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iPhoneのバッテリーを交換する方法 費用や時間、予約方法を徹底解説!
朝充電したばかりなのに、昼過ぎにはiPhoneのバッテリーが10%に……
なんて経験、ありませんか?
iPhoneのリチウムイオンバッテリーは、2年ほどで劣化が大きくなり、iPhoneを快適に使用する操作性が失われてきてしまいます。
iPhoneのバッテリー交換の方法は基本的にはAppleでの対応になります。ここでは、アップルでのバッテリー交換の手順と、事前にしておくべき準備を確認していきましょう。
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発売開始日:2022年3月18日(金)
目次:
iPhoneのバッテリー交換の方法は?
iPhoneのバッテリーを交換する場合、iPhoneは修理扱いになります。
★iPhoneのバッテリー交換の方法
・Apple Storeの「Genius Bar」に持ち込む
・Appleへ配送修理を依頼する
・近くの正規サービスプロバイダへ持ち込む
・非正規の修理店に持ち込みする
・自分で修理する
パターン別にまとめてみたので、バッテリーの持ちが悪くなったと感じている方はぜひ参考にしてください。
Apple Storeの「Genius Bar」に持ち込む

iPhoneのバッテリー交換は、Apple Storeの「Genius Bar」にて修理扱いで対応してもらうことができます。
以下の条件にあてはまる診断をされた場合、バッテリーは無料で交換してもらえます。
・購入後1年以内のiPhone 又は AppleCare+ for iPhoneに加入して2年以内のiPhone
・バッテリー能力が正常な製品使用の80%未満である
「AppleCare+ for iPhone」に加入している方は無償交換の期間が2年間になります。これはキャリアオプションのAppleCareも対象です。「Apple Care+ for iPhone」に加入しているかどうかは、AppleのサポートページでiPhoneのシリアル番号を入力して確認できます。
シリアル番号は、iPhoneの「設定」⇒「一般」⇒「情報」の項目で確認できます。
「Apple Care+ for iPhone」に加入しているかを確認する
無料交換の条件に当てはまらなかった場合には以下の料金がかかります。
■iPhoneのバッテリー交換費用
補償あり | 保証なし | |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、 iPhone XS Max、iPhone XR |
0円 | 8,140円 |
iPhone SE、 iPhone 6、6 Plus、6s、6s Plus iPhone 7、7 Plus iPhone 8、8 Plus その他全ての対象モデル |
0円 | 5,940円 |
なお、AppleストアへiPhoneを持ち込む場合は、混雑が予想されるので、事前にGenius Barの予約を行いましょう。予約方法は後ほど解説します。
Appleへ配送修理を依頼する
お近くにApple Storeがない方や、忙しくてGenius Barへ行く余裕がないという方は配送修理を依頼するのもいいでしょう。
配送で修理依頼する場合は、Appleストアに持ち込む場合と料金も保証条件も同じです。
■iPhoneのバッテリー交換費用
補償あり | 保証なし | |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、 iPhone XS Max、iPhone XR |
0円 | 8,140円 |
iPhone SE、 iPhone 6、6 Plus、6s、6s Plus iPhone 7、7 Plus iPhone 8、8 Plus その他全ての対象モデル |
0円 | 5,940円 |
配送修理の手続きはとても簡単です。
まずはGenius Barを予約する際と同様に専用ページでiPhoneの症状などを入力した後、「続ける」→「いいえ。続ける。」とクリックしていき、「配送修理」を選択しましょう。

すると、シリアル番号の入力が求められるので、iPhoneの「設定」にある「一般」で「情報」をタップし、自分のシリアル番号を確認して入力しましょう。
その後、配達先住所や修理費用の支払い方法を入力すれば配送修理の手続きは完了です。修理費用や保証の適用範囲は、店頭持ち込み修理の場合と同様です。
正規サービスプロバイダで修理を依頼する
Apple Storeが近くにない場合には、Appleの正規サービスプロバイダでバッテリーを交換してもらうといいでしょう。家電量販店などに窓口があります。
料金は、正規店になるのでAppleストアに持ち込みするのと同じ料金、保証条件です。
■iPhoneのバッテリー交換費用
補償あり | 保証なし | |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、 iPhone XS Max、iPhone XR |
0円 | 8,140円 |
iPhone SE、 iPhone 6、6 Plus、6s、6s Plus iPhone 7、7 Plus iPhone 8、8 Plus その他全ての対象モデル |
0円 | 5,940円 |
サービスプロバイダの場所などは、AppleのWebサイトから検索することができます。
手続きなどは、Apple Storeの場合と変わりません。事前に電話で、即日で交換できるかなどを問い合わせておくとスムーズに修理手続きを行うことができます。

非正規の修理店に持ち込みする
正規の修理店以外にも街中にある修理店でバッテリー交換も可能です。
iPhoneのシリーズやお店によって料金は異なります。正規店より安くできる場合もありますが大体~1万円程度でおこなうことができるようです。
ただし、バッテリー交換後は、Appleの保証が受けられなくなります。正規店が近くにない場合や、混雑しにくい分時間がかからないというメリットがありますが、正規店の料金と大きく料金が変わるわけではないので、できる限り正規店を利用するのをおすすめします。
自分で修理
店舗などに持ち込む方法以外に、実は自分で交換する方法もあります。
ただしこちらも、Appleの保証が受けられなくなるほか、特殊な工具や技術を要するため、おすすめできません。交換用バッテリーも工具もamazonなどで購入できますが、自己責任となりますので、十分注意してください。
2019年1月よりApple公式のバッテリー交換費用が安くなりました。非正規店や自分で交換するのはメリットが少ないのでぜひ正規のサービスを利用しましょう。
バッテリー交換にかかる時間は?
実際にバッテリー交換を行うとどのくらいの時間がかかるのでしょうか。iPhoneを預けてから手元に戻ってくるまでの目安の時間をまとめてみました。
Apple Storeへ持ち込み ⇒ 1~2時間程度
正規サービスプロバイダへ持ち込み ⇒ 1~2時間程度
Appleで配送修理 ⇒ 1週間程度
スマホの修理屋さん ⇒ 20分程度
自分で修理 ⇒ 10分程度
Apple Store、正規サービスプロバイダに持ち込みの場合は、混んでいて時間は少しかかるようですが、当日中に交換は完了します。バッテリーの在庫がない場合は、預かり修理になるので、行きたい店舗にバッテリー在庫の確認をしておくのもいいでしょう。
バッテリー交換を予約する方法
Appleストア・正規サービスプロバイダへiPhoneを持ち込む場合は、事前にGenius Barの予約を行いましょう。予約は専用ページか「Apple Store」アプリから行えます。
Genius Bar 予約ページ
Apple Store アプリ
専用ページから予約を行う場合は、まずiPhoneの症状を選択し、具体的な問題を入力したのち、「続ける」をクリックします。


その後、メールアドレス入力画面が表示されますが、入力せずに「いいえ。続ける。」をクリックするとサポート方法の選択ページへ進めます。

ここで「Genius Barへお越しください」をクリックすると、現在地から近場の店舗を検索して来店希望時間を予約できます。

修理前のバックアップは忘れずに!
修理に出すことによってiPhoneの中にあるデータを紛失してしまう可能性がありますので、修理に出す前には必ずバックアップをとっておきましょう。以下の手順で準備をしましょう。
- iPhoneのデータをバックアップ
- そして利用しているのであれば「iPhoneを探す」をオフにする
- 「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し、データをすべて消去しておく
iPhoneのバックアップに関しては、下記の記事を参照してください。iCloudを利用する方法とパソコンのiTunesを使う方法がありますが、フルでバックアップをするのであれば、後者の方法を選びましょう。
バッテリーを長持ちさせるコツは?
iPhoneに使われているバッテリーはリチウムイオンという種類のものです。小型軽量で高電圧という特徴があるため、iPhoneに限らずさまざまなデジタルデバイスで使われています。
優れた性能を持つバッテリーなのですが、充電/放電を繰り返すと、次第に劣化してしまいます。バッテリーが劣化したときの最終手段はすでに説明したとおり交換なのですが、その前にバッテリーを長持ちさせる方法を紹介しましょう。
フル充電になったらケーブルを抜こう
過充電の状態が続くと、バッテリーにダメージを与え、劣化してしまいます。またケーブルをつないだままだと本体が熱くなることがありますが、この熱もバッテリーに悪影響を与えます。100%充電された状態になったら、なるべく早めにケーブルを抜いておきましょう。
高温の環境には注意しましょう
上記のように、熱はバッテリーの敵です。従って、例えば直射日光の当たる場所や屋外に停めた車の中など、高温になる環境にiPhoneを放置するのは避けましょう。
アップルによると、最適な温度は16~22℃となっています。特に35℃を超える環境だと、バッテリーに回復不能な損傷を与える可能性があるとのこと。夏場のiPhoneの置き場所には、注意しましょう。
充電時にはケースを外す
これも熱に関する注意事項ですが、充電時にはケースを外すことをおすすめします。特に密閉されたケースの場合は要注意です。
まとめ
iPhoneのバッテリーはユーザーが取り外すことができないので、修理扱いとなります。交換が必要となった場合は、ここで説明したよう手順で、Apple Storeなどに持って行きましょう。また、日頃からバッテリーが長持ちするような使い方をすることも大切です。
なお、分割払いなどが終了している機種なら、新しい端末に乗り換える、といった方法もあります。その場合もデータ移行がすぐできるようにバックアップはしっかりとっておくようにしましょう。