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AQUOS sense6 徹底レビュー!ちょうどいい使いやすさを持つミドルスペックスマホ

2021年11月4日に発売されたSHARP製のスマートフォン「AQUOS sense6(アクオスセンスシックス)」。docomoやau、楽天などで取り扱いがされている、低価格な5G対応のスマートフォンです。

おサイフケータイや防水・防塵・耐衝撃まで備えているコスパに優れた一台ですが、その実態はどのようなものなのでしょうか。

今回のレビューでは、AQUOS sense6の外観やデザイン・スペックやパフォーマンスに加えて、実機を触ってみて感じた良い所・悪い所を、レビューをしていきます

AQUOS sense6の外観デザインをレビュー

それでは早速、AQUOS sense6の外観デザインを確認していきましょう。

AQUOS sense6
片手持ち歩ける標準的なサイズ感のAQUOS sense6

AQUOS sense6は、約6.1インチのディスプレイを搭載したスマホで、外観は全体的に角張ったシンプルなデザインとなっています。

サイズは「約 W70 × H152 × D7.9 mm / 約156g」と、極端に大きくはありませんが、手の小さい女性の片手操作は少し難しいサイズ感かもしれません。しかし、そこは万人が持ちやすいよう、側面のデザインに工夫があるので、続くレビューで確認をしてみてください。

前面 / 背面デザイン

前面デザイン
約6.1インチのディスプレイを搭載

ディスプレイは約6.1インチ、解像度は2432×1080(FHD+)となっており、画面上部にはしずく型のノッチを搭載しています。前作まで搭載されていた物理指紋センサーが廃止されたことにより、下部ベゼル部が狭くなり、より画面が大きくなりました。

背面デザイン
背面にはカメラとNFCが搭載

背面には左上部に3眼レンズのカメラとNFCが搭載され、中央には「docomo」のロゴマークと、下部にはAQUOSのロゴが入っているシンプルなデザインとなっています。

今回のレビューで使用した端末のカラーリングは「ライトカッパー」というものになります。女性にはもちろん、男性が使用しても違和感のない、高級感のある綺麗なカラーリングとなっています。

カメラ部
カメラ部の出っ張りはやや大きい

カメラ部の出っ張りは約2mmほどあり、他のスマホに比べやや大き目な印象があります。背面を下にして机に置いた際にはガタツキが生じます。そのままの状態ではレンズに傷がつく恐れもありますのでケースなどを着用することをおすすめします。

側面デザイン

側面は一周へこんでいるデザインが採用され、シャープな印象を持つことができます。このデザインは見た目が良いだけではなく、持ちやすさを向上させる機能的なメリット持ち合わせています。

右側左側
右側:ボリュームボタンとGoogleアシスタントボタンと電源ボタンが搭載
左側:SIMスロットが搭載
上部下部
上部:マイクが搭載
下部:USB Type Cコネクタ、スピーカー、3.5mmイヤホンジャック、マイクが搭載

サイズ感・重量

側面
側面が凹んだデザインで持ちやすい

片手で持ってみた印象ですが、サイズ感についてはごく一般的なスマートフォンという印象を受けました。成人男性であれば片手操作も問題なく行えるかと思います。女性やお子様など、手の小さな人にとっては、片手操作するには少し大きめな印象をもたれるかと思います。しかし、側面にへこみが入ったデザインとなっているため、非常に持ちやすいデザインとなっています。グリップ感も向上し安定性は抜群です。

重さについては156gとなっており、サイズ感に対して割に非常に軽く感じ、非常に扱いやすいのが特徴です。長時間の片手操作でも疲れにくい仕様となっています。

カラーバリエーション

カラーバリエーション
画像:ドコモオンラインショップより引用[1]

カラーバリエーションは、ライトカッパー、シルバー、ブラック、ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定)の4色展開です。背面および側面にはアルミ素材が採用されているため、高級感があり指紋もつきにくい仕様となっています。

普段使いはもちろんのこと、ビジネスシーンにもマッチしており、どんな場面でも使いやすいカラーリングが揃っています。

AQUOS sense6のスペック・性能をチェック

スマホの設定画面
AQUOS sense6のスペック・性能をチェック

AQUOS sense6は低価格なミドルレンジモデルですが、実際のスペックについて詳しく見ていきたいと思います。

OS Android™ 11
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 690
5G Mobile Platform 2.0GHz+1.7GHz
オクタコア
内蔵メモリ ROM 64GB UFS 2.2/
RAM 4GB LPDDR4X
本体サイズ 約152mm×約70mm×約7.9mm
重量 約156g
ディスプレイ 約6.1インチ
IGZO OLED
フルHD+ (1,080 × 2,432)
背面カメラ (広角)
有効画素数 約800万画素 CMOS
(標準)
有効画素数 約4,800万画素 CMOS
(望遠)
有効画素数約800万画素 CMOS
前面カメラ 有効画素数約800万画素 CMOS
バッテリー容量 4,570mAh(内蔵電池)
防水/ 防塵/MIL規格 IPX5/IPX8/IP6X/MIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全17項目
認証 顔認証、画面内指紋認証
カラー ライトカッパー
シルバー
ブラック
ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定)

ミドルレンジスマホということもあり、スペックはそこそこといった印象です。

防水・防塵などにはしっかり対応し、おサイフケータイも搭載、さらにはバッテリー容量も「4570mAh」と大容量となっているため、日常の中で使う分には何不自由ないスペックだと感じました。

ただ3Dゲームをたくさんやりたい人や、ネット上のコンテンツをサクサク楽しみたいという人にとっては少し物足りないスペックかもしれません。

操作しているところ
実際の操作感も悪くない印象

実際にネットサーフィンなどしてみましたが、基本的な動作は比較的スムーズで、ストレスなく楽しむことができまし。しかし最新のiPhoneやハイエンドモデルに慣れている人にとっては、一つ一つの操作が若干もたついているように感じるレスポンスでもあります。

あくまでも「ミドルレンジスマホ」ということを踏まえれば、操作感については十分合格点と言えるのではないでしょうか。

ベンチマークスコア
Antutuスコアは252,574点を記録

気になるAnTuTuスコアは「252,574点」を記録しました。10万点を超えてくるとどのゲームも一通りプレイ出来るといわれているので、この価格帯にしては十分なスコアではないでしょうか。

テスト中もバッテリーの消費は安定しており、おかしな挙動等も確認出来ませんでした。

白猫プロジェクトをプレイ
白猫プロジェクトをプレイ

次に3Dゲームのテストとして「白猫プロジェクト」をプレイしてみました。スペックの低いスマホですと、敵が多く出現する箇所などは全体的にモッサリな動きとなりますが、本機の場合は特別もたつくこともなく、通常通りにプレイをすることができました。

もちろんハイスペックスマホではないため終始快適にプレイということは望めないかもしれませんが、通常にプレイできるくらいの操作感を望むのであれば、全く問題ないレベルであると感じました。

AQUOS sense5GとAQUOS sense6を比較

AQUOS sense5G
前作のAQUOS sense5Gと比較
画像:SHARP公式サイトより引用[2]

ここでは前作のAQUOS sense5Gと比較し、スペックの違いや仕様の違いについて確認していきたいと思います。

AQUOS sense5G AQUOS sense6
ディスプレイ 5.8インチ IGZO(液晶) フルHD+ 6.1インチ IGZO(有機EL)フルHD+
CPU Snapdragon 690 5G Snapdragon 690 5G
RAM 4GB 4GB
ROM 64GB(UFS2.1) 64GB(UFS2.2)
背面カメラ 広角1200万画素
標準1200万画素
望遠800万画素
広角800万画素
標準4800万画素
望遠800万画素
前面カメラ 800万画素 800万画素
バッテリー容量 4,570mAh 4,570mAh
認証 顔認証、画面内指紋認証 顔認証、画面内指紋認証
本体サイズ 約148mm×約71mm×約8.9mm 約152mm×約70mm×約7.9mm
重量 178g 156g

上記スペック表の通り、いくつか項目にアップデートが確認できます。

まず大きなところでいうとメインカメラの画素数が上がったことでしょう。標準レンズの画素数が1200万画素から4800万画素に性能アップしています。 さらに画素数の向上だけでなく、明るさについても2倍になっており、こちらも大きなアップデートといえるでしょう。

また、今回からディスプレイが「有機EL」になりました。このことにより、黒色がさらに際立ち、発色の良い色を表示することが可能になりました。綺麗な写真を見たい人や動画コンテンツを美しい画面で楽しみたい人はsense6の方が向いていると思います。

操作面でいえば、本体サイズの厚さが約1mm小さくなっており、操作性の向上につながる大きな改善点といえます。重さも約20gほど軽くなっていることも合わせ、使い回しやすさはかなり向上しているといえます。

AQUOS sense6のカメラ性能

カメラレンズ
カメラ性能をレビュー

AQUOS sense6のメインカメラ4800万画素となっており、前作から大幅に画素数が向上していることから、そのカメラ性能が気になるところです。今回は実際に様々なシーンで撮影してきましたので、 AQUOS sense6のカメラ性能について評価いただければと思います。

日中の様子を撮影してみた

まずは野外での撮影です。撮影当日はとても天気の良い日でしたが、一体どのような写真が撮れるか楽しみです。それでは早速見ていきましょう。

駅遊園地
遊園地
きれいに撮れているが、やや鮮明さに欠ける

昼間の撮影も問題なくきれいに撮影することが出来ました。空の色も綺麗に表現され、色彩についての表現率も高いように感じます。

しかし、どの写真も鮮明さに欠けた、やや単調な写真になった印象があります。ミドルスペックスマホということを鑑みると十分な画質だとは思いますが、それ以上の感動はありませんでした。

ズーム・広角撮影の性能について

それぞれ、「通常」、「広角」、「ズーム」で撮影してみました。デジタルズームは最大16倍ズームまで対応しています。

標準撮影
標準
広角16倍デジタルズーム
広角 / 16倍デジタルズーム

広角撮影については、表レンズよりも広範囲の撮影が可能となりますが、そこまで性能は高くないように感じます。狭い部屋などで広範囲を取りたい時などには物足りなさを感じるかもしれません。

デジタルズームについては、ズーム性能としては非常に高いですが、その分解像度を荒くなるので、実用面を考えると活躍の場は少ないように感じました。

ポートレートを撮影してみた

ポートレート撮影
ポートレートは自然な仕上がりとなった

筆者の息子(3歳)を被写体にポートレート撮影をしてみました。背景のぼけ具合が非常にナチュラルで、一瞬ポートレートと分からないくらい自然な仕上がりの写真となりました。好みにもよると思いますが、もう少しメリハリのあるポートレート撮影が好きな人にとっては少し物足りない仕上がりのように感じました。

接写してみた

花(接写)花(接写)
接写性能はまずまず

花を撮影し接写性能について調べてみました。結果としては、ごくごく一般的な接写性能であると感じました。上記撮影の写真以上に被写体に寄ると、ピントがうまく合わずぼやけてしまい、うまく撮影することができませんでした。接写撮影についても過度な期待はしない方が良いでしょう。

夜景を撮影してみた

夜景
明るさの調整がうまく効かずぼやっとした写真となった

夜の街を撮影してみました。昼間の撮影は色彩がはっきりと表現された写真が撮影できたのに対し、夜の撮影では明るさのコントロールやピント合わせがうまくいかず、メリハリのないぼやっとした写真に仕上がってしまいました。夜景撮影については過度な期待をしない方が良いでしょう。

AQUOS sense6の使ってわかった感想・特徴

AQUOS sense6
AQUOS sense6の良い部分

AQUOS sense6を実際に使ってみてわかった良い部分についてチェックしていきます。

もちやすいデザインと軽さが魅力

AQUOS sense6は、決してコンパクトなサイズ感ではありませんが、側面にくぼみのあるデザインを採用しているためグリップ性に優れており、片手操作でも安定的に使用することができることが魅力的だと感じました。片手操作をしたいけれど小さめのスマホは苦手。そんな人にもオススメできる一台となっています。

防水・防塵・耐衝撃はもちろん便利機能も豊富に搭載

あると嬉しい便利機能が抜かりなく搭載されているのも魅力のひとつです。

水場での使用が多い人も安心の防水に対応。キャッシュレス化が急速に進む現代にも対応できる、おサイフケータイの搭載。

さらには最近では廃止されているスマホも多い、3.5mmイヤホンジャックが搭載されているため、有線イヤホンで気軽に音楽を楽しむことも可能です。

バッテリー性能も良い

AQUOS sense6は、4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、通常の使い方であれば1日使用して電池が切れるということはほぼないでしょう。

実際に筆者も朝100%充電した状態から、適度にWeb閲覧やゲームをしながら一日使用してみましたが、夜8時頃に50%程度のバッテリー残量がありました。もちろん、過度に使い込む人はモバイルバッテリーなどの携帯もおすすめしますが、通常使いであればまず電池切れの心配はないでしょう。

評価まとめ: 使いまわしの良さやバッテリーを重視している人におすすめ!

手に持ったAQUOS sense6
使いまわしの良さやバッテリーはとにかく優秀

AQUOS sense6についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。最大の魅力は何といっても「持ちやすさ」と「バッテリーの性能の良さ」とではないでしょうか。

6.1インチのディスプレイを搭載しながら片手で軽快に使いこなすことができ、充電切れの心配もない少ないというのは、誰にとっても嬉しいメリットではないでしょうか。

さらには、防水機能や、3.5mmイヤホンジャック、おサイフケータイまでもしっかり搭載され機能面を見ても抜かりのない1台となっています。

片手で快適に使いこなすことができ、バッテリー性能も良いミドルスペックスマホをお探しの人には、是非おすすめしたい一台となっています。

   
   

SHARP
AQUOS sense6

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

みなみかわ

みなみかわ

異色経歴サラリーマンライター

プロフィール

1987年埼玉県生まれ。高校でプログラミングを学び、なぜか全く関係のない製造会社へ就職。その後24歳の時に一念発起し通信大学へ入学。仕事と学業の二刀流をこなし、大学卒業とともに小学校の教員免許を取得。公立小学校で3年間就業するも、何を思ったかまたも一念発起し、マーケティングの勉強を始める。現在マーケティングの職に就きながら、現在大好きなガジェット系の記事を中心に執筆活動をしている、異色の経歴をもつサラリーマンライターです。

たくさんの個性あふれるスマホが発売されている昨今。実際に全て購入して使い勝手を確認することは難しいですよね。モバレコでは、記事を読んでいただいた方に「なるほど、そうなんだ!」と感じていただけるよう、わかりやすくをモットーに執筆をしています。皆様のスマホ選びや情報収集のお役に立てれば幸いです!

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