コスパや使い勝手は? FREETEL Priori 3をいちはやく実機レビュー!

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: スマホ

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Priori 3をいちはやく実機レビュー!コスパや使い勝手はいかに?

SIMフリーキャリアを謳うFREETEL(フリーテル)からフラッグシップモデル「FREETEL SAMURAI 極」とスタンダードモデル「FREETEL Priori 3」が11月20日に発売されました。いずれもコストパフォーマンスの高さを最大の特徴として謳い、注目を集めています。

今回はこのうち、FREETELがスタンダードモデルとして日本だけでなく海外も含め展開することを発表している FREETEL Priori 3について、使い勝手などを中心に実機レビューをお届けします。

FREETEL SAMURAI 極のレビューはこちら:

高性能、高コスパに偽りはなかった!フリーテルKIWAMIを徹底的にレビュー

目次:

スペックや価格をおさらい

最初にスペック表から基本的な性能をざっくりおさらいしておきます。なお端末の外観デザインについては発表会と併せて実施されたタッチ&トライに関する記事で紹介済みですので、今回は省略します。

こちらをチェック:

FREETEL Priori 3 LTEはズバリ買いなのか?ポイントを整理してみた

FREETEL Priori 3のスペック
カラー ブラック/ホワイト/ヌーディーベージュ/ビビットオレンジ/ルビーレッド/ミントブルー
サイズ 高さ 132 x 幅 65 x 厚さ 8.9 mm
重量 約 120 g
ディスプレイ 4.5インチ FWVGA(854×480)
プロセッサ MediaTek MT6735 64bit 1.0GHz Quad-Core
メモリ RAM 1GB/ROM 8GB
バッテリー 2,100 mAh(着脱可能)
SIM 標準SIM x 1、microSIM x 1
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
ネットワーク 4G(FDD-LTE):Band 1/3/8/19
3G(WCDMA):800/900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz
Bluetooth Bluetooth 4.0 LE

※その他詳細はFREETEの製品公式ページにて確認可能

スタンダードモデル(普及版)として販売されるこのPriori 3はスペック的にはエントリークラス(ローエンド)の位置づけ。そのためプロセッサは1.0GHzのクアッドコア(4コア)、RAM容量1GB、ROM容量8GBと数値的には控えめな仕様です。

一方、ディスプレイサイズが4.5インチと現行のスマートフォンの中ではコンパクトな部類となり、片手で操作しやすいといった点はひとつ大きな魅力といえます。

他にもLTE通信対応やプロセッサも64bitにも対応、OSも最新に近いAndroid 5.1 Lollipopを搭載します。それでいて本体価格が12,800円(税別)とリーズナブルになっている点はFREETEL自身も”コストパフォーマンスが高い”と謳い、このPriori 3の魅力として扱っています。

ソフトウェア・搭載機能:素のAndroidに近いシンプルな作り

ホーム画面やクイックアクセスパネルは特に大きな手は加えられず、デザイン的には素のAndroidに近いシンプルな内容。

ホーム画面はシンプルだ
ホーム画面はシンプルだ(※gifアニメ)
クイックアクセスパネルも特に手を加えられていない
クイックアクセスパネルも特に手を加えられていない

またアプリドロワーにて確認できるプリインストールアプリも、FREETEL独自のものはほぼなく、無駄なものはありません。

アプリドロワーで確認できるプリインストールアプリ
アプリドロワーで確認できるプリインストールアプリ(※gifアニメ)

設定画面も項目の内容こそ「省エネモード」など一部特有のものが見られるものの、素のAndroidとほぼ変わらないデザインになっています。

設定画面の項目
設定画面の項目(※gifアニメ)
ソフトウェアバージョン
ソフトウェアバージョン

RAM容量1GB、ROM容量8GBのPriori 3。初期状態においてRAMの空き容量は約0.6GBと割合的には空きが大きくなっていますが、ROM容量に関してはユーザー側で使える容量が約4.5GB、かつ空きはさらに少ない約3.5GBとなっており、SDカードの用意は必須といえるでしょう

RAMの空き容量はおよそ0.6GB
RAMの空き容量はおよそ0.6GB
ROMの空きは3.5GB。SDカードは必須だろう
ROMの空きは3.5GB。SDカードは必須だろう

また性能の参考までに3つのアプリで測定したベンチマーク測定結果も載せておきます。

AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:20291)AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:20291)
AnTuTu Benchmarkでのベンチマーク測定結果(スコア:20291)
Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 475/Multi 1299)Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 475/Multi 1299)Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 475/Multi 1299)
Geekbench 3でのベンチマーク測定結果(スコア:Single 475/Multi 1299)
3DMarkでのベンチマーク測定結果(スコア:2562)
3DMarkでのベンチマーク測定結果(スコア:2562)

気になる機能をピックアップ

次は実際に使ってみて感じた印象をチェック。

  • サイズの扱いやすさ
  • 動作の快適さ
  • カメラの撮りやすさ

以上の3点で整理していきます。

サイズの扱いやすさ:見づらさも無く持ちやすいサイズ。ただ気になる点も

Priori 3の大きな特徴のひとつとしてFREETEL自身もアピールしている”片手操作も十分可能なコンパクトサイズのボディ”。実際改めて手にとってみても、ディスプレイ上下のフレーム幅の割に左右のフレーム幅は狭め。これにより、片手でもしっかり持ちつつ操作することもできるようになっています。

また加えて本体重量が軽いといった点もプラスに働いており、片手での扱いやすさは高いといえるでしょう。

片手でも十分操作可能な本体サイズ
片手でも十分操作可能な本体サイズ

一方ディスプレイが小さいと逆に気になることのひとつがディスプレイの視認性。仮にこのPriori 3を使うとすれば、サブ機として移動中などのちょっとした合間に調べ物をする、あるいは電子書籍を読む、といった使い方を筆者個人的にはイメージしています。そのため今回はそれで確認してみることに。

まずブラウザに関しては稀に文字の粗さが気になる場面こそあったものの、日常使いレベル(ちょっと調べもの程度)であれば、おおむね気になることはありませんでした

ブラウザも表示は特に気にならない
ブラウザも表示は特に気にならない(※gifアニメ)

普段から高解像度のスマホに慣れていると確かに粗さを意識する頻度は高いものの、解像度が抑えめなことと一緒にディスプレイサイズも小さいため、画素密度が極端に低くはないといったことがその理由です。

電子書籍もイラスト中心のマンガ、文字中心の書籍を読んでみましたが、こちらも特段問題なく使える印象

マンガは字が小さいとやや見づらさもあるが、読めないことはないマンガは字が小さいとやや見づらさもあるが、読めないことはない
マンガは字が小さいとやや見づらさもあるが、読めないことはない
文字中心の書籍も十分読める文字中心の書籍も十分読める
文字中心の書籍も十分読める

外出中にはパンツのポケットに忍ばせるのも違和感を感じにくいサイズであり、例えば混雑気味の電車の中でも容易に取り扱え、きちんと使うことができました。

個人的にやや気になったのはナビゲーションキー。Priori 3ではナビゲーションキーはディスプレイ下にハードキーとして搭載されており、タッチをすると赤色に点灯します。
ブラックのフロントパネルと赤いナビゲーションキーは色の組み合わせが非常にスタイリッシュでこの点は気に入っていたのですが、通常時はボタンが点灯しないことから、勘違いしてディスプレイのオンスクリーンキーがある体で操作を試みてしまうことが多々ありました

間違えてディスプレイ部分とタップすることが多々あった
間違えてディスプレイ部分とタップすることが多々あった

慣れればもちろん気にはならなくなると思います。ただ、例えばナビゲーションキーのバックライトは常時点灯させておき、視覚でボタンが有ることが自然に意識づけされる仕様にする。そうすることで、より初心者〜スマホに慣れている上級者までスムーズに使い慣れることができるのでは?と感じました。

動作の快適さ:良くも悪くも、価格相応

先にベンチマークを測定し、その結果も紹介しましたが、動作に関してはよくも悪くも価格相応といった印象
プロセッサがクアッドコアということで、アプリドロワーでの画面スクロールなど比較的単純な操作は”動作の速い・遅い”あるいは”動作のタイムラグの有無”という点でのストレスはありません。しかし、スクロールの動き方にはややクセがあるようにも

またベンチマーク測定中に表示される3Dグラフィックを見ていた限りでは、ベンチマーク(特に3DMark)の結果に現れていたとおり、なかなかゆっくりな動作となっていました

3Dグラフィック系はややゆったりとした動作
3Dグラフィック系はややゆったりとした動作

もちろんそこまで大きな不満はないものの、動作という点は価格相応という評価が適当といえるでしょう。

カメラの撮りやすさ:作例をご紹介

最後に前作のPriori 2から有効画素数が大きく向上(500万画素→800万画素)したリアカメラについて。こちらは実際に撮影した例を見ながら確認していきます。

まずは景色。

昼間の街の景色
昼間の街の景色
夕方の街の景色
夕方の街の景色
夜の街の景色
夜の街の景色

コンパクトなボディ、そしてリーズナブルな価格設定となっていることからも分かるとおり、搭載されているカメラのセンサーサイズなどは小さめ。ただそれでも日中などはそれなりにしっかりと撮影が可能でした。

ただし、夕方以降(光の量が少ない薄暗い状況)になると、一気に写真撮影が難しくなってきます。特に夜になってしまうと、よほどライトや照明がない限り、きれいに撮ろうとしても撮影難易度はかなり上がります

「夜には全く使い物にならなくなってしまうのか?」というと、決してそういうわけでもありません。下の写真はイルミネーションを撮影したものですが、こちらは比較的きれいに撮影することができました。

イルミネーションもそれなりに撮ることはできる
イルミネーションもそれなりに撮ることはできる

使ってみてわかったことは、フォーカスを合わせる位置(合わせたもの自体の明るさ)によって写真全体の明るさが大きく変わるということ。暗い撮影環境であっても、画面内に写る光などを上手に利用できるようになれば、カメラとしてもそこそこしっかりと使える可能性はあるといえるでしょう。

またHDR(ハイダイナミックレンジ合成)も搭載するリアカメラですが、こちらはオフとオンを試してみるとはっきりと写真に違いが現れました。

HDRオフでの撮影
HDRオフでの撮影
HDRオンでの撮影
HDRオンでの撮影

次に料理の写真。

つけ麺
つけ麺
カメラはどちらかといえば寒色系の色味
カメラはどちらかといえば寒色系の色味
カメラはどちらかといえば寒色系の色味

料理を撮影しながら写真を確認してみると、オートモードで撮影した際の色味はどちらかといえば寒色系。明るい場所であれば極端に色が青みがかってしまうことはありませんが、脂などのテリ・ツヤはかなり弱くなってしまうように感じました。

料理もそれなりに撮れるが脂のツヤなどはかなり弱め
料理もそれなりに撮れるが脂のツヤなどはかなり弱め

同スペックや同価格帯の従来機と比較すれば数値的には十分進化しています。しかしそれでも、実際の使ってみて感じるカメラの性能は、現行においてはエントリーモデル相当という評価になる、といえるでしょう。

まとめ:サブ機として小さいサイズを重視するなら検討の余地はあり

コストパフォーマンスの高さを強く推されて展開されているFREETE Priori 3。性能は決して高くないながらもプロセッサが64bitに対応している、OSが最新バージョンに近い、といった点は確かに魅力的。そういった点を意識すればコスパは高いといえるでしょう。

ただ一方でこれ1台だけで様々な用途にしっかり使いまわそうと思うと、場合によって物足りなさは感じてしまうことでしょう。

ライトユーザーの方でも(ライトユーザーの方こそ)カメラはよく使う機能です。その点も踏まえれば、Priori 3は2台目以降のサブ機として、あるいはこれまでガラケーを使っていたユーザーが初めてのスマホとして購入を検討する対象、といった場合に候補として検討してみるのがよいのはないかと思います。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

まきはら とよかず

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。