2枚のSIMカードを切り替えて使おう!【デュアルSIM】のメリットを解説

書いた人: 岡部照将

カテゴリ: スマホ

スマートフォンはSIMカードを挿入することで、いつでもどこでも通信可能な状態となります。
通常は1枚のSIMカードしか挿入できないのですが、2枚のSIMカードを挿入して利用できるデュアルSIM対応のスマートフォンも存在してます。

このページでは「デュアルSIM」とはなにか、そしてその活用法についてご紹介します。

デュアルSIMってなに?

考える人

ひとつのスマートフォンに2枚のSIMカードを挿すことで、ひとつのスマホの中に2つの電話番号が存在することになり、同時に待ち受け状態にすることが可能です。
これは、日本以外のアジア地域やヨーロッパなど2G(GSM)通信が発達していた地域で多く導入されているサービスです。

3G回線の普及が速かった日本ではデュアルSIMの需要はありませんでしたが、3Gの普及が遅れていた地域では、広く普及している2G対応のSIMカードで基本の通信を行い、3Gのエリア内では対応のSIMカードによる高速通信を行うというようにデュアルSIMは活用されています。

そのため、多くのデュアルSIM対応のスマートフォンでは2Gと3Gをひとつのスマホで利用する前提で開発されているため、3G対応のSIMを2枚挿入しての同時待ち受けには対応していません

こうやって使う!デュアルSIMの活用法!

ヒラメキ

日本国内で利用する場合は3G対応の2枚のSIMカードを挿入することで通信費を節約することが可能です。
例えば1枚はドコモの通話定額プランだけを契約したSIMカード、もう1枚はMVNOのデータ通信専用のSIMカードという組み合わせです。その組み合わせなら、音声通話は定額で使い放題になりデータ通信については実際に利用する量に合わせて選べますので、ドコモのパケットパックを契約するよりも低料金でデータ通信を利用することができます。

参考までにドコモのパケットパックで毎月5GBの契約だと5,000円ですが、多くのMVNOのデータ通信専用プランでは7GBを月額3,000〜4,000円程度で利用できます(2014年12月時点)。

ただし、3G対応のSIMカードを2枚挿入している場合は同時に利用することはできませんので、利用する度に音声通話用SIMとデータ通信用SIMの切替を端末上で行う手間は発生します。

また、海外に渡航した際には、2Gと3GのSIMカードを併用する本来の使い道以外にも、現地で用意したSIMカードでデータ通信を行い、日本国内で利用しているSIMカードでは同じ電話番号のまま国際ローミングで音声通話を利用するといった使い方も可能です。

実際どんなスマホで使えるの?

FleaPhone CP-F03aとFLEAZ F4sとLINEAGE
左から「FleaPhone CP-F03a」、「FLEAZ F4」、「LINEAGE」

現在、日本国内で購入できるデュアルSIM対応のスマートフォンとしてはCOVIAの「FleaPhone CP-F03a」「FLEAZ F4」ポラロイドの「LINEAGE」などがあり、Amazonなどのオンラインストアや家電量販店の店頭などで販売されています。

それぞれの主なスペックは下記の通りです。

主なスペック
機種名 FleaPhone CP-F03a FLEAZ F4s LINEAGE
メーカー COVIA COVIA ポラロイド
価格 1万円台半ば 9,900円 2万円台半ば
OS Android 4.4 Android 4.4 Android 4.2
ディスプレイ 4.5インチ(960×540) 4インチ(480×800) 5インチ(960×540)
サイズ・重量 131.2mm × 66.5mm × 9.9mm・約140g 124 × 64.5 × 9.2 mm・約106g 142mm × 70mm × 7.9mm・132g
CPU クアッドコアプロセッサ・1.2GHz クアッドコアプロセッサ・1.2GHz クアッドコアプロセッサ・1.3GHz
カメラ メイン:約500万画素
フロント:約30万画素
メイン:200万画素
フロント:30万画素
メイン:約800万画素
フロント:約200万画素
メモリ(RAM) 512MB 512MB 1GB
ストレージ(ROM) 4GB 4GB 4GB

いずれの機種もローエンドのスペックとなっており、LTEにも対応していませんので注意が必要です。

なお、COVIAではデュアルSIM端末向けにSIMの切換えを自動化できる「SIMスケジューラー」というアプリを用意しています。

アプリをダウンロード

googlePlayで手に入れる

なお、他にも海外向けに提供されているLTE対応のハイエンドのデュアルSIMスマートフォンを輸入販売などを通じて購入することも可能ですが、海外モデルを日本国内で利用する場合は「技適」という別の問題がありますのでご注意ください。

まとめ

まだまだ日本国内では知名度の低いデュアルSIMスマートフォンですが、2枚のSIMカードを上手に組み合わせることによって毎月の通信費を節約することが可能であり、新たな利用スタイルを大いに秘めています。
ただし、現時点で正規に入手できるデュアルSIMスマートフォンの選択肢が少なすぎるのも事実なので、今後の普及に期待したいと思います。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

岡部照将

岡部照将

フリーランスのライター・ブロガー・グラフィックデザイナーなどをしながらフラフラしてます。いろんなガジェットが好きすぎるので、それっぽいブログ「OREGADGET」を運営してます。




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