国内で今注目を浴びるスマホ!BlackBerry Classicを限定カラーでレビュー

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: BlackBerry

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国内で今注目を浴びるスマホ!BlackBerry Classicを限定カラーでレビュー

2015年8月にMVNOのもしもシークスが、また10月には大手家電量販店のビックカメラ、そして株式会社FOXが運営するWEBサイト「caseplay」といったところで相次いで取り扱いが発表されているカナダのモバイルブランドBlackBerry(ブラックベリー)のミッドレンジモデル「BlackBerry Classic」(ブラックベリー・クラシック)。日本市場での取り扱いとしては約3年ぶりとなります。

それに先立ちモバレコでは、現状においては海外限定カラーとなっているBlackBerry ClassicのBlueモデルを入手しました。今回はこれを用いてBlackBerry Classicの端末レビューをお届けします。

目次:

スペック表から大まかな特徴をチェック

まずはじめにBlackBerry Classic(グローバル版)のスペックを整理・確認していくことにします。

BlackBerry Classicのスペック(参照:BlackBerry Classicの製品ページ
サイズ 高さ 131.0 mm ✕ 幅 72.4 mm ✕ 厚さ 10.2 mm
重さ 178 g
バッテリー容量 2,515 mAh
OS BlackBerry® 10 OS
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon S4 1.5GHz Dual-Core
内蔵メモリ RAM:2GB
ROM:16GB
外部メモリ最大対応容量 microSD(最大128GBまで対応)
SIMタイプ nanoSIM
対応ネットワーク周波数帯 4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/5/7/8/20
4G(TD-LTE):-
3G(HSPA+):850/900/1900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1900/2100 MHz
ディスプレイ 3.5インチ(720✕720)294ppi スクエアタッチディスプレイ
カメラ リアカメラ:800万画素
フロントカメラ:200万画素
その他 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0、NFC、GPS、物理QWERTYキーボード、FMラジオ

※その他上記以外の詳細は、メーカーの製品ページから確認できます。

BlackBerry Classicの製品ページ

冒頭でも触れたとおり、BlackBerry Classicは現行BlackBerryから出ているミッドレンジクラスとしては最新の機種。海外向けに発売が開始されたのは2014年末です。

OSは最新バージョンのBlackBerry 10 OSを搭載するものの、CPUはQualcomm Snapdragon S4(1.5GHz のDual-Core)と性能はかなり控えめ。BlackBerry端末に関しては性能が控えめのCPUでも比較的安定して(かつストレスも感じることが少なく)動くことはひとつの特徴ですが、ゲームなどをよくする人には正直あまりオススメはできません。

BlackBerryならではの最大の特徴といえるのはやはり物理QWERTYキーボード。また、このBlackBerry Classicでは”Classic(古典的、伝統的)”の名のとおり、以前までよく見かけられていた物理トラックパッドも搭載した”昔ながらのBlackBerry”といった仕様になっています。

物理QWERTYキーボードがあることでディスプレイは3.5インチでスクエア(正方形)のタッチディスプレイに。現行の他のスマホと比較すると画面サイズが小さく(特に縦が狭く)感じることはあるものの、一方でディスプレイをタッチで操作+キーボードで文字入力といった使い分けが可能です。

なお日本向けには特にローカライズは行われず、既に海外で販売されているグローバル版がそのまま投入されます。ただしBlackBerry Classicでは3Gの850MHzがBand5(850MHz)だけでなくBand6(800MHz)も内包する仕様となっており、海外版のSIMフリー端末が対応していないことが多いNTTドコモのFOMAプラスエリアでも利用可能といった点はうれしいところといえるでしょう。

写真で外観デザインをチェック

それでは外観を見ていきます。冒頭にも書いたとおり、今回レビューに用いるのがBlueカラーのもの。色味はネイビーよりも明るく、落ち着きと鮮やかさのバランスが取れている印象。

BlackBerry ClassicのBlueモデル
BlackBerry ClassicのBlueモデル

ディスプレイ上部にはBlackBerryのロゴ、そしてその上にセンサー類、受話口、インカメラ、通知用のLEDランプが配置されています。

ディスプレイ上部
ディスプレイ上部

そしてこちらがディスプレイ下に配置された物理QWERTYキーボード。写真でも影のでき方でわかると思いますが、各キーは両手持ちした際に押しやすいよう、センサーを境として右手用・左手用に凹凸の設けられたデザインとなっています。

最大の特徴といってもよい物理QWERTYキーボード
最大の特徴といってもよい物理QWERTYキーボード

周囲もぐるりと見ていきます。

上には電源キーとイヤフォンジャック
上には電源キーとイヤフォンジャック
右にはボリュームキー、そしてその間に多機能キー
右にはボリュームキー、そしてその間に多機能キー
下にはスピーカーとmicroUSBコネクタ
下にはスピーカーとmicroUSBコネクタ
左にはSIMカードスロット、microSDカードスロット
左にはSIMカードスロット、microSDカードスロット
それぞれスロットはSIMピンで取り出す仕様
それぞれスロットはSIMピンで取り出す仕様

続いて背面。こちらも鮮やかなブルーとなっており、表面との組み合わせもよいです。

背面もブルー
背面もブルー

上部には有効画素数800万画素のリアカメラとLEDフラッシュライト、そして”CLASSIC”の文字がデザインされています。

リアカメラ部
リアカメラ部

中央に配置されたBlackBerryのロゴマークはシルバーの金属パーツが用いられており、ミッドレンジモデルながらも高級感があります。また背面は細かい凹凸のあるデザインになっており、手で持った際にもかなり滑りにくい質感。物理キーボードのおかげで片手で操作する機会はあまり多くないかもしれませんが、滑りにくさはいずれにしてもうれしいところ。

全体的に高級感が感じられる
全体的に高級感が感じられる

手に持ってみると、片手でもしっかりと掴めるサイズであることがわかります。一方でその割に重さはずっしりとしている印象。全体的な質感は非常によく、高級感も感じられます。この質感であればミッドレンジモデルといえど、かなり満足できるものといえるでしょう。

しっかりとした重量感がある
しっかりとした重量感がある
しっかりとした重量感がある

中身と気になる機能をチェック

続いては中身と気になる機能(使い勝手)を紹介していきます。

中身の印象は他のOSと大きく変わらない

BlackBerry 10 OSは他のスマホと同様、基本的にはホーム画面上にアプリアイコンが整列した形のホーム画面が用意されています。

ホーム画面のメインページはアプリの履歴表示を兼ねる
ホーム画面のメインページはアプリの履歴表示を兼ねる
プリインストールされているアプリプリインストールされているアプリプリインストールされているアプリ
プリインストールされているアプリ
Androidのクイックアクセスパネルのような設定画面も
Androidのクイックアクセスパネルのような設定画面も

またメールやSMSといったものの確認にはBlackBerry Hubと呼ばれる専用アプリが用意されています。

BlackBerry Hubの画面例
BlackBerry Hubの画面例

このBlueモデルでも技適マークは確認可能でした。

電子表示で確認できる日本の技適マーク
電子表示で確認できる日本の技適マーク

実はAndroidアプリもインストールが可能

Windows PhoneやFirefoxスマホといったいわゆる”第3のOS”と呼ばれるものは日本においても発売はされているものの、イマイチ利用者が増えていかない印象があります。その理由のひとつとなっているのが”用意されているアプリの種類が少ない”といったこと。

BlackBerry ClassicについてもBlackBerry 10 OSという日本ではマイナーなOSを採用することから同様の心配は確かにあります。ただBlackBerry 10 OSでは一部のAndroidアプリもインストール・使用することができる設計となっています。

もともとAndroid用のアプリをインストールするための手段としてAmazonのAppStoreアプリがプリインストールされています。

Amazon AppStoreアプリをプリインストール
Amazon AppStoreアプリをプリインストール

また他にも(今回は詳細は省きますが)Androidアプリのファイル(apkファイル)を使って直接インストールするという方法も。

ただしすべてのAndroidアプリが正常に動くわけではないので、その点は注意が必要です。

ベンチマーク測定アプリ「AnTuTu Benchmark」は測定中に動かなくなってしまった
ベンチマーク測定アプリ「AnTuTu Benchmark」は測定中に動かなくなってしまった
TwitterはAndroid用のアプリも動作することを確認(左がBlackBerry用アプリ、右がAndroid用アプリ)
TwitterはAndroid用のアプリも動作することを確認(左がBlackBerry用アプリ、右がAndroid用アプリ)
LINEは普通に使えました
LINEは普通に使えました

入力は快適な物理キーボード。変換はあとひと頑張り

続いてはBlackBerryならではの特徴といえる物理QWERTYキーボードについて。

BlackBerry Classicの物理QWERTYキーボードは指で押した際にしっかり「ポチポチっ」と押し下げが感じられ、普段からQWERTYキーボードによるローマ字入力に慣れている筆者にとって”文字入力”はかなり快適でした。

文字入力が捗る物理QWERTYキーボード
文字入力が捗る物理QWERTYキーボード

一方で現状においてひとつ残念といえるのは”文字変換”が貧弱であること。元々日本への投入が計画されていなかったせいか、ATOKやGoogle日本語入力などと比較すると変換力はかなり貧弱といえます。

この点についてはAndroidアプリをインストールすれば解決か?とも思えますが、筆者が試した限りではアプリのインストール自体は可能なものの、キーボード側で変換に使用するアプリが指定できませんでした(追加でインストールしたアプリと物理キーボードを紐付けできない)。そのため、現状においてはどうすることもできなさそうです。

ミッドレンジとして考えればそこそこ満足できるカメラ

スマホを使う上で誰しもが気になるものがカメラ。

カメラアプリのUIは比較的シンプル。撮影モードについては標準、Time Shift、バースト、パノラマの4つを標準搭載。

カメラアプリのUI
カメラアプリのUI

実際に標準モード(オート)で撮影した例もいくつか載せておきます。

標準モード(オート)で撮影した昼の市街地の風景
標準モード(オート)で撮影した昼の市街地の風景
同じ時間と場所にて、HDRをONにして撮影した風景
同じ時間と場所にて、HDRをONにして撮影した風景
夜の市街地の風景
夜の市街地の風景
待機していたタクシー。暗いところの撮影はあまり得意ではないといえそう
待機していたタクシー。暗いところの撮影はあまり得意ではないといえそう
パスタの写真。接写は結構寄ることができる
パスタの写真。接写は結構寄ることができる
サラダ
サラダ
ステーキ
ステーキ
うどん
うどん

いろいろ撮影してみた印象として、HDRはかなりきれいに映る一方、夜景をきれいに撮るのはやはり難しい感じ。ミッドレンジとして考えればよいほうではあるものの、それ相応といったように思いました。

BlackBerry Classicはズバリこんな人におすすめ

日本向けに取り扱いが始まったとはいえ、実際に使ってみると中身のソフトウェアなど、改めて日本国内での使用を前提としてローカライズされているわけではありません。一部のAndroidアプリはそのまま使えるといっても、インストールするためには多少は知識は必要。

そう考えるとこのBlackBerry Classicはこれまで他のスマホをひとりでそれなりに使ってきた人が、新たなステップアップとして手にするような中級〜上級者向けのスマホといえるでしょう。

したがって率直にいえば、スマホを初めて使う人、あるいはまだ慣れの浅い初心者の人にはあまりオススメはできないともいえます(使うにしてもそれなりの覚悟が必要です)。

まとめ

ミッドレンジといえど質感やデザインは十分満足できる仕上がりとなっているBlackBerry Classic。使いこなすにはそれなりの知識と経験が求められる一方、慣れると物理QWERTYキーボードの使い勝手はかなり心地よく感じられる中級〜上級者向けのスマホです。

Androidスマホは一通り使ったことがある、普段からiPhoneをバリバリ使ってきたが少し違ったものも使ってみたい。そんな気持ちを抱くユーザーにとっては非常に楽しみがいのある機種といえるのではないでしょうか。

BlackBerry Classicの設定・使い方はこちら:

BlackBerry Classicを購入したら設定したい11+1のこと

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。