Android 6.0の新機能「Now On Tap」とは?使い方を徹底解説(動画あり)

書いた人: Yusuke Sakakura

カテゴリ: Android, Androidの標準機能, ガイド

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Android 6.0の新機能「Now On Tap」とは?使い方を解説

グーグルが今年10月に配信をスタートさせたAndroid 6.0 Marshmallow(マシュマロ)。指紋認証に対応、アプリ権限の改善、バッテリーの省電力化、アプリとデータの自動バックアップなどなど多数のアップデートが実施されました。

その中でも、発表イベントで大きなスポットが当てられたのは新機能の「Now On Tap」です。当記事では、「Now On Tap」で何ができるのか、使い方や設定方法も交えて解説します。

編集部追記:

11月10日より日本向けにリリースが開始されました。Android 6.0を搭載したスマートフォンで利用できます。(発表時点)

目次:

「Now On Tap」とは

「Now On Tap」はGoogle Nowを拡張するAndroidの新機能です。

Google Nowは、現在地やGoogleアプリから読み取れる情報などから今知りたい情報を先回りして提供してくる機能ですが、「Now On Tap」はいま表示しているアプリなどの情報を読み取り、知りたい情報を提供してくれる機能です。

例えば、GmailやGoogleハングアウト、LINEなどのメッセ―ジアプリでお店を探してるやりとりをしてる時に「Now On Tap」を起動すると、店名などの情報を読み取ってメニューや評価、現在地からの道案内を提案してくれます

「イルセレーノ」という店名情報を読み取り、
「イルセレーノ」という店名情報を読み取り、
店舗情報を表示してくれた
店舗情報を表示してくれた

そのまま会話を進めていき、日にちが決まった後で再度「Now On Tap」を起動すると、カレンダーへの登録カードが表示され、そのままGoogleカレンダーに予定を登録することもできます

「明日の19時30分」という日時情報を読み取り、
「明日の19時30分」という日時情報を読み取り、
Googleカレンダーへ予定を登録することができた
Googleカレンダーへ予定を登録することができた

例えば、気になった漫画を見つけた時に「Now On Tap」を起動すると、作者のTwitterなどを提案してくれます。Twitterのアプリをタップすれば、作者のTwitterアカウントが表示されてそのままフォローすることもできます。

気になったマンガの「作品名」や「作者名」が表示
気になったマンガの「作品名」や「作者名」が表示
Twitterアカウントを表示してくれた
Twitterアカウントを表示してくれた

さらに、「Now On Tap」を起動すると、Twitterのタイムラインを読み取ってリツイートされた芸能人のTwitterアカウントや画像、動画、音楽など様々なコンテンツを提案してくれます。

Twitterのタイムラインから読み取った情報を表示、提案してくれる
Twitterのタイムラインから読み取った情報を表示、提案してくれる

「Now On Tap」の使い方と設定

現在、「Now On Tap」は海外版のみが提供されており、日本版は開発中で年内に提供開始予定となっています。

そのため、Androidの言語設定が日本語になっている場合は「Now On Tap」を利用することができませんが、言語設定を英語などに変更することで日本語版の提供を待たずに利用することができます

Androidの言語設定を変更するには、設定画面から「言語と入力」→「言語」と進んで「English(Unitd States)」を選択しましょう。

「言語と入力」→「言語」と進んで「English(Unitd States)」を選択「言語と入力」→「言語」と進んで「English(Unitd States)」を選択「言語と入力」→「言語」と進んで「English(Unitd States)」を選択
「言語と入力」→「言語」と進んで「English(Unitd States)」を選択

これで設定は完了です。

「Now On Tap」を利用するには利用したい画面でホームボタンを長タップするだけです。長タップすると表示されている画面に基づいた情報が画面下にカード形式で表示されます。

Yusuke Sakakuraさん(@xeno)が投稿した動画

また、カードに表示されるアプリはインストール状況と「Now On Tap」で表示する情報に紐付いたものが表示されます。例えば、グルメ情報であれば食べログ、スポットであればSwarmやFoursquareなどです。

ただし、アプリ側がApp Indexingに対応する必要があります

まとめ:ヒントを与えずに知りたいことが得られる「Now On Tap」

これまでは自分が知りたい情報を調べるために検索キーワードなどのヒントをGoogleやYahoo!などの検索エンジンに教えてやる必要がありました。

今ではほとんどの人が慣れてしまっていますが、自分が知りたい情報のために知りたい情報のヒントを教えてあげるというのは少し変な話し。何と言っても非効率、めんどくさい行為です。

新機能の「Now On Tap」は、まさにめんどくさくて非効率なその行為を取り除くものです。知りたい情報があれば、ヒントを考えずただ単純にホームボタンを長タップするだけで良いのです。

これまでは知りたい情報があれば文字を選択してコピーして、アプリをブラウザに切り替えてキーワードを貼り付けるという何重ものステップが必要でしたが、「Now On Tap」はそれらのこともすべておまかせできます。

ただ、「Now On Tap」はこちらの知りたがっていること、やりたいことをすべて理解してくれるわけではないようです。

例えば、お気に入りの漫画の最新巻を買いたいのに作者のTwitterに誘導されたり、メールに届いた予定をカレンダーに登録したいのにカレンダーに登録するためのカードが表示されないことも多々あります。

そういった空振りは小さなストレスですが、蓄積してくと使う気が失せてしまうものでもあります。

結局は、「自分でアプリを起動した方がストレスにならず何よりも早い」とユーザーが思う前に、「Now On Tap」がユーザーの知りたがっていることをできるだけ把握できるようになることが必要ではないでしょうか。

便利ではあるものの、利用機会が少なく微妙なポジションに落ち着いてしまったGoogle Nowの二の舞いにならないことを祈り、現在開発中の日本語版がしっかりローカライズされて今年中に提供されることを楽しみにしたいと思います。

編集部追記:

11月10日より日本向けのリリースが発表!Android 6.0を搭載したスマートフォンで利用できるようになりました。

はじめよう Now on Tap(2:06)

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!