【2015年新iOS】iPhoneユーザー要チェック! iOS9の新機能・サービスまとめ

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【2015年新iOS】iPhoneユーザー要チェック! iOS9の新機能・サービスまとめ

現行でiPhoneの最新モデルとなる iPhone 6/iPhone 6 Plus が発売されてからもうまもなく1年。最近では次期モデルとなる iPhone 6s(仮)の噂もよく聞かれます。

そしてこの新機種発売とともに来月に正式リリースされるのが新しいOS「iOS9」です。今回はこのiOS9で追加される”予定である”機能の概要を簡単にまとめてみました。

マルチタスキング

複数のアプリを同時に使用するマルチタスキングに対応していたiOS。しかしこれまではホームボタンのダブルクリックでアプリ間の移動は簡単に行うことができたものの、画面上に開けるアプリは1種類。別なアプリを開くと、それまで使っていたアプリは画面からは消えてしまっていました。

今回、iOS9を搭載したiPadについてはその大きな画面を活かし、それまで使っていたアプリケーションを画面から消すことなく、他のアプリケーションを開くことができるSlide Over 機能を搭載しています。

右のTwitterがアクティブになっているが、Safariも左に表示されたまま
右のTwitterがアクティブになっているが、Safariも左に表示されたまま

また iPad Air 2 にて Split View と呼ばれる機能を用いると、2つのアプリケーションを1画面に並べて表示し、同時に開いておくことが可能になります。

画面上に2つのアプリを同時に起動しておくことが可能
画面上に2つのアプリを同時に起動しておくことが可能

さらにFaceTimeでビデオチャットを行なっている際や動画を見ている際にホームボタンを押すと、表示されている映像が画面端にワイプ形式で固定されるようになり、そのまま映像を流しながら別のアプリで作業をすることもできます。

映像を見ながら調べ物もできる
映像を見ながら調べ物もできる

セキュリティ

セキュリティ機能については、iPhone 5s移行のモデルを使っている人はTouch ID(指紋認証)とパスコード、それ以前のモデルを使っている人はパスコードを設定している人が多いと思います。iOS9ではこのセキュリティをより強固なものにするために パスコードの桁数増 二要素認証(一般にいう二段階認証)の導入 を行なっています。

パスコードに関しては従来4桁だったものが6桁に。2桁増えただけと思うかもしれませんが、4桁の組み合わせで作れるコードが1万通り(0000〜9999)なのに対し、6桁の組み合わせで作れるコードは100万通り(000000〜999999)となります。パスコードを破ることがこれまでよりも極めて難しくなります。

パスコードは6桁に
パスコードは6桁に

また二要素認証を設定すると、Apple IDを用いたログイン時にパスワードの入力とは別にその場限りで有効となっている確認コードの入力が求められるようになります。

Appleサービスへのログイン時には確認コードの入力が別途必要
Appleサービスへのログイン時には確認コードの入力が別途必要

この確認コードは予め設定しておいた他のApple製端末に表示される他、Apple IDに登録している電話番号にも送付されてきます。ようは自分のパスワードを他人に知られてしまった場合でも、ログインに必要となる情報はあなたの持っている端末が手元にないとわからないという状態になるわけです。

これによって、たとえIDとパスワードが他人に知られてしまっても、簡単に悪用はされないようになっています。

Siri

iOSのアシスタント機能といえばSiri(シリ)。これまではSiriを呼び出した後に端末に話しかけることで検索ができる音声アシスト機能が主だったわけですが、このSiriもiOS9では大きくパワーアップしています。

まずおなじみの音声検索時に検索できる範囲が広がっています。従来の機能に加えて写真やビデオの検索にも対応。またリマインダーへの登録も音声で実施することが可能となりました。

またこれまでの ”話しかけて使う” とは異なる使い方も実装されています。iOS9ではホーム画面の左側に検索機能が常駐するようになり、ここにある検索フィールドに自分で文字を入力することで、話しかけた際以上に多くの範囲から情報を検索・表示することができます。

ホーム画面の左に虫眼鏡アイコン
ホーム画面の左に虫眼鏡アイコン
検索フィールドに直接文字入力するとより幅広く・深く検索できる
検索フィールドに直接文字入力するとより幅広く・深く検索できる
検索結果の一例
検索結果の一例

また併せて検索フィールドの下には ”その場で役に立つと判断された情報” が予測されてはじめから表示されるようになります。ここに出てくる内容は、よく電話をする連絡先、使用するアプリ、現在地の周辺情報といったもので、日々のiPhoneやiPadの使用状況に応じてカスタマイズされていきます。

News

最近ではSmartNewsやLINE NEWS、News Picksといったニュースアプリ(複数のメディアから同ジャンルの情報を集めてくるサービス)がよく使われていますが、iOS9では新たにApple純正のNewsアプリが追加されます 。

この Newsアプリ では、ユーザーの興味関心や過去の閲覧履歴をもとに、主要なメディアあるいはニュースソースから ”興味関心があるであろう内容” を自動で収集してくれます。複数のアプリを飛び回らなくても、ひとつのアプリでまとめて閲覧することができる、というわけです。

使い始める際は、まず自分が普段から読んでいるメディアを3つ選択します。

選択できるメディアの数は豊富
選択できるメディアの数は豊富
選択できるメディアの数は豊富
選択できるメディアの数は豊富

あとは毎日各メディアに掲載されたニュースが自動で収集され、このNewsアプリひとつで閲覧を済ませることができます。

実際の表示例実際の表示例
実際の表示例

Newsアプリは毎日使い続ける中で閲覧した記事の内容を学習していくため、使えば使うほど、よりユーザー(自分自身)が興味があるであろう内容が配信されるよう精度が向上していきます。

今回はiPhone 6 Plusにて確認してみましたが、使い勝手と併せてデザインにも強くこだわりをもっているAppleらしく、コンテンツレイアウトはiPhoneとiPadのいずれにも最適化される予定です。

メモ

iOS8でも搭載されていたメモアプリ。iOS9では新機能が搭載され、新しく生まれ変わっています。

これまでメモアプリでできたことは主にソフトウェアキーボードから文字入力をして記録すること。しかしiOS9ではリストの作成、写真・地図・URLの貼り付け、文字や絵を直接画面にかく、といったことができるようになります。

リストも簡単に作成できる
リストも簡単に作成できる
地図情報の貼り付けも可能
地図情報の貼り付けも可能
手書きのメモも残せる
手書きのメモも残せる

メモに写真や地図を貼り付けるときは、それぞれのアプリから共有メニューを選択し、共有先にメモアプリを指定するだけ。非常に簡単に、かつこれまで以上に便利に使うことができます。

メモに貼り付ける場合は各アプリの共有メニューからメモアプリを選択
メモに貼り付ける場合は各アプリの共有メニューからメモアプリを選択

Androidからの移行

スマートフォンの機種変更をする際、OSの種類が異なるとデータの移し替えに手間がかかるため、なかなか興味がある機種に変更する踏ん切りがつかなかったというかたもいるのではないでしょうか。

iOS9では「iOSに移動」という専用アプリが用意されており、これをダウンロードするとAndroid端末からiOS端末にワイヤレスで中身の移し替えをすることが可能となります。

登録している連絡先からメッセージの履歴、写真、ブラウザのブックマークも簡単に移し替えることができ、また以前使っていたアプリケーションも同じものをApp Storeからダウンロードする手伝いをしてくれます。

Android端末からの移行がより簡単に
Android端末からの移行がより簡単に

QuickType

iOS9では純正キーボード上にカットやコピー、ペーストといったショートカットアイコンが配置され、こういった操作がより簡単に行えるようになります。

キーボードの横にショートカットキーが配置
キーボードの横にショートカットキーが配置

またBluetooth接続の外付けキーボードで使える機能も拡張。これによりパソコンで使うようなCtrl+◯◯(あるいはCommand+◯◯)といった組み合わせ操作で文章のカットやコピー、ペースト、書体の変更、画面に表示されたページ内での検索機能など、ショートカットを使うことができるようになります。

外付けキーボードからのショートカットキー操作にも対応
外付けキーボードからのショートカットキー操作にも対応

マップ

マップアプリについては世界の一部の都市に限られはするものの、これまで対応していなかったルート検索時の詳細情報の確認・表示機能が使えるようになります。

ルートを検索したところ
ルートを検索したところ
経路や乗換情報を詳細に教えてくれる
経路や乗換情報を詳細に教えてくれる

また使っているパソコンがMac OSであれば、Mac用のマップアプリで予め作成しておいた地図をiPhoneで確認する、といった使い方も可能に。

併せて現在地周辺のスポットをチェックできる機能も追加されるので、近くでお店を探したいときなどに役立てることができます。

CarPlay

iOS7より搭載されているカーナビとiPhoneを接続する機能 CarPlay。手持ちのiPhoneの地図を表示させる、iPhoneの中に入っている音楽を車のスピーカーから再生する、といった使い方ができますが、これまでその接続(連携)にはLightningケーブルを用いていました。

iOS9ではこの接続がワイヤレスで行なえるようになります(ただし車側の機器がワイヤレス接続に対応している必要あり)。

CarPlayはワイヤレスで利用可能に
CarPlayはワイヤレスで利用可能に

バッテリー

iOS9で取り組まれていることのひとつに省電力化があります。1回の充電で使える時間を延ばすことを意識してオペレーションシステム(OS)、アプリケーション、および主要な技術、機能全体が見直されており、これまでに比べ、充電時間を1時間短縮して使うことができるようになっています。

またこの取り組みのために端末に搭載されているセンサー類を活用して、画面を下にして置くと通知が届いても画面がONにならない、といったしくみも導入されています。

動作と反応速度の最適化

現在のiOS8にはMetal(メタル)と呼ばれるグラフィックAPI(ざっくりいうと画面の表示や描写を制御する土台となるもの)が搭載されています。このMetal自体はiOS8と同じタイミングで登場しており、Apple独自のものとなっています。

iOS9ではこのMetalを最大限に活用できるよう設計がされており、CPUとGPUが高速化。結果として画面のスクロールはより速くなり、またOSの全体的な動作自体もより優れたものになっています。

これまでもたつくことがあった処理でも、機種を変えずに、でも従来以上になめらかに処理をすることが可能となっています。

まとめ

iOS9で追加される新しい機能を簡単にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。今回紹介した内容はすでに一般ユーザーでも利用できるパブリックベータ版(新機能のお試し版)で使える機能として公開されているものです。ただしあくまで追加”予定”の機能であるため、もしかしたら追加が見送られるものもでてくるかもしれない、という点には注意が必要です。

なお最後に、上記以外にもうひとつだけ大きく変わったポイントとしてOSアップデートファイルの容量があります。iOS8へのアップデート時にはアップデートファイルの容量が約4.6GBと非常に大きかったものの、今回のiOS9ではその約3分の1程度まで小さくなることが予定されています。これにより、インストール時に端末内の確保する必要のある空き容量も減り、ファイルのダウンロード時間も減るため、より容易にインストールできるようになっています。

とはいえ中にはスマホが音楽や写真で既にパンパン、という方もいるかもしれません。そういった方はぜひ下記の記事も参考にし事前に端末の中身を整理して、来月に迫ったiOS9のアップデートを楽しみに待ちましょう。

関連記事:

iPhoneのストレ-ジ容量不足を解決する3つの方法

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。