Xperia J1 Compactを購入したら必ずしておきたい11の設定

「Xperia J1 Compact」を買ったものの、どこからいじっていいかわからない、そんな方のために、知っておいて損はない、設定項目をご紹介します。
Xperia J1 Compactのレビューはこちら:
目次
1. MVNO特有の「APN設定」を確認しておこう

まず一番最初にするのは、手元に届いたSIMカードをXperia J1 Compactにさしこむところからです。
Xperia J1 Compactの横にあるカバーを開いて、SIMトレイを出したら「MicroSIM」を載せて再び入れなおせばOKです。電源が入っていると自動的に再起動するので、立ち上がるのを待ちます。
![[アクセスポイント名]をタップし、使用するAPNを選択](https://mobareco.jp/wp-content/uploads/2015/08/p2465003.jpg)
![[アクセスポイント名]をタップし、使用するAPNを選択](https://mobareco.jp/wp-content/uploads/2015/08/p2465004.jpg)
ここでは、So-net PLAY SIMを使う設定を確認しましょう。
設定方法はこちら。
[設定]→[無線とネットワーク]→[その他の設定]→[モバイルネットワーク]→[アクセスポイント名]
すると、すでに、「So-net」用のアクセスポイントの設定が出来上がっていましたね。ついでにdocomo SIMを利用する場合の「mopera」用設定も最初から入っていますね。


「So-net」が選択されていればもうこれで利用できるので設定は不要ですが、万が一消えてしまった場合に備えて、確認だけしておきましょう。
- <アクセスポイントのAPN情報>
- APN : so-net.jp
ユーザー名 : nuro
パスワード : nuro
認証タイプ : PAPまたはCAHP


SIMカードを認識して、電波を掴んでいれば、「ロック画面」や「クイック設定画面」で、”NTT DOCOMO”という表記が現れているのが確認できます。
2. 限りあるデータを有効に使うための設定をしておこう


MVNOには、決めた通信プランによって使える「データ量」や「通信制限」といったものがあります。
例えば、「1ヶ月で4GB」というがあるのと同時に、「3日で500MB」というように短期間で多く通信すると制限がかかる場合もあります。使いすぎないように設定をしておきましょう。
設定画面から「データ使用」を開きます。
データ使用周期をわかりやすく「毎月1日から」に設定しておきます。そして、その下に表示されるグラフ内のオレンジのバーを上下に動かして、データ使用量が決めた数値に達してしまった場合に『警告』してくれるようにしておきます。


さらに、[モバイルデータの上限を設定]をタップして、今度はグラフ内に赤色のバーが出てくるので、設定した上限を超えるとモバイルデータ通信が無効になります。
使い方はいろいろですが、『警告』で短期間のデータ通信の目安をわかるようにしておいたり、『モバイルデータの上限』を毎月のデータ量よりも少し少なめにしておいて、使いきってしまうまえに一呼吸とめるなどして、自分なりに調整してみるといいかもしれませんね。
3. 画面を好みの設定にしてみよう


Xperia J1 Compactは、明るさはもちろん、画質や日頃みているディスプレイの色あいも変更できます。
[設定]→[画面設定]→[ホワイトバランス]を開くと、R(レッド)・G(GREEN)・B(ブルー)の色の3原色を左右のバーをスライダ度することで、より自分のおもう”白色”に調整できます。
同じく「画面設定」にある「X-Reality for mobile」にチェックをいれておくと、写真や動画を、クッキリとより鮮やかな映像として表示してくれます。
4. ディスプレイがすぐに暗くならないようにしよう


Xperia J1 Compactを、ちょっと触らないうちに画面が真っ暗になってしまってイライラする事があるかもしれません。初期設定では、「30秒」で消灯する設定になっているので、好みで長くしてみましょう。
[設定]→[画面設定]→[スリープ]をタップし、15秒~30分の間で使いやすい時間を選んでおくと良いでしょう。
ただし、あまりにも長くしすぎるとバッテリーを消費してしまったり、他の人に見られてしまうという危険性もあるのでほどほどに。
5. 簡単にイイ音にしてみよう


もともとイイ音で聴けるXperia J1 Compactですが、ちょっとして設定だけでもっとイイ音で聴く事ができます。
[設定]→[音設定]→[サウンドエフェクト]→[ClearAudio+]と進みましょう。これにチェックを入れるだけで、ソニーがオススメするサウンド設定に自動調整してくれるので、簡単にイイ音になります。
![[サウンドエフェクト]の編集画面](https://mobareco.jp/wp-content/uploads/2015/08/xp2465019.jpg.pagespeed.ic.D7xiP_0145.jpg)
![[サウンドエフェクト]の編集画面](https://mobareco.jp/wp-content/uploads/2015/08/p2465020.jpg)
もしも、自分で凝っていろいろ変更してみたいなと思ったら、「ClearAudio+」のチェックを外して、サウンドエフェクトから、イコライザーやサラウンドといった設定を細かく変更してみてもいいでしょう。
6. バッテリーを長持ちさせよう


Xperia J1 Compactのバッテリーを少しでも長く持たせたい時は「STAMINAモード」を使いましょう。
[設定]→[電源管理]→[STAMINAモード]をオンにしましょう。すると、アプリごとにネットワーク通信やスリープの時の機能を制限をして、より待ち受け状態でのバッテリーの消費を抑えることができます。コレだけでもかなりの効果があります。


次に[低バッテリーモード]。
例えば、『電池残量20%』にしておくと、バッテリーが減って20%を下回った時に、電力消費の多い機能や設定をオフにして、より消費電力を抑える機能が働きます。こちらもバッテリーをより長く持たせてくれます。
7. 「通知」と「クイック設定」を使い分けよう

画面の上あたりから下に向けて指1本で引き下げると、「通知」を表示、「クイック設定ツール」をタップすればよく使う設定をすぐに呼び出せます。
でも、すぐに「クイック設定」を出したい時は、指二本で下に引き下げると最初から「クイック設定ツール」が現れます。


この「クイック設定ツール」には、よく使う設定を好みで選ぶことができて、最大で16コまで置くことができます。
8. 「スモールアプリ」を使いこなそう


使っていると、いつのまにかたくさんアプリを開きっぱなしになっています。
そんなときは、マルチタスクボタン(画面下にならぶ3つのアイコンのうち、一番右のアイコン)をタップして、[全アプリ終了]をポンとタップすれば、一つ一つ落とさなくてもいっぺんに終了させる事ができて便利です。
さらに、この画面からXperia独自の[スモールアプリ]を開くこともできます。
「スモールアプリ」は、普段通りスマートフォンの画面で使いながら、ちょっとした小窓のウィンドウを開いて使えるアプリの事です。

この「スモールアプリ」を使うと小窓でアプリが動いてくれるため、インターネットしながら電卓で計算とか、メールをチェックしながらカレンダーを確認、といった事が出来るのでとても便利です。
9. 「おサイフケータイ」を使おう


「Xperia J1 Compact」には、ワンタッチで便利な「NFC」と「おサイフケータイ」が使えます。
メニューから「おサイフケータイ」を開くと、使える電子マネーなどが並んでいます。
今現在、モバイルWAON、楽天Edy、QUICPay、モ バイルスターバックスカード、ラッキータッチ、nanaco、mobile membera、ローソンモバイルPonta、東京ドーム TDモバイル2、ticket boadに対応しています。
10. スマホが苦手な人向けにより簡単にしてみよう


どうしても、スマートフォンが苦手、という人のために「シンプルホーム」というのがあります。
[設定]→[ホーム]とタップして[シンプルホーム]を選びます。
すると、大きい四角いタイル状のアイコンが12コ並び、短縮アイコンが3つという非常にシンプルな画面になります。文字も大きくてとても見やすく、操作も簡単ラクラクです。
11. キーボードを自分好みに。「POBox Plus」を使いこなそう


文字の入力には、ソニー独自の「POBox Plus」が入っていて、使い勝手がとてもよく出来ています。
[キーボード一覧設定]から設定が可能。
”かな”、”英字”、”数字”の入力時の「PCキーボード」と「テンキー」の状態を固定したり、数字キーの有り無しを自分好みでカスタマイズできたり。
また、手書き入力やGoogle音声入力を使うこともできます。


入力途中の予測変換や、もしも途中で入力を間違っても正しい予測候補を表示してくれます。
変換候補をもしも間違ってしまっても「取り消しキー」で再変換もできます。

本体はコンパクトですが、それでも片手で持ったままでタップするには指が届きにくいという場合に、「片手キーボード」を使いましょう。キーが右側、もしくは左側に寄ってキー全体を小さく表示させ、より使いやすくなります。


オマケに、キーボードの「キセカエ」という機能でキーボードの見た目のデザインに変更する事もできます。より自分好みに、もしくは気分でキーボードを着せ替えて使うこともできます。
まとめ
せっかくの格安の料金で使えるので、1ヶ月使えるデータ通信を効率よく使っちゃいましょう。
「Xperia J1 Compact」は、小さいながらもしっかりした機能を備えていますが、ちょっとした設定を覚えておけばより便利に使えるので、ぜひ試してみてください。