表と裏に2つの画面!話題の海外スマホ「YotaPhone2」に迫る!

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: スマホ

YotaPhone2

2014年2月にスペイン・バルセロナで開催されていた携帯電話・モバイル業界では世界最大規模となるイベントMobile World Congress 2014。そのイベントで発表され一躍話題となったのがロシアの端末メーカーYota Deviceが発表したYotaPhone2です。

発表から約1年が経過した現在、ようやく日本国内からでも比較的容易に入手することが可能になってきています。そこで今回はこのYotaPhone2について実際に触れてレポートしてみたいと思います。

YotaPhone2ってどんな端末?

YotaPhone2は5インチ(1,920✕1,080)のFull HD、OSにはAndroid 4.4 Kitkatを搭載し、CPUも2.26GHzクアッドコア、RAM2GB、ROM32GB、さらには2,100万画素のアウトカメラを搭載したいわゆるハイエンドモデルのスマートフォンです。しかしこれだけ見ると昨今のフラッグシップモデルとは大きな性能差は感じられません。

ではYotaPhone2が注目を集めた最大の理由とは何なのでしょうか?その理由はこちらの写真をみていただければ分かるはずです。

YotaPhone2の背面ディスプレイ
YotaPhone2の背面ディスプレイ

そう、通常端末の表面にある液晶ディスプレイとは別に、背面にもディスプレイを搭載した異色の端末なのです。

この背面に搭載されたディスプレイは4.7インチ(960✕540)のE-inkディスプレイとなっています。E-inkディスプレイというと、よく電子書籍リーダーの画面に使われている、紙の質感を絶妙に再現したあのディスプレイのことです。
しかもYotaPhone2では電子書籍を読む以外にもこのE-inkディスプレイを使用することが出来ます。

YotaPhone2を実際に触ってみる

ここからは、実際にYotaPhone2に触りながら、どういったスマートフォンなのか、どういったことが可能なのかを見ていきましょう。

YotaPhone2の外観

はじめに改めて外観から確認していきます。こちらがYotaPhone2です。

YotaPhone2
YotaPhone2
受話口とインカメラが配置
画面上部には受話口とインカメラが配置されています。
ソフトキーとして画面上に表示
画面下部に物理ボタンはなく、ホームボタンなどはすべてソフトキーとして画面上に表示されます。
ボリュームボタンと電源ボタン
端末の右側面にはボリュームボタンと電源ボタンが配置されています。
SIMカードのトレイ
ボリュームボタンはSIMカードのトレイも兼ねており、SIMトレイ用のピンを使うことで
このように取り出すことが可能です。SIMのサイズはnanoSIMとなっています。
左側面には特になし
左側面には特に何もありません。
イヤフォンジャック
上にはイヤフォンジャックがあります。
USB端子とスピーカー
下にはUSB端子とスピーカーがあります。
YotaPhone2の背面
続いて背面を見ていきます。
アウトカメラとLEDライトが配置
画面上部にはアウトカメラとLEDライトが配置されています。
YOTAPHONEの文字
画面下部にはYOTAPHONEの文字が入っています。

YotaPhone2の中身

こちらがYotaPhone2のホーム画面。デフォルトのホームアプリはGoogleのNexus5などと同じGoogle Now Launcherが採用されており、非常にシンプルになっています。

YotaPhone2のホーム画面
YotaPhone2のホーム画面。シンプルな構成。

続いてプリインストールされているアプリ。NTTドコモなどの国内キャリアが販売するスマホと比較するとアプリの数はかなり少なめです。

アプリは比較的少なめ
プリインストールされているアプリは、キャリアに比べると少なめ。

背面ディスプレイで出来ること

背面ディスプレイは基本的に通知の確認や予め設定した連絡先への発信など、簡単な操作を行なう際に使用するような設計になっています。
ちなみにYotaPhone2本体のOSバージョンはAndroid4.4 Kitkatとなっていますが、この背面ディスプレイに関してはAndroidとは異なるOSが使われていおり、基本的には日本語での表示や文字入力には対応していません

背面ディスプレイに表示できる内容
背面ディスプレイに表示できる内容の一例。
時計や天気を表示することができます。
バッテリー残量の表示やワンタッチ発信ボタンなど
バッテリー残量の表示、設定した連絡先への
ワンタッチ発信ボタンの配置、着信やSMS、
メールなどの通知の表示できます。
YotaReader
YotaReaderという専用の
電子書籍リーダーアプリも入っており、
取扱説明書などもアプリでみることが可能
取扱説明書などをみることも可能です。

なお先ほど背面ディスプレイ側のOSは日本語での表示や文字入力には対応していないと言いましたが、例外もあります。それがYota Mirrorと呼ばれる機能です。
Yota Mirrorはメインディスプレイの映像を背面ディスプレイへミラーリングする機能で、この機能を使うと背面ディスプレイ上でAndroidを操作することが可能です。

Yota Mirror
背面ディスプレイ上でAndroidの操作が可能
Yota Mirror使用時
ブラウザを起動してネットブラウジングを行なうとこのような感じになります。
Twitterも使用できます
Twitterも使用できます。
電子書籍で読書をすることも可能
Kindleアプリを使用すれば電子書籍で読書をすることも可能です。

背面ディスプレイを使用することはバッテリーの消費を抑えることにも繋がりますので、使用するアプリによって2つのディスプレイを使い分ける意味も十分ありそうです。

購入する際に注意すべきポイント

YotaPhone2は2015年に入ってからExpansys1shopmobileといった日本語での問い合わせにも対応してくれる海外の携帯販売サイトでも取扱いが始まったため、日本国内でも比較的容易に入手することが出来るようになっています。
また少し割高にはなりますが、Amazon.co.jpのマーケットプレイスから購入することも可能です。

ただし実際に購入を検討している場合は、事前に知っておくべきポイントがあります。それは使用できる通信方式が日本国内ではかなり限定的であるということです。

YotaPhone2はSIMロックフリー端末となっていますが、対応している通信方式を確認すると、LTEはBand3/Band7/Band20の3つとなっています。
このうち3つのうち現在日本国内でも使用できるのはBand3のみとなっており、かつこのBand3はNTTドコモが東京・大阪・名古屋の大都市部に限って使用可能としているもの(通称東名阪バンド)です。つまりこれらの大都市圏外ではLTEで通信を行なうことが出来ません。また大都市圏内だからといって必ずLTEを使用できるとも限らないということは予め知っておくべきでしょう。
ちなみに3Gに関してはBand1がNTTドコモとソフトバンクモバイル、Band8がソフトバンクモバイルに対応しているため、KDDI以外であれば3Gでの通信は可能です。

編集追記:

なお、こちらの端末で技適マークは確認できておりません。2015年2月現在、電波法に違反する恐れがありますので使用にはご注意ください。

まとめ

2種類の画面を搭載した異色のスマホYotaPhone2。

日本国内ではLTE通信が出来るエリアが極々一部に限られてしまうということから、約8万円という販売価格は一見高く感じます。しかしスペック自体は文句なくハイエンドモデルであること、また何より2つの画面を駆使して新たな使い方を創造する楽しみがあるということも踏まえると購入を検討する価値も十分ある、とても魅力的なスマホと言えるかもしれません。

執筆した2015年2月6日時点ではExpansysからの購入がかかる費用としては最も安く、また先着順で専用のバンパーケースが無料で付いてくるキャンペーンも実施しています。興味を持った方はぜひチェックしてみてはどうでしょうか。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

まきはら とよかず

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。




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