HUAWEI P8lite レビュー!2万円台で買えるコスパに優れた格安スマホ

書いた人: Yusuke Sakakura

カテゴリ: HUAWEI ,

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
HUAWEI P8lite レビュー!2万円台で買えるコスパに優れた格安スマホ

日本では、Pocket WiFiで知られる中国のメーカー、ファーウェイ製の格安スマホ「HUAWEI P8lite」は、価格が26,800円に設定された格安スマホとなっています。

IIJmioやDMM mobile、楽天モバイルなど多数の格安SIMを提供する事業者が取り扱っていることから、購入を検討している人も多いかと思いますが、不安なのは「安かろう、悪かろう」なのではないかということ。

そこで、今回は「HUAWEI P8lite」を1週間ほど使ってみて感じたことを正直にレポートしたいと思います。

「HUAWEI P8lite」はどんなスマホ?

まずは、「HUAWEI P8lite」のスペックをチェックしましょう。

ディスプレイは、5インチのHD(1280×720ピクセル)表示対応で視野角の広いIPS液晶を搭載しています。キャリアから発売される高性能なスマートフォンのトレンドはフルHD(1920×1080ピクセル)またはWQHD(2560×1440ピクセル)で、それと比べると、もの足りさは正直ありますが、格安スマホとしてはど真ん中の性能になっています。

ディスプレイは5インチのHD液晶
ディスプレイは5インチのHD液晶

CPUは、64bit対応/オクタコアプロセッサ、8つあるコアのクロック周波数は全て1.2GHzですが、big.LITTLE構成となっています。

通常、big.LITTLE構成は、クロック周波数の高い4つのコアと、クロック周波数の低い4つのコアを搭載して、処理内容によって動作するコア数を増減させることで、高速処理と低消費電力を実現しますが、すべてのコアで同じクロック周波数を搭載することでどのような影響があるのか気になるところです。

複数のアプリを同時に起動した時に快適に利用できるかどうかの目安になるRAMは2GBと、格安SIMとしてはこちらもど真ん中。

写真や動画、アプリなどの保存容量(ROM)は16GBと低めですが、最大32GBのmicroSDカードに対応します。Android 4.4ではSDカードへのアプリ移動が制限されていましたが、Android 5.0からは再び利用可能になったので、microSDをフル活用することができます。

バッテリーの容量は2,200mAhと少なめですが、ディスプレイの解像度が低いことや低消費電力化を実現するオクタコアによってバッテリーの持ち時間は1〜1.5日。毎日の充電は必要だと感じました。

「HUAWEI P8lite」は、SIMフリーのスマートフォンですが、対応するLTEのバンドはBand 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 19 / 28、3GのバンドはBand 1 / 5 / 6 / 8 / 19と、いずれもプラチナバンドに対応しているため、対応エリアに悩まされることはないと思います。

SIMカードは、デュアルスロットに対応しているため、nanoSIMとmicroSIMを利用することができます。ただし、2つのSIMカードを同時に利用すると、一方がGSM専用となるほか、nanoSIMとmicroSDカードを同時利用できないので注意が必要です。

SIMカードは、nanoSIMとmicroSIMに対応
SIMカードは、nanoSIMとmicroSIMに対応

Wi-Fiは、IEEE 802.11 b/g/nとなっており、最も高速なacには対応していません。

そのほか、同価格帯の格安スマホと同じく、ワンセグやフルセグ、赤外線通信、おサイフケータイ、防水、防塵にも非対応となっています。

「HUAWEI P8lite」のスペック表
OS Android 5.0 Lollipop
サイズ 約143 × 71 × 7.7mm
重さ 131g
ディスプレイ 約5インチ / HD(720×1280ピクセル) / IPS液晶
カメラ メインカメラ:1300万画素 / F値2.0
インカメラ:500万画素 / F値2.4
バッテリ 2,200mAh
連続待受時間 LTE-FDD:約450時間
WCDMA:約500時間
GSM:約600時間
連続通話時間 WCDMA:約13時間
GSM:約20時間
CPU Hisilicon Kirin 620 / 1.2GHz / オクタコア
保存容量(ROM) 16GB
RAM 2GB
microSD 最大32GB / class 10以上推奨
Bluetooth V4.0+LE
SIMカード nanoSIM / microSIM
通信方式 FDD-LTE : B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28
TDD-LTE : B40
UMTS : B1/B5/B6/B8/B19
GSM : 850/900/1800/1900
※同時利用の場合、一方はGSMのみ利用可
フルセグ / ワンセグ ×
防水 / 防塵 ×
赤外線通信 ×
NFC ×
おサイフケータイ ×

「HUAWEI P8lite」のデザインをチェック

次に「HUAWEI P8lite」のデザインをチェックしていきます。

「HUAWEI P8lite」には、ホワイト、ブラック、ゴールドの3色が販売されています。今回はブラックをレビューします。

「HUAWEI P8lite」のブラックカラー
「HUAWEI P8lite」のブラックカラー

以前レビューした「Ascend G620S」は、ボディのパーツにプラスチックが多く高級感とはほど遠いものになっていましたが、「HUAWEI P8lite」はメタル調のサイドパーツやヘアライン加工が施され、上部に配置されたガラスパネルの背面など高級感はグッとアップしています。

ヘアライン加工が施された「HUAWEI P8lite」の背面
ヘアライン加工が施された「HUAWEI P8lite」の背面

厚さは7.7mmと薄め。電源キーやボリュームキーは右のサイドに集められています。

右側面に電源キーやボリュームキー
左側面にはなにもない

天面には、イヤホンジャックとマイク。底面にはUSB端子とスピーカー/マイクが配置。

天面にはイヤホンジャックとマイク
底面にはUSB端子とスピーカー/マイク

スピーカーは、独自のSmart PAシステムの採用により、音楽や動画再生時の音割れやハウリングが軽減されています。

「HUAWEI P8lite」が使いやすくなるEmotion UIなどをチェック

「HUAWEI P8lite」のホーム画面などのインターフェースには「Emotion UI 3.1」が採用されています。

Android 5.0 Lollipopで採用されたマテリアルデザインに触れることはできませんが、以前ファーウェイ製のスマートフォンを使ったことがある人は操作性に戸惑うことなく使いこなすことができるでしょう。

Emotion UI 3.1のホーム画面 1

Emotion UI 3.1のホーム画面 2

Emotion UI 3.1のホーム画面

これまでと同じく中高年や小さい子供も使いやすい「シンプル」スタイルのホーム画面も収録されています。

「シンプル」スタイルのホーム画面 1

「シンプル」スタイルのホーム画面 2

「シンプル」スタイルのホーム画面

「HUAWEI P8lite」の5インチの画面では、迫力のある動画が楽しめる、撮影した写真を大画面で確認できるなどのメリットがありますが、操作性という点ではあまりよくありません。

そこで利用したのが、「スマートアシスト」機能です。

「ワンハンドUI」では、ナビゲーションバーを左右にスワイプすることで、片手でも操作しやすいサイズに画面が縮小されて表示されるため、片手では操作しづらい「パズドラ」などのゲームアプリで活躍します。

画面を縮小表示する「ワンハンドUI」
画面を縮小表示する「ワンハンドUI」

「ナビゲーションバー」では、戻る/ホーム/タスクといったキーに加えて、指の届きにくい通知パネルを開く専用のキーを追加することができます。

通知パネルを開くキーの追加と、ボタンの入れ替えもできる「ナビゲーションバー」
通知パネルを開くキーの追加と、ボタンの入れ替えもできる「ナビゲーションバー」

画面上部の通知パネルだけでなく、下部にあるキーにも手が届きにくいという場合は、「フローティングボタン」を追加することで、指の届く位置に戻る/ホーム/タスク/画面ロックといったキーを画面の好きな位置に表示して操作することが可能です。

戻る/ホーム/タスク/画面ロックにアクセスしやすくなる「フローティングボタン」
戻る/ホーム/タスク/画面ロックにアクセスしやすくなる「フローティングボタン」

さらに、「モーションコントロール」では、ディスプレイを2回タップすることで電源ボタンを押すことなく画面をオンにすることができたり、「HUAWEI P8lite」を伏せることで着信音やアラームをミュートにすることもできます。

ディスプレイをタップして画面を点灯できる「モーションコントロール」
ディスプレイをタップして画面を点灯できる「モーションコントロール」

「HUAWEI P8lite」のカメラをチェック

スマホで最も利用する機会の多いカメラをチェックしていきます。

カメラのインターフェースはiPhoneソックリで、操作方法もiPhoneとかなり似ています。

「HUAWEI P8lite」のカメラ画面
「HUAWEI P8lite」のカメラ画面

カメラの機能は、「パノラマ」や「HDR」、撮影後にフォーカス位置を変更できる「全フォーカス」など多数の撮影モードを利用できます。

多数の撮影モードを選択できる
多数の撮影モードを選択できる

選択できる写真の解像度は5種類。といってもいずれも解像度が高め。「HUAWEI P8lite」の保存容量は16GBと小さめなのでもう少し解像度の低い設定が欲しいです。

選べる解像度は5種類
選べる解像度は5種類

色んなシーンで撮影してみたので、いくつか載せておきます。

p2208020
p2208021

F値2.0ということもあって、明るい写真を撮影することができました。線がパキっとした好みの仕上がりに。HDRを使えば逆光も苦にしません。

p2208022

花火などの夜景も三脚なしで結構キレイに撮れました。

p2208023
p2208024

ただ、料理には弱いのか、全体的に黄色みがかってマズそうな仕上がりになってしまいました・・・

「HUAWEI P8lite」の処理性能と発熱をチェック

オクタコアプロセッサを搭載した最近のスマートフォンでは、ボディが異常に熱くなる「発熱」が問題となっています。

「HUAWEI P8lite」もオクタコアプロセッサを搭載してるスマートフォンで、どれぐらい発熱するのか気になるところです。

発熱が気になるスマートフォンでは長時間カメラを起動したり、ゲームを長時間プレイしていると高い熱を持ちますが、「HUAWEI P8lite」で同じような使い方をしたところ、それなりに熱は発生するものの、カメラが強制終了したり、動きがカクつくなど、ストレスを感じるようなことはありませんでした。

最近のスマートフォンは防水/防塵をサポートしているため、水滴などが内部に侵入しないような構造になっていますが、「HUAWEI P8lite」は非防水ということもあって発熱しにくくなっているのかもしれません。

また、「HUAWEI P8lite」のCPUのクロック周波数は1.2GHzと低めに設定されていて、負荷のかかるゲームでも快適に利用できるのかも気になるところ。

性能を数値化するベンチマークを計測してみたところ、2.26GHz/クアッドコアの「Nexus 5」を若干下回る結果に。

ベンチマーク測定結果

ベンチマーク測定結果

高い負荷のかかるゲームもいくつかプレイしてみましたが、処理が追いつかないということはなく、快適に利用することができました。

「HUAWEI P8lite」ファーストインプレッションまとめ

格安スマホ「HUAWEI P8lite」をレビューしてきましたが、端末の性能、ボディデザイン、使いやすさなど非常に満足できるスマートフォンでした。

ただ、カメラについては夜景や風景など良く撮れるものの、暗い店内などで料理を撮る場合には不満が残るといった感じです。

その点をのぞけば26,800円という価格とパフォーマンス、使いやすくカスタマイズできる機能は魅力的。格安スマホで料金をおさえたい人はもちろん、シンプルなUIを搭載しているため、スマホ初心者やお年寄りにオススメできるスマートフォンです。

※当記事中の価格は、全て税別表記となっています。

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特集コンテンツ

d-card

docomoのギガホ・ギガライト

Y!mobile 公式オンラインストアなら「限定商品!」「送料無料!」「24H受付OK!」

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!