の任意のシーンを選びスローに変換することも可能です。撮影したスロー動画は編集の「エクスポート」を選ぶと、SNSに投稿できる形式に変換することもできます。
家族や友達と共有して楽しむのも良いかもしれません。

撮影メニューから「スロー動画」を選択。撮影時に画面左上をタップし120fpsと210fpsの切り替えができる

撮影メニューから「スロー動画」を選択。撮影時に画面左上をタップし120fpsと210fpsの切り替えができる

撮影メニューから「スロー動画」を選択。撮影時に画面左上をタップし120fpsと210fpsの切り替えができる

今回は2種類の動画を撮影してみました。
いずれもよりスローな210fpsで撮影しています。
水しぶきの詳細な動きなども超スローで楽しめるので、色々な対象を撮影してみると面白いと思います。

新宿中央公園の滝の様子を210fpsで撮影。水しぶきのディティールも確認できる
水飲み場の蛇口で遊んでいる様子を撮影。降ってくる水の粒が見えて楽しい

SHARPならではのこだわりのカメラ機能も充実

SHV32のカメラは、F値1.9の明るいレンズが採用され、手ブレ補正は光学式を採用。電子式手ブレ補正に比べて画質の劣化を防ぐため、暗所でもブレやノイズを抑えたキレイな写真が撮影できます。

またリコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得し、厳しい基準をクリアしている点もポイントです。

F値1.9の明るいレンズを搭載。広角約28mm相当(35mm換算)で使いやすい画角
F値1.9の明るいレンズを搭載。広角約28mm相当(35mm換算)で使いやすい画角

人物はフラッシュON、背景はフラッシュOFFで撮影し、複数の画像を合成することで背景も人物も明るく撮影できる「NightCatchⅡ」や、露出の異なる写真を複数合成し逆光なども美しく仕上げる「HDR撮影」、ほかにも被写体の背景を好みの強さでぼかせる「背景ぼかし」や複数写真をつなぎ合わせて360度全体を撮影できる「全天球撮影」などなど豊富な撮影機能を用意しています。

動画に関しては、4K2Kの超高解像度撮影や、iPhoneでもおなじみとなったタイムラプス(インターバル動画)撮影なども搭載しています。

基本は「おまかせオート」で撮影するだけと操作もカンタン。タッチシャッターも対応する
基本は「おまかせオート」で撮影するだけと操作もカンタン。タッチシャッターも対応する
銀残しで撮影。被写体の一部のカラーのみを抽出しコントラストを強調する
銀残しで撮影。被写体の一部のカラーのみを抽出しコントラストを強調する
背景ぼかしの撮影画面。ぼかしの強弱はスライダーを動かして細かく調節が行える
背景ぼかしの撮影画面。ぼかしの強弱はスライダーを動かして細かく調節が行える
全天球での撮影画面。複数の写真を360度つなぎ合わせて撮影を行っていく
全天球での撮影画面。複数の写真を360度つなぎ合わせて撮影を行っていく

慣れると当たり前になる、感覚的操作の数々!

AQUOSシリーズはセンサー機能が充実するのも特徴。端末が握られている状態であるかをセンサーにより検出し、画面の点灯や回転などを制御する「グリップマジック」機能などが搭載されています。
端末を持ち上げると自動的に画面が点灯したり、ポケットに端末をしまうと自動消灯、というように意識することなく最適な動作を行うユーザーライクな機能です。

端末を水平にすると画面がオフ、画面の縁をなぞるとベールビューが起動、など細かく設定が行えるので、自分の行動に合わせて微調整を行えば、より手放せなくなります。

端末を持つと画面が自動点灯。電源ボタンを押しづらい片手操作時にも活躍
端末を持つと画面が自動点灯。電源ボタンを押しづらい片手操作時にも活躍
着信に出られないときに端末を裏返すとボリュームがオフになる機能も設定できる
着信に出られないときに端末を裏返すとボリュームがオフになる機能も設定できる

また片手操作をサポートする「ワンハンドアシスト」機能も便利。
片手操作時に、ホーム画面上の親指などが届かない位置を操作したいときなどに、画面全体を縮小できる機能です。
画面の下部をなぞるとワンハンドアシストのアイコンが出現。そのままホーム画面を寄せたい方向にスワイプすればOK。
画面の位置は、左右だけでなく、中央や上方向など任意の位置に微調整できるほか、ピンチ操作での拡大や縮小にも対応します。
電車の中で吊り革に掴まっているときなど、ぜひ活用したい機能です。

画面の下部をなぞるとアイコンがあらわれるので好みの方向にスワイプする
画面の下部をなぞるとアイコンがあらわれるので好みの方向にスワイプする
位置の調整ができるので、左右どちらの手で持っているときでも操作できる
位置の調整ができるので、左右どちらの手で持っているときでも操作できる
画面の操作も調整可能。ピンチイン・アウトで拡大や縮小が行える
画面の操作も調整可能。ピンチイン・アウトで拡大や縮小が行える

スマホがもっと寄り添ってくれる人工知能「エモパー」

こちらもAQUOSシリーズにはおなじみとなった、スマホ向け人工知能システムの「エモパー」。「ココロエンジン」をベースに開発されたシステムで、おすすめ情報のなかにも他愛のない会話を織り交ぜるなど、感情を持つかのようにスマホがコミュニケーションがとるようになります。本機では、従来よりも会話のバリエーションが増えた「エモパー2.0」にバージョンアップしました。

2014年登場以来、着実にアップデートされてきた人工知能「エモパー」
2014年登場以来、着実にアップデートされてきた人工知能「エモパー」

ニュースやカレンダーの予定、トレンドなどの話題をランダムに話しかけてくれるだけでなく、エモパーが話しかけてきたタイミングで「ほかには?」「もう一度」など、こちらの語りかけにも反応するようになっています。

初期設定では「えもこ」「さくお」「つぶた」という3つのキャラクターが用意されるほか、ちょっと不思議ちゃんの「桜田かおる」と、熱血男子の「おれんじん」という2つのキャラクターも公式サイトより追加できるようになっています。

エモパーの選択画面。初期設定では「えもこ」「さくお」「つぶた」の3つのキャラが選択できる
エモパーの選択画面。初期設定では「えもこ」「さくお」「つぶた」の3つのキャラが選択できる
公式サイトから、さらに2種類のキャラがダウンロード可能。「おれんじん」のキャラはヒーローぽい
公式サイトから、さらに2種類のキャラがダウンロード可能。「おれんじん」のキャラはヒーローぽい

誕生日や気になるキーワード、自分のニックネームなども登録ができ、使う人に合った話題や、場所に応じた内容を選んで、エモパーが話しかけてくれるので、より愛着が増すはず。

会話した回数などに応じて「エモパーの気持ち」が変わる仕掛けもユニークです。個人的にはもっと会話を楽しめるモードがあっても良いかな、とも思いますが、日常邪魔にならないバランスとの兼ね合いが難しいところなのかもしれませんね。

帰宅時など、エモパーが定期的に話しかけてくる。このタイミングで「ほかには?」などと話しかけられる
帰宅時など、エモパーが定期的に話しかけてくる。このタイミングで「ほかには?」などと話しかけられる
エモパーの設定では「エモパーの気持ち」が確認できる。話す回数などで満足度があがるようだ
エモパーの設定では「エモパーの気持ち」が確認できる。話す回数などで満足度があがるようだ

まとめ

今回は実機を使用しながら、auの最新AQUOS SERIEを紹介してみました。
大画面とコンパクトさのバランスが非常によく、持ちやすいデザインや質感など、男女問わず選びやすい機種ではないでしょうか。
スーパースローやAQUOSの持ち味であるIGZO、日々の使用をサポートするグリップマジックなど、魅力的な機能も多く揃え、万人向けの一台と言えそうです。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

小枝祐基

小枝祐基

家電誌およびデジタル誌を中心に活動するフリーライター。iPhone、Android関連書籍も執筆してます。消費者目線での記事執筆がモットーです!