海外旅行や海外出張が多い人にオススメ!海外でもそのまま使いやすいスマホ

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: レポート

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海外旅行や海外出張が多い人にオススメ!海外でもそのまま使いやすいスマホ

日本国内では、現在SIMフリースマホといえば「毎月の料金が安くなる」「キャリアを自由に選べる」といったメリットが強くアピールされていますが、中には「海外でも同じスマホが使える」といった点に魅力を感じる方もいるのではないでしょうか? 確かに海外旅行や海外出張の際、普段から使っているスマホがそのまま使えたら便利ですよね。

今回はこういった海外で使用することを前提として、主に日本国内で販売されているSIMフリースマートフォンの中でも特に‘’海外でもそのまま使いやすい‘’スマホをいくつか取り上げて紹介していきます。

目次:

海外でそのまま使うために確認しておきたいポイント

まずはじめに海外で使うことを前提としてスマホを選ぶ際に意識しておきたい2つのポイントを整理しておきます。

海外でそのまま使うために確認しておきたいポイント

まず確認すべきは対応している周波数

1つめは対応している周波数。各キャリアが販売しているスマホをそのキャリアの回線で使用することが多い日本国内では、現時点ではあまり気にせずともよかったポイントですが、SIMフリースマホを利用する場合には最初にこの対応している周波数を確認しておく必要があります。

実際に現在日本国内で販売されているSIMフリースマホを見てみると、その多くは「日本国内でのみ使用することを前提されているスマホ」と「海外で販売されているモデルに日本向けのカスタマイズを追加したスマホ」に分けることができます。これをどこで見分けるかという主な判断ポイントが対応している周波数です。

まず確認すべきは対応している周波数

例えばgooのスマホ「g03(ZTE Blade S)」は中国・ZTEが開発しているスマホですが、対応している周波数は4G(FDD-LTE)がBand 1/3/19、3G(W-CDMA)が800/2100MHz、2G(GSM)が900/1800/1900MHz。既に日本国内ではサービス提供が終了してる2Gは別として、4Gおよび3Gに関してはNTTドコモが使用している周波数に合わせて設計されています。つまり日本国内(かつNTTドコモの回線)で使用することを前提にして設計されている、ということができます。

一方でASUSのスマホ「ZenFone 2」は台湾・ASUSが開発しているスマホですが、(日本向けモデルの)対応している周波数は4G(FDD-LTE)だけでもBand 1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28と数が多くなっています。このうちの半数近く(Band 2/4/5/6/9の5つ)は日本で使用されていない周波数となっており、このことからも海外で販売されているモデルに日本向けのカスタマイズが施されたスマホと見ることができます。

SIMフリースマホ自体は家電量販店やインターネット上のオンラインストアで簡単に購入することができるようになってきましたが、海外で使用することも前提に選ぶのであれば、こういったように対応している周波数は少し意識して選びたいところです。

技適マークがあるのは日本だけじゃない

2つめのポイントは技適マーク。海外で販売されているSIMフリースマホを輸入しても、技適マークがついていないと国内では(法律上)使えないといった話を最近ではちらほら耳にするかと思います。技適マークの詳細については以下の記事を参考にしてみてください。

あなたのスマホは大丈夫?SIMフリースマホ選ぶときには「技適マーク」をチェックしましょう

で、この技適マーク、実は日本国外にもあるってことはご存知でしょうか?そもそも技適マークとは「その国(あるいは地域)で安全面および技術面において使用することが問題ないと認められた証」であり、日本国外においても同様の基準が設けられています。

設定画面の認証情報で確認できる国・地域別の技適マーク例設定画面の認証情報で確認できる国・地域別の技適マーク例

設定画面の認証情報で確認できる国・地域別の技適マーク例

ここについては日本における技適マークの取り扱い同様、あくまで”法律上”での使用できる・できないといった部分になるため、まずは前述の対応している周波数が合致していれば”物理上”使用することは可能です。ただし仮に海外でSIMカードを購入して、差し替えて使用する際にそのマークがついていないことを確認されてしまうと「(法律上)そのスマホは使用することができません」と言われてしまう可能性もあります。

実際にそこまで細かく確認されるといった話はあまり耳にはしませんが、そういった可能性がある、といったレベルで頭にはいれておきましょう。もしそういった不安なく少しでも省いて海外でもスマホを使いたい、といった場合であれば、その国(地域)の技適マークがついている端末かどうかも併せて確認しておくとベターといえるでしょう。

海外とひとことで言っても、国によってぜんぜん違う

海外でも使用できるスマホを選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントは前の項で触れましたが、これを踏まえて確認してみると、海外とひとことでいっても国(地域)によって全然特徴が異なっていたりもします。前述の対応している周波数についてもその国や地域によって使用しているものにはバラつきがあるだけでなく、そもそも通信方式が異なるというケースも。

例えば通信方式に関しては日本国内だと4G(LTE)、3Gといったように世代ごとにざっくりと区分けされることがほとんどですが、3GといってもW-CDMA、UMTS、CDMA2000といったように様々な規格が存在しています。SIMロックを解除したNTTドコモあるいはソフトバンクのスマホにauのSIMを入れても通話ができない、なんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、その大きな理由といえるのもまさにこれ(3Gにおいて、NTTドコモとソフトバンクはW-CDMA規格、auはCDMA2000規格を使用)。

そのため、これを使っていればどこに行っても間違いなく使える といったスマホはなかなか見つかりません。ただし少なくとも、出来る限り対応している周波数が幅広いものを選んでおくことでのちのち海外でも利用できる”可能性が高くなる”ということだけは間違いないといえるでしょう。

オススメの端末をいくつか紹介

ここからは前述の対応周波数(と通信方式)、技適マークなどを含めて、ケースごとにいくつかオススメのスマホを紹介していきます。

ASUS ZenFone 2 – 格安スマホの中でも対応周波数の数はトップクラス

まず比較的価格も手頃でかつ今回の主旨に合うオススメ端末といえるのが ASUS ZenFone 2。日本国内におけるSIMフリースマホ市場を牽引する機種の1つといっても過言はなく、今や認知度も高くなりつつあります。

ASUS ZenFone 2

ASUS ZenFone 2

ASUS ZenFone 2は元々海外向けに発売されていたものを日本向けにカスタマイズした機種の代表ともいえ、格安スマホと呼ばれる中でも対応している周波数の数がトップクラスに多いことが魅力といえます。以下は日本向けのZenFone 2が対応している周波数。

4G(FDD-LTE) Band 1/2/3/4/5/6/8/9/18/19/28
3G(W-CDMA) 800/850/900/1900/2100 MHz
2G(EDGE/GSM) 850/900/1800/1900 MHz

ZenFone 2 (ZE551ML) | ASUS 日本

日本国内のキャリアで利用できる周波数を広く含みつつ、4Gに関してはASUSの本家である台湾はもちろん、中国や米国でも使用されている周波数を幅広く含んでいます。

性能と価格のバランス(コストパフォーマンス)の観点で見た場合によく話題になるZenFone 2ですが、海外での使いやすさといった点でもメリットの大きいスマホといえるでしょう。なお日本では遅れてZenFone Laser、ZenFone Selfieといったスマホも発売されていますが、これらは対応する周波数が若干少なくなっているので注意が必要です。

Huawei Honor 6 Plus – 中国で使用するならコレかも

もし海外の行き先が中国、と決まっているのであれば意外とオススメなのが Hawei Honor 6 Plus。

Huawei Honor 6 Plus

Huawei Honor 6 Plus

日本国内では楽天モバイルが独占で取り扱いをしている同スマホですが、もともとHonorシリーズは中国や新興国向けとして開発されています。そのためか中国国内向けに設計された跡が残っている、というのがポイントです。以下が日本向けのHonor 6 Plusが対応している周波数。

4G(FDD-LTE) Band 1/3/7
4G(TD-LTE) Band 38/39/40
3G(UMTS) 800/900/2100 MHz
3G(TD-SCDMA) Band 34/39
2G(GSM) 900/1800/1900 MHz

Huawei – honor6 Plus –

個別の対応周波数が少ないのですが、対応している通信方式が多いことがわかると思います。中でも3GのTD-SCDMAは中国国内でのみ使用されている独自の通信方式です。日本国内で販売されているスマホの中でもこういったものに対応している機種はなかなか見られないだけに、行き先が予め中国と定まっているのであれば、よい選択肢のひとつとなってくれることでしょう。

Apple iPhone – 世界中で人気のスマホは海外での使いやすさも抜群

世界中で人気のある Apple iPhone も海外での使用に適したスマホといえます。

Apple iPhone 6/6 Plus

Apple iPhone 6/6 Plus

iPhoneは販売される国や地域によって幾つかのモデルが用意されているものの、特にiPhone 6/6 Plus以降のモデルに関しては対応している周波数の幅広さが段違いに多いことが有名です。例えば以下は日本向けに販売されているiPhone 6(A1586)/6 Plus(A1524)のSIMフリーモデルが対応している4Gの周波数。

Band 1/2/3/4/5/7/8/13/17/18/19/20/25/26/28/29/38/39/40/41

Apple – iPhone 6 – View countries with supported LTE networks

ここまで紹介してきたスマホと比較しても、その数の多さは圧倒的といえます。日本国内でもユーザーは多く、使い勝手はよいだけに、本体価格の高さを飲み込めるのであれば、iPhoneはよい選択肢といえるでしょう。

番外編:日本の技適がついてないスマホから敢えて取り上げるなら…

ここまで紹介してきた3機種はすべて日本国内で”法律に則り使用できる”スマホ。ここでは余談ですが、技適マークがついていないけれど対応周波数が多いスマホとして、参考までに Samsung Galaxy S6 edgeも紹介しておきます。

Samsung Galaxy S6 edge

Samsung Galaxy S6 edge

Samsungの現行フラッグシップモデルであるGalaxy S6 edgeは販売国・地域によってかなり細かくモデル分けがされていますが、例えばExpansysなどで取り扱われている香港モデルのGalaxy S6 edge(SM-G9250)が対応している周波数は以下のとおり。

4G(FDD-LTE) Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29
4G(TD-LTE) Band 38/39/40/41
3G(W-CDMA) 850/900/1900/2100 MHz
3G(CDMA) BC0
3G(TD-SCDMA) Band 34/39
2G(GSM) 850/900/1800/1900 MHz
2G(CDMA) CDMA800

Samsung Galaxy S6 edge

4Gの対応周波数の数こそiPhoneには及ばないものの、Honor 6 Plusを説明する際に紹介したTD-SCDMAにも対応するなど、通信方式も含めるとかなり幅広く対応していることがわかります。

本記事を執筆している2015年9月26日時点においては日本の技適マークが確認できていないことが何より残念ですが、海外で使用する機会が多いのであれば、こちらも選択肢のひとつとして含めてみてもよいかもしれません。

まとめ

日本国内でも非常に入手がしやすくなりつつあるSIMフリースマホですが、その入手目的として海外での利用を想定するのであれば、対応している周波数と通信方式(そして可能であれば海外の技適マークの有無)をしっかりと押さえておきたいところ。

こういった点も意識して見てみるようにすると、スマホを購入する際により自分の目的にあったものが探しやすくなるかもしれませんね。

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この記事でご紹介している「Huawei」「ASUS」も取り扱っていますので、この機会にぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。