富士通初のSIMフリータブレット「arrows Tab M01T」は家族にどれだけ優しいタブレットか?

書いた人: Mako

カテゴリ: arrows

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富士通初のSIMフリータブレット「arrows Tab M01T」は家族にどれだけ優しいタブレットか?

10月6日、富士通はAndroidタブレット「arrows Tab M01T」を発表しました。これまで「ARROWSブランド」としてNTTドコモ、KDDI向け、およびWi-Fiモデルが販売されていましたが、このarrows Tab M01Tは同社初となるSIMフリータブレットです。
今回はarrows Tab M01Tのキャッチコピー「家族みんなですぐに楽しめる手軽にはじめられる防水タブレット」に従い、家族にどれだけやさしいタブレットかを見ていきます。

目次:

「arrows Tab M01T」ってどんなタブレット?

冒頭に書いた通り、富士通初のSIMフリータブレットとなるarrows Tab M01Tですが、NTTドコモやKDDI向けに提供された「ARROWS Tab F-03G/FJT21」などと同じように「指紋認証」、「防水」、「防塵」などお馴染みの機能を有しており、「安心・安全」なタブレットの代表格と言えます。
この「安心・安全」性能について更に掘り下げると「防水」、「防塵」に対応しているだけではなく、米国国防総省が定めた「MIL規格」の14項目に準拠しています。
低温動作」、「低圧動作」もクリアしているため、これから登山やウィンタースポーツを楽しむ方にはうってつけではないでしょうか。

MIL規格14項目に準拠しているため安心
MIL規格14項目に準拠しているため安心

前置きはこれぐらいにしておき、気になるスペックを見ていきます。
詳細なスペックは公表されていないため、「Antutu Benchmark」より分かったをスペックを掲載します(※開発中の製品であるため今後変更になる可能性があります。)。

ディスプレイ 約10インチ HD(1,200×800)ディスプレイ
OS Android™5.1 Lollipop
メモリ RAM:2GB
ROM:16GB
CPU Qualcomm Snapdragon 410 64bit Quad Core 1.2GHz
カメラ アウトカメラ:約800万画素
インカメラ:不明
その他 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)、マルチコネクション、指紋認証、Super ATOK ULTIASなど

スペックは最近よく目にするミッドレンジ端末とほぼ同等です。
エントリー向けモデルあることは言うまでもないですが、欲を言えばCPUが同じくSnapdragonの610番台を採用して欲しかったところです。

合わせて「Antutu Benchmark」の結果も載せておきますが、スコアは「21460」と低く、スペック相応と言ったところです。
3Dゲームなどのスペックが求められるような用途には向かないと思われますが、動画視聴、ウェブ閲覧などの用途には十分だと思われます。

「Antutu Benchmark」の結果「Antutu Benchmark」の結果
「Antutu Benchmark」の結果

外観をチェック!定番の「指紋センサー」も!

続いて外観をチェックしていきます。

本体カラーは白色のみとなっており、ディスプレイ周囲も白色で統一されています。デザインは基本的に前述の「F-03G/FJT21」や「ARROWS Tab F-02F」を踏襲しています。

正面
背面
歴代ARROWS Tabシリーズからデザインを踏襲している

同じくスピーカーも前面の両縁についています。F-03GはDolby® Digital Plusに対応していましたが、このarrows Tab M01Tはどうなるのか気になるところです。

前面の両縁にスピーカー
前面の両縁にスピーカー
前面の両縁にスピーカーを備える

最近では米Apple社がiPhoneに指紋センサーを搭載してからというものの各メーカーがこぞって指紋センサーを搭載したスマートフォン、タブレットを発表・発売していますが、フィーチャーフォンが主流だった時代から指紋センサーを搭載していたのが、この富士通です。
そのためミッドレンジであるこのarrows Tab M01Tにも指紋センサーが搭載されています。
筆者の個人的な感想ですが、F-03G以前の同社タブレットよりも心なしか認証率が上がっているような気がします。F-03Gの場合、何度かやり直してようやく解除されるということがしばしばありました。

指紋センサーは富士通のアイデンティティー
指紋センサーは富士通のアイデンティティー

また日本メーカーらしいという点で言えば、充電対応の卓上ホルダが存在すると思われる接点があるところです。F-03Gも同様に底面にこのような接点が付いていたため、オプション品もしくは同梱品として卓上ホルダが用意されることに期待したいです。

底面に金属設定が!充電対応卓上ホルダが準備される?
底面に金属設定が!充電対応卓上ホルダが準備される?

「家族」で使うことを意識した、人に優しいUI/UX

先に申し上げますが、正直arrows Tab M01Tのソフトウェアの作りこみには脱帽しました。どのような画面でも拡大表示できる「いつでもズーム」機能やまるで「らくらくスマホ」のタブレット版とも言えるホームアプリ「NX!ホーム(かんたん)」など挙げだしたらキリがありません。

今回は「マルチユーザー」機能、小さな子供がいる家庭にやさしい「利用制限」l機能、ご年配の方にもやさしい「かんたんインターネット」をピックアップして紹介します。

1台を家族で共有して使える!マルチユーザー機能

マルチユーザー機能はAndroid標準でをサポートしている上にWindowsなどでは当たり前のことで正直今更感は否めません。
しかし、それでも「富士通」がこの機能をプッシュするには理由があるのではないでしょうか。

あくまでも経験による推測ですが、「複数人で使えるようにしたいけど、設定が分からないから設定していない」という人がいるからではないでしょうか。
ちなみにarrows Tab M01Tは初期設定の中でマルチユーザー機能の設定ができます。機能の説明も簡潔に分かりやすく書いてある点も評価したいです。

初期設定の中でもマルチユーザーの設定ができる
初期設定の中でもマルチユーザーの設定ができる
初期設定の中でもマルチユーザーの設定ができる

もちろんユーザーの追加、削除は後から設定メニューから行うことができます。

ユーザーの追加・削除はあとからでも簡単にできる
ユーザーの追加・削除はあとからでも簡単にできる

ユーザーの切り替えはロック画面に表示されるアイコンをタップすることでできます。

ユーザーの切り替えはロック画面から行う
ユーザーの切り替えはロック画面から行う

複数人で共有すると気になるのがプライバシーですが、アプリやウェブの閲覧履歴、画像などそれぞれ個々に管理されており、パソコンに繋いだ場合も現在ログインしているユーザーの領域にしかアクセスできません。

ユーザーはお互いの領域にアクセスできないので安心
ユーザーはお互いの領域にアクセスできないので安心

子供にも安心して使わせることができる「利用制限」機能

筆者には子供はいませんが、よく街中で小学生の低学年ぐらいの子供が両親のスマートフォンでゲームをしているという光景を見かけます。また、知り合いでもiPadが子供のゲーム機に成り果てて親は殆ど使えていないという家庭もあります。

他にも「このアプリは使わせたくない」とか「長時間使わせたくない」という声もチラホラ耳にします。

このarrows Tab M01Tでは、「利用可能なアプリ」、「利用できない時間帯」、「1日の利用可能時間」の3つを設定できるようになっています。利用制限の設定はユーザー毎に設定することができます。

ユーザー毎に3つの利用制限を設定できる
ユーザー毎に3つの利用制限を設定できる

「利用可能なアプリ」は「Gmail」、「Google+」など一部のアプリを除き、ユーザーが自由に利用可能なアプリを決めることができます。設定は簡単で利用可能にする場合はスイッチをON、利用不可能にする場合は、OFFにするだけです。

アプリの利用制限はスイッチのON/OFFで行う
アプリの利用制限はスイッチのON/OFFで行う
アプリの利用制限はスイッチのON/OFFで行う

「利用可能時間帯制限」では、定義を複数作成することができます。例えば、「毎日20時から翌朝7時まで利用できなくしたい」と言った場合には、下図のように設定すればOKです。

アラームを設定するかのようなシンプルなユーザーインターフェース
アラームを設定するかのようなシンプルなユーザーインターフェース
アラームを設定するかのようなシンプルなユーザーインターフェース

最後に「1日の利用可能時間」の設定ですが、時間の設定だけでなく、今日これまでどれだけ利用したかも見れるようになっており、単純に制限を掛けるだけでなく、子供が1日どれだけ使っているのかの把握するのにも役立ちそうです。

1日の利用可能時間の制限の設定画面
1日の利用可能時間の制限の設定画面

ご年配の方にもやさしいブラウザ「かんたんインターネット」

「ご年配にもやさしい」と見出しには書きましたが、初心者にもおすすめしたいのが「かんたんインターネット」です。
かんたんインターネットを見る前に、まずは標準ブラウザを見てみましょう。

パソコン、スマートフォン、タブレットに慣れている人には何も変哲もないよく見慣れたブラウザです。そのような人にはどれが「ブックマーク(お気に入り)」なのかは分かることはもちろん、特に問題もなくそれらをアップすることができると思います。

一方で初心者やご年配にとってはどうでしょうか。
以前某携帯販売店にてセミナーを実施した際に、「標準ブラウザは分かりにくい」って声をいただきました。

セミナーにて標準ブラウザは初心者・ご年配の方には分かりにくいという声も出た
セミナーにて標準ブラウザは初心者・ご年配の方には分かりにくいという声も出た

対して、かんたんインターネットはどうでしょうか。アプリの名前が分かりやすいという点も評価できますが、その名の通り、文字が大きく、かつボタンが押しやすいという特徴がひと目見ただけで分かります。

また、余談ではありますが、設定メニューも通常の「リスト表示」だけではなく、大きくて見やすく且つ押しやすい「タイル表示」にすることも可能です。この辺が日本メーカーの、富士通の気配り、心配りではないでしょうか。

かんたんインターネットは文字とボタンが大きく分かりやすく、押しやすい
かんたんインターネットは文字とボタンが大きく分かりやすく、押しやすい

まとめ

富士通初となるSIMフリータブレット「arrows Tab M01T」のレビューをお送りしました。

富士通というと「防水・防塵」、「指紋認証」のイメージが強い方も少なくないと思いますが、ハードウェアだけではなくソフトウェアの面でも「安心・安全」を追求しており、そしてその先にある「使いやすさ」を体現していることがわかりました。
また、細かいところまで手が届く一方で、その設定は非常にシンプルで、ユーザーにやさしいと思いました。

人にやさしい、家族にやさしい安心して使えるタブレット、「arrows Tab M01T」、発売はまだ未定ですが、是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

鹿児島在住のシステムエンジニア。福岡勤務の際、タブレットに魅せられ、タブレットを毎年20〜30台購入するほどのタブレットマニアに成長。最近はSIMフリースマートフォンやMVNOについて勉強中。