arrows NX9 レビュー! 丸洗いできる国産ハイミドルは今の時代にピッタリ

書いた人: ちえほん

カテゴリ: arrows

arrows NX9 レビュー

2020年12月18日にドコモから発売された「arrows NX9 F-52A」。富士通コネクテッドテクノロジーズが手掛ける5G対応スマホで、極狭ベゼルの約6.3インチ有機ELディスプレイ採用、快適な動作を実現したCPU「Snapdragon 765G」やメモリ(RAM)8GBを備え、販売価格は76,032円です。

安心の防水防塵に加え、耐衝撃にも対応。さらに、泡タイプのハンドソープで丸洗いやアルコール除菌で、いつでも清潔に保つことができる今の時代に適した一台です。
今回は、そんなarrows NX9を「外観デザイン」「スペック・性能」「カメラ」などの様々な視点からレビュー・評価していきます。

FUJITSU
arrows NX9

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arrows NX9の外観デザインをレビュー

まずは、arrows NX9の外観からチェックしていきます。

前面 / 背面デザイン

arrows NX9前面デザイン
arrows NX9の前面デザイン

arrows NX9は、大画面で見やすい6.3インチディスプレイ(有機EL)を搭載。中央上部にパンチホール型のインカメラを採用、極狭ベゼルかつ画面上に物理ボタンはないので、ディスプレイをより広く使うことが可能です。

arrows NX9背面デザイン
arrows NX9の背面デザイン

背面左上に「トリプルカメラ」、中央付近に「ドコモ」ロゴ、「FeliCaマーク」、下部に「arrows」の文字と「型番」が刻まれています。カメラのでっぱりは、nanoSIMカード約一枚分程度で気になることはないでしょう。

arrows NX9背面デザインアップ
光沢仕上げの背面

背面デザインは、鮮やかな光沢仕上げを採用。光の当たり方によってグラーデーションが変化するので、いつまでも見ていられる魅力的なデザインです。

側面デザイン

arrows NX9の右側面
右側面に、電源ボタン、音量ボタン
arrows NX9の左側面
左側面にはボタン類なし

側面には、アルマイト仕上げを施したアルミフレームを採用。音量ボタン、電源ボタンは右側に集約されています。

arrows NX9の下部側面
下部側面にイヤホンジャック、Type-Cポート、マイク、スピーカー
arrows NX9の上部側面
側面上部にSIMスロット、マイク

SIMカード挿入口は側面上部にあります。microSDにも対応しており、本体へ直接挿し込んで利用が可能です。

サイズ感・重量

arrows NX9とiPhone 12
左がarrows NX9、右がiPhone 12

arrows NX9の本体サイズは、約152mm(縦)x約72mm(横幅)x約8.5mm(厚さ)、重さは約162g。iPhone 12とサイズ感を比べると、arrows NX9は縦に長く、横幅や重さはほぼ同じです。
ベゼルがギリギリまで削られているため、ディスプレイはarrows NX9の方が見やすい印象でした。

手に持ったarrows NX9手に持ったarrows NX9 2
arrows NX9を手にとってみた

前面はエッジディスプレイ採用、背面は左右が緩やかに湾曲しているので、手にフィットして持ちやすくなっています。片手操作ですべてを完結するのは難しいですが、見た目以上に使いやすく、画面サイズもちょうど良いです。

カラーバリエーション

カラーバリエーション
カラーは3色展開

arrows NX9のカラーは「ホワイト」、「ゴールド」、「ネイビー」の3色展開。今回レビューしているのは、大人な雰囲気を纏った深みのあるネイビーです。

arrows NX9のスペック・性能をチェック

手に持ったarrows NX9 3
arrows NX9のスペック・性能

arrows NX9のスペック・性能(参照:ドコモ「arrows NX9 F-52A」の製品ページ

機種名 arrows NX9
本体サイズ(縦×幅×厚さ) 約152×72×8.5mm
重量 約162g
ディスプレイ 約6.3インチ
有機ELディスプレイ
解像度(1080×2280)
OS Android 10(初期搭載OS)
CPU(SoC) Snapdragon 765G
メモリ(RAM) 8GB
内蔵ストレージ(ROM) 128GB
外部ストレージ 最大1TB
メインカメラ トリプルカメラ
約4,850万画素(広角)/F値1.8
約800万画素(超広角)/F値2.4
約500万画素(深度)/F値2.2
サブカメラ シングルカメラ
約1,630万画素/F値2.4
バッテリー 3,600mAh
充電端子 USB Type-C
防水・防塵 IP68対応
Wi-Fi(対応通信規格h IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.1
おサイフケータイ 対応
ワンセグ・フルセグ 非対応
ワイヤレス充電 非対応
本体カラー ホワイト
ネイビー
ゴールド
その他 画面内指紋認証
イヤホンジャック搭載

arrows NX9は、ミドルレンジの中でも上位クラスにあたる「ハイミドル」仕様。高性能なCPU「Snapdragon 765G」を採用、メモリ(RAM)は8GB、大容量ストレージ(ROM)128GBを備えています。

また、安心のIP68防水防塵に加え、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の以下23項目に準拠しており、耐衝撃も備えています。その他に、おサイフケータイ、画面内指紋認証など、ユーザーが快適に使うために必要な仕様・機能は一通り揃っている一台です。

第5世代移動通信システム「5G」にも対応。ドコモ版の通信速度は受信時最大2.1Gbps、送信時最大218Mbpsとなっています。(※ベストエフォート方式採用。実際の通信速度は、環境やネットワークの混雑状況に応じて変わります。あくまで技術規格上の最大値です。)

参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」、「GeekBench 5」の測定結果は以下の通りです。

 arrows NX9 5GのスコアGoogle Pixel 5のスコア
左がarrows NX9 5G、右がGoogle Pixel 5のスコア

Antutu Benchmarkのスコアは「332,182点」で、同じCPUを搭載するGoogle Pixel 5のAntutu Benchmarkは「286,894点」だったので、より高得点を記録しています

GeekBench 5のスコア
GeekBench 5の結果

GeekBench 5のスコアは、シングル「604点」、マルチコア「1728点」でした。
もちろん、アプリの立ち上げ速度や動作のカクつきなどもなく、一般的な電話やメール、WEBブラウジング、LINE、主要SNSも快適に利用できています。

ゲーマーズファーストなスマホの実力は?

arrows NX9は、”G”が付されているゲーム用途向けのミドルレンジCPU「Snapdragon 765G」を搭載しています。また、本体の発熱を抑えるフレーム一体型のベイパーチャンバー構造を採用やe-Sportsチーム「REJECT」監修で、プロ選手も満足できるようなチューニングも施されています。

ゲームゾーン
自分好みの設定ができる「ゲームゾーン」
 ゲームゾーン2ゲームゾーン3
パフォーマンス設定や録画設定・録画保存なども可能

さらに、自分好みの設定ができる「ゲームゾーン」にも対応。ゲームをより快適に楽しく遊ぶためのパフォーマンス設定や録画設定・録画保存なども可能です。

ゲームプレイ時
「とある魔術の禁書目録 幻想収束」を遊んでみた

快適プレイ保証された「とある魔術の禁書目録 幻想収束」を試してみましたが、ストレスなく楽しむことができました。また、ゲーム中の気になる発熱やバッテリー持ちが極端に悪くなることもありませんでした。

arrows NX9のカメラ性能

arrows NX9のカメラ
arrows NX9のカメラ性能

arrows NX9は、AI対応のトリプルカメラを搭載。カメラ構成は、約4,850万画素の広角(F値1.8)、約800万画素の超広角(F値2.4)、約500万画素の深度(F値2.4)となっています。

上位モデルに採用されたAdobe(アドビ)と協業した「Photoshop Expressモード」やアウトカメラとインカメラを同時利用して動画を撮れる「ワイプ撮影」など、豊富なカメラモードも魅力です。

インカメラは、約1,630万画素でF値2.2のシングルカメラを搭載しています。それでは、arrows NX9で撮影した作例を確認していきましょう。

風景

風景
日中に撮影した建造物

逆光時には、AIの自動認識によりHDR撮影も行えます。arrows NX9なら白飛びを抑えつつ、黒つぶれしていない綺麗な写真を撮ることが可能です。

風景2
広角カメラで撮影した公園

広角カメラは被写体を鮮明に捉え、見たままの自然な色味で撮影することができます。若干惜しいのは、空の雲などが油絵で塗ったような粗さを感じたことです。雲のやわらかさを感じられるような細かいディテールまで、鮮明にハッキリ写せるともっと使い勝手もよくなると思いました。

風景3風景4
超広角カメラで撮影した写真

超広角カメラは、タッチでフォーカスが合わせられないため、どこにピントを合わせているのかが分かりにくいのが欠点です。広範囲を一度に撮影できるのは便利で、記録程度の用途であれば問題ないですが、綺麗に思い出を残したいという方には少し物足りないと感じるでしょう。

接写

接写接写2
寄って撮る接写撮影

arrows NX9は、被写体に十分寄って撮影ができます。空など遠くにあるものの表現が苦手な反面、近くの被写体を引き立てるのが得意なカメラです。
質感もよく、背景を自動でボカしてくれるので、全体的に雰囲気のある表現ができるのも魅力となっています。

ズーム

ズームズーム2
左から広角カメラ、最大8倍デジタルズーム対応

arrows NX9は、最大8倍デジタルズーム対応しています。遠くにある被写体にも寄って撮影することは可能ですが、やや粗くボヤッとした印象を受けます。

夜景

夜景夜景2
広角カメラで撮影した夜景

暗所・夜景撮影は、AIによる自動認識で撮るシーンに合わせて調整してくれます。撮れる写真は見たままの暗さで撮ることができて、無理に明るくするような調整はされません。ただし、やや暗めで解像感の粗さが目立つ印象です。使いこなすには、被写体に寄るなどの工夫が必要でしょう。

Photoshop ExpressモードPhotoshop Expressモード2
Photoshop Expressモードで撮影した夜景
(左が補正前、右が補正後)

Adobe(アドビ)と協業した「Photoshop Expressモード」を利用することで、真っ暗なシーンでも明るく撮影することが可能です。その代わり、ノイズが出やすくなるため、場面に応じての使い分けをおすすめします。

料理

料理料理2
美味しそうな料理写真が撮れる

接写同様、被写体に寄って撮影するのが得意なカメラです。そのため、料理も自然な塩梅で美味しそうに表現できています。

ポートレート

ポートレートポートレート2
背景を自然にボカした写真が撮影可能

ポートレートモードを利用すれば、一眼レフカメラのように背景を自然にボカした写真撮影が可能です。深度カメラを備えていることもあり、被写体と背景を上手く見極められていると感じました。

人だけではなく、モノにも利用することができるので、お洒落な写真を手軽に撮ることができます。

arrows NX9の使った感想・特徴

SmartFastで様々なアプリや機能の起動時間を短縮できる

SmartFast
素早く様々な機能を呼び出せるSmart FAST

「Smart FAST(スマートファスト)」は、”スマホをもっと快適に使えるようにできるように”と打ち出された新しいコンセプトです。

指紋認証後、すぐにアプリが起動できる「FASTフィンガーランチャー」や1秒でアプリ起動できる「FAST Appドライブ」など様々な便利機能を利用できます。

FASTフィンガーランチャー
FASTフィンガーランチャーの「ランチャーモード」

特に、「FASTフィンガーランチャー」は物凄く便利です。指毎に登録したアプリを認証後すぐに起動できる「ダイレクトモード」と1つの指紋にランチャーで4つのアプリが設定できる「ランチャーモード」が用意されており、利用シーンに合わせた使い方ができるのも魅力的となっています。

ハンドソープで丸洗いOKやアルコール除菌シート対応が嬉しい

水滴とarrows NX9
arrows NX9はハンドソープで丸洗いOK

arrows NX9は、安心のIP68防水防塵対応かつメーカーが公式に泡ハンドソープでの丸洗いを認めている貴重なスマートフォンです。

国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープや家庭用液体タイプの食器用洗剤で丸洗いが可能。また、市販されているアルコール除菌シートなどを使い本体を拭くことも可能となっています。

毎日使い続けるスマホだからこそ、いつでも清潔な状態で安心して使いたいというユーザーニーズに応えてくれている一台です。

ステレオスピーカー&イヤホンジャック搭載が素晴らしい

ステレオスピーカー&イヤホンジャック
ステレオスピーカー&イヤホンジャック搭載

arrows NX9はステレオスピーカー搭載で、立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応しているので、臨場感ある音を楽しむことができます。

さらに、イヤホンジャックも搭載しているので無線のワイヤレスイヤホンだけではなく、有線イヤホンも状況に応じて使い分けることが可能です。

ゲームや動画、音楽鑑賞時にユーザーが様々な選択肢の中からサウンド視聴環境を選べるのはとても便利でした。

評価まとめ

arrows NX9
評価まとめ

最後に、「arrows NX9」を性能・カメラ・電池持ち・デザイン・ディスプレイ」の5部門ごとに5段階で評価してみました。

機種名 arrows NX9
性能 ★★★★☆
カメラ ★★★★☆
電池持ち ★★★★☆
デザイン ★★★★★
ディスプレイ ★★★★★

【性能】

ミドルレンジ向けCPUの中でも上位クラスにあたる高性能な「Snapdragon 765G」と8GBの余裕があるメモリ(RAM)を備えていることで、快適な動作レスポンスを実現しています。ゲーミング機能も豊富で、ゲームも満足に楽しめる一台です。

【カメラ】

どんなシーンにも万能に対応できる高性能カメラではないですが、大切な思い出を綺麗に残すことが十分できるカメラ性能を備えています。手軽にワイプ撮影が行えたり、動画撮影時に被写体をスムーズに自動アップしてくれる「Live Auto Zoom」など、豊富な撮影モードも魅力です。

【電池持ち】

arrows NX9のバッテリー容量は3,600mAh。同サイズのスマホに比べると少し物足りない印象でしたが、実際に使い込んでみると朝から晩まで利用しても100%→30%と思いの外バッテリー持ちは良く、ライトユーザーであれば全く問題ないレベルです。一日しっかり安心して使えるバッテリー持ちを備えています。

【デザイン】

極狭ベゼルを採用したディスプレイ、アルマイト仕上げを施した美しいアルミフレーム、光の当たり方でグラーデーションの見え方が変わる背面など、手にとって使いたいと感じさせてくれる美しいデザインです。また、前面と背面どちらもラウンドしているため、手にフィットして使いやすいのも魅力的でした。

【ディスプレイ】

パンチホール型インカメラを備えた約6.3インチディスプレイ×極狭ベゼルは、画面占有率も高く動画視聴やゲームも快適にできます。また、鮮やかな発色で、明るさや色味への不満もなく、文句なしの仕上がりでした。

FUJITSU
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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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現在は、ガジェットブログ「モバイルドットコム」やYouTubeチャンネル「モバイルドットコムTV」を運営、外部ライターとしても活動しています。

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モバレコでは、「スマホ」のレビューや設定、比較記事を中心に執筆しております。読んで頂ける皆様に”読んで良かった”と思ってもらえるようなコンテンツ作りを目指しています。どうぞ、宜しくお願いします。

モバレコ以外のメディアでも、2019年〜現在まで執筆活動中です。

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