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OPPO Reno3 A レビュー 2020年夏モデル最高コスパスマホ?
OPPOのイメージキャラクター指原莉乃さんをテレビCMに起用して話題にとなり、ヒットしたOPPO Reno Aの後継機「OPPO Reno3 A」が6月25日に発売されました。
OPPO Reno Aのヒット要因であったおサイフケータイ対応、ミドルレンジのプロセッサ、3万円台の価格をそのままに、防水性能をアップさせてカメラも大幅に強化された2020年夏注目のミドルレンジスマートフォン「OPPO Reno3 A」をレビューします。
目次:
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OPPO Reno3 Aのデザイン・外観
OPPO Reno3 Aは、水滴型のノッチや鏡面仕上げのメタルフレームをガラスでサンドイッチするなど、先代のOPPO Reno Aを踏襲したデザインになっています。
ディスプレイは6.44インチの大画面。ワンハンドモードが用意されていないため、片手操作は難しいものの89.9%の画面占有率によって大画面ながら片手で持ちやすいサイズを実現しています。


大きく変わったのは背面のデザイン。存在感のある4つのレンズを縦に並べたクアッドカメラが配置されています。
Reno Aのカラーラインナップは重厚感のあるブルーとブラックの2色でしたが、Reno3 Aには青と白のグラデーションによる夏らしい爽やかなホワイトも用意されています。


OPPO Reno3 Aのスペック・性能
OPPO Reno3 A | OPPO Reno A | |
---|---|---|
OS | ColorOS 7.1(Android 10ベース) | ColorOS 6(Android 9ベース) |
プロセッサ | Snapdragon 665 | Snapdragon 710 |
メモリ | 6GB | 6GB |
ディスプレイ | 6.44インチ有機ELフルHD+(2,400 x 1,080) | 6.4インチ有機ELフルHD+(2,340 x 1,080) |
ストレージ | 128GB | 64GB / 128GB(楽天限定) |
カメラ | クアッドカメラ 広角: 約4,800万画素(f/1.7) 超広角:約800万画素(f/2.2) モノクロ:約200万画素(f/2.4) ポートレート:約200万画素(f/2.4) |
デュアルカメラ 広角: 約1,600万画素(f/1.7) ポートレート: 約200万画素(f/2.4) |
フロントカメラ | 1,600万画素(f/2.0) | 2,500万画素(f/2.0) |
バッテリー | 4,025mAh | 3,600mAh |
サイズ | 約160.9 x 74.1 x 8.20mm | 約158.4 x 75.4 x 7.8mm |
重さ | 約175g | 約169.5g |
microSD | 最大256GB | 最大256GB |
SIM | nanoSIM x2 | nanoSIM x2 |
OPPO Reno3 Aはミドルレンジ向けのプロセッサSnapdragon 665、メモリは6GBを搭載。プロセッサはダウングレードしているものの動作にモタつきなどはなく性能不足は感じません。
性能を数値化するベンチマークをAnTuTuで計測したところ約18万点を記録。OPPO Reno Aの19万点を下回っています。特に大きな差が出たのはゲームに大きく関わるGPUでReno Aの5万点半ばに対してOPPO Reno 3Aは3万点前後でした。
CoD Mobileやクリティカルオプス、アスファルト9といった3Dゲームをプレイしたところカクつきはあるもののストレスを感じるほど大きなものではありません。むしろ気になったのはホーム画面の描画。こちらもストレスまではいかないものの不安になるようなカクつきがあります。
バッテリーは4,025mAhの大容量。画面の明るさを最大に固定してYouTubeを視聴したところ3時間で残量が50%になりました。単純計算で6時間の動画視聴が可能になりますが優秀な部類です。なお、バッテリーは急速充電のQuickCharge 2.0にも対応しています。
防水・防じんの性能はIP67からIP68に向上。メインカメラは標準レンズの画素数が3倍に向上。新たに超広角とモノクロレンズが追加された4眼レンズに大きく進化しています。
OPPO Reno3 Aのカメラ

OPPO Reno3 Aには、広角レンズ・超広角レンズ・モノクロレンズ・ポートレンズで構成されたクアッドカメラが搭載されています。
4,800万画素の広角レンズで撮影した高精細な写真は拡大や切り抜きしてもシャープ。視野角119°の超広角レンズが追加されたことで景色をダイナミックに撮影可能。
モノクロレンズとポートレートレンズは写真のクオリティをアップするためのセンサー的な役割になっているようです。
光学式手ブレ補正に対応していないため夜間撮影では手ブレが発生しやすくなっていますがウルトラナイトモードによって夜間でも明るく撮影できます。
以下はOPPO Reno3 Aのカメラで撮影した写真です。




同じ被写体でもレンズを変えるだけで雰囲気が変わる




画角は狭くなるが明るく撮影できる
OPPO Reno3 Aを使ってみてよかったポイント・イマイチだと思ったポイント
・ディスプレイ指紋認証
新型コロナウイルスの感染予防のためマスクが手放せない状況になりましたが、ほとんどの顔認証はマスクに対応していため、画面ロックを解除するたびにマスクをずらす必要があります。
OPPO Reno3 Aはディスプレイに指を置くだけで画面ロックやアプリロックを解除できる指紋認証を搭載しています。
ディスプレイ指紋認証のイマイチな点はディスプレイすべてがセンサーになっているわけではなく一部のエリアに限定されているためエリアを見ながら指を正しい位置に乗せなければいけないこと。

OPPO Reno3 Aは顔認証にも対応していて指紋認証との併用も可能ですが、マスクをつけている時は顔認証が使えないためストレスになる時もあります。
・おサイフケータイ
先代のOPPO Reno AはFeliCaチップが端末の真ん中に配置されていたため改札やレジで読み取りに失敗することがありました。
Reno3 AはFeliCaチップが端末の先端に搭載されていることで読み取りに失敗する機会が減っています。細かな改善内容ですが通勤や通学でモバイルSuicaなどを毎日利用する人にとっては嬉しいアップデートでしょう。
・片手モード
年々、大画面化しているスマートフォン。Reno3 Aについても6.44インチのビッグディスプレイを搭載しているため、片手操作は非常に難しくなっています。

ところが、Reno3 Aには表示領域を縮小させることで、片手でも操作がしやすくなる「片手モード」があるので、手が小さい方でも片手操作をすることが可能です。
評価まとめ

最後にまとめとして「OPPO Reno3 A」を性能・カメラ・バッテリー・デザイン・ディスプレイ」の5部門ごとに5段階で評価してみました。
性能 | ★★★☆☆ |
---|---|
カメラ | ★★★☆☆ |
バッテリー | ★★★☆☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
【性能】
現時点でストレスを感じるようなもっさり感はありませんが、時々グラフィックのカクつきが気になります。アップデートで現在よりも高い処理能力を要求するようになった時の動作が心配。また、チップセットの性能が高いとは言えないため数年に渡る長期的なOSアップデートは期待できないでしょう。
【カメラ】
クアッドカメラを搭載していますが4つのレンズをすべて自由に操作できるわけではなく画角を変えられるのは広角レンズと超広角レンズの2つのみです。
広角レンズは日中など明るい場所であればキレイに撮影できるが夜間撮影は大きな弱点。超広角レンズは景色をダイナミックに撮影できるものの広角レンズに比べて画質が明らかに劣るため使い分けが難しいところ。
【バッテリー】
バッテリーは4,025mAhの大容量。ワイヤレス充電非対応です。
Reno Aで不満の声が多かった急速充電に対応しています。本体にはUSB Type-C端子が搭載されていますが残念ながらUSB-PDには非対応。QuickCharge 2.0をサポートしています。
ないよりはマシですが、今どきQuickCharge 2.0の電源アダプタを持ち歩きたくないというのが正直な感想です。付属の充電アダプタはサイズも大きくプラグを収納できないため持ち運びの際も不便です。
電池持ちは悪くないので表記上★3としましたが★3.5です。
【デザイン】
人間工学に基づいた曲面デザインと画面占有率約90%のディスプレイによって持ちやすく片手に収まるサイズ感を実現。メタルフレームとガラスボディによって高級感がプラスされています。
今回レビューしたホワイトは白から青、そして紫に変化していく夏らしい爽やかなグラデーションは人気が出そうなカラーです。
一方でアゴと表現される厚めの下側のベゼルがマイナスポイントになりました。
【ディスプレイ】
低価格ながらディスプレイに有機ELを採用。バックライトを必要としないため液晶よりも黒の表現力が高く、濃淡のある映像が楽しめます。
マスクが手放せなくなった状況もあり、ディスプレイ内蔵型の指紋認証もプラス評価になりました。
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