arrows 5G レビュー!富士通最新モデルは大画面かつ軽くて薄い!「5Gミリ波」対応&丸洗いできるスマホ

書いた人: ちえほん

カテゴリ: arrows

arrows 5G レビュー

富士通コネクテッドテクノロジーズ(FCNT)が、2020年7月30日よりドコモから国内では約5年ぶりとなるフラッグシップモデル「arrows 5G」を発売しました。

日本メーカーでは唯一「5Gミリ波」対応、世界最薄約7.7mm大画面を実現、Adobeとの協業により「Photoshop Expressモード」を実装するなど魅力あふれる一台です。

また、約6.7インチ有機ELディスプレイやパワフルな最新CPU、独自機能の「FASTフィンガーランチャー」搭載、IP68防水防塵に対応し丸洗いも可能なスマホとなっています。

今回は、そんなarrows 5Gを「外観デザイン」「スペック・性能」「カメラ」「使った感想・特徴」などの様々な視点からレビュー・評価していきます

FUJITSU
arrows 5G

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目次:

arrows 5Gの外観デザインをレビュー

arrows 5Gの外観デザインをチェックしていきましょう。

前面 / 背面デザイン

前面デザイン
前面デザイン

大画面の約6.7インチ美しい有機ELディスプレイを搭載、解像度は1,440×3,120(Quad HD+)です。エッジディスプレイを採用で、ディスプレイ上に物理ボタンはなく、オールスクリーンで右上にパンチホール型のインカメラが採用されています。

背面デザイン
背面デザイン

背面上部にメインカメラ、中央付近に「docomo 5G」ロゴ、下部に「arrows」と刻まれています。カメラ部分の出っぱりは、約0.2mm程度。机に置いてそのまま操作してもカメラ自体が中央部分にあるおかげで、あまりグラグラせず安定してタッチ操作が可能でした。

背面デザイン2
特徴的な背面加工

金属感や差し込む光線、5Gの波を予感させるデザインを採用したという背面は、高級感あふれる美しい仕上がりになっています。角度によって見え方が変わるので、飽きのこないデザインです。

側面デザイン

右側面
右側面に、電源ボタン、音量ボタン
左側面
左側面
下部
下部側面にSIMスロット、マイク、Type-Cポート、スピーカー
上部
側面上部にマイク

側面は何層も塗り重ねた塗装コートが施されており、光沢感あるフレームになっています。
側面右側に電源ボタンと音量ボタン。電源ボタンの下に音量ボタンがあるため、持ち直さずに片手で音量調節ができるのは非常に便利です。

SIMカード挿入口
SIMカード挿入口

arrows 5GはシングルSIM対応です。microSDにも対応しており、SI Mカードスロットにはめ込む対応ではなく、直接本体に挿入して利用が可能となっています。

サイズ感・重量

手に持ったところ1手に持ったところ2
持ちやすいのが印象的な一台

arrows 5Gの約164×76×7.7mm(※最厚部は約9.5mm)、重さは約171gです。想像していたよりもずっと軽く、持ちやすいのが印象的な一台で、手にフィットする感覚は素晴らしさを感じます。

約6.7インチと大画面なので片手操作が余裕でできるわけではないですが、片手で長時間持っていても負担になりにくいサイズ感と重さです。

カラーバリエーション

カラーバリエーション
カラーラインナップは2色

カラーラインナップは、ネイビーブラック、チタニウムシルバーの2色展開。スタイリッシュなカラーリングで、今回レビューしているのは大人な雰囲気があるチタニウムシルバーです。

arrows 5Gのスペック・性能をチェック

arrows 5G
スペック・性能をチェック

arrows 5Gのスペック・性能(参照:富士通コネクテッドテクノロジーズ公式ページ

機種名 arrows 5G
本体サイズ(縦×幅×厚さ) 約164×76×7.7mm
重量 約171g
ディスプレイ 約6.7インチ
有機ELディスプレイ
解像度(1440×3120)
OS Android 10(初期搭載OS)
CPU(SoC) Snapdragon 865
メモリ(RAM) 8GB
内蔵ストレージ(ROM) 128GB
外部ストレージ 最大1TB
メインカメラ トリプルカメラ
約4,800万画素(広角)/F値1.7
約1,630万画素(超広角)/F値2.2
約800万画素(望遠)/F値2.4
サブカメラ シングルカメラ
約3,200万画素/F値2.0
バッテリー 4,070mAh
充電端子 USB Type-C
防水・防塵 IP68対応
Wi-Fi(対応通信規格) IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth Bluetooth 5.1
本体カラー ネイビーブラック
チタニウムシルバー
その他 おサイフケータイ対応
顔認証/画面内指紋認証
イヤホンジャック非搭載

arrows 5Gは、ハイエンドモデル仕様。高性能なCPU「Snapdragon 865」搭載、メモリ(RAM)は8GB、ストレージ容量(ROM)は128GBを備えています。

安心のIP68防水防塵やおサイフケータイ、5世代移動通信システム「5G」対応。また、日本メーカー製のスマホでは唯一ミリ波にも対応しています。

性能を検証するため、参考までにベンチマークテストアプリ「Antutu Benchmark」と「Geekbench」の測定結果を下記に記載しておきます。

ベンチマークスコア1ベンチマークスコア2
左がarrows 5G、右がXperia 1 IIのAnTuTu Benchmarkのスコア

arrows 5GのAntutu Benchmarkスコアは「480,679点」で、Xperia 1 IIは「537,656点」。どちらもSnapdragon 865搭載機ではありますが、arrows 5Gの方が約5万点低い結果となりました。

arrows 5GのスコアXperia 1 IIのスコア
左がarrows 5G、右がXperia 1 IIのGeekbenchのスコア

arrows 5GのGeekbenchのスコアは、シングルコア「893」、マルチコア「2433」、Xperia 1 IIはシングルコア「893」、マルチコア「3317」。マルチコアスコアに差が出ていました。

ベンチマークスコアは、あくまでスペック性能を決める指標の1つにすぎませんが、スコアが高ければ高いほど快適に動作してくれるのは間違いないでしょう。

スコア的には劣るかもしれませんが、arrows 5Gの動作は一般的な電話やメール、WEBブラウジングはもちろん問題なく、アプリの立ち上げ速度も高速、動作のカクつきなどもありません。

PUBGモバイル操作画面
3Dゲーム「PUBGモバイル」をテストプレイ

ゲーム動作レスポンスと発熱を調べるために3Dゲーム「PUBGモバイル」をテストプレイしました。

約1時間程のゲームでも動作がカクつくことなく快適に遊べます。発熱対策として熱拡散構造(ベイパーチャンバー)が採用されており、多少の発熱はあるものの本体が熱くて持てなくなるほどの熱さはありませんでした。

arrows 5Gのカメラ性能

arrows 5Gのカメラ部分
オリジナル機能が豊富なトリプルカメラ

arrows 5Gは、オリジナル機能が豊富なトリプルカメラを搭載。カメラ構成は、約4,800万画素の広角レンズ(F値1.7)、約1630万画素の超広角レンズ(F値2.2)、約800万画素の望遠レンズ(F値2.4)の3眼となっています。

AI対応のトリプルカメラは様々なシーンに合わせて利用が可能です。また、Adobeと協業した「Photoshop Expressモード」や動画撮影時に被写体をスムーズに自動アップしてくれる「Live Auto Zoom+背景ぼかし」など、オリジナル機能満載のカメラを搭載しています。

インカメラは、約3,200万画素でF値2.0のシングルカメラ搭載です。それでは、arrows 5Gのカメラで撮影した作例を見ていきましょう。

風景

風景
夕暮れ時に撮影した建造物

まだ明るいですが、夕暮れ時に撮影した写真です。AIオート撮影可能でシャッターを切る、それだけで十分に綺麗な写真撮影が撮れます。

盛りすぎることなく、空の青さをそのまま捉え色味補正もちょうどよい感じで上手く表現してくれています。

風景2
公園の木と橋

光量が足りている場面での撮影に強く、橋や木のディティールをはっきり捉えることができています。

風景AI補正前風景AI補正後
左がAI補正前、右がAI補正後

逆に少し光量が足りない場面での撮影時に意図しない写真が撮れることもありました。AI認識により「夜景」を選択された場面で、AI補正前と後で大きく色味が異なることが分かります。

日が落ち始める時間帯のAIオート撮影は、画面上で写りを確認しつつ撮影するのがおすすめです。

超広角カメラ超広角カメラ2
超広角カメラで撮影した写真

超広角カメラは、広角カメラと比べるとF値の関係で暗めの写真にはなりますが、一度に広範囲を撮影できるのでとても重宝します。

また、超広角カメラは約1,630万画素採用。撮れる写真に粗さはなく、綺麗に撮れるのでグループ撮影や大迫力の風景を撮る時にも大活躍間違いなしです。

接写

接写接写2
寄って撮る接写撮影も得意

arrows 5Gは寄って撮る接写撮影も得意としています。ひまわり等の花も限界ギリギリまで寄って撮影してみましたが、ピントがボケることなく綺麗に撮れています。

色味もちょうどよい感じに補正してくれることもあって、撮ってすぐにSNSアップも可能な写真撮影が行えるのも魅力でしょう。

ズーム

ズームズーム1
左から光学3倍ズーム、最大12倍デジタルズーム対応

arrows 5Gは、光学3倍ズーム、最大12倍デジタルズームが利用可能です。光学3倍ズームは画質の劣化なしに、撮影できるので遠くにある被写体や動物にグッと寄って綺麗な写真が撮れます。

最大12倍デジタルズームも光量さえ足りていれば十分実用的で、粗さも抑えられています。

夜景

夜景夜景2
AIオート撮影の夜景

arrows 5Gのカメラで少し気になるのは、夜景・暗所での撮影です。基本的には、AIオート撮影で難しい設定なしに手ブレさえ抑えれば、ある程度は綺麗に撮れます。

ただし、若干ぼやっとしたディテールになりやすく、街頭等の光が白飛びやすいのが気になります。日中の撮影と比べると、「夜景・暗所」は苦手な印象を受けました。

夜景補正前夜景補正後
左が補正前、右が補正後

Adobeと協業した「Photoshop Expressモード」も試していきます。「Photoshop Expressモード」は、光量、コントラスト等を自動で調整・補正を加えてくれます。夜景・暗所など、光量が足りず撮影が難しい場面で活躍してくれる機能です。

実際に撮影した補正前と補正後の写真では空やビルの明るさに違いがあり、補正前の写真でビルなど暗く潰れている部分も明るくなっていたり、白飛びが抑えられています。

ただし、ノイズは乗りやすい印象がありました。また、「Photoshop Expressモード」での撮影は、シャッターを押すと数秒待ち時間ができるので連続撮影したい場面では注意が必要です。

夜景AIオート
AIオートで撮影した夜景

次に「Photoshop Expressモード」で撮影した位置からAIオートで撮影した夜景写真です。実は、AIオートで撮影した方がクリアで綺麗に撮れていました。

「Photoshop Expressモード」はまだまだこれからという感じで、今後調整が必要な気がします。今後のアップデートによる修正に期待したいです。

料理

料理料理2
美味しそうな料理写真が撮れる

料理にカメラを向けるとAIが自動認識して美味しそうな写真を簡単に撮れます。ピント合わせも簡単で、色味を盛りすぎないのもポイントです。

ポートレート

ポートレート
背景を自然にボカした写真が撮影可能

ポートレートモードを利用すれば、一眼レフカメラのような背景を自然にボカした撮影が可能です。インカメラ、アウトカメラどちらも利用可能で、背景のボカし具合も調整できます。

また、アウトカメラで動画撮影時は被写体をスムーズに自動アップしてくれ「Live Auto Zoom+背景ぼかし」も利用可能なので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

arrows 5Gの使った感想・特徴

arrows 5G 2
arrows 5Gの使った感想・特徴

arrows 5Gを実際にしばらく使ってみた感想や特徴を解説してきます。

安心のIP68防水防塵対応!「泡ハンドソープ」で洗えるスマホ

洗えるスマホ
「泡ハンドソープ」で洗えるスマホ

arrows 5Gは、安心のIPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防塵性能を備えています

また、他社にはないおすすめポイントとして本体を「泡ハンドソープ」や「液体タイプの食器用洗剤」で洗えたり、「アルコール消毒液」、「ウエットティッシュ」の拭き取りにも対応しています。

実際の利用シーンを想定した独自の試験にもクリアしており、スマホを清潔に使いたいというユーザーニーズに応えてくれている唯一のスマホと言えます。感染症対策を考える上でも、おすすめな1台です。

独自機能のFASTフィンガーランチャーが優秀すぎる!

FASTフィンガーランチャー
独自機能のFASTフィンガーランチャー

「FASTフィンガーランチャー」というオリジナル機能が凄く便利です。FASTフィンガーランチャーは、指紋認証と同時にアプリを起動できます。

特定のアプリをすぐに起動して使いたい人向けの「ダイレクトモード」、お気に入りのアプリをいくつか用意できる「ランチャーモード」の2つモードから使い分けることが可能です。

FASTフィンガーランチャーのランチャーモード
FASTフィンガーランチャーのランチャーモードを試す

指ごとにそれぞれのモードを指定できるので、自分好みにカスタマイズ可能なのも素晴らしいポイントです。指紋認証からロック解除、そのまますぐにアプリを起動して使い始められるのは他社にはない魅力でした。

最強ショートカット!スライドインランチャーが便利

スライドインランチャー
スライドインランチャーが便利

オリジナル機能「スライドインランチャー」は、ランチャーにお気に入りのアプリや機能を登録、ディスプレイ上部をスライドすることで利用可能です。

どこからでも「スライドインランチャー」を呼び出すことが可能で、すぐにアプリや機能を使えるのは非常に便利です。

なぞってコピー
「なぞってコピー」機能がスゴイ

使っていて特に便利に感じたのは、写真や画像から文章データを簡単にコピーできる「なぞってコピー」機能です。写真や画像上の文字をここまで簡単かつ正確に読み取りコピーできるのはとても便利な機能でした。

日本メーカー製の5Gスマホで唯一ミリ波対応!

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日本製5Gスマホで唯一ミリ波対応

2020年上半期に販売された日本メーカー製の5Gスマートフォンとしては、唯一Sub-6とミリ波両方の5G通信に対応しています

5Gの最大通信速度は、下り最大4.1Gbps、上り最大480Mbpsとなっており、5G通信時は映像やゲームなどの大容量コンテンツを存分に楽しむことが可能です。

ただし、国内キャリアの5G通信可能エリアは狭く、現状どこに居ても5G通信を利用できるわけではありません。今後、順次5G通信エリアが広がることでarrows 5Gは本領を発揮してくれることでしょう。

評価まとめ

arrows 5G 評価
arrows 5Gの評価まとめ

最後に、「arrows 5G」を性能・カメラ・電池持ち・デザイン・ディスプレイ」の5部門ごとに5段階で評価してみました。

性能 ★★★★☆
カメラ ★★★☆☆
電池持ち ★★★☆☆
デザイン ★★★★☆
ディスプレイ ★★★★☆

「arrows 5G」は他社に劣らないハイスペック仕様に加え、独自のオリジナル機能を豊富に搭載しています。また、日本メーカー製の5Gスマホとしては初のミリ波対応など、チャレンジを感じる1台です。

その他にも、おサイフケータイや泡ハンドソープで洗える安心のIP68防水防塵など、他社にはない魅力で国内ユーザーのニーズにしっかり応えてくれています。

大画面かつ薄く、軽い、扱いやすい国内メーカーのスマホを探してる人にとって間違いなくおすすめな1台です。是非、一度手にとってみてください。

FUJITSU
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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

ちえほん

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ブロガー×ガジェットライター×YouTuber

プロフィール

現在は、ガジェットブログ「モバイルドットコム」やYouTubeチャンネル「モバイルドットコムTV」を運営、外部ライターとしても活動しています。

ワクワクするような新しいガジェットが好きで、口癖は”はあ〜また買っちゃった!”手にとって分かるリアルな体験を分かりやすく発信しています。

モバレコでは、「スマホ」のレビューや設定、比較記事を中心に執筆しております。読んで頂ける皆様に”読んで良かった”と思ってもらえるようなコンテンツ作りを目指しています。どうぞ、宜しくお願いします。

モバレコ以外のメディアでも、2019年〜現在まで執筆活動中です。

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