格安なのにタフネスの稀有な存在。京セラ「LUCE」レビュー

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格安なのにタフネスの稀有な存在。京セラ「LUCE」レビュー

会社の昼休み昼飯食った後、のほほんとtwitterやってると、いきなりメッセージが。

モバレコ編集部「ハマコー、最近どうよ。暇してんじゃない?レビューでも書くべ?」
ハマコー「お久しぶりっす。京セラLUCEっすか。なんかシャンプーみたいな、オサレな名前ですね。よござんす!!」

というわけで、モバレコ編集部から、京セラ「LUCE」(ルーチェ)という端末をお借りしたので、レビューしてみます。独自路線志向で、存在がユニークな端末ですよ。

目次:

京セラ「LUCE」ってどんな端末?

KYOCERA LUCE
公式サイトから

京セラから2014年12月18日に発表された、スマートフォンです。いわゆるキャリア(Docomo、au、Softbank)からは発売されておらず、au系MVNOのmineoからシムと同時に購入できます。

端末の購入代金や料金プランはこちらを参照。

参考:

「端末購入/料金プラン」 | LUCE | 京セラ

製品スペックはこちら。(スペック | LUCE | 京セラより引用)

KYOCERA LUCE 製品スペック
サイズ(mm) 幅×高さ×奥行き 約W65×H132×D11.2mm
重量 約139g(電池パック装着時)
バッテリー容量 2,000mAh
連続通話時間 約1130分
連続待受時間 LTE圏内:約460時間、LTE圏外:約540時間
充電時間 約180分
プラットフォーム Android™ 4.4 (KitKat®)
CPU MSM8926 1.2GHzクアッドコア
メモリ 内蔵 RAM:1.5GB/ROM:8GB
外部 microSD™/microSDHC™(最大32GB)
ディスプレイ 約4.5インチ qHD TFT液晶 (960×540ドット)
カメラ アウトカメラ 約800万画素/CMOS
インカメラ 約200万画素/CMOS
防水 IPX5/IPX7
防塵 IP5X
耐衝撃
Wi-Fi® IEEE802.11b/g/n準拠(対応周波数帯:2.4GHz)
Bluetooth® Ver4.0+LE準拠
外部デバイス/その他 ステレオイヤホンジャック
オリジナル機能 エフェクトプラス®、エコモード、スマートソニックレシーバー® 他
付属品 電池パック

主なスペックとして、CPUに「MSM8926 1.2GHzクアッドコア」、メモリ「RAM:1.5GB」、ディスプレイ「約4.5インチqHD TFT液晶(960✕540ドット)」、アウトカメラ「約800万画素/CMOS」となっています。
全体のスペック数値でみると、ミドル〜ロースペックに該当します。

それだけだと、ただのショボイスマホになってしまいそうなんだけれど、独自機能として、「耐衝撃」「スマートソニックレシーバー」があり、この2つがあるからこそ、この端末の存在意義があるので、後ろで説明していきますね。

男気を感じるがっしりしたハードな外観

耐衝撃というだけあって、がっしりした男気を感じる外観に仕上がってます。

前面から。スペックは正直低めなんだけれど、見た目はどうして、しっかりした外観に仕上がってます。周辺は金属フレームで覆われていて、高級感有りますね。

全体的な質感はなかなかグッド
全体的な質感はなかなかグッド

右側面から。なにもありません。右側に機種名が写ってますが、これはシールではなく、彫り込まれてます。凝ってるな。

右側面
右側面

左側面から。音量キーはこちらに配置されてます。

音量キーが配置された左側面
音量キーが配置された左側面

端末下部。キャップレス防水のマイクロUSBが配置されてます。

キャップレス防水マイクロUSBの端末下部
キャップレス防水マイクロUSBの端末下部

端末上部。こちらに電源ボタンとイヤホンジャックが配置されてます。

電源ボタンとイヤホンジャックが配置された端末上部
電源ボタンとイヤホンジャックが配置された端末上部

背面。斜め縞模様の仕上げ。しっとりした質感で何気に高級感があり、かつ滑り止めにも有効なので、この背面好きです。触り心地もグッド。スリスリスリスリしたくなりますよ。

ナイスな触り心地の背面カバー
ナイスな触り心地の背面カバー

カメラ部分のアップ。

微妙にでっぱったカメラ
微妙にでっぱったカメラ

このカメラ、出っ張ていない作りなのかと思いきや、びみょ〜に出っ張っています。もうほんま、すごい微妙に。机の上に置いた時は、この背面カメラの出っ張りにより若干ガタつきます。まぁたいした傾きではないんだけれど、気になる人は気になるかもです。

防水・防塵・耐衝撃端末だけれど、背面カバーを外すことが出来ます。背面カバー、がっつりくっついているので、外すの一苦労。うんとこせ。

背面カバーを外すと、バッテリーがお目見え
背面カバーを外すと、バッテリーがお目見え

さらにバッテリーを外すと、SIMとマイクロSDカードのスロットが顔をのぞかせます。基本的に背面カバーを外すことが出来る端末って、だいたいこのパターンですね。SIMサイズは、マイクロSIMです。

SIMとマイクロSDカードの差込口
SIMとマイクロSDカードの差込口

左にiPhone5S、右にGalaxyS6 edgeを並べてみたところ。もはや、ちっこいスマホ代表のようなiPhone5Sだけれど、それよりは一回り大きいぐらいです。横幅もフレームの分だけ大きくなってますね。

左:iPhone5S、中:LUCE、左:Galaxy S6 edge
左:iPhone5S、中:LUCE、左:Galaxy S6 edge

これだけ小さいボディなのに耐衝撃性を有しているので、結構厚い。こちらも、iPhone5Sとの比較。もちろん下側がLUCEです。

厚いスマホでございます
厚いスマホでございます

シンプル構成のソフトウェア

実際のソフトウェア構成は、シンプル極まりない。

デフォルトのホーム画面構成は3面。最近のAndroidではよくある、左側:ニュースフィード、真ん中:メインのアイコン、右側:空き画面ですね。

シンプル構成のホーム画面シンプル構成のホーム画面シンプル構成のホーム画面
シンプル構成のホーム画面

初期インストールアプリも、びっくりするぐらいシンプル。まさにAndroid最小構成。

初期インストールアプリは、全部で38個初期インストールアプリは、全部で38個
初期インストールアプリは、全部で38個

独自アプリは、「エコモード」「エフェクトプラス」「スタートガイド」「mineoマイページ」ぐらいですかね。まぁ、スペックが低いだけに無駄に凝る必要もないとは思うけれど、昨今、結構ガリガリにカスタマイズされたSIMフリースマホが多いので、潔い初期設定だと思います。

基本を押さえたカメラ

アウトカメラ約800万画素/CMOS、インカメラ約200万画素/CMOSのカメラ。最近のスマホは1000万を超えるのが当たり前なので、画素数の比較だけしてみると、800万というのは物足りなく感じますね。ただ、実際に撮って試してみた限りでは、必要最低限の品質はクリアしていると思います。

モノトーン基調の静物であればあまり気になりませんが、風景画などになると、どうしても発色が人工的な感じになってしまいます。HDR(ハイダイナミックレンジ)をONにして撮ってしまったんだけれど、もしかしたらOFFのほうが、逆に自然な色合いで良かったのかもしれませんね。

下に実際にLUCEで撮った写真を並べてみるので、「うーん」と思うか、「思ったより良えかんじやん」と思っていただくかは、ご判断お任せいたします。

考えるスマホスタンド
考えるスマホスタンド
五反田の駅前
五反田の駅前
サトちゃん
サトちゃん
五反田の風景
五反田の風景

アウトドアでの利用を想定した耐衝撃性とスマートソニックレシーバー

独自機能がなかなかおもしろいのが、このLUCE。格安スマホに分類されるんだけれど、この手のスマホでは珍しい機能を搭載しています。

防水・防塵に加え、耐衝撃にも対応

何気に、こいつ、タフネス野郎。耐衝撃について、公式スペックから引用してみます。

【耐衝撃について】
※アメリカ国防総省が制定したMIL-STD-810G Method 516.6:Shock-ProcedureIV に準拠した規格において、高さ1.22mからの合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験を実施しています。全ての衝撃に対して保証するものではございません。

スペック | LUCE | 京セラより引用

外観写真でも少し紹介したけれど、フレームが金属製になっていて、高級感とともに頑丈さを確保した作りになってます。この値段で安っぽさが皆無な仕上がりは素晴らしい。

充実の外観に包み込まれたタフネスボディ
充実の外観に包み込まれたタフネスボディ

実際にポケットに入れてみた感じでは、もともとが小さめなディスプレイの端末なので、この金属フレームがあっても携帯性が損なわれていないところは、よく出来ていると思います。山や川など、気軽にアウトドアスポットで使えますね。

騒音中の通話にも強い、スマートソニックレシーバー

京セラのオリジナル機能「スマートソニックレシーバー」を搭載しています。と聞いても、ピンと来ない人が多いと思うので、どんなものか紹介します。

相手の声を振動に変換し、ディスプレイ部全体を振動。耳に当てることで、相手の声がしっかり聞こえます。

機能3 | LUCE | 京セラより引用

むかーし、ガラケーに「骨伝導で通話」っていうのがあったの覚えている人いますかね?もう15年ぐらい前かなぁ。あれのスマホ版と言ったら良いんでしょうか。

実は受話口にスピーカー無いんですよ。この機種。なんでかというと、ディスプレイ全体で相手の声を聞くことができるからです。

受話口にスピーカーがない、、、ですと???
受話口にスピーカーがない、、、ですと???

コレの何が凄いって、周りが騒音に包まれていても、相手の声が聴きやすいこと。音声ではなくディスプレイが直接振動して声が聞こえるって、実際にやってみないと意味がわかんないけれど、こう、なんか耳に直接音声が流れ込んでくるんですよ。

例えば駅とか、ショッピングモールとか、遊園地などのアウトドアでも、音声に頼らずに通話することができるんですね。異次元の感覚。

これ、伝わるかなぁ、伝わらんよなぁ。この機能は、ぜひ一度直接端末を手にとって試してみてもらいたい。

実際の機能紹介は、公式サイトで用意されている動画があるので、それをみると、さらによく解ります。


京セラ、こんな機能スマホに搭載してたんですね。初めて知ったよ。この価格帯のスマホにこの機能を搭載してきた京セラの心意気には圧倒されます。

まとめ:独自路線がユニークな端末

スペックがそこそこで、適度なサイズと気軽に外で使い倒せる頑丈さが特徴の「LUCE」。あまり見たことのないスマートフォンですね。購入用途を決めておくと、活かせる場面が想像できます。以下に、ハマコーが考える、このスマホを購入する人を想定してみましょう。

子供に渡すスマホ向け

お子様は、ほんとスマホの扱いは雑です。これは身を持って体験してます。コワイのなんのって。小さい子供はほんとありえないアクションしたりしますからね。高級で非防水な機種とか与るのは恐怖でしか無いんだけれど、この機種は値段も手頃で、少々のアクシデントでも壊れない頑丈さが安心。

コミュニケーション手段として、メールよりも通話が主な子供世代にとっては、通話がしやすいスマートソニックレシーバーも、使い勝手は良さそうです。

工事現場などの作業向け

騒音が響き渡る工事現場で、現場写真をとったり、本部と通話したり。スペックの低いカメラも、現場状況をおさえる用途であれば、特に問題無いと思われます。
扱いもぞんざいになりがちだけれど、このスマホなら、そんな悪条件の現場でも、多方面に活躍してくれそうです。

こういったタフネスなスマートフォンって、フラッグシップなどでも発売されてますが(Galaxy S5 Activeなど)、どうしても端末価格が高くなりがちなんですよね。通常のスマートフォンの機能に加えて、タフネスを付け加えると、そりゃ高くなります。

ただ、この機種はその他スペックをある程度割り切って、通話とタフネスにこだわっているので、そこが他のタフネススマホとは大きく違うところかと思います。手頃な値段で、通話もしやすく頑丈なスマートフォンを探している人にとっては、有用な1台だと思います。

それでは、今日はこのへんで。ハマコーでした。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

auのIS03に衝撃を受けたあと、Androidの魅力にとりつかれました。ガジェットを使う先にある未来や、実現できること、便利なこと、素晴らしいことなどをわかりやすく伝えられるよう、記事を書く日々です。hamako9999.netの中の人でもあります。