高性能、高コスパに偽りはなかった!フリーテルKIWAMIを徹底的にレビュー

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高性能、高コスパに偽りはなかった!フリーテルKIWAMIを徹底的にレビュー

SIMフリーキャリアと謳うFREETEL(フリーテル)が今月下旬より発売を開始した、限定生産のフラッグシップモデル「FREETEL SAMURAI 極」。高性能とコストパフォーマンスの両立、そして受注生産限定モデルのこだわりあるがデザインにより注目を浴びています。

そんな SAMURAI 極 を発売日に先んじて1週間ほど使う機会を得たので、気になる「実際に使ってみての性能・使い勝手・コストパフォーマンス」といった点をレビューしていきます。

なお結論だけ先に申し上げておけば、はっきりと「高性能、なのにコスパも高い」といってよいでしょう。

目次:

端末スペックのおさらい

はじめに今一度、FREETEL SAMURAI 極のスペックをおさらいしておくことにします。なお外観デザインに関しては既に別記事で触れているため、今回は省略します。

KIWAMIの外観デザインについてはこちらをチェック:

フリーテル KIWAMIは買いなのか?タッチ&トライからポイントを整理してみる

FREETEL KIWAMIのスペック
サイズ 高さ 159.5 x 幅 82.6 x 厚さ 8.9 mm
重量 182 g
OS Android 5.1 Lollipop
プロセッサ MediaTek Helio X10 2.0GHz Octa-Core
メモリ 内部RAM:3GB(LPDDR3規格)/内部ROM:32GB/外部メディア:microSD(最大128GBまで)
ディスプレイ 6インチ WQHD(2560×1440)
カメラ リアカメラ:2,100万画素/フロントカメラ:800万画素
バッテリー 3,400 mAh
SIM micro SIM x 1、nano SIM x 1
対応周波数 FDD-LTE:Band 1/3/7/8/19
3G(UMTS):800/900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz
Wi-Fi 802.11 q/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth Bluetooth 4.1 LE

※その他の詳細な技術仕様はFREETEL公式サイトの製品ページにてご確認いただけます。

改めて見てみても、動作周波数が2.0GHzのオクタコア(8コア)プロセッサ、3GBのRAM、32GBのROM、WQHD(2K)の高解像度ディスプレイと現行では間違いなくハイエンドの分類に。またリアカメラの有効画素数が2,100万画素、フロントカメラも800万画素とスマホユーザーなら誰しも気になるカメラ性能も文句なしといったところです。

”数値的”に似たスペックとなる他社製品では、高いものだと10万円近い価格設定となるものも。そうなるとやはり、このSAMURAI 極の39,800円(税抜)という価格は”抜群のコストパフォーマンス”として目を引く存在といえます。

ただしあくまで”数値は数値”。ここからは実際に使ってみての感想も踏まえながらいくつかのポイントとなる仕様・機能を見ていきます。

動作の快適さ:ストレスもなく発熱性も気にならない

1つ目は日々使う中で一番影響の大きい「動作の快適さ」。具体的にはプロセッサの処理能力です。

実際に操作をしてみての印象ですが、動作についてはオクタコア+大容量RAMの恩恵もあり快適そのもの。引っかかりや反応遅延もなく、ストレスを感じず使うことができます。

なお参考までに「AnTuTu Benchmark」「Geekbench 3」「3DMark」という3つのアプリでベンチマークスコアを測定した結果も載せておきます。

AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:44023)AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:44023)

AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:44023)
Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 892/Dual 4458)Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 892/Dual 4458)Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 892/Dual 4458)

Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 892/Dual 4458)
3DMarkでのベンチマーク測定結果(スコア:14289)3DMarkでのベンチマーク測定結果(スコア:14289)

3DMarkでのベンチマーク測定結果(スコア:14289)

ベンチマークを測定してみるとスコアはいずれも”数値的”に似たようなスペック(オクタコア/RAM3GB/WQHDのディスプレイ)の機種よりやや低めとなりました。

これに関してひとつ感じたのはグラフィック処理の性能がやや劣っているということ。実際にベンチマーク測定中の画面を見ていると単純なグラフィック処理は問題ないものの、3Dグラフィックのように複雑になってくると僅かながらカクつきが見られました。

グラフィックの描写があまり得意ではない

グラフィックの描写があまり得意ではない

とはいえ、現状でこういった点が大きく影響してくるのは動きの激しいゲームくらい。日常使いではほぼ気にならないレベルといえるでしょう。

なおプロセッサの性能向上により、最近では高負荷の処理を行う際の発熱性も注目されています。これに関して、このSAMURAI 極では背面の金属パーツこそ若干温かみを帯びるものの、使用する分には何ら問題ないレベルでした。

背面の金属パーツはやや温かくなることもあるが、気にならない程度

背面の金属パーツはやや温かくなることもあるが、気にならない程度

処理性能もそこそこで、かつ安心・安定した動作が期待できるといえるでしょう。

ディスプレイ:電子書籍にもよい鮮やかな大画面、輝度はやや低め

WQHD(2K)という高解像度での表示に対応したディスプレイも発色は良く、鮮やか。表示の色味に癖もありません。

ディスプレイはとても綺麗

ディスプレイはとても綺麗

加えて6インチという大きなサイズにより、電子書籍は文章が中心のものからマンガまで、幅広く快適に楽しむことができます。

文章も鮮明かつ綺麗に表示される

文章も鮮明かつ綺麗に表示される
マンガも1ページを全体表示して十分読める

マンガも1ページを全体表示して十分読める

なおディスプレイの輝度はやや低めといったところ。

ともにディスプレイの明るさを最大にした極(左)とXperia Z3(右)

ともにディスプレイの明るさを最大にした極(左)とXperia Z3(右)

もちろんそこまで問題とは思いませんが、人によっては物足りなさも感じる可能性はあるかもしれません。

カメラ:写真&動画の作例をご紹介

高解像度を謳うカメラについては、実際に撮影した例を見ながら確認していきます。まずは景色。

HDRオフで撮影した昼の街の景色

HDRオフで撮影した昼の街の景色
HDRオンで撮影した昼の街の景色

HDRオンで撮影した昼の街の景色
夜の街の景色

夜の街の景色

明るい環境においてはもちろん、暗い環境でも比較的きれいに撮れる印象となりました。特に暗い環境ではフォーカスを合わせる場所次第で全体の明るさが大きく変わってくるので、ポイントさえ押さえればライトアップのイルミネーションもしっかり撮影できます。

フォーカスを合わせる場所で印象は変わるものの、夜でもしっかり撮れる

フォーカスを合わせる場所で印象は変わるものの、夜でもしっかり撮れる

次に料理写真。

ラーメン

ラーメン
つけ麺

つけ麺
レバニラ炒め

レバニラ炒め

オート撮影によるカメラの色味は寒色寄り。”飯マズ”と呼ばれるほどの青みがかりはしませんが、「しずる感」あるいは「脂の照り具合」といった美味しくそそられる見た目はやや弱めとなりました。

次にスローモーション撮影機能。実際の撮影例はこちら。

動画:スローモーション撮影

通常の動画と同じ感じで撮影し、始めと終わりのそれぞれ数秒以外がスローモーションとなって記録されます。

またSAMURAI 極ならではとして、発表会でも触れられていたマルチアングル撮影機能も。こちらは被写体を円の中心としてその周囲を回すようにカメラでなぞると立体写真のような形で記録ができる機能。

被写体の周囲を囲むように撮影し立体写真のようなものが撮れる機能

被写体の周囲を囲むように撮影し立体写真のようなものが撮れる機能

撮影例はこちら。なおこの写真は端末上で自由に角度を変えて閲覧できるほか、動画として出力することも可能です。

動画:マルチアングル撮影をしてみた

次はインカメラ。インカメラは画角がそこまで広くないもののHDRが利用可能となっております。背景が明るい場所でもそれなりに撮影できる点が大きなポイントといえます。

背景が明るい環境でのインカメラによる自撮り(HDRオフ)

背景が明るい環境でのインカメラによる自撮り(HDRオフ)
背景が明るい環境でのインカメラによる自撮り(HDRオン)

背景が明るい環境でのインカメラによる自撮り(HDRオン)

また先ほど紹介した3D撮影はインカメラでも使用可能。自撮りの新たな楽しみ方としても面白いと思います。

動画:インカメラを使った3D撮影

指紋認証:自然に指が触れる位置。ロック解除や撮影が可能

背面に搭載された指紋認証センサーでは、端末のロック解除や写真の撮影(シャッターボタンを押す代わり)が可能。登録画面を開くと手のイラストが表示され、それぞれの指先をタッチすると指紋の登録をすることができます。なお登録できる指紋は5つまで。

イラストでは片手の各指となるが、実際には違う指でも登録可能

イラストでは片手の各指となるが、実際には違う指でも登録可能(※gifアニメ)
タッチ回数は10回で、次にどの位置を感知させればよいかも表示される

タッチ回数は10回で、次にどの位置を感知させればよいかも表示される(※gifアニメ)
登録した指には鍵のマークがつく

登録した指には鍵のマークがつく

指紋認証によりロック解除はかなりスムーズ。

動画:背面で、登録した人差し指をあてています

背面に配置されることで端末を手に持った際に人差し指は自然とこのセンサーに触れることができ、自撮りなどの際もシャッターがより簡単に切れます。かなり便利に使える機能のひとつといえるでしょう。

ジェスチャー起動:スリープ状態からも使える!しかし設計の甘さも・・・?

端末の画面が消灯している状態でディスプレイ上を特定の文字どおりになぞると、スリープ解除とともにあらかじめ指定した機能が起動できるジェスチャー機能。

動画:「e」を描いて、Googleの検索画面が表示させてみた

よく使う機能を登録しておくとかなり便利に使えるのですが、この機能に関しては筆者が確認した限り、端末のロック解除方法にPINコードなどを設定していると、どうもうまく動いてくれませんでした。お借りしているモデルは開発機ではないと伺っていますので、このあたりは少し設計の甘さが見られるようにも思います。

まとめ:コスパはやはり高かった!細かい部分は今後の改善を期待

KIWAMI

今回ポイントとなるであろう機能を個別に見てきました。、同じようなスペックの機種と同性能とまではいえないものの、スペックの性能と実際の使用感に大きな剥離はなし。しっかりと使うことができる1台に仕上がっている印象を受けました。
これが39,800円(税抜)で買えると考えれば、「高性能だけどコスパも高い」とはっきりいえるでしょう。

通常モデルも”限定生産”と謳われているモデルだけに、気になる方は早めにチェックしておきましょう。

SAMURAI KIWAMIの使い方・設定はこちら

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。