gooのスマホってどんなスマホ?開発のウラ側や今後の展開に迫る

書いた人: 奥野大児

カテゴリ: インタビュー, レポート, 格安スマホ ,

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gooのスマホってどんなスマホ?開発のウラ側や今後の展開に迫る

「スマホ+通信+アプリ+サポート」の四位一体サービスを押し出して2015年4月にスマートフォン販売に参入したNTTレゾナント。そのポータルサイトの名前を使った「gooのスマホ」の発売意図や今後の展開についてNTTレゾナントメディア事業部ポータルサービス部門・木藤暢俊氏にお話を伺ってきました。

――gooブランドとしてスマホを出そうとされたきっかけを教えてください。

木藤  理由は二つあります。もともとは格安SIMの「OCNモバイルONE」と一般商流品のSIMフリースマホを販売していたのですが、ユーザー様から端末に関するいろいろな声が聞こえてくるようになりました。せっかくだから対ユーザーさん目線で作りたいということで、オリジナルブランドのスマホを作りたいと思うようになりました。

「スマホ+通信+アプリ+サポート」の四位一体(よんみいったい)というコンセプトで作っています。もともと、パソコンを買ってネットワーク環境を整えてもらってようやくgooが使えるようになっていたわけですね。リテラシーが低い人にとってはあまりフレンドリーではないと思っていました。
だから、スマホさえ用意したら回線もサービスもあり、いつでも問い合わせできるサポートもあり、gooが手元にあるという、そういう世界観をご提供したくてgooのスマホを用意しました。

「四位一体」をコンセプトにgooのスマホを企画
「四位一体」をコンセプトにgooのスマホを企画

――g01からg03はどのようなターゲットで企画されましたか?

木藤  実は、gooのスマホは99まで出していきたいんです(笑) それは、単に端末を99個出したいというわけではないんです。99種類のユーザー様の悩みとかサービスへの要望とか・・・。そういうったものをどんどん解決できていけばいい、そういうものが99個あればよいなと思っていたんです。

もともと想定していたのは、g01はシニア、お子様向け、g02は主婦やビジネスマンの方、g03はリテラシーが高い学生さんや40~50代のビジネスマンでした。およそ想定通りの方に買っていただけています。

――ハイスペックのg03でも約3万円という価格で出してきたのは相当安いなという感覚があります。

木藤  大多数の方が格安スマホに求めているのは安さですので、そこは安くおさえたいという思いがあります。

g01~g03はコスパを重視していて、g03は3万円だけれども4万円の価値あるよね、5万円の価値があるよねというのを思っていただきたいのです。ですので、今後例えば5万円の端末を出したとしても、それが10万円でもいいよねと思ってもらえるものを企画して出していきたいなあと思っています。

――簡単操作できるホーム画面のアプリ「やさしいスマホ」をリリースされましたね。

木藤  初心者の方はスマホを買って使いこなせない、スマホを買ったのに電話とWeb検索だけ、という声を多く聴きましたので、gooのサービスを使えばこのようなことができますよということを伝えたいなと思ってホームランチャーを作りました。そこまでリテラシーの高くない方向けに作りましたので、シニアの方やキッズ向けでいいかなと思っています。

もっとリテラシーの高い方には、もっとシンプルでカスタマイズ性の高いものを考えたいですね。

gooのサービスを使えばこんなことができる、ということを伝えたい
gooのサービスを使えばこんなことができる、ということを伝えたい

――ランチャーの利用者に関してユーザーからの声は?

木藤  使いやすい、といった声が上がっています。ランチャーは安心サポートという弊社のサービスと一緒に使っていただいているケースがありまして、それと合わせて使いやすくなったとか、そういう声をいただいています。いつでも電話をいただければ対応します、ということで安心につながっているのではと思います。

ランチャーを使われている方ほど問い合わせが少ない傾向はあるようで、ランチャーを提供した価値はあるなあとは思っています。

――日本独自の機能、たとえばワンセグ・おサイフケータイ・防水を搭載しているリーズナブルなスマホは少ないなと思っています。そういった取り組みはありますか?

木藤  検討はしています。確かに、弊社のサイトでもシャープさんや富士通さんなども扱っていますが、国産だからという理由で購入いただいたという声は入っています。

日本独自の機能に関してはユーザー様が求めているでしょう。逆に今SIMフリーのスマホにはないからガラケーに留まっているお客様もいらっしゃると思っています。それを、SIMフリーでより安く提供できます、といったキャッチフレーズで提供できればと思っており、現在検討はしているところですね。

――格安スマホはハードウェアに関して大手キャリアに比べてサポートが不安という声はあると思います。大手キャリアだと代替機を準備したりということがあります。gooとしてはどのようなサポートがあるのか教えてください。

木藤  端末保障というものがあり、まだSIMフリーの業界ではやっているところが少ないのですが、月々数百円とご負担金をいただければ何かあったときに基本的に新品と交換するという風にさせていただいています。ユーザー様が「故障じゃないか」といった場合には同時交換も対応しており、ユーザー様がスマホを使えない期間をできるだけ短くしてご提供させていただいています。

――各社からさまざまなスマホが出ていますが、gooのスマホとしてこういうポジションをキープしたいということは何かありますか?

木藤  gooのスマホに来ていただければ、すべてのユーザー様がある程度満足できる端末が見つかるという状況をキープしていきたいなと思っています。今回ロー・ミドル・ハイというモデルを出した理由もそれです。リテラシーの高い人はg03を買っていただければ満足できると思っています。とにかく安いものがほしい、そんなにスマホを使わないから、という方にはg01を買っていただくとか、そのような形でラインナップをそろえています。今後端末ラインナップが増えていったとしても、gooのスマホというサイトに来ていただいて、何らかのgooのスマホを買っていただければ自分にあったものが見つかる、といったブランディングをしたいなと思っています。

g01,g02,g03を持つ木藤氏。取材のご協力ありがとうございました
g01,g02,g03を持つ木藤氏。取材のご協力ありがとうございました

参照元:

Simple, Easy & Fully Use 手のひらに持つポータル – gooのスマホ

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

ライター・ブロガー・イベント主催・運営をやっているフリーランス。iPhone、iPad、Galaxy S5、Xperia Z Ultra、Surface Pro 3を所有しているガジェット好きです。ノンジャンルブログ「明日やります」を運営中。