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ドコモ arrows Be4 F-41Aを購入したら設定しておきたい8つのこと!
ドコモから2020年6月25日に発売された「arrows Be4 F-41A」は、はじめてスマートフォンを使う人やシニアにも使いやすいように、さまざまな気配りや工夫が詰まった国産スマートフォンです。
3万円以下でおサイフケータイや防水・防塵・耐衝撃に対応、非常時に頼れるFMラジオチューナーも搭載されたお買い得な機種です。

この記事では、arrows Be4 F-41Aを購入したら確認しておきたい設定・使い方・機能を紹介します。
目次:
目次:
1. Wi-Fiの設定方法
スマートフォンを使い始める前には色々な設定がありますが、まずはWi-Fiに接続しておくことをおすすめします。
初期設定時にはアプリのダウンロードなどで普段よりも通信量が多くなりがちなので、なるべくWi-Fiのある場所で設定したほうが、思わぬデータ容量の消費を防げて安心です。




設定手順そのものは他のAndroidスマートフォンと共通です。Wi-Fiの接続設定をするには、接続先の名前(アクセスポイント)とパスワードが必要なので確認しておきましょう。家庭用のWi-Fiルーターなら、裏面などに貼られたステッカーに書かれている製品が多いです。
お店などの「d Wi-Fi」(ドコモ公式の無料Wi-Fiスポット)を使って設定する場合は、自動接続なのでこの手順は不要です。Wi-FiをONにするだけで画面の右上にWi-Fi接続中のアイコンが表示されるでしょう。
2. 【セキュリティ】認証機能設定
スマートフォンはたくさんの個人情報が詰まった機械です。万が一紛失してしまったとき、自分だけでなく連絡先を入れている周りの人に迷惑をかけないためにも、最低限のセキュリティ対策はしておきたいところです。
arrows Be4 F-41Aには、指紋認証機能が搭載されています。背面(カメラの少し下)にある丸いパーツが指紋センサーになっていて、使用時に指を置くと所有者本人かどうかを確認してくれます。他の人の指では画面ロックが解除されない仕組みです。


指紋認証の設定をしようとすると、「予備の画面ロック方式」というものを選ぶ画面が出てきます。
少し難しい説明ですが、これは「指紋認証がうまく行かない時に使う予備の解除方法」のことです。たとえば洗い物をして手が濡れていたり、指先を怪我してしまったりと、指紋認証が通りにくいシーンで使います。暗証番号やパスワードなど、覚えておきやすい(できれば他の人には知られていない)ものに決めてください。

予備の画面ロック方式を決めたら、いよいよ指紋の登録です。まずは登録したい指を選びましょう。「FASTフィンガーランチャー」については後半で説明するので、ここでは特に気にしなくても構いません。


画面の指示に従い、背面の指紋センサーに指を置いて離す操作を繰り返します。ポイントは、少しずつ指の位置や向きを変えながらセンサーを触ることです。
ここでなるべく広い範囲の指紋スマートフォンに覚えさせておけば、これから指紋認証をする時に細かな位置や角度に気を付けなくても正しく認証しやすくなります。
3. シンプルホームの使い方
arrows Be4 F-41Aには、「シンプルホーム」というシニアにも使いやすい表示にできる機能があります。シニア向けの機種には抵抗がある、見た目は普通のスマホを持ちたいけれど使いやすいのが良いという人におすすめの機能です。
まずは、ご家族の方などに渡す前に設定する人向けに、シンプルホーム・シンプルモードに切り替える手順を説明します。




設定画面で出てくる「シンプルホーム」とは、使いやすいように作られたシニア向けのホーム画面(待受画面)のことです。。
「シンプルモード」はただホーム画面をシンプルホームに切り替えるだけでなく、文字を大きく太くして見やすくする、通話画面を分かりやすい表示にするといった設定をまとめて行ってくれるモードです。基本的には、ホームだけではなくこちらの「シンプルモード」の設定をしておけば間違いないでしょう。
次に、シンプルホームの使い方を説明します。

シンプルホームでは、画面の一番上に大きな時計があり、その下の9つのマスにアプリ(機能)が並んでいます。電話、メール、カメラなど、使いたい機能をタップ(軽く叩く)すれば使えます。
途中で使い方が分からなくなった場合は、画面の一番下「△ ○ □」と並んでいるボタンの○を押せば最初の画面に戻ります。
また、シンプルホームの下段にはよく使う連絡先を3つまで登録でき、すぐに電話できるように設定できます。ここは、ご家族の方などが登録しておいてあげると良いでしょう。
4. ケータイキーボード/手書き入力の使い方
あらかじめ決められた入力方法しか使えないフィーチャーフォンと違い、スマートフォンでは好みや使い慣れた方法に合わせてさまざまな文字の打ち方ができます。
arrows Be4 F-41Aの場合、初期状態では「トグル入力」「フリック入力」という2通りの方法が使えるようになっています。

あかさたな……とひらがなが3列に並んだ画面はフィーチャーフォンの入力ボタンと似ています。「あ」を2回押すと「い」、「か」を3回押すと「く」。基本的にはこれまでと同じように入力でき、これが「トグル入力」という1つめの入力方法です。
フィーチャーフォンと少し違う点としては、変換候補は画面上で直接触って選べるので、正しいものが出てくるまでカチカチとボタンを連打する必要はありません。
2つめの方法「フリック入力」は同じ画面を使います。上下左右に指を滑らせて入力する方法で、「あ」のボタンを左に払えば「い」、「か」を上に払えば「く」となります。少し難しいですが慣れれば速い方法で、初期状態ではトグル入力もフリック入力も使えるようになっているので少しずつ挑戦してみても良いかもしれませんね。


そして、そもそも携帯電話を初めて持つという人の場合は、トグル入力もフリック入力も覚えるのは大変だと思います。ここは「手書き入力」を使ってみてはいかがでしょうか。
一文字ずつ書くだけで入力でき、ひらがなだけでなく漢字も認識できます。少し時間はかかりますが、あまり携帯電話やパソコンなどを使ったことがない人だと感覚的に理解しにくい「変換」という作業を覚えなくても良いのがメリットです。
5. おサイフケータイの設定
arrows Be4 F-41Aは「おサイフケータイ」の対応機種です。スマートフォンをかざすだけで電車に乗ったり、買い物の代金を払ったりできます。

おサイフケータイという機能自体には特に設定は必要なく、実際に使う決済サービスごとに設定や旧機種からの移行が必要になります。たとえば「モバイルSuica」や「楽天Edy」「iD」などです。
この手の決済サービスは事前に「預け入れ」などの操作が必要なものがほとんどです。機種変更の前にデータをセンターに預けておき、新しい機種にアプリを入れて受け取るという流れになります。
注意点としては、「通信できるSIMカードが入っていないと機種変更前の手続きができない」というケースがあるので、すでにおサイフケータイを使っている人は機種変更前に必ず、自分が使っているサービスの引き継ぎ方法をチェックしておきましょう。
特に、フィーチャーフォンからの買い換えや3Gスマートフォンからの機種変更、他のキャリアからの乗り換えなど、SIMカードや通信方式が変わる場には、引き継ぎ準備を忘れてしまうと復旧の手間が大幅に増えます。
6. 「radiko+FM」アプリの使い方

arrows Be4 F-41Aは、携帯電話が繋がらない非常時の情報収集にも役立つFMチューナーを搭載する機種です。
ラジオ機能の使い方は少し変わっていて、実はFMラジオ専用のアプリは入っていません。「ラジスマ」と呼ばれるFMラジオとネットラジオを融合させた機能に対応していて、ラジオを聴きたいときには「radiko+FM」というアプリを使います。

radikoは、NHKや民放各局のラジオ番組をリアルタイムまたは後から聴けるネットラジオアプリです。arrows Be4 F-41Aにインストールされているradiko+FMアプリは、radikoアプリの中にFMラジオの機能を追加したものです。
平常時は番組情報などを見ながらインターネット経由で充実したラジオ体験ができます。非常時や圏外の場所などでは画面右上のボタンを押せば、周波数を合わせて聴く普通のラジオとしてネット環境に関係なく使えます。
7. FASTフィンガーランチャー
指紋認証の設定方法を前半で説明しましたが、arrows Be4 F-41Aには、指紋センサーをセキュリティ以外のためにも使える便利な機能があります。

まずは「FASTフィンガーランチャー」です。これは、特定の指で指紋認証をした時にアプリを自動で起動できるという機能です。
たとえば、普段はあまり指紋認証に使わない指(薬指や小指など)にこの機能を設定しておいて、「QRコード決済アプリをすぐに出したいときはこの指で認証するだけ」といった使い方ができます。
設定方法は以下の通りです。




8. Exlider(エクスライダー)

指紋センサーを使った便利機能はFASTフィンガーランチャーだけではありません。「Exlider(エクスライダー)」という機能もあります。
ExliderをONにしておくと、指紋センサーを長押しするだけで画面をいつでも拡大できます。通常の操作では拡大できない場面でも使えるので、画面が見にくい人におすすめです。
また、指紋センサーを上下にスワイプすればスクロールの操作もできます。画面を指でさえぎらずに長文もスムーズに読めます。
設定方法は以下の通りです。



使い方まとめ
以上がドコモ arrows Be4 F-41Aを購入したら設定しておきたい8つのことでした。
最低限の設定項目としては、データ容量(ギガ)を無駄にしないためのWi-Fiの設定と、個人情報が詰まったスマートフォンを安全に使うための指紋認証の設定だけは全員行ったほうが良いでしょう。
ご両親などシニアの方に「はじめてのスマホ」としてプレゼントする予定の方は、「シンプルモード」の設定をお忘れなく。自分のスマホとして使いこなしたい方は、arrowsならではの「FASTフィンガー」や「Exlider」をぜひ試してみてください。慣れると手放せない便利な機能です。
ドコモオンラインショップだと23,760円(税込)で販売されており、ご購入された際は「サービスカタログ&基本設定ガイド」も同梱されるので、初期設定などの詳細が手元で見ながら設定できるので安心です。
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