手のひらにおさまる高機能スマホ SONYのコンパクトモデル Xperia A4徹底レビュー!

書いた人: 君国泰将

カテゴリ: Xperia

SONYのフラッグシップモデル「Xperia Z4」ともうひとつ、NTT docomoからは、コンパクトモデルとして「Xperia A4」も発売になりました。ただ、小さいだけではなく「Xperia Z4」に迫る機能を持った「Xperia A4」の実機レビューを紹介いたします。

目次:

手のひらに収まるコンパクトさが魅力のXperia A4

小さいボディが持ちやすいXperia A4
小さいボディが持ちやすいXperia A4

「Xperia A4」のサイズは、長さ約128 mm×幅約66 mm×厚さ約9.1mm、質量は、約129g。
タテとヨコのサイズが短く、少し膨らみがあるもののサイドラインがなだらかにラウンドしている形状で、手に馴染みやすく持ちやすいコンパクトボディが魅力のスマートフォンです。

本体の素材は背面も側面も樹脂素材となっています。背面にはマットな手触りの特にこのホワイトはザラザラとしたグリップ感のある質感、サイドのフレームは光沢処理を施して、ディスプレイ周辺のベゼルもホワイトになった全身真っ白なボディとなっています。

Xperia A4 右側面
Xperia A4 右側面
Xperia A4 左側面
Xperia A4 左側面

右サイドには、Xperiaシリーズの象徴とも言えるアルミ製の電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタンが並んでいます。そして、左サイドには「Xperia Z4」では今回からデザイン重視のために省いたマグネット充電端子を残してあります。

Xperia A4 上部側面
Xperia A4 上部側面
Xperia A4 下部側面
Xperia A4 下部側面

本体は、IPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能があるので、濡れたままの手で触っても、雨が降ってきても気にしなくて良いので、使っていて安心感があります。
本体の上部にあるイヤホンジャックは、キャップレスになっているので、フタの開け閉めはいりません。ストラップホールは底面にあります。

カバーは左側面に集中
カバーは左側面に集中

接続端子類は、左側面の上下に2箇所カバーに隠れています。
本体上部のカバーをはずすと、MicroUSB端子と microSDスロットがあります。
そして、マグネット端子を中央にはさんで、下部にあるカバーをはずすと、SIMカードスロットがあります。

SIMカードは、nanoSIM
SIMカードは、nanoSIM
端末情報シート
端末情報シート

SIMカードトレイは、microSIMではなく、nanoSIMサイズとなっているので、特に2年前のモデルから買い換える時はSIMのサイズも変更する必要があります。
ちなみに、このSIMスロットの横にシートのようなものが見えますが、引っ張りだすと「FCC」「CE0682」といった端末に必要な証明となる情報が書かれています。

Xperia A4の正面
Xperia A4の正面

「Xperia A4」のディスプレイサイズは、4,6インチ(解像度1280×720)で、左右のベゼルはかなり狭く、ボディのコンパクトさを保っています。

本体正面上部のアップ
本体正面上部のアップ

正面の上部中央には、SONYロゴ、その右横に約220万画素 積層型裏面照射型CMOSセンサーのインカメラがあります。

ディスプレイの上下にある横長の穴がスピーカーです。横向きにするとちょうど左右 のステレオスピーカーになるという仕組みです。
ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Forceフロントサラウンド」にも対応していて、こんなに小さなボディからでもかなりしっかりした音声が再生されます。

Xperia A4の背面
Xperia A4の背面

背面から見ると、左上にメインカメラがあり、右上に型番(SO-04G)、真中上部にFeliCaマーク、中央部分にシルバーでNTT docomoのロゴ、下部分にグレーの薄めにXPERIAのロゴが入っています。

Xperia A4とXperia Z4、Xperia J1 Compactを比較

Xperia A4とXperia Z4を比較
Xperia A4とXperia Z4を比較

「Xperia A4」は、「Xperia Z1f」から、「Xperia A2」、「Xperia Z3 compact」、「Xperia J1 Compact」と続いているXPERIAのコンパクトシリーズですが、フラッグシップモデルの「Xperia Z4」と、現行モデルとして発売されている「Xperia J1 Compact」と比較してみましょう。

Xperia A4とXperia Z4の正面からの比較
Xperia A4とXperia Z4の正面からの比較

「Xperia Z4」と「Xperia A4」のサイズを比べるとおよそ二回りくらいの大きさの違いがあります。

「Xperia A4」
本体サイズ : 長さ約128 mm×幅約66 mm×厚さ約9.1 mm
質量    : 約129g
「Xperia J1 Compact」
本体サイズ : 長さ約146 mm× 幅約72 mm× 厚さ約6.9 mm
質量    : 約144g
Xperia A4とXperia Z4の側面からの比較
Xperia A4とXperia Z4の側面からの比較

「Xperia Z4」とはディスプレイサイズも解像度も、CPUやメモリにも違いがありますが、「Xperia A4」は小さいボディでも、同じCMOSセンサーを搭載して、かつ4K動画撮影も出来たり、ヘッドホン出力からのハイレゾ音源やノイズキャンセル機能で音楽を楽しむ事ができるので、実際に使ってみるとかなり満足のいく性能を持っています。

Xperia A4(左)とXperia J1 Compact(右)を比較
Xperia A4(左)とXperia J1 Compact(右)を比較

「Xperia J1 Compact」は、格安スマホと呼ばれるMVNOモデルですが、スペックは去年NTT docomoが発売した「Xperia A2」とほぼ同じ内容となっています。

「Xperia A4」
本体サイズ : 長さ約128 mm×幅約66 mm×厚さ約9.1 mm
質量    : 約129g
「Xperia J1 Compact」
本体サイズ : 長さ約128 mm× 幅約65 mm× 厚さ約9.7 mm
質量    : 約138g
Xperia A4とXperia J1 Compactからの側面比較
Xperia A4とXperia J1 Compactからの側面比較

背面からみるとどちらもタテヨコのサイズはほぼ同じで、それこそ中央のロゴでしか違いがわかりませんが、正面からみると、Xperia A4の画面がおおきくなっているのがわかります。そして、ベゼルのカラーがブラックからホワイトに変わっているのも大きく印象が違って見える部分ですね。

また、サイドの処理が全く異なっていて、「Xperia J1 Compact」では金属のフレームでより質感の高さをアピールしていましたが、「Xperia A4」では軽さを優先して樹脂になっている違いがあります。

Xperia A4(左)とXperia J1 Compact(右)の正面比較
Xperia A4(左)とXperia J1 Compact(右)の正面比較

黒いフチ(ベゼル)部分が上下左右に減り、画面は「Xperia J1 Compact」の4.3インチから「Xperia A4」では4,6インチへと大型化しています。解像度は、1280×720のままで変わっていませんが、より大きく見やすくなっています。

「Xperia J1 Compact」と「Xperia A4」とでは、0.6mmほどの厚みの違いがある事と、質量が約138gから約129gへと9g軽くなっているので持ってみると違いがわかります。
しかも、バッテリー容量は2300mAhから2600mAhへ増加しているので、そのぶん少しでも長持ちさせられるというメリットもあります。

Xperia A4:Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC)2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

Xperia A4:Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC)2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

Xperia A4:Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC)2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

Xperia J1 Compact:Qualcomm Snapdragon 800(MSM8974)2.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

Xperia J1 Compact:Qualcomm Snapdragon 800(MSM8974)2.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

Xperia J1 Compact:Qualcomm Snapdragon 800(MSM8974)2.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)

参考までに、本体性能も比較してみます。
「Xperia A4」のプロセッサーは、Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC)2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)。「Xperia A2」のプロセッサーは、Qualcomm Snapdragon 800(MSM8974)2.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)。内蔵メモリはどちらも2GBです。

「Antutu」ベンチマークテストアプリと、「PC Mark」アプリでパフォーマンスを計測してみましたが、プロセッサーの動作周波数が上がっているぶん、少し高いスコアとなっていましたが、体感ではあまり違いはわからない程度です。
その他、ハードウェアとしては、microSDカードが64GBから128GBに対応といった進化もあります。

小さくても納得のXperia A4の基本性能

美麗なXperia A4のディスプレイ
美麗なXperia A4のディスプレイ

ディスプレイは4.6インチのIPS液晶パネルを採用して、斜めからでも色が変化して白飛びすることがなく、”Live Color LED”バックライトを採用しているので、画像の色が鮮やかなのも特徴です。
さらにソニーのBRAVIAの技術として、幅広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ for mobile」や、動画をよりクッキリ綺麗にみせる「X-Reality for Mobile」も搭載しています。

画面設定とホワイトバランス調整

画面設定とホワイトバランス調整

画面設定とホワイトバランス調整

ディスプレイの設定も充実していて、色温度の違いは「ホワイトバランス」設定から好みで調整できます。
他、本体の動きによって画面を回転するか否かを判別する「スマート画面回転」や、電源ボタンを押さなくてもダブルタップで起動する「タップして起動」、本体を手に持っている時には画面が暗くならない「スマートバックライト」と、スマートフォン使っていて解消して欲しいという機能がしっかりと入っています。

Xperia A4にインストールされるアプリ一覧
Xperia A4にインストールされるアプリ一覧

Xperia謹製アプリとしてミュージックアプリ、アルバムアプリ、ムービーアプリもありながら、docomoから発売されるモデルなるので、docomo専用のアプリもプリインストールされています。

バッテリーの持ちを支えるスタミナモード

バッテリーの持ちを支えるスタミナモード

バッテリーの持ちを支えるスタミナモード

「Xperia A4」はバッテリーは、実使用でも約3日もつバッテリーライフがありながら、アプリごとに動作を制限して駆動時間を延ばせる「STAMINA®モード」も使うことで、さらに長持ちさせられます。
災害時などで充電ができない時には「緊急電力モード」を使うと、必要最低限の機能のみ動作して待受をさらに延ばす事もできます。

かなり使いやすい「POPox Plus」
かなり使いやすい「POPox Plus」

「Xperia Z4」にも備わっていて便利な進化した「POBox Plus」が「Xperia A4」にもあります。
ローマ字入力する際に、文字をフリックすることで英字の大文字と小文字を切り替えたり、数字や特殊な記号をすぐに入力で きたりと、今まで一手間必要だった動作を省略できるので、高速に文字入力できます。

外出先でも観られるワンセグを内蔵
外出先でも観られるワンセグを内蔵

地味なところですが、ワンセグの視聴も録画もできます。アンテナを持ち運ばないといけないので、ついうっかり忘れてしまう事もありますが、いざという時にワンセグが見られるというのも便利です。

静止画だけじゃない、動画も綺麗に撮れるカメラ機能

高画質なカメラを搭載
高画質なカメラを搭載

「Xperia A4」の背面に搭載されているカメラは、1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用しています。
そして、焦点距離(35mm換算)が25mmとより広角になったGレンズと画像処理エンジンBIONZ(ビオンズ) for mobileといったソニーのカメラ技術を導入してスマートフォン単体でもコンパクトデジカメ並のキレイな写真が撮れるというのがXPERIAのウリとなっています。

コンパクトデジカメのようにシャッターをきれる物理ボタン
コンパクトデジカメのようにシャッターをきれる物理ボタン

画面をタップしてシャッターを切ることはもちろんできますが、物理シャッターボタンがあるのもXperiaならではです。シャッターボタンを押してカメラを起動して即撮影といった、シャッターチャンスを少しでも逃さない使い方ができます。

ノイズも手ブレも抑えてくれるカメラ
ノイズも手ブレも抑えてくれるカメラ

静止画撮影では、薄暗いところでもノイズを抑えて明るく撮れるISO感度は、重ねあわせして撮影する『プレミアムおまかせオート』で最大ISO12800にまで対応しています。
動画撮影には、撮影する時に保存するタイミングをあえて遅らせてフレームを解析しするという”インテリジェントアクティブモード”で撮影すると物凄い威力でブレを防いでなめらかな動画が残せます。(注:ハイビジョン撮影時)

ハイビジョン動画と4K動画撮影ができる
ハイビジョン動画と4K動画撮影ができる

さらに、4K(3840x2160)動画撮影も出来るので、圧倒的に綺麗な動画を撮影する事ができます。

マイクの集音性能やズームといったところは、専用4Kビデオカメラには及びませんが、出かけた先で4K動画を気軽に残せるというのはなかなか凄いところです。

「Xperia Z4」にあるMHL 3.0出力から4Kテレビに接続して見る事はもちろん、ハイビジョンテレビでも楽しめます。
ハイビジョンテレビに出力すると1920×1080解像度でしか表示できませんが、「Xperia Z4」で4K動画再生中に、画面をピンチアウトするとそのまま動画を拡大することができ、しかも元映像が4K(3840x2160)なので、実質4倍まで大きくしてもハイビジョン解像度を保ったまま楽しめます。
しかも、拡大した部分を指で上下左右に動かして、好きな部分をピックアップして動画の中を自由に動き回って閲覧できる楽しさもあります。

高音質を気軽に楽しめるオーディオプレーヤー機能

ハイレゾ音源が楽しめるオーディオプレーヤー機能
ハイレゾ音源が楽しめるオーディオプレーヤー機能

「Xperia A4」は、コンパクトボディでもオーディオ機能が充実しているのも推しポイントです。

CDを上回る音質のハイレゾ音源を本体のヘッドホン出力から、専用のハイレゾ対応ヘッドホンを直接つなぐだけで聴く事ができます。しかも、今まで集めたmp3やAACといった圧縮音源も「DSEE HX」という機能のおかげでよりクリアな音質で聴けます。

ポータブルアンプと接続しても楽しめる
ポータブルアンプと接続しても楽しめる

厳密には、ヘッドホン出力から聴く場合、「Xperia Z4」では192kHz/24bitまで対応していますが、「Xperia A4」では96kHz/24bitまでの対応となります。
もしも、もっと高音質へ聴きたいという欲求が大きくなれば、別売のポータブルアンプと組み合わせて、 USBからのオーディオ出力を経由して、さらに豊かなハイレゾ音源を楽しむ事もできます。

雑音を気にしなくてもいいノイズキャンセル機能
雑音を気にしなくてもいいノイズキャンセル機能

そしてもう一つ便利なのが「ノイズキャンセリング機能」です。ノイズキャンセリングの原理は、イヤホンに付いているマイクで周囲の騒音を拾って、その騒音を打ち消す逆位相の波を発生させて騒音をカットするというものです。

ノイズキャンセリング対応のヘッドホン

ノイズキャンセリング対応のヘッドホン

ノイズキャンセリング対応のヘッドホン

ノ イズキャンセリング機能を試してみると効果はなかなかで、ザワザワとした雑音が消えて、電車でも飛行機でも移動中に音楽に集中できま す。他にも、動画を見る時や、何も音声を再生していない時でもノイズキャンセルの効果を使う事ができるので、ただ雑音を減らして 集中したい時にもとても便利です。

まとめ

まとめ

最近のスマートフォンの傾向として、どんどん画面が大きくなって、本体もどんどん大きくなってきていますが、それだと、手でもちにくかったり、片手で操作がしにくかったり、ポケットやカバンに入れるとかさばってしまうといったツラさもあるだけに、そういうのが苦手な人にとっては「Xperia A4」のようなコンパクトなモデルはとても魅力的なスマートフォンです。

しかも、「Xperia A4」は、コンパクトというだけではなくて、カメラやオーディオ機能が充実しているので、小さいフラッグシップといってもイイかもしれませんね。

同じサイズでは、ほぼ同スペックの「Xperia Z3 compact」という存在もありますが、いつも身近にある存在だけに、自分の好みのでデザインやカラーリングを含めてチョイスしてみるのもイイかもしれませんね。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

君国泰将

君国泰将

「ソニーが基本的に好き」と「ガンダムが基本的に好き」ってBlog書いてます。頭の中身がソニーとガンダムで埋まってます。「VAIOが基本的に好き」も立ち上げたほうがいいのか? ツイッターは刹那(・F・セイエイではない)に呟きまくりblogには情報のアーカイブとして。ほぼ毎週土曜日22時から、Ustream生配信してます。




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