こんなモバイルルーター欲しかった!Aterm MR04LNレビュー

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: レビュー

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こんなモバイルルーター欲しかった!Aterm MR04LNレビュー&おすすめ使い方4選

今年7月に発売されたAterm MR04LN(NECプラットフォームズ株式会社)。Amazon.co.jpのモバイルルーターのカテゴリー、あるいは価格.comのモバイルルーター(SIMフリー部門)で第1位を獲得するなど、非常に人気となっています。mineoとのセット販売も11月19日から、価格は25,200円(税別)となりました。

しかしスマホユーザーの中には「そもそもどんな用途で買ってるの?」「スマホじゃダメなの?」という人もいるかと思います。

そこで今回は、Aterm MR04LNの仕様をざっくりと確認しつつ、「こういった使い方ができる」といったポイントを中心に紹介していきます。

目次:

Aterm MR04LNのスペックをチェック

まずはじめにAterm MR04LNのスペックをチェックしておきます。

Aterm MR04LN のスペック(参照:NEC Aterm MR04LN 製品ページ
サイズ 高さ 約 111 mm x 幅 63 mm x 厚さ 11 mm
重さ 約 111 g
バッテリー容量 2,300 mAh(取り外し可)
連続通信時間(LTE/3G) Wi-Fiテザリング時:約12時間
Bluetoothテザリング時:約24時間
連続待受時間 休止状態時(リモート起動ON):約250時間
休止状態時(リモート起動OFF):約1,000時間
ウェイティング時:約30時間
SIMタイプ microSIM x 2(デュアルSIMスロット対応)
対応ネットワーク周波数帯 4G:Band 1/3/8/11/17/18/19/21
3G:800/850/900/1700/2100 MHz
2G:850/900/1800/1900 MHz
ディスプレイ 2.4インチ(320×240)静電感応式LCDタッチパネル
その他 Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0

※その他上記以外の詳細は、メーカーの製品ページから確認できます。
NEC Aterm MR04LN 製品ページ

Aterm MR04LNは今年7月に発売されたNECプラットフォームズが取り扱うモバイルルーターにおいては最新となる機種です(2015年10月末時点)。
前モデルにあたる Aterm MR03LNも、同じくSIMフリーのモバイルルーターとして大手家電量販店やAmazon.co.jpなどで販売されており、こちらも非常に人気のある機種となっています。

前機種Aterm MR03LNからなにが変わった?

前モデルや他社製のSIMフリーモバイルルーターと比較した際に大きな特徴となるのは「通信速度」「SIMスロットの数」の2点。

通信速度に関してはインターネットへの接続に関して、次世代通信方式LTE(受信最大300Mbps、送信最大50Mbps)のLTE-Advancedに対応
一般的にモバイルデータ通信を行う際には、接続できるうちひとつの周波数を用いて通信を行ないますが、このLTE-AdvancedではCA(キャリアアグリゲーション)と呼ばれる複数の周波数帯を束ねる(同時に利用する)技術を用いることで、より高速な通信を実現しています。

キャリアアグリゲーションのイメージ
キャリアアグリゲーションのイメージ(引用元:Aterm MR04LN | AtermStation

またスマートフォンやタブレットと接続するWi-Fi通信に関しては、IEEE 802.11 acの規格に対応し、こちらは最大867Mbpsの高速通信が可能となっています。

2つ目のポイントであるSIMスロットについては、SIMフリーのモバイルルーターとしては珍しいデュアルSIMスロットに対応。例えばドコモとソフトバンク、あるいはauといったように異なるMNO(あるいはMVNO)のSIMカードを挿しておけば、SIMカードを挿し替えること無く通信状況に応じて利用するSIM(回線)を使い分けるといったことも可能です。
同時待ち受けはできないため都度切り替えが必要なものの、対応している周波数が多いことは使い方の幅を大きく拡げてくれます。

海外に行く機会が多く、現地で購入したSIMと使い分けしたい、公用と私用でSIMを使い分けている、といった人にとっても便利に使うことができるはず。

外観を写真でチェック

続いて外観を写真で確認していきましょう。

本体はプラスチック製で、デザインはかなりシンプルめ。正面にはカラーのタッチパネルを搭載しています。

本体カラーはブラックのみ
本体カラーはブラックのみ

操作などに用いる入力用のインターフェースはタッチパネルと右側面に設けられた電源キーのみ。

パックパネルは取り外し可能。上には取り外し用の溝が設けてある
パックパネルは取り外し可能。上には取り外し用の溝が設けてある
右には唯一の物理ボタンとなる電源キー
右には唯一の物理ボタンとなる電源キー
下にある穴はストラップホール
下にある穴はストラップホール
左にはUSB接続や充電時に使用するmicroUSBコネクタ
左にはUSB接続や充電時に使用するmicroUSBコネクタ

背面も余計なデザインは見られず、かなりシンプルなつくり。

背面
背面

ただしこちらは細かい凹凸が設けられており、ザラザラとした指ざわり。当然ながら指紋や油汚れは付着しにくく、また目立ちません。

端にはNECのロゴも
端にはNECのロゴも

バックパネルを取り外せばバッテリーの脱着も可能。

バックパネルを取り外したところ
バックパネルを取り外したところ

SIMスロットはこの内側の上部に並べて2つ配置。挿しこむ時も取り出す時も、カードを押せばOKとなっており、扱いやすさもかなりよいです。

デュアルSIMスロット
デュアルSIMスロット

下に設けられたストラップホールも、バックパネルを外して装着する設計です。

ストラップホール
ストラップホール

本体はプラスチック製ということで、手に持ってみてもかなり軽い印象。

手に持ってみた様子(その1)
手に持ってみた様子(その1)
手に持ってみた様子(その2)
手に持ってみた様子(その2)

丸みのほとんどないデザインも特徴的ですが、これもモバイルルーターであることを考えればむしろ使いやすいです。スマートフォンであれば持ちやすさを意識して本体背面に丸みを持たせるなどの工夫も必要かもしれませんが、モバイルルーターの場合は手に持って”常に”操作するようなものではなく、むしろ持ち歩く際に収納しやすいといえるでしょう。

Aterm MR04LNのオススメの使い方4選

モバイルルーターといえば外出先で使うもの。でもただインターネットにつなぐだけならテザリングでもよいのでは?と思う人のために、ここではモバイルルーター、そしてこのAterm RM04LNのオススメの使い方をいくつか紹介してみます。

1. スマホとモバイルルーターを使い分けてバッテリー持ちをよくする

まずモバイルルーターを使用するメリットとして挙げられることとして、スマホのバッテリー消費が抑えられるということがあります。

機器の数が2つになるのだから当たり前、というのは確かにその通りですが、スマホでテザリングをする際には待受時に消費するバッテリー+テザリングによって消費するバッテリーとなることから、バッテリー消費量はかなりあがってしまいます。

一方モバイルルーターはスマホとは比べればデータ通信以外に使う機能が大きく省かれている(アプリなども入ってない)ことから、待受時も含めてバッテリー消費量は少なく、バッテリーサイズの割に連続使用時間もかなり長くなっています(Bluetoothでの接続だと最大24時間)。

スマホ+モバイルバッテリーの組み合わせでバッテリー問題を解決するといったことももちろんよい手段の一つではありますが、モバイルルーターはデータ通信専用の設計になっていることを少し意識してみると、モバイルルーターを使用することのメリットも感じられるのではないでしょうか。

2. 特徴の異なるSIMを場面に応じて使い分ける

モバイルルーターの中でも今回紹介しているAterm MR04LNを選択するメリットとして、SIMスロットが2つあるという点がやはり大きなポイントとなってきます。これによって実現できることのひとつが特徴の異なるSIMを場面に応じて使い分けるということ。

例えば最近では、MVNOでも通信速度の制限がない代わりに月のデータ通信量が決まっているもの、通信速度の制限がある代わりに月のデータ通信量が決まっているもの、といったように特徴の異なるものが増えてきています。これらの特徴が異なる2枚のSIMをAterm MR04LNに挿しておけば、場面に応じてSIMの差し替え(あるいは端末の変更)をすることなく、この使い分けが可能です。

SIMの切り替えには1〜2分ほどかかるものの、SIMを挿し替える手間がない
SIMの切り替えには1〜2分ほどかかるものの、SIMを挿し替える手間がない
APN設定もスマホ同様、画面のタッチ操作で行なうことが可能
APN設定もスマホ同様、画面のタッチ操作で行なうことが可能

例えば、

  • ストリーミングで動画を視聴する、アプリのダウンロードなど→より高速通信が可能なSIMを使う
  • メールやSNSの閲覧など高速通信が必要でない場合→低速でもデータ通信量の制限がないSIMを使う

などなど、最近ではMVNOの普及によりこういった使い方がより容易に行えるようになってきており、MR04LNならこれらを手元の操作で切り替えることが可能です。

Aterm MR04LNではBluetooth接続によるテザリンクにも対応しており、連続使用時間が約24時間とかなり長くなっています。通信速度があまりでない(最大3Mbps)という特徴がありますが、データ通信量が無制限のSIMと組み合わせるとかなり相性がよいともいえます。

3. 対応する周波数の異なるSIMを場面に応じて使い分ける

前述の異なるSIMプランを使い分けられるのと同じように、対応する周波数の異なるSIMも場面に応じて使い分けることも可能です。

現在のMVNOはその多くがドコモ系ということもあり、国内のSIMフリースマホの対応周波数も多くがドコモ向けとなっています。そのため、使用できるのは基本的にドコモ(とそのMVNO)の回線が前提になっているケースが多いです。

しかし、Aterm MR04LNではLTEではドコモ/ソフトバンク/au、また3Gでもドコモとソフトバンクの回線が使用可能です。そのためサービスエリアや電波の強さ(届きやすさ)に応じてキャリアを変更するといった使い方をすることもできます。

特に最近ではmineoやUQ mobileといったようにauの設備を借りてサービスを提供するMVNOも増えてきました。auのLTEはプラチナバンドと呼ばれる800MHz帯のサービス提供エリアが広く、こういった使い分けも意識してみるとより便利にインターネットを利用することができるといえるでしょう。

4. 自宅用の固定回線代わりに使うことも

最後にひとつ、MR04LNにはLANケーブルを接続できる専用クレードルも別売りで用意されているので、これを自宅にあるデスクトップPCに接続して固定回線代わりに使用することも可能です。

専用クレードル(別売)を用意すれば、LANケーブルを接続して固定回線代わりとすることも
専用クレードル(別売)を用意すれば、LANケーブルを接続して固定回線代わりとすることも

ノートパソコンであればパソコン自体に無線LANへの接続機能が搭載されているケースが多いものの、自宅用のデスクトップPCなどではこういったものが内蔵されていないケースもあると思います。
もちろん固定回線として使用する場合でもデータ通信量や通信速度は意識して使う必要がありますが、これも前述した「異なる特徴・対応周波数のSIMと使い分ける」といったことと組み合わせることで、上手に活用することができるはずです。

まとめ:ドコモ系・au系格安SIMで使える万能ルーター

いかがでしたでしょうか。今回はスマホ以外にモバイルルーターを使うメリット、そしてAterm MR04LNを選択するメリットを含めて紹介してみました。

スマホ以外にタブレットやパソコンなども含め、インターネットを使う時間(機会)がより多い人ほど、このAterm MR04LNの便利さを感じることができると思います。

「Aterm MR04LN」の購入はこちら

次機種「Aterm MR05LN」のレビューはこちら

「Aterm MR04LN」はドコモ系・au系それぞれの格安SIMで使えます

「Aterm MR04LN」はドコモ・ソフトバンク・auそれぞれのネットワークに対応しているため、多くのSIMカードが対応しています。最近話題の格安SIMを利用すれば月々の通信料が節約できてお得。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。