ハイスペックでありながら、「人にやさしい使い心地」。SoftBank「AQUOS Xx」レビュー

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ハイスペックでありながら、「人にやさしい使い心地」。SoftBank「AQUOS Xx」レビュー

最近はSIMフリースマホやら、格安スマホやらの新興勢力で賑わっているスマートフォン。
そんな中、昔ながらの国内キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル)も負けてはおれんということで、
先日の5月13日のドコモを皮切りに、一斉に各キャリアから夏モデルが発表されました。

その中で、ソフトバンクモバイルから発表された「AQUOS Xx」を手に入れる機会があったので、いそいそとレビューしてみます。

触ってみた印象を一言でいうと、こんなかんじ。
「ハイスペックなのに、優しく優しく包んでくれる。心地ええわぁ」

「AQUOS Xx」ってなんじゃらほい?

AQUOSと名前がついているだけあって、だれでも知っているSHARPのスマホです。国内スマホメーカーとして、初期のIS03(KDDI)の頃からずーっと継続してAndroid端末を提供している姿勢は、個人的に好感が持てます。好きだ。

そんなSHARPから、2015年夏モデルとしてソフトバンクモバイルからリリースされたのが、この「AQUOS Xx(アクオス ダブルエックス)」です。ダブルエックス!!とか、なんとなくハイエンド機な匂いがただようネーミング、よござんすね。

参考:

AQUOS Xx | 製品情報 | ソフトバンク

主な特徴は、こんなところ。

  • メタルフレーム、および高級感ある背面デザイン
  • 迫力の大画面 約5.7インチ フルHD液晶
  • 三辺狭額縁のEDGEST(エッジスト)
  • 「GR certified」や世界最高スーパースロー映像を搭載したカメラ

ウリがかなりはっきりしている、バリバリのハイエンド機。安かろう悪かろうではなく、妥協せずに今SHARPが持っている全てのノウハウを詰め込んできた!!という気合を感じずにはいられない。

CPUも、2015年のハイエンド機といえばほぼこれで決まりという感じのオクタコアプロセッサ「Snapdragon810 MSM8994」採用で、RAMも3Gとスペック的には全く隙がない出来栄えです。

AQUOS Xxスペック情報(参照:公式サイトスペック表
サイズ 高さ約146mm × 幅約79mm × 奥行き約8.7mm
質量 約168g
OS Android™ 5.0
CPU MSM8994 オクタコア 2GHz(クアッドコア)+1.5GHz(クアッドコア)
メモリ RAM:3GB / ROM:32GB
バッテリー 3,000mAh
連続待受時間 VoLTE: 約1300分/3G: 約1350分/GSM: 約690分
連続通話時間 3G: 約450時間/GSM: 約410時間/4G: 約400時間/4G LTE: 約410時間
ディスプレイ 約5.7インチ(1,920×1,080ドット) S-CG Silicon液晶
カメラ メインカメラ:有効画素数 約1,310万画素/CMOS
インカメラ:有効画素数 約210万画素/CMOS

正直、ソフトバンクのAndroidって、最近あまりやる気を感じられないものが多かった気がする(偏見)ので、これだけの端末を用意してきたのにはなかなか驚きました。

以下、ハマコーが数日使ってみて萌えたポイントを中心にご紹介していきます。

メタルフレームで高級感あふれる外観

まずは外観の紹介。全体的に高級感あふれる仕上がりとなってます。

大きさ

5.7インチディスプレイということで、端末自体は近年のスマホの中でも大きめサイズとなっています。

手元の端末(GalaxyS5、AQUOS Xx、GalaxyNote3)並べてみました。

左:GalaxyS5、中:AQUOS Xx、右:GalaxyNote3
左:GalaxyS5、中:AQUOS Xx、右:GalaxyNote3

5.7インチというと、もうスマホというよりは、ファブレットのジャンルに近いぐらいの大きさなんだけれど、後で説明する狭額縁が功を奏してか、やたらでかいという印象は無いですね。GalaxyNote3よりも、縦幅は5ミリほど小さいぐらいです。

画面サイズを追求した、コンテンツ視聴に最適な狭額縁

フレームいっぱいに広がるディスプレイ
フレームいっぱいに広がるディスプレイ

最近のAQUOSはこれが凄いんですよね。AQUOS Crystalの衝撃を引き継ぐ狭額縁(きょうがくぶち)。
要はスマホの画面と端末の端っこの間が狭いという事です。これにより、本体サイズを抑えながらもギリギリまでの画面サイズの大きさを追求しています。

上の画像ではYoutubeを見てるんだけど、ディスプレイが端末いっぱいに広がっているのがよくわかると思います。

これいいんですよね。普段使いでもフレームが小さいのってすっきりするんだけれど、一番威力を発揮するのは動画視聴時。下手にフレーム部分がでしゃばってないから、動画に集中できるんですよ。
youtubeとかhuluとかよく見る人はきっと好きになるんじゃないかと。

また、大画面故にKindleとかで漫画や小説をみるのもはかどります。

漫画なんかをスマホで見ると、結構文字が小さくて辛いですよね。AQUOS Xxぐらいのディスプレイの大きさがあれば、すんなり漫画も読んでしまえると思います。

メタルフレームの高級感あふれるサイド

ここからは、ハードウェアの仕上がりを見ていきます。

上部は、イヤホン差込口とSIMカード、およびマイクロSDスロットがあります。
キャップを閉じているところ。なかなかスッキリしてます。

上部:イヤホン差込口
上部:イヤホン差込口

キャップを開けたところ。キレイに開きます。

上部:キャップを外したところ
上部:キャップを外したところ

左サイド。こちらはマイクロUSBによる充電端子のみとなってます。一部へっこんでいるところは、AQUOS Xxならではのグリップマジック用のグリップ部分になります。(グリップマジックについては、後ほど解説)

左サイド
左サイド

右サイド。右から、電源ボタン、音量キー、マジックグリップです。

右サイド
右サイド

下部はスピーカーのみ。

下部
下部

全体を通してみてもらえればわかると思いますが、ごちゃごちゃしてないんですよね。凄くスッキリとした仕上がりになってます。マジックグリップ部分も、適度なホールド感があるし、これは是非店頭で質感を確かめてもらいたい。ええ感じやと思いますよ。

テカテカする背面

背面がこれまたテカテカしております。
最初にすでに、反射しておりますが、

この角度から・・・
この角度から・・・

回していくと・・・

ん?なんか写っとる?
ん?なんか写っとる?

なんか変なオヤジが現れました。

ばっちりオヤジが映り込む
ばっちりオヤジが映り込む

キラキラの背面でございます。

よろしおすですな
よろしおすですな

正直、背面なんて普段使いで意識することは殆ど無いんだけれど、こういう高級感を演出してもらえるとガジェット特有の「持つことの喜び」を感じさせてくれますね。
その分、指紋が目立つといえば目立ちますが、この質感は十分に活かしたい。個人的にはケース着けるのは勿体無いなぁと思います。

初心者にも使いやすい高機能カメラ

AQUOS Xx。カメラにも、尋常じゃないこだわりが見て取れます。

機能てんこ盛りのカメラ

SHARP公式サイトをみるといろいろのってますが、この機能の数々は、すごいこだわりを感じます。

関連記事:

SHARP公式 AQUOS Xx カメラ機能

機能の一例をあげると・・・

  • タイプラプス撮影(微速度撮影)
  • 4K2K動画撮影
  • 「GR certified」レンズ
  • 光学式手ブレ補正
  • NightCatch Ⅱ
  • BrightEye
  • HDR静止画撮影
  • フレーミングアドバイザー
  • 背景ぼかし
  • 全天球撮影
  • パノラマ撮影
  • 翻訳ファインダー

 ・・・などなど、他にもたくさんあります。

実際にカメラ機能触ってみて「こりゃええわ」と感じた部分を紹介します。

使いやすいメニュー

こんだけ機能てんこ盛りだったら、操作が難しくなりそうなんだけれど、
カメラアプリのUIが親切設計なので助かります。

直感的に選択できるメニュー

直感的に選択できるメニュー

直感的に選択できるメニュー

こんな感じで、シーンに合わせて「これやりたい!!」というものを選ぶだけで良いです。
一度、このメニュー画面さえ開くことさえ覚えておけば、次回以降苦労せずに、各種機能にたどり着けます。

なんかこだわりたくなる、スーパースロー映像

カメラ機能の中で一番面白かったのは、やはりコレ。
世界最高秒間210枚ハイスピード撮影によるスーパースロー映像です。

とりあえず、風呂場でとってみた動画がコレ。10秒目あたりから急にスローになる様子がよくわかると思います。こう、なんか、水の対流というかうねりみたいなのを感じてもらえれば。

風呂場の水しぶき

他の例だと、SHARP公式の動画が、マジで凄い。

水風船が割れる瞬間をスローで捉えてみたり。

水風船が割れる瞬間

公園の様子(シャボン玉やオモチャや動物が動く)を捉えてみたり。こんなの撮れたら面白そうやなぁ。

公園の様子

基本的にUIは簡単。スーパースローモードにして動画を取るだけ。スーパースローにする部分はあとから編集可能なので、とりあえず撮ってしまえる気軽さが素晴らしい。

アイデア次第では、おもしろ動画が山のようにとれると思います。

基本性能ももちろん高水準

まぁスーパースロー動画なんて、年がら年中使うものでもないので、普段の画質はどうやねんというというところが気になるので、昨日食べたイタリアンの画像を何枚か撮ってみました。

設定はすべてオートです。カメラアプリ起動して、シャッター押しただけ。

この店自慢のピザ。美味しくいただきました
この店自慢のピザ。美味しくいただきました
牛ヒレ肉。腹減ってきた・・・
牛ヒレ肉。腹減ってきた・・・
デザートのティラミス
デザートのティラミス
素敵な店内の様子
素敵な店内の様子
駅前ロータリーから
駅前ロータリーから

まったくなんの設定もせずに、まじで勢いだけで撮ってます。正直ピントが適当だったり、構図が変だったりするけれど、適当な割にはしっかりとれてるんじゃないですかね。
カメラまかせでも、こんだけついてきてくるなんて、自分みたいなカメラ素人には便利な世の中になったものですな。これホント。

もちろん、マニュアルモードも搭載しているので、こだわりがある人はフォーカス設定やISO感度も変更できます。

グリップマジックやセンサーをフル活用した便利機能の数々

今回自分的に一番予想外で面白かったのが、この「グリップマジック」やセンサーを活用した、各種便利機能の数々。
カメラ性能とか、ディスプレイの大きさ繊細さとかは予想がつくけれど、ここらへんは予想外。
久しぶりに触ったSHARPの端末、こんなところが進化してたのか?と、結構テンション上がってしまいました。
なんか、こういう細かいところへの配慮って国産メーカーならではかと思います。

便利機能へのアクセス

Androidの設定から[便利機能]を選択すると、グリップマジックで使うことのできる機能の一覧と設定が表示されます。

設定画面の便利機能
設定画面の便利機能

[グリップマジック] → [持つと画面点灯]

持つと画面点灯します。それだけ。

・・・

さすがにそれだけだとナンノコッチャなので、もうちょっとちゃんと説明すると、
机上にスマホを置いた状態で両サイドをもって端末をもちあげるだけで、自動で画面点灯します。

動画撮りました。こんな感じです。

つまり画面を点灯させるのに、わざわざ電源キーを押す必要が無いってことですね。

最初はコレに慣れずに、持つたびに電源キーを押して、逆に画面消してたんだけれど、ようやく慣れてきた。
いやぁ地味、地味やな。でもね。スルメのような使い心地の追求じゃないですか。ええ。

最近は画面をダブルタップしたら画面が点灯するスマホなども出てきたけれど、日常シーンの動作に溶け込むこういった機能、できるようでなかなか出来ないと思うんですよね。感心しました。

[モーションでON/OFF] → [Sweep ON]

似たような機能だけれど、こちらでは画面の上をなぞるだけで画面を点灯させることができる。

動画撮りました。こんな感じです。

これは、上で紹介したグリップマジックのさらに便利版です。
ただ、これ便利なんだけれど、画面の表面を常に検知しないといけないので若干電池消費量が多くなってしまうようです。利便性との兼ね合いで、グリップマジックを使うかどうかおこのみとなります。

[グリップマジック] → [画面回転抑止]

普段、画面回転をオンにしているときに非常に煩わしい「ちゃうちゃう、今は横になって欲しいなんて言ってないやん」問題。
これが理由で、普段は画面回転をオフにしている人も多いと思うんですよ。
その切実な問題に対して、SHARPが提示した解こそが「画面回転抑止機能」です。

普通に端末の両側面を握った状態で、横に向けてみるとこんな画面が表示されます。

画面回転抑止イメージ

こんな感じでグリップセンサーを持っている場合は、画面が回転しないというわけ。
正直最初は戸惑ったけれど、慣れてみると、確かに普段のスマホシチュエーションに非常にマッチしてるんですよね。画面横向きでみるときって、両サイド握らないしね。

[モーションでON/OFF] → [水平に置いて消灯]

水平においた時には、勝手に画面消灯してもらいたい場合は、こちらをONにしておくと、無駄な画面点灯を防ぎ電池が節約できます。
普段、机に水平においてスマホなんて使わないという人は、これオススメですね。いちいち、電源ボタンを押して画面消灯しなくても良いし。

他にもあるある、便利機能

他にも各設定画面下には「体験しよう!」のメニューがあり、各種便利機能を根こそぎ解説してくれます。動画も試用方法も詳しく教えてもらえます。

体験しよう

普段使いで長く使うスマホという道具だからこそ、設定はこだわるべきです。それだけで、一日のストレスが段違い違ってきますもん。

万人におすすめできる高機能で安心設計のスマホ

つらつら見てきてみましたが、この端末良く出来てます。
外観も中身もしっかり考えて作りこんであるのが解る。おもてなしの精神やで。

狭額縁によるコンテンツ閲覧の機能性や、カメラの基本性能の高さ、マジックグリップを筆頭としたどこまでも人間によりそう親切設計。そういった要素がバランスよく搭載されていて、隙が無いです。老若男女誰にでもフィットする可能性があるんじゃないでしょうか。

現在発売されている国産スマホの中でも、かなり上位に食い込んでくる出来の良さだと感じました。

唯一ネックとなりうるのは、絶対的な5.7インチという大画面による端末の大きさ。小さいスマホが好きな人はそもそも選択肢に入らないと思いますが、サイド部分が丁寧に処理されているので、思ったよりは大きさも感じられません。
こればっかりは、なかなか写真や文章で伝わらないものなので、一度、店頭で触ってみることをオススメします。

店頭でビビっときたら、迷わず買ってしまいなさい。多分後悔はしないと思いますよ。

次回は、この「AQUOS Xx」を使いこなすための設定集をお届けする予定です。
それでは、今日はこのへんで。ハマコーでした。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

auのIS03に衝撃を受けたあと、Androidの魅力にとりつかれました。ガジェットを使う先にある未来や、実現できること、便利なこと、素晴らしいことなどをわかりやすく伝えられるよう、記事を書く日々です。hamako9999.netの中の人でもあります。