一番おトクなのは?月額3,000円で音声通話もできる格安スマホセットを徹底比較!

書いた人: ケイズプロダクション

カテゴリ: 格安SIM

zenfone 5

docomoやauからパケットをまとめて仕入れて、リーズナブルな価格で再販するMVNO事業者もずいぶんと増えてきました。
携帯電話会社と契約すると毎月6,000〜8,000円はかかるのに、MVNOなら1,000〜2,000円/月で済んでしまいます。

これはもう使うしかないでしょう、と思うのですが、回線契約とは別に自分で端末を用意するのは意外とハードルが高いんですね。
いま自分で持っているスマートフォンがMVNOのSIMカードに対応しているかはなかなかわかりにくいですし、SIMフリー端末も高価で気軽に購入できるものでもありません。

そこで、SIMカードとの相性が保証された格安のスマートフォンを、SIMカードとセットで販売するMVNOが登場してきました。
携帯電話会社の契約と同じように、端末の分割払いプランも用意されています。

今回は、スマートフォンの分割料金を含めて月額3,000円の格安スマホセットにターゲットを絞り、各社が提供しているプランにどのような特長があり、どんな使い方に向いているかを、初心者向けにわかりやすくお話ししたいと思います。

※記載された価格や金額は基本的に消費税を8%とした税込み価格です。
※料金などは執筆時点のものとなります。

最初に理解しておきたいこと

SIMカードとスマホ

格安スマホセットの価格帯は、主に端末の分割料金です。
性能の高い端末は価格も高く、したがって分割1回あたりの金額も上がります。

逆に言うと、価格帯を決めるとだいたい端末のスペックが決まるということになります。

「月額3,000円」という価格帯では、ほとんどのプランで用意されている端末は

  • CPU : 1.2GHzクアッドコア
  • RAM : 1GB
  • ROM : 8GB
  • Android : 4.3〜4.4
  • カメラ : 800万画素
  • Wi-Fi : IEEE802.11b/g/n (2.4GHz)

というスペックです。

ですから、端末を比較しても目立った違いは見つけにくいでしょう。
細かい性能にこだわらないなら、画面のサイズやデザインで決めてしまってもいいかもしれません。

SIMカードの方は、1,000円未満のプランと1,600円前後のプランに2分されます。これは主に、1か月あたりに使える通信量の違いです。
ただし、期間限定で値引きや通信量増大のキャンペーンを行うことも多いので、各MVNO公式サイトをチェックしてよりオトクなプランを探してみるとよいでしょう。

格安スマホセットそれぞれの特長

IIJmio

では、主な「格安スマホセット」プランを紹介していきましょう。

まず前提として、「違約金」は「最低利用期間」中の解約に対して発生します。
2年ごとの更新月などといったものではなく、最低利用期間が過ぎれば違約金は発生しなくなります。

ただし、1年以内に解約した場合に発生する「音声通話機能解除調定金」は、違約金とは別に発生します。
また、端末代の残金は解約時に一括で支払うプランと、解約後も毎月支払っていくことのできるプランがあります。

そこで、プランごとの表の「違約金」の項に、※1〜※3でこれらの事項を記載しました。

  • ※1 端末代は回線とは別契約で支払続行
  • ※2 24回分割の端末代金残額
  • ※3 「音声通話機能解除調定金」 12-(利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,080円

短期間で解約する場合には、参考にしてください。

イオンモバイル : イオンスマホ

イオンモバイル
提供会社 イオンモバイル
商品名 イオンスマホ
端末 ARROWS M01 ALCATEL
ONETOUCH IDOL 2 S
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,880円(3,110円) 2,980円(3,218円)
最低利用期間 なし
違約金 なし ※1
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 1GB 5GB
/短期 なし
通信網 docomo

流通大手のイオンでは、BIGLOBEなどのSIMカードと組み合わせて独自のスマホセットを販売しています。
富士通のARROWS M01、TCL(中国)のALCATEL ONETOUCH IDOL 2 Sと、他社のプランには見られない独自の端末を採用しているのが特長です。

特にM01は、4.5インチとコンパクトな画面ながら720*1280というピクセル数できめ細かい表示を実現。また、唯一5GHzの周波数帯に対応した高速Wi-Fiを搭載しており、この価格帯トップクラスの性能が実装されています。

IDOL 2 Sの方が平凡なスペックにも関わらずM01よりもちょっと高いのは、月の通信量はこの価格帯最大の5GBだからです。

ビックカメラ+IIJmio : みおふぉんミニマムスタートプラン+格安スマートホン第3弾

ビックカメラ
提供会社 ビックカメラ(IIJmio)
商品名 みおふぉんミニマムスタートプラン
+格安スマートホン第3弾
端末 Ascend G6
初期費用 3,229円
プラン月額
(税抜/税込)
2,810円(3,034円)
最低利用期間 12か月
違約金 ※2、※3
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 2GB
/短期 366MB/3日
通信網 docomo

量販大手のビックカメラでは、MVNO事業者IIJmioのSIMを独自ブランド「BIC SIM」として販売しています。
一般的に、MVNOでMNPを行う場合は手続きに数日かかるのですが、ビックカメラは店頭ですべての手続きを即日完了させることができます。
電話が使えなくなる期間がないので、仕事などに使っている電話番号をそのまま引き継ぎたいようなケースではとても便利です。

Ascend G6は平均的なスペックですが、115gと今回のラインナップの中では最軽量です。長時間連続で使っても腕が疲れにくいので、じっくりゲームなどを楽しめます。
また、製造元のHUAWEI(中国)は、性能のいいモバイルルーターを携帯電話会社各社に数多く提供している、技術力の確かなメーカーです。

ニフティ : NifMo 音声通話対応

NifMo
提供会社 ニフティ
商品名 NifMo 音声通話対応
端末 ZenFone 5
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,897円(3,129円)
最低利用期間 6か月
違約金 8,640円 ※1
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 2GB
/短期 400MB/3日
通信網 docomo

パソコン通信時代からの老舗プロバイダであるニフティは、「NifMo」というMVNOブランドで独自のSIMカードを提供しています。

ZenFone 5はパソコンやマザーボードで有名なASUS(台湾)の製品で、今回唯一2GBのRAMと16GBのROMを搭載しています。いくつものアプリを切り替えて使う場合などに動作がもっさりしにくいので、使いこなすほどに楽しくなります。

hi-ho : LTE typeD ミニマムスタート

hi-ho
提供会社 hi-ho
商品名 LTE typeD ミニマムスタート
with ZenFone 5【LTE】
LTE typeD ミニマムスタート
with G2 mini【LTE】
端末 ZenFone 5 LG G2 mini
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,680円(2,895円) 2,980円(3,219円)
最低利用期間 12か月
違約金 5,400円 ※2、※3
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 2GB
/短期 366MB/3日
通信網 docomo

IIJの子会社であるhi-hoのLTE typeD ミニマムスタートでは、メールやセキュリティソフトのサービスなど周辺サービスが豊富です。

端末はニフティと同じZenFone 5のほか、LGエレクトロニクス(韓国)のG2 miniも選べます。

BIGLOBE : 音声通話スタートプラン+うれスマ

BIGLOBE
提供会社 BIGLOBE
商品名 音声通話スタートプラン
+うれスマ
端末 LG G2 mini
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,980円(3,219円)
最低利用期間 12か月
違約金 9,400円 ※2
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 1GB
/短期 120MB/3日
通信網 docomo

NEC系のプロバイダBIGLOBEは、比較的初期からMVNOとしても活動してきました。
だからなのか、通信量は1GB、制限対象も120MB/3日、違約金も高めと、少々プランが古いような気がします。
現状ではあまりメリットはありませんが、他社の傾向に負けない新プランの発表を期待したいところです。

So-net : モバイル LTE スマホセット2480

So-net
提供会社 So-net
商品名 モバイル LTE
スマホセット2480
端末 Ascend 620S
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,480円(2,679円)
最低利用期間 12か月
違約金 5,400円 ※2
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 1.5GB
/短期 360MB/3日
通信網 docomo

こちらも古くからあるプロバイダSo-netの格安スマホセット。月当たりの通信量は1.5GBと少し物足りませんが、今回の中ではプランの月額料金が最安値です。リーズナブルに活用したいなら一考の価値ありです。

端末は、昨年末に発売されたばかりのHUAWEI Ascend G620Sです。Ascend G6と較べて、画面が5インチと大きくなりました。また、docomoの通信網とよりつながりやすくなるように改良されています。

U-mobile : スマホ×U-mobile通話プラス(ダブルフィックス)

U-mobile
提供会社 U-mobile
商品名 スマホ×U-mobile通話プラス
(ダブルフィックス)
端末 Ascend G6 ZenFone 5
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,722円(2,940円)
~3,722円(4,020円)
2,580円(2,787円)
~3,580円(3,867円)
最低利用期間 6か月
違約金 6,480円 ※2
通信速度(Mbps) 150/50
通信規格 LTE/3G
通信量
制限
/月 1GB(3GB)
/短期 なし
通信網 docomo

カラオケのUSENから独立したU-NEXTは、U-mobileというMVNOブランドでSIMカードを提供しています。

ダブルフィックス」という2段階定額プランを用意しているのが特長です。これは、ひと月の通信量が1GBまでなら低額に、1GB以上は3GBを上限として高い方の定額に切り替わるというものです。
すこしまえの「ダブルパケホーダイ」や「ダブル定額」のような考え方ですね。

なお、U-mobileは直販以外にも、ヤマダ電機でU-mobileのSIMカードをYAMADA SIMブランドとして再販しており、店頭でのみスマホセットも提供しています。ヤマダ電機独自の特典やキャンペーンもありますので、近くに店舗があるなら一度チェックしてみてもいいかと思います。

ケイ・オプティコム : mineo デュアルタイプ(データ通信+090音声通話)

mineo
提供会社 ケイ・オプティコム
商品名 mineo デュアルタイプ
(データ通信+090音声通話)
端末 LUCE
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,990円(3,230円)
最低利用期間 12か月
違約金 10,260円 ※2
通信速度(Mbps) 75/25
通信規格 4GLTE
通信量
制限
/月 1GB
/短期 500MB/3日
(2015年2月より撤廃)
通信網 au

ここまでお話してきたMVNOは、いずれもdocomoの通信網を借りてモバイル通信を実現しています。
しかしケイ・オプティコムは、auの通信網を採用した、ちょっと珍しいMVNOです。
データ通信は3Gは未対応、4G LTEd通信網のみでの提供になりますが、活動範囲で電波の入りがいいのであれば、検討してみる価値はあります。

通信速度は他社より遅い最大75Mbpsとなっていますが、docomoでも150Mbpsの速度を出せる地域はごく一部です。ほとんどの地域で速度に差異はないと考えていいでしょう。

端末は京セラのLUCEです。国産スマホで、防塵・防水に対応しています。

UQ mobile : データ高速+音声通話プラン 端末購入アシスト

UQ mobile
提供会社 UQ mobile
商品名 データ高速+音声通話プラン
端末購入アシスト
端末 KC-01 LG G3 Beat
初期費用 3,240円
プラン月額
(税抜/税込)
2,920円(3,154円) 3,130円(3,381円)
最低利用期間 12か月
違約金 10,260円 ※2
通信速度(Mbps) 150/25
通信規格 4G LTE
通信量
制限
/月 2GB
/短期 1GB/3日
通信網 au

ラストは、WiMAX2+/WiMAXでおなじみのUQ mobileが提供する格安スマホセットです。UQはauと仲がよく、MVNOはauの通信網を使って実現しています。こちらもmineoと同じくデータ通信は4G LTEのみでの提供ですので、auの3Gを期待された方はご注意ください。

端末は、大きい画面(5インチ)のG3 Beatと防塵・防水のKC-01というラインナップになっています。

まとめ

さすがに端末はハイスペック機とはいきませんが、やはり月額3,000円前後の料金は非常に魅力的です。なんといっても、今まで携帯電話会社に払っていた金額が、端末を含めて半分以下になるのですから。

最後に、ニーズ別のオススメを紹介しておきます。

  • とにかくリーズナブルに使いたいなら → So-net「モバイル LTE スマホセット2480」
  • たくさんデータを保存したいなら → hi-ho「LTE typeD ミニマムスタートwith ZenFone 5
  • たっぷりネットを楽しみたいなら → イオンモバイル「イオンスマホ」(ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S)

自分がやりたいことを今一度考えて、賢くプランを選択しましょう。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

ケイズプロダクション

ケイズプロダクション

パソコン、ネット、スマホなどのデジタル関連書を得意分野とする編集プロダクション。スマホはiPhone 3GとIS03、タブレットは初代iPadから手がける。




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